ぼちぼちいこか。。。

「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう! 

いつもご覧いただきありがとうございます。
「これは!」と思う記事がありましたら、ぜひ身近な方に広めていただきたくお願いいたします。

著名な識者の方のカテゴリを作りましたので、文字起こしなど幾分探しやすくなったかと思います。基本的に私がやった内容起こしは転載OKです。

多の方に届くように願っております。

木村真三

9月23日【内容起こし】木村真三氏:市民科学者養成講座『福島県の放射能汚染の実状』@静岡【その②】

※この記事は、9月23日【内容起こし】木村真三氏:市民科学者養成講座『福島県の放射能汚染の実状』@静岡【その①】の続きです。

<2-3開始>
  ・ベクレルという単位は何を表すか
  ・自然放射線(カリウム40)と人口放射線の違いと注意点
  ・シーベルトという単位は何を表すか
  ・α線はβ線/γ線の20倍!
  ・ラドンガスと肺がんの関係
  ・臓器に対する放射線の影響の違い
  ・被ばくによる遺伝的影響
  ・チェルノブイリと福島第一事故の違い
  ・長崎の放射能到達状況
  ・放射能汚染時代
  ・2011年3月15日の汚染の広がり
  ・2011年3月に保安院が行った簡易の甲状腺被曝検査
    『最大35mSv評価は経口吸入評価だと80mSv』
(木村真三氏)
 今回は、放射線の単位。また放射線の種類と人体影響というものを知っていただいた上で、今現在の放射能の広がり。また、その放射能によって汚染された人々は、一体どれくらいの被曝をしたか、外部と内部についてお話をしていきたいと思っております。
 こういったことを中心にお話をしていきたいと思います。
 では、気持ちを新たに勉強会ということでやっていきましょう。
3 まず皆さんに知っていただきたいのは、二つです。
 『シーベルト=Sv』と『ベクレル=Bq』です。
 簡単な方から行きます。このベクレルと言っているものは、放射能を表す単位。この放射能というのは一体どういうことなの?っていうと、これは『1秒間に何個の放射線を出すか』でベクレルという単位になるわけです。だから、それに重さで割ってやるというと、放射能濃度という言葉になるんですが、この放射能濃度というのは、例えば食の安全基準である厚生労働省の食の基準値、これは大人で100ベクレル/㎏、というふうになってますが、これは続きを読む

9月23日【内容起こし】木村真三氏:市民科学者養成講座『福島県の放射能汚染の実状』@静岡【その①】

ツイートで木村真三先生が9月30日愛媛での講演のまとめを目にしました。
探してみたのですが、動画は見つからなかったため、そのまとめツイートをご紹介しておきます。
  @shbttsy74さんのまとめです
    20120930 木村真三 市民科学者養成講座「福島で今何が起こっているのか」愛媛県松山市
    http://togetter.com/li/382269
      ※大体の流れはつかめるかと思います。ありがとうございます。

しかし、木村先生は、自分の発言がパーツで切られ、一人歩きしてしまうことを非常に気になさっていると以前CNICで話されていたと記憶しています。

9月30日のものではありませんが、おおよそ同様であろう内容の講演をYoutubeにあげてくださった方がいらっしゃったので、私からはそちらをご紹介しようと思います。

どうぞ。

20120923 木村真三氏:福島県の放射能汚染の実状
【講演部分】





【質疑応答】



講演内容
福島の子どもたちの放射能被害の実態、26年を経たチェルノブイリ原発事故の現実、そして浜岡原発事故が起きた場合の静岡の汚染予測など、ご自身の足で汚染実態をつかむフィールドワークに基づいたお話をしていただきます。

主催:東北関東大震災・原発震災救援基金
(独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興事業)

<1-3>
  ・『市民科学者養成講座』とは何か
  ・放射線衛生学を専門とするようになった経緯
  ・政府側に居ながらJCO、柏崎刈羽で出来なかったこと、福島第一の危うさ
  ・現状取り組んでいる活動内容
  ・実際に起きているいじめと虐待の事例2件―なぜ起こるのか
  ・メンタルケアと調査の必要性
<2-3>
  ・ベクレルという単位は何を表すか
  ・自然放射線(カリウム40)と人口放射線の違いと注意点
  ・シーベルトという単位は何を表すか
  ・α線はβ線/γ線の20倍!
  ・ラドンガスと肺がんの関係
  ・臓器に対する放射線の影響の違い
  ・被ばくによる遺伝的影響
  ・チェルノブイリと福島第一事故の違い
  ・長崎の放射能到達状況
  ・放射能汚染時代
  ・2011年3月15日の汚染の広がり
  ・2011年3月に保安院が行った簡易の甲状腺被曝検査
    『最大35mSv評価は経口吸入評価だと80mSv』

【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】

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各講演・映像まとめ一覧 その23【606 ~630】

一覧にしました。630まで随時更新していきます。


No.

