ようやく先日、『報道災害【原発編】真実を伝えないメディアの大罪』(上杉隆/烏賀陽弘道 共著)を読み終えました。なかなか本を読む時間が取れなかったというのが正直なところなのですが、手にしていながら読めないというのは歯がゆいものでした。
ここ数日体調を崩していたこともあり、横になって活字を追う時間が取れ、思うところがあったので読書感想文ではないけれども、ちょっとご紹介しようかと思った次第です。

『報道災害』とは本当にまさしくそうだなと納得させられる言葉で、各社の報道によって更なる被害を受けたのは国民であり、3.11の地震・津波・原発事故そのものとはまた違った複合的な面で、報道による人的災害があったのは事実だと思っています。そういう意味で、私はメディアに対する憤りは半端なものではありません。

そうして、この『報道災害』を読み進めるにあたって、思い出される物語がありました。
私の大好きな京極夏彦先生の本の中の『続巷説百物語』の『狐者異(こわい)』という話です。
【以下、本の内容に関するネタバレがありますので、内容を知りたくない方はご遠慮なさってください。】続きを読む