※この記事は、1月8日【内容起こし】小出裕章講演会:『山梨と福島はつながっている~子供の未来のために知ってもらいたいこと』【その①】の続きです。

※画像が厳しめのものが多いですが、なにとぞご了承ください。
<45:40頃~>
(小出氏)当初、政府が避難をさせた30㎞なんてところなどでは済まないで、40㎞、50㎞離れたところまで、猛烈な汚染がありました。
 ここは福島県の飯舘村という村で、日本で一番きれいな村だと認められていたような、静かな山村ですけれども、原子力発電所から何の恩恵も受けていなかった、そういう村が膨大な放射能汚染を受けて、全村離村ということになっています。
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 では、『他の色を塗ったところはどういう地域なのか?』ということを聞いていただきたいのですが、この青い色を塗ったところは、下の方に注釈があるんですが、1平方メートル当たり6万ベクレルから10万ベクレルの汚染を受けているというところがこの青いところです。こういう青いところ。そしてその外側に汚染地帯がありますが、そういう地帯は3万ベクレルから6万ベクレルの汚染を受けているというのが、こういうところですね。栃木県、群馬県の北部、或いは茨城県の南部、千葉県の北部、宮城県の南部、北部、牡鹿半島というようなところまで、そういう範囲に入っていますが、今、私は1平方メートル当たり6万ベクレルとか、3万ベクレルという数字を聞いていただいたんですね。続きを読む