重要度

講演・映像一覧

630★★★★★7月8日【内容起こし】No Nukes 2012での双葉町長のお話【その①】
629☆☆☆7月7日 【動画あり】ニューヨークで行われたデモに参加してきました【No More Nukes!再稼働反対!】
628☆☆☆☆6月28日【内容起こし】『福島は今』森園かずえさんインタビュー【『安心・安全キャンペーン』で全てが分断された】 @CNIC
627☆☆☆6月27日【内容起こし】小出裕章氏:株主総会と経営者の責任、鳴り続ける大飯原発の警報@たね蒔きジャーナル
626☆☆☆☆6月21日【内容起こし】小出裕章氏:もんじゅで福島の事故が起きた場合と開発をやめない理由、原子力規制委の『安全保障』、2号機再臨界の可能性「ほぼゼロ」@たね蒔きJ
625☆☆☆☆6月21日【内容起こし】川崎健一郎弁護士部分と質疑応答:「原発事故、住民は守られたのか、住民は守られるのか。-避難と帰還、安全確保を考える-」【その③】@エネシフジャパン
624☆☆☆☆☆6月21日【内容起こし】木村真三氏:「原発事故、住民は守られたのか、住民は守られるのか。-避難と帰還、安全確保を考える-」【その②】@エネシフジャパン
623☆☆☆☆☆6月21日【内容起こし】木村真三氏:「原発事故、住民は守られたのか、住民は守られるのか。-避難と帰還、安全確保を考える-」【その①】@エネシフジャパン
622☆☆☆☆6月20日【内容起こし】小出裕章氏:大飯原発3号機の冷却水位トラブル、大阪市の瓦礫焼却灰を海へ埋め立てについて@たね蒔きジャーナル
621☆☆☆☆6月14日【内容起こし】小出裕章氏:『麻薬患者のような』おおい町再稼働、運転時と稼働時の危険度の違い、2号機S/Cによる破損?、足りる電気@たね蒔きJ
620★★★★★6月13日【内容起こし】渡辺満久教授:大飯原発、安全性はどこへ? 見逃された破砕帯問題【原発の地下に10本もの活断層の可能性・・・】@院内集会
619☆☆☆☆6月7日【内容起こし】小出裕章氏:ガンマ線計測とベータ線計測の必要性、福島原発共用プールの使用済燃料6375本、ブラジル人に募集をかけた20㎞圏内作業@たね蒔きJ
618☆☆☆☆☆6月6日【内容起こし】渡辺満久氏:「原子炉の近くにずれる可能性がある活断層があるのは、大飯・美浜・もんじゅ・敦賀」「専門審査を担当している方々の専門性を疑うべき」@たね蒔きJ
617☆☆☆☆6月2日【内容起こし】総合資源エネルギーの選択肢が4つにほぼ決定、東京都原発都民投票について@VideoNews.com
616☆☆☆☆5月31日【内容起こし】小出裕章:大飯原発再稼働への動き、浜岡原発5号機の細管破裂で貯水槽海水流入について@たね蒔きジャーナル
615☆☆☆☆5月30日【内容起こし】小出裕章氏:4号機使用済燃料プールから未使用燃料を2体取り出しについて@たね蒔きジャーナル
614☆☆☆☆5月26日【内容起こし】エネルギー選択肢の意味【『原子力35%の選択肢』は噛ませ犬】@VideoNews.com
613☆☆☆☆5月24日【内容起こし】小出裕章氏:核燃サイクル委の秘密会議、もんじゅの4つの選択肢、サイト内の核廃棄物と核廃棄物処理問題、WHOの被曝試算について@たね蒔きジャーナル
612☆☆☆☆5月23日【内容起こし】小出裕章氏:原子力基盤機構の1号機格納容器の水位試算40㎝について「1番問題なことは判らないこと」@たね蒔きジャーナル
611★★★★★5月23日 【再掲】必ず見てください。『真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染を巡って 』
610☆☆☆☆5月16日【内容起こし】小出裕章氏:核燃サイクル委員会の最終案の意味『トイレのないマンション』@たね蒔きジャーナル
609☆☆☆☆5月10日【内容起こし】小出裕章氏:核廃棄物と再稼働問題、環境省の除染講習会、ベラルーシの永遠立ち入り禁止の意味@たね蒔きジャーナル
608☆☆☆☆5月9日【内容起こし】小出裕章氏:アメリカ訪問のお話、大阪府・市の舞洲焼却灰埋め立てについて「どんな形でも焼却灰を引き受けてはいけません」@たね蒔きジャーナル
607☆☆☆☆5月8日 【動画あり】Hibakusha Stories in School Visitをご紹介
606☆☆☆☆5月9日 【内容起こし】木村真三氏が報告『福島で日常を暮らすために#1』 @テレビユー福島「人に頼るんではなくて自分でやっていく。その努力を怠らないで」

