大阪市議会、原発住民投票条例案を否決
産経ニュース 2012.3.27 23:43
大阪市議会は27日、原発稼働の是非を問う住民投票を求める市民グループの直接請求を受け、橋下徹市長が提出した条例案について、共産のみの賛成少数で否決した。採決に先立ち、自民と共産はそれぞれ修正案を提出して可決を目指したが、いずれも賛成少数で否決された。
自民の修正案は、投票対象を日本国籍者に限定するなどした内容で、「極めて大切な問題に限っては、直接民意を問う方法も考えなければならない」と訴えかけ、民主系も賛同したが、最大会派の大阪維新の会と第2会派の公明は「脱原発に向けて、単なる意思表明ではなく具体的な政策を決定する必要がある」として反対した。
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