※この記事は、
★9月13日【内容起こし】小出裕章氏:日本学術会議の高レベル放射性廃棄物処理方法の提言と福島第一原発の失われゆく温度計について