※この記事は、12月14日 小出氏:政府の避難区域再編【20mSv以下はインフラ整備し順次解除!?】、滋賀県のSPEEDI使用要請を受け入れない文科省など@たねまきに関連しています。
除染に暫定目標値検討 細野原発事故担当相
2011/12/18 13:19 【共同通信】
細野豪志原発事故担当相は18日、民放テレビ番組で、東京電力福島第1原発事故で汚染された場所の除染について、年間被ばく線量を1ミリシーベルトに下げるという長期的目標は維持しつつ「暫定目標値のようなものを決められないか」と述べ、中間的な目標値を設定したいとの考えを明らかにした。
現在の避難区域は年20ミリシーベルトが基準で、最大20ミリシーベルトまでは居住可能だが、細野氏は「まずは10ミリシーベルトまで下げる、そういう暫定目標は組める」とし、除染に不足がある場合は「国が踏み込んで直接やるという選択肢もある」と述べた。
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011121801001329.html
来年4月にも避難区域再編 「帰還困難」最低5年
2011/12/18 21:54 【共同通信】
政府は18日、東京電力福島第1原発事故が収束したとの判断を踏まえ、早ければ来年4月1日に現在の住民避難区域を解除し、年間被ばく放射線量に応じて新たに「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」の3区域に再編する考えを福島県の関係自治体に伝えた。
居住制限区域
※この記事は、
12月13日 小出氏:使われなかったSPEEDIと配られなかったヨウ素剤、福島県民1589人の4カ月間推計外部被曝評価@たね蒔き、
12月7日 福島大・小山准教授:『来年度作付けに向けて国が農地の汚染マップとゾーニングを!』【『風評被害』と言われると生産者vs消費者の構図になってしまう・・・】@たねまき(近藤さんの話に出てくるチェルノブイリからの報告です。)、
10月20-22日 原子力安全委のEPZ見直しの各地の反応と、京都・滋賀が原子力安全協定を関電と締結へ、
10月19日 滋賀県:原子力安全協定締結へ関電へ申し入れ、長浜市の取り組みと、EPZとUPZ、
6月25日 滋賀:安全協定を県独自で「原発立地並み」に設定などに関連しています。
この国が嫌になってしまいます。
子どもたちのために何を残すのか、何をやっていくのか、今、問われています。
20mSv未満という数字は、チェルノブイリで人が住んではいけないとされている1mSvの20倍です。
(ステパノワ博士もはっきりとそうおっしゃっていました。⇒12月11日 ウクライナのステパノワ医学博士の講演@福島市【子供を守るために何をすべきか】)
子供も区別せずに、予算ありきで「諦めろ」というこの社会、完全に狂っていると思います。
20111214 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=WLYOXWsPCTM&context=C288d2ADOEgsToPDskKWEGH4uTs2P_P64yR5VIwC
【以下、お時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】
政府、放射線量ごとに新たな区分 半径20キロの原発警戒区域
2011/11/18 20:52 【共同通信】
東京電力福島第1原発事故で設定された半径20キロ圏の警戒区域などについて、政府が、原子炉を冷温停止状態にする収束作業の「ステップ2」完了後、放射線量に応じて「解除準備区域」や「居住制限区域」、「長期居住困難区域」といった新たな区分に変更し、比較的線量が低い地域を優先して、従来の区域の解除を進める方針であることが18日、分かった。
ステップ2完了時に、こうした考え方を示す。インフラ復旧のための大規模な調査を行い、解除に向けた具体的な手続きに入る。
政府関係者によると、新たな区域の設定は来年3月末ごろまでに実施する方向で検討している。
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011111801001145.html
これもステップ2完了後ですか。
いったいどのような基準で設定するのでしょうか。
今のままでは、とてもではないですが子供たちを帰してよいという体制ではありません。
ある種、大人が戻るのは本人の判断もあるし、ある程度納得されての行動になると思います。
しかし子供は違います。
ちゃんと設定してくれるでしょうか・・・?
失礼します。

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タニガキ トキコ
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