※この記事は、
10月18日 東電内原子力専門家:「想定を超える大津波が襲う確率想定に対し、対策を取るべきだった」、
8月24日 【動画あり】保安院:東電の津波10m越え試算を事故調へ報告【東電の隠し切れない嘘が暴露】、
8月24日 事故調検委:東電、2008年に10m以上の津波を試算していた!?などに関連しています。
大津波警報出ても対応考えず 福島原発、1号機の運転員
2011/11/25 18:47 【共同通信】
東京電力福島第1原発事故が発生した3月11日、最も早く炉心の損傷が進んだ1号機の運転員が「大津波警報が発令されたと連絡を受けたが、影響が出るような津波が来ると認識していなかった」と話していることが25日、分かった。経済産業省原子力安全・保安院が事故を検討する専門家会議で明らかにした。
複数の運転員らから20日に聞き取り調査した。
運転員は、津波が来るまでは「通常の対応で収束に持っていけると思っていた」と証言。津波来襲後は「中央制御室の表示が次々に消え、ICの弁の開閉も確認できず、機能しているかどうか分からなくなった」などと話したという。
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011112501000813.html
「大津波あり得ない」東電動かず 原発事故調査委、経緯解明へ
2011/11/28 02:00 【共同通信】
2008年に東京電力社内で、福島第1原発に想定を大きく超える津波が来る可能性を示す評価結果が得られた際、原発設備を統括する本店の原子力設備管理部が、そうした大津波は現実には「あり得ない」と判断して動かず、建屋や重要機器への浸水を防ぐ対策が講じられなかったことが27日、分かった。東電関係者が明らかにした。