5月27日山本太郎さん、反原発を理由に事務所を辞める・・・。5月26日フリージャーナリスト日隅さんが入院・・・。などに関連しています。
<43:15頃~>

(日隅氏)もともと、さっきも言ったように、弁護士というか法を選んだのは、??対策もあって弁護士を選んだんですが、本音としてはやっぱり情報を『知ること』、さっきも言ったように知らなければ何も始まらない。まず知ることから始めようと。
そして、『知ること』に貢献できる仕事としては、やっぱり新聞記者が一番大きいだろうと思って。
当時、やっぱり新聞読んでいても、海外面が弱いので、将来自分が海外のニュースを伝えて、
「海外ではこういうことがありますよ。もっと関心持ってください。海外にはこんな制度がありますから、それについて勉強しましょう」
みたいなことが発信できるような立場に自分がなれればなという、海外特派員みたいなことができればなと思ったのが、新聞記者を目指した大きな動機です。
(澤井氏)それでそこを転身してくるっていうのは、いろいろあったのかと思うんですけど。

結局ですね、新聞社に勤めて、同じ仲間・エリアをカバーしてる人たちをすっぱ抜くじゃないですか。出し抜くことがやっぱ面白いわけですよ。ゲームとして。
バーンと記事がのっかるわけですよ。で、他の人は「チェッ!くそ!」っていって走り回るわけですよ。自分たちは余裕で飯食ったりしてるのに、「頑張ってね」みたいな。
ほんとにね、変な話なんですけど、ゲームとしては面白いんですよ。
段々私もそこに足をつけてきて、面白いなと思うようになっていって、ただ他方で「これでいいのか?」という思いもあって、特ダネであればバーッとでて、でも、横並びであれば、いかに重要な記事でもちょっとしか載らないっていうのがあって、
「これは、やっぱり問題だな」
と思って、このままいくと多分自分はこのまま会社に勤めていくんだろうなと。例えば辞めて海外の通信社とかAPとか、そういうニュースを作っているメディアに入っていくような道があれば、本当はもっと違った、もっと自由な報道ができるんじゃないかと思って、英語を勉強しようと思って、それで辞めたんですね。
(澤井氏)それで新聞記者を辞めたんですね。
(日隅氏)そうです。続きを読む