EU、原発審査報告書やり直し 具体性欠くと欧州委員
共同通信(2012年4月27日)
【ブリュッセル共同】東京電力福島第1原発の事故を受け、欧州連合(EU)が昨年6月から実施している域内全原子炉を対象としたストレステスト(耐性評価)の最終段階が終了し、報告書が26日公表された。
しかし、EUのエネルギー政策を統括するエッティンガー欧州委員は「数字など具体性を欠く」と批判し、専門家チームに報告書を作り直すよう要請。6月中にまとまる予定だった最終報告書の公表は秋以降にずれ込む見通しとなった。
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