※この記事は、
2月23日 保安院:玄海1号のガラス化温度98℃は予測式に問題あり、伊方2号機は10年延長認可方針・・・、
4月19日 【動画ご紹介】原子炉圧力容器の脆性破壊とは何か、何が問題なのか「どうする老朽化原発」に関連しています。
高浜原発1号機、劣化か 圧力容器もろくなっている恐れ
朝日新聞 2012年4月21日7時23分
関西電力高浜原発1号機(福井県)で、高いほど劣化が進んだことを示す原子炉圧力容器の「脆性遷移(ぜいせいせんい)温度」(2009年時点)が95度となり、国内では九州電力玄海1号機の98度(同)に次いで高いことが、関電が20日に大阪府市に提出した資料で示された。原発の老朽化問題が改めて論議を呼びそうだ。
脆性遷移温度
※この記事は、
1月24日【内容起こし】小出裕章氏:作られなかった原子力対策本部の議事録、ジャーナリズム、玄海原発ガラス化と試験片@たね蒔きジャーナル、
1月14日 四電:伊方2号機が定期点検へ【残り5基と再稼働について】に関連しています。
玄海1号機は健全 保安院、専門家会議に見解示す
佐賀新聞ひびの2012年02月23日更新
経産省原子力安全・保安院は22日、中性子照射による原子炉圧力容器の脆化(ぜいか)問題が指摘されている九州電力玄海原発1号機について「健全性は確保されている」とする見解を示した。製造時や経年による材料の異常劣化は認められないとした上で、原子炉の脆(もろ)さを表す脆性遷移(ぜいせいせんい)温度の急上昇は現在の予測式に課題があると指摘。今後、長期運転で多くの中性子を浴びた原発のデータが出てくることを踏まえ、予測式を見直す方針。
※この記事は、
7月4日 小出氏:玄海原発と圧力容器の老朽化(ガラス化)@たねまき、
7月23日 井野東大名誉教授:玄海原発1号機の圧力容器の鋼材質に欠陥の可能性・・・に関連しています。
玄海原発 圧力容器「欠陥の可能性」
朝日新聞社2011年10月03日
九州電力玄海原発1号機の原子炉圧力容器の鋼のもろさを示す脆性(ぜい・せい)遷移温度が急上昇している問題で、唐津市議会が県に安全性の検証を求める意見書を可決、玄海町議会でも一般質問で取り上げられるなど、地元の関心が高まっている。温度上昇の理由について、東京大学の井野博満・名誉教授は朝日新聞との会見で、「圧力容器の材質不均一の可能性がある。欠陥圧力容器ではないか」と新たな見解を示した。
1号機は、1975年10月に運転を開始、国内でも老朽化が進んだ原発のひとつ。九電は、原子炉圧力容器内に装着した監視試験片をこれまで4回取り出し、核分裂で生じる中性子照射による脆化の進み具合を調べてきた。その指標となる脆性遷移温度は1993年の3回目の取り出しでは56度だったのが、2009年4月の4回目には一挙に98度へと上昇した。
bukachu
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