【静岡】3日程度で燃料棒露出 「浜岡原発電源喪失」中電が試算
中日新聞 2012年1月20日
中部電力は19日、全面停止中の浜岡原発(御前崎市)で全電源が失われ、冷却機能が働かなくなった場合、原子炉内の冷却水面から燃料棒の露出が3日程度で始まる、との試算を明らかにした。燃料棒が水面から露出すると、炉内の温度が急激に上昇し、燃料集合体が溶け落ちるメルトダウン(炉心溶融)の危険性が高まる。
浜岡原発は昨年5月から、国の要請ですべての原子炉が運転を停止しているが、3~5号機の原子炉に計約2400体、1~5号機の使用済み核燃料プールに計約6600体の燃料集合体を保管している。運転停止中でも熱を出すため、水で冷却を続けている。続きを読む
中日新聞 2012年1月20日
中部電力は19日、全面停止中の浜岡原発(御前崎市)で全電源が失われ、冷却機能が働かなくなった場合、原子炉内の冷却水面から燃料棒の露出が3日程度で始まる、との試算を明らかにした。燃料棒が水面から露出すると、炉内の温度が急激に上昇し、燃料集合体が溶け落ちるメルトダウン(炉心溶融)の危険性が高まる。
浜岡原発は昨年5月から、国の要請ですべての原子炉が運転を停止しているが、3~5号機の原子炉に計約2400体、1~5号機の使用済み核燃料プールに計約6600体の燃料集合体を保管している。運転停止中でも熱を出すため、水で冷却を続けている。続きを読む