★6月13日【内容起こし】渡辺満久教授:大飯原発、安全性はどこへ? 見逃された破砕帯問題【原発の地下に10本もの活断層の可能性・・・】@院内集会、
★7月20日【内容起こし】青木理×渡辺満久教授『原子炉の下に活断層?―原発の安全性について考える―』「活断層の事故が起きなかったのは、単なる偶然。運が良かっただけ」【前半】などに関連しています。
本日行われた第5回原子力規制委員会で、問題になっている原発敷地内の断層調査に派遣される専門家が決まりました。
メンバーと日程は以下のとおり。
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「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう!
原子力規制委は科学的審査のみ、最終判断は国
(2012年10月3日19時34分 読売新聞)
原子力規制委員会(田中俊一委員長)は3日、原子力発電所の再稼働について、規制委の役割は安全基準を満たすかどうかの確認にとどまり、是非の判断は経産省など政府と電力会社が行うべきだとする見解をまとめた。
後藤政志さんが非常に判りやすく、これまでの経緯となぜストレステストの一次評価で再稼働が不十分であるかを解説してくださっています。
技術的なところは判りにくい箇所もあるかと思いますが、勉強しながらご覧ください。
どうぞ。
ストレステスト意見聴取会に関する公開意見書 -保安院意見聴取会の終了にあたって-
http://www.ustream.tv/recorded/25520831 (49:55)
意見書はこちらの後藤政志さんのブログで読むことができます。
⇒9/18 ストレステスト意見聴取会に関する公開意見書 -保安院意見聴取会の終了にあたって-
http://gotomasashi.blogspot.com/2012/09/918.html
【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】
続きを読む※この記事は、9月13日 政府の『原発ゼロ方針』に対する反発と核燃サイクルの行方【当面先送りの意味】に関連しています。
着工3原発:青森2基と島根、建設容認 経産相が初見解
毎日新聞 2012年09月15日 11時29分(最終更新 09月15日 11時44分)
「30年代に原発稼働ゼロ」を目標とする政府の「革新的エネルギー・環境戦略」について、枝野幸男・経済産業相は15日、青森市内で三村申吾青森県知事らと会談し、政府方針を伝えた。枝野経産相は、14日の戦略決定時に不明確だった建設中の3基の原発の扱いについて「設置許可の出ている原発は変更しない」と述べ、原発の新増設とは見なさず建設継続を認める判断を初めて示した。
※この記事は、
★8月28日 保安院:「原発直下に断層があってもOK」の評価基準を導入検討、志賀原発:「活断層連動試算で基準地震動を一部上回る」けどOK、
★7月20日【内容起こし】青木理×渡辺満久教授『原子炉の下に活断層?―原発の安全性について考える―』「活断層の事故が起きなかったのは、単なる偶然。運が良かっただけ」【前半】、
★7月17日 大飯・志賀原発の断層再調査へ【第19回地震・津波に関わる意見聴取会の様子とその報道】などに関連しています。
志賀原発「文献なく見落とし」 「断層」審議外しで保安院
共同通信(2012年9月14日)
経済産業省原子力安全・保安院は14日、北陸電力志賀原発1号機(石川県)の直下にある「S―1断層」を、既存原発の耐震安全性評価(バックチェック)で検討しなかった経緯の調査結果を発表、「活断層が存在する可能性を示す文献がなく審議のポイントから外された」などとした。
北陸電力は2008年3月、06年改定の原発耐震指針に志賀原発が適合するかを検討したバックチェックの中間報告を国に提出。周辺の活断層を見直し、想定する最大の地震動(基準地震動)を引き上げた。その上で2号機の原子炉建屋の基礎地盤は「十分な安全性がある」としたが、地盤をずらす活断層の疑いは検討しなかった。
続きを読む原子力規制委人事:衆参両院の採決見送り、首相任命へ
毎日新聞 2012年09月05日 02時30分(最終更新 09月05日 03時19分)
政府・民主党は4日、国会に提示した原子力規制委員会の委員長ら5人の人事案について、今国会会期中(会期末9月8日)の衆参両院での採決を見送り、閉会後に野田佳彦首相が任命する方針を固めた。来週以降、規制委の発足日を定めた政令を閣議決定し、委員長には田中俊一・高度情報科学技術研究機構顧問を任命する。
原子力規制委員長に田中氏…しがらみない実務派
(2012年7月20日07時07分 読売新聞)
政府は19日、9月に発足する新たな原子力規制組織「原子力規制委員会」について、委員長を含む委員5人の人事案を固めた。
初代委員長には、放射線物理が専門の田中俊一高度情報科学技術研究機構顧問(67)を起用する。規制委の委員は原子力発電所の新たな安全基準を策定し、原発再稼働の適否を判断する重責を担う。政府は原子力事業者などとのしがらみのない実務派をそろえた。20日に国会に提示し、衆参両院で同意を得られれば首相が任命する。
委員長以外の4人の委員は、
中村佳代子日本アイソトープ協会プロジェクトチーム主査(62)、
更田豊志日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究部門副部門長(54)、
大島賢三・元国連大使(69)、
島崎邦彦地震予知連絡会会長(66)
原子力規制委法案、衆院通過へ
日本経済新聞 2012/6/15 13:52
原子力安全行政を一元的に担う独立性の高い原子力規制委員会を設置する法案が15日午後の衆院本会議で可決、衆院通過する。原子力発電所を運転から原則40年で廃炉にする方針を明記したが、原子力規制委が再度判断できる規定も盛り込んだ。原子炉の冷却などは規制委が判断するとして首相の指示権を制限する。法案は参院でも午後の本会議で審議入りし、今国会で成立する見通しだ。
※この記事は、
12月16日 『冷温停止状態』『廃炉』『除染』『水漏れ』・・・、
12月17日18日 事故調査・検証委:1号機の非常用復水器の誤認識と3号機高圧注水系の操作、「いずれも炉心溶融を早めた可能性」、
12月18日 福島県知事:「『収束』という言葉を使うこと自体、実態を知っているのか?」【首相の収束宣言の波紋】、
12月18日 東電:漏れ続ける高濃度汚染水と貞観津波の評価、事故調査・検証委:地震による機器破損の可能性を指摘などに関連しています。
【原発】スリーマイルの経験参考に…米に支援要請
テレ朝ニュース(12/20 23:16)
福島第一原発事故で、細野原発担当大臣は、来日中のアメリカ原子力規制委員会のヤツコ委員長らに対して「冷温停止状態」の達成について説明し、これまでの協力に感謝の意を伝えました。
細野大臣は、「(冷温停止状態の達成で)9カ月にわたった両国の調整会議が一区切りした。アメリカ側の皆さんに心より感謝したい」と述べました。そのうえで、「今後は廃炉作業や原発の敷地外の除染に向き合っていかなければならない」と述べて、さらなる支援を求めました。これに対し、ヤツコ委員長は「支援を継続していく」と約束しました。細野大臣は記者団に対し、「アメリカはスリーマイル島原発事故の経験が蓄積されているので、大いに参考にしたい」と述べて、今後も助言を求めていく考えを示しています。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211220056.html
福島第1原発:NRC委員長が視察
毎日新聞 2011年12月20日 21時26分(最終更新 12月20日 21時31分)
米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長は20日、東京都内で記者会見し、日本政府が東京電力福島第1原発の収束へ向けた工程表の「ステップ2」完了を宣言したことについて「原子炉にはオフサイト(原発敷地外)に影響を与えるだけのエネルギーはない」と政府の見解を支持した上で「(ステップ2完了は)除染や廃炉に向けた大きな作業の一部に過ぎない」と指摘した。
bukachu