6月21日【内容起こし】川崎健一郎弁護士部分と質疑応答:「原発事故、住民は守られたのか、住民は守られるのか。-避難と帰還、安全確保を考える-」【その③】@エネシフジャパン

※この記事は、6月21日【内容起こし】木村真三氏:「原発事故、住民は守られたのか、住民は守られるのか。-避難と帰還、安全確保を考える-」【その②】@エネシフジャパンの続きです。

<01:14:00頃~>

(川崎氏)
川崎氏 皆さん、飛び入り参加をしてしまいました。弁護士の川崎健一郎といいます。ほんとにありがとうございます。今日は勉強になりました。私は、福島の子供たちを守る法律家ネットワークという弁護士を中心とした団体の共同代表を務めているものです。
 今のお話を伺っていて、今日の統一テーマが「住民は守られたのか、住民は守られるのか」ということなんだと思うんですけど、まず「住民は守られたのか?」という点に関して言えば、今のお話からみても答えは明らかで、「守られていない」ということだったと思うんですね。その「守られていない」と、じゃあが今時計の針を1年半前に戻して、どうすれば良かったのかとなれば、「たら、れば」ですけど考えてしまうんですけれども、私は法律家ですので、医学的な、或いは科学的なことに関して立ち入ったコメントは控えたいと思うんですが、しかしその公衆の被ばく限度量というのが空間放射線量で1ミリシーベルトということを基準にされていた。或いは少なくとも放射線管理手帳というものが3か月で1.3、年間5ミリシーベルトというところで、それを越える被曝をする人には放射線管理手帳を与えて、被曝というのを管理していたという3.11前の基準ということを考えれば、そのどちらかの基準に従って、一旦やはり震災直後に例えどれだけの社会的コストを払ったとしても、自主的な避難というのは実施されるべきだったのではないかというふうには思います。

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6月21日【内容起こし】木村真三氏:「原発事故、住民は守られたのか、住民は守られるのか。-避難と帰還、安全確保を考える-」【その②】@エネシフジャパン

※この記事は、6月21日【内容起こし】木村真三氏:「原発事故、住民は守られたのか、住民は守られるのか。-避難と帰還、安全確保を考える-」【その①】@エネシフジャパンの続きです。

・福島事故での汚染拡散の様子

 続いて、これは本題に入って、今日のテーマに関わる話なんで、急きょこれをいろいろ付け加えました。昨年3月15日北西方向の風が吹いた。それまでは陸から海の方向に向かって風が吹いてたんですが、この風によって放射能雲が実際飯舘村を遅い、その先の福島市を襲った。さらに郡山市のほうにも行ってしまったというシミュレーションの放射能雲の図です。

7

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6月21日【内容起こし】木村真三氏:「原発事故、住民は守られたのか、住民は守られるのか。-避難と帰還、安全確保を考える-」【その①】@エネシフジャパン

今回は、木村真三先生がかなり突っ込んだお話をされています。まさに現場で動かれているからこそ、これだけのお話ができるんだと私は思います。
是非ご覧になってみてください。動画で見るお時間のない方は【内容起こし】のほうでご覧ください。

【動画】IWJ ch5
2012年6月21日 第22回 エネシフジャパン (141:09)


【エネシフHP】

http://www.sustena.org/eneshif/

【主な内容】
その①
  ・『安全・安心』の意味
  ・原子力規制庁に関する環境委員会での参考人質疑について
  ・福島事故の汚染と26年後のチェルノブイリの汚染の様子
  ・放射線被ばくとガン発生率(BEIRⅦ、ICRP)とその他注意すべき疾患
  ・チェルノブイリでの妊娠性貧血の増加の様子

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4月20日 チェルノブイリと福島事故の汚染状況等比較【資料集】

今までいくつもの講演をご紹介してきましが、私自身、データ的を整理する必要があるなと思ったので、重要なものを選んでまとめておこうと思います。

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5月9日 【内容起こし】木村真三氏が報告『福島で日常を暮らすために#1』 @テレビユー福島「人に頼るんではなくて自分でやっていく。その努力を怠らないで」


是非ご覧になってみてください。

テレビ講座「福島で日常を暮すために」~#1.木村真三
放送日
 4月22日(日)深夜1時20分~1時50分

番組内容
震災と原発事故から1年余り。多くの人は放射線への不安を感じながらも、福島県内で「日常」を営み始めている。この時期に、多様な立場の専門家に改めてじっくり話を聞き、「福島で暮らすこと」の意味や注意点を問い直す不定期シリーズ番組。
1回目のゲストは、事故後いち早く福島県に入って「汚染地図」を作り、現在も二本松市を拠点に活動を続けている木村真三独協医大准教授。

【ゲスト】
木村真三 (独協医科大学 准教授)
【聞き手】
大森 真 (テレビユー福島 報道部長)
http://www.tuf.co.jp/channel/pg.cgi?id=95


【以下、お時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】

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12月20日 福島県:自衛隊に被災地派遣撤収要請で年内終了へ【今後の政府の『除染』政策】

※この記事は、
12月6日 総務省:緊急消防援助隊員約260名の継続的な健康被害調査案をとりまとめ、
11月16日 内閣府「2㎝削れば大部分除染可能」、陸上自衛隊が警戒区域の3庁舎を除染へなどに関連しています。

福島県、自衛隊に撤収要請 被災地派遣、年内終了へ
2011/12/20 10:39   【共同通信】
 東京電力福島第1原発事故収束の工程表「ステップ2」完了を受け、福島県の佐藤雄平知事は20日、東日本大震災の発生から9カ月にわたり県内で災害支援活動を続けてきた自衛隊の撤収を、陸自東北方面総監の渡辺隆陸将に要請した
 震災で岩手、宮城、福島を中心に7道県で展開した自衛隊の被災地支援が、年内にも終わる。
 自衛隊は佐藤知事が3月11日午後に災害派遣を要請したのを受け、これまでに被災者の救助や物資の搬送などで延べ約40万人の隊員が活動。最近も警戒区域への住民の一時帰宅で、放射性物質が付着していないか調べるスクリーニング後の除染などに従事してきた
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011122001001166.html

従事していただいた自衛隊の方々、本当にお疲れ様でした。
実際のところ、今自衛隊の方々に撤収を要請するのは、ちょっと早いのではないかなとは思うのですが、一連の緊急震災対応という意味では、ひと段落をつけるということなのかなと思います。

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12月11日 【追記あり】ウクライナのステパノワ医学博士の講演@福島市【子供を守るために何をすべきか】

※この記事は、
11月13日 【内容起こし】木村真三氏+河田昌東氏の講演会「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」【その⑤】
11月13日 【内容起こし】木村真三氏+河田昌東氏の講演会「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」【その⑥】にステパノワさんのお話が出てきます。

【動画】2011年12月11日
ウクライナ放射線医学研究センターのステパノワ医学博士の講演
[チェルノブイリからの警告]
http://www.ustream.tv/recorded/19069723 (180:49)



ウクライナ放射線医学研究センターのステパノワ医学博士へ記者からの質問
http://www.ustream.tv/recorded/19072740 (34:37)


【追記】
講演で使われた資料がUPされてました。グリーンピースさん、ありがとうございます。
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20111211_presentation.pdf

「子どもの健康しっかり管理を」 ウクライナ医師講演
(2011年12月13日 福島民友ニュース)
 チェルノブイリ原発事故の被災国ウクライナの放射線医学研究センターで放射線・小児・先天・遺伝研究室長を務めるエフゲーニャ・ステパノワさんを招いた講演会が11日、福島市で開かれた。ステパノワさんは、放射線の影響を受けやすい子どもの健康管理の必要性を訴えた
 ステパノワさんは、チェルノブイリ原発事故以降、小児科医として被災した子どもの健康問題を研究。ステパノワさんによると、原発事故による放射線との関連性は不明確だが、原発近くから避難した子どもたちの間で極度の疲労や頭痛などの体調不良の訴えが増加したという。

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11月13日 【内容起こし】木村真三氏+河田昌東氏の講演会「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」【その⑦】

※この記事は、11月13日 【内容起こし】木村真三氏+河田昌東氏の講演会「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」【その⑥】の続きです。

<01:00:10頃~>【木村真三氏講演部分、最終パート】
(木村氏)
 一方福島の話なんですが、二本松市における汚染地図です。
48

 これは、農村部は1㎞メッシュ、住宅地は500mメッシュで示してますが、まばらな汚染が見受けられます。今でも2超えている地域が点在する。ここらの方々を優先的に、今小さなお子様がいらっしゃるご家族から、ホールボディーカウンタの調査をしています。続きを読む

11月13日 【内容起こし】木村真三氏+河田昌東氏の講演会「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」【その⑥】

※この記事は、11月13日 【内容起こし】木村真三氏+河田昌東氏の講演会「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」【その⑤】の続きです。

<31:15頃~>【木村真三氏講演部分、続き】
 今までのお話っていうのは、大体の私の調査のあらすじです。
 これから少し入っていくのは、今回、まず10月17日から実は、文部科学副大臣がウクライナに来られるということで急きょ連絡がきまして、
「アレンジをしてくれ」

21


「わかりました」
と。それで、
「私の現地の信頼がおける研究者やナロジチ地区の方々に関して、生の声を聞かせてほしい」
ということでセッティングして行ってまいりました。
 その時の話をしたいと思います。
 

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11月13日 【内容起こし】木村真三氏+河田昌東氏の講演会「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」【その③】

※この記事は、11月13日 【内容起こし】木村真三氏+河田昌東氏の講演会「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」【その②】の続きです。
11月15日 【動画あり】第2回低線量被曝リスクについての作業部会【木村真三氏、避難基準:5mSv/年を提案】に関連しています。

<②スタート>【質疑部分】※質問を黒太字にしています。
(木村氏)それでは、河田先生と一緒に二人で、駆け引きじゃなくて、掛け合いで<笑い>、掛け合いしながら、漫才のようにしてきたいと思います。じゃぁ、先生、どうぞ。
(河田氏)えー、なんか漫才をしろということで、ちょっと緊張しておりますけれども、普段、漫才あんまりやらないので。
 とりあえずですね、二人に様々な質問がたくさん来てます。
 交互に進めていきたいと思います。
 まずそれでは、初めは私から。これはまぁおひとりの方からですけれども、
『チェルノブイリハート』という映画についてのご質問というか、ご意見ですね。
「これを見て、いろいろなことを考えれた」という感想なんですけれども・・・。
 あの・・・、私も見ました。
 ただ、率直に言ってですね、私は福島のお母さんたちには見せたくない、そんなふうに思いました。あまりにもショッキング。つまり、放射能についていろんな病気が出るのは確かなんですけれども、あたかもそれが先天異常ばっかり取り上げてますね。非常にショッキングに描いてるわけですけれども、これは必ずしも放射能の影響を正しく伝えてないというふうに思います。
 もちろん、ベラルーシなんかでは先天異常で生まれていて、時間が無いから申し上げませんけど、原因もあるわけですけれども、やはりもう少し、なんて言うんですかね、冷静な、科学的な判断で現地の人が対処できるようにした方がいいかと思います。
 それじゃ、どうぞ。
続きを読む

11月13日 【動画・内容起こし】木村真三氏+河田昌東氏の講演会「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」【その①】

※この記事は、
【追記あり】6月5日河田氏「チェルノブイリから見た原発震災」@國學院大
7月20日 【追記あり】福島市水道局:ホットスポットにひまわり1万本種まき-【その後の処理は・・・】
11月15日 【動画あり】第2回低線量被曝リスクについての作業部会【木村真三氏、避難基準:5mSv/年を提案】
8月28日【動画・削除前にどうぞ】 ETV特集 ネットワークで作る放射能汚染地図3
6月13日 木村真三氏:放射能汚染について@CNIC【NHK ETV 放射能汚染地図の様子など】①
再び、NHK ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~」などに関連しています。

一か月ほど前の講演会ですが、依頼もありましたし、Bochibochiの勉強にもなるので、UPさせていただきます。
是非ご覧になってみてください。
河田さんについては、6月に講演会を見て、ひまわり除染についての問題指摘に衝撃を受け、Bochibochiも自分なりに拡散して動いてはみたのですが、結局止めることはできなかった経緯があります・・・。

時間的にも結構な量がありますので、ぼちぼち上げさせていただきます。ご了承ください。

2011年11月13日 木村真三氏+河田昌東氏の講演会
 「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」
【動画】
111113木村真三+河田昌東講演会1-河田氏
http://www.ustream.tv/recorded/18719180 (42:53)
111113木村真三+河田昌東講演会2-質疑応答
http://www.ustream.tv/recorded/18719744 (64:35)
111113木村真三+河田昌東講演3-木村氏
http://www.ustream.tv/recorded/18797990 (92:06)
111113木村真三+河田昌東講演会4-Cラボ報告
http://www.ustream.tv/recorded/18735843 (17:32)

【以下、お時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】

続きを読む

11月15日 【動画あり】第2回低線量被曝リスクについての作業部会【木村真三氏、避難基準:5mSv/年を提案】

※この記事は、
6月13日 木村真三氏:放射能汚染について@CNIC【NHK ETV 放射能汚染地図の様子など】①
8月28日【動画・削除前にどうぞ】 ETV特集 ネットワークで作る放射能汚染地図3などに関連しています。

「科学的」めぐり、議論白熱=チェルノブイリ事故の影響で-低線量被ばくの作業部会
時事通信(2011/11/15-23:04)
 東京電力福島第1原発事故で、放射性物質による低線量被ばくのリスク管理について専門家が議論する政府の作業部会の第2回会合が15日、東京・霞が関で開かれた。チェルノブイリ原発事故の「科学的」影響について、専門家と国会議員の間で白熱した議論が交わされた。続きを読む

6月13日 木村真三氏:放射能汚染について@CNIC【NHK ETV 放射能汚染地図の様子など】②

(01:12:30-1)
(澤井氏)TVの影響で測定の依頼が出てきたそうだが?
(木村氏)TVじゃなくてTVの前から来ている。あれは3000kmとTVでは言っていたが、4000km強走っている。5000kmくらい走っているのではないか。福島県を走っている。実は会津地方も測っている。会津若松は、お城周辺が高いだけで他はそれほど高くない。
(澤井氏)なぜお城周辺?
(木村氏)芝生で吸着されるし、アスファルトだったら雨で流れる。土がむき出しのところは吸着されやすい。確かにGWに行ったときに0.35μSV/時くらいだった。城の中で。ただし、周りは0.1とか0.2μSV/時くらいだったから、人が住めないというレベルではなく、比較的高い地域ではあるが、問題はないと僕は感じた。さらに喜多方市周辺も調査し、最後に確認のため山形の米沢まで行ってきた。そこまで全部調べて、喜多方はバックグラウンドのレベルである結果が出ている。そこの土壌調査してもほとんど大丈夫。こういうことを実際にやってきた。
福島県でも安全な地域があるんだと。風評被害が非常に大きい。唯一の被爆国であるにもかかわらず、風評被害をすぐに科学的根拠もないまま言うという心無さ、これが日本人として一番恥ずべきところと考える。福島に行ったら、福島の方々が言う。
「東京などに行くと、『放射能浴びてるかもしれないから帰ってくれ』」
ということを言われるそうだ。
続きを読む

6月13日 木村真三氏:放射能汚染について@CNIC【NHK ETV 放射能汚染地図の様子など】①

※この記事は、再び、NHK ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~」に関連しています。

木村さんのお話、非常に聞きやすかったです。
とても勉強になったし、今後に希望が持てる内容で、すごく良かったと思います。CNICに感謝です。
特に【その②】では、お子さんの内部被曝予防についてアドバイスがありますので、お子さんがいらっしゃる方は是非ご参考にされてください。

では、どうぞ。

20110613 CNIC News 放射能汚染について 木村真三さん (133:29)
http://www.ustream.tv/recorded/15374693
http://cnic-movie.blogspot.com/2011/06/51565nhk-etv-2-nhk-etv-cnic.html
どちらも同じ内容です。

【以下、時間のない方のために、内容を起こしています。ご参考まで】

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