<40:40頃~>
(舩橋監督)細野大臣がクローズアップ現代だったと思うんですけども、一回失言しましたよね。
「福島の方には被曝していただく」
って言っちゃったんですよね。「いただく」という謙譲語の使い方がだいぶ間違ってるんですけれども・・・あ、尊敬語か。
そこの根底にあるのは、やはり文科省との20ミリシーベルトにこだわった時期が2011年の5月頃にあったんですけど、そのときにやっぱり官僚が口を滑らせて、
「いや、学校締めるわけにはいかないから」
って言っちゃったんですよね。
「命が大事じゃないですか!」
って福島の親御さんは一生懸命言ったら、どんどん突き詰めていくと、
「いや、だけどそんなに厳しくしたら、学校締めなきゃいけないでしょ。」
<苦笑>
(平野氏)バランスがおかしい話ですよね。
(舩橋監督)だから文科省は学校を締めることが、命を守るよりも一大事なんですよね。
という話になっちゃってるんですけど、要するに、「社会の混乱をきたしてしまうから、大量に福島県から避難するということを起こすというのは得策ではない」という考え方がどこかにあるんです。
だからその根底にあるのは、「一部の方に犠牲になっていただく」というのは絶対口が裂けても言いませんよ?誰かがちょっと言っちゃいましたけど、口が裂けても誰も言いませんけども、沖縄も福島も同じ論理で、一部の方の犠牲を強いるシステムを作ってる。続きを読む