今更ですが、さきほど初めて知りました。
何なんでしょう。言葉がありません。

被災者遺児に遺体回収ボランティアをさせる無神経さ
http://www.youtube.com/watch?v=-ss2z2cnHmg&feature=related
【UP主コメント】
20100322参議院 予算委員会 細川厚生労働大臣に対する高階恵美子議員(自民党)の質疑の一部。
自らが東日本大震災の被災者遺児でもある少年が災害復旧のボランティア活動に従事している。
しかも、遺体回収という過酷な作業に割り当てられ、これが原因と見られる頭痛と吐き気を訴えて診療を受けた。
被災者遺児や遺体回収従事者などの心のケアが求められる。
現場を差配する責任者には青少年の精神的な傷にならないように作業分担するという心配りが足りなかったと思われる。
【以上】

【質疑全体動画】2011.03.22(火) 参議院 予算委員会 高階恵美子

※28:20頃~です。

・・・失礼します。
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【追記】文字起こししました。
(高階恵美子議員)
そろそろ事後の部隊の整理についても、情報収集の段階から、次の段階に移って、備えをしていくことが必要かと考えます。
先ほどもお答えにあった心のケアについてですけれども、実はびっくりするような話が入っております。今もなお、わが子の遺体が木にぶらさがったまま、水の中には、自分の家族の遺体が浮いたまま、どうすることもできず、回収もできず、ただただそれを見守っている、こういう惨状が今も続いています。
その中で、一昨日、思春期の子供が吐き気と頭痛で病院に受診したんだけれども、聞いてみると、この災害復旧のボランティアをしていた。どんな仕事をしていたのかというと、
「遺体回収だった」
と、言うんですね。
未成年の子供たちにボランティアしたいという、そういう意欲があって、その協力を求めるときには、やっぱりその業務の内容などについても、しっかりと心遣いしていただきたいなと思うんです

福知山線の脱線事故の時にもありました。
救護にあたった人たちが、あとあとフラッシュバックですごく悩むんです。こういったところの対応が、もう既に必要な段階にあります。
是非手当をお願いしたいと思います。
いかがでしょう。

(細川厚生労働大臣)
被災された人たちの心のケアというのは、これは本当に大事なことだというふうに考えておりまして、これから、中長期の支援の中で、心のケアというのは、更に強く要請されるものだというふうに考えております。
そこで、厚生労働省といたしましては、被災した自治体からの要請も受けまして、各都道府県の協力を得まして、精神科医、そして看護師などから構成されます「心のケアチーム」というのを派遣をしているところでございます。
こうした心のケアチームというのは、今はこの医療関係の方からの応援が多いわけですけれども、これは、また民間のNPOからもいろいろとまた応援もいただいて、心のケア、これをこのチームを更に増やしていって、被災地の皆さんの心のケアをしっかり対応させていただきたいというふうに思っております。

(高階恵美子議員)
ありがとうございます。
そろそろ時間が参っておりますので、最後にお願いになるかもしれません。
この度災害の被害による被害というのは、本当に全国的な被害だと思います。乗り越えていかなければいけません。投げ出すわけにはいきません。皆の知恵を結集させて、そして多くの方のご協力をなんとか喚起していく、そのための行動と情報提供をこれからも是非、引き続きお願いしたいと思います。
質問終わります。