本震前2度「ゆっくり滑り」=東日本大震災の発生促進か―東南海、南海も注意・東大
ウォールストリートジャーナル日本版 2012年 1月 20日  8:01 JST
 東日本大震災の本震(マグニチュード=M9.0)が起きる前の約1カ月間に、岩手・宮城沖のプレート境界の震源域がゆっくり滑る現象が2回起きていたことが分かった。本震2日前の最大前震(M7.3)を挟んで発生しており、本震の発生を促す「最後の一押し」になった可能性があるという。東京大地震研究所の加藤愛太郎助教や小原一成教授らが19日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。

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