NY世論調査 デモ賛成70%近く
NHKニュース 10月19日 8時7分
経済格差の解消などを訴えるアメリカ・ニューヨークの若者たちの抗議行動は、始まってから1か月を過ぎましたが、ニューヨークでは抗議デモに賛成する有権者は7割近くと、反対を大きく上回っていることが世論調査で分かりました。
先月17日、金融の中心地、ニューヨーク・ウォール街で若者たちが開始した抗議のデモや集会は、その後、アメリカのほかの都市や世界各地にも広がっています。抗議行動の拠点となっている公園では、18日も1500人を越える参加者が集会を開いたほか、夜に入ってデモ行進を行いました。抗議デモについて、地元のキニアピック大学世論調査研究所が今月12日から16日までの間、ニューヨークの有権者1068人を対象に調査した結果、▽全体の67%が抗議デモに「賛成する」と答えたのに対し、
▽「反対」は23%にとどまりました。