<後半スタート>
【避難所の生活、入院、仮設住宅。】
(仁さん)3月28日に病院に行くまでは、私はやっぱり避難所でそれなりの生活をしていました。カップラーメンとかおにぎりとかそういった町で配給になっているものを食べて、それなりに腹の足しになるものは配られてはいたんですけれども、栄養的にはとてもとても問題のある食べ物ばっかりで、とてもとても・・・それなりに病状が回復するとかそういったのは無くて、やっぱり体は悪化する一方でした。
私は腎臓病を持っていたので、それまでは富岡クリニックというところに通って、月1回の治療を受けて薬を貰って飲んでおりました。それはそれなりになんとかもっていた状態だったんですけれども、決定的に悪くなったのが避難所での生活で決定的に悪くなったというふうになっております。
一回腎臓病となって仙台の社会保険病院というところに入院したんです。3月28日。その後、3度の手術をして透析ができるようになって、一旦こっちにひと月くらい帰ってきまして、それが会津若松市に一旦帰ってきて、まるまる一か月こちらで透析をして、既に妻の腎臓をもらって私が腎移植するということに決まってたものですから、腎移植したのが6月2何日ですね。6月の二十何日に入院して、8月2日までいたということになっております。
妻は会津若松市におりましたから、7月15日に入ってまして、私は2週間くらい遅れて8月2日に入ったと。退院と一緒の日に入ってます。続きを読む