原子力規制委人事:衆参両院の採決見送り、首相任命へ
毎日新聞 2012年09月05日 02時30分(最終更新 09月05日 03時19分)
政府・民主党は4日、国会に提示した原子力規制委員会の委員長ら5人の人事案について、今国会会期中(会期末9月8日)の衆参両院での採決を見送り、閉会後に野田佳彦首相が任命する方針を固めた。来週以降、規制委の発足日を定めた政令を閣議決定し、委員長には田中俊一・高度情報科学技術研究機構顧問を任命する。
田中俊一
※この記事は、
★7月20日 原子力規制委員会の人事案・・・【元原子力委員会委員が初代委員長!?】、
★7月25日【内容起こし】小出裕章氏:大飯原発4号機の警報の意味、関西電力社長の「次の再稼働は高浜3,4号」発言、ストロンチウムの健康影響@たね蒔きジャーナルに関連しています。
【再掲】
保安院に代わり原子力発電所の安全性を規制するために作られる『原子力規制委員会』の人事について、その独立性を保つために、一度任命されてしまえば5年は罷免することができず、もし今後何かあったとしても政治が介入することができない立場となってしまうにもかかわらず、ある種確信犯的に原子力村の方をその地位に置こうとしています。
これに反対される方、是非署名をお願いします。
⇒ http://fs222.formasp.jp/k282/form2/
20120802 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】
続きを読む原子力規制委員長に田中氏…しがらみない実務派
(2012年7月20日07時07分 読売新聞)
政府は19日、9月に発足する新たな原子力規制組織「原子力規制委員会」について、委員長を含む委員5人の人事案を固めた。
初代委員長には、放射線物理が専門の田中俊一高度情報科学技術研究機構顧問(67)を起用する。規制委の委員は原子力発電所の新たな安全基準を策定し、原発再稼働の適否を判断する重責を担う。政府は原子力事業者などとのしがらみのない実務派をそろえた。20日に国会に提示し、衆参両院で同意を得られれば首相が任命する。
委員長以外の4人の委員は、
中村佳代子日本アイソトープ協会プロジェクトチーム主査(62)、
更田豊志日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究部門副部門長(54)、
大島賢三・元国連大使(69)、
島崎邦彦地震予知連絡会会長(66)
タニガキ トキコ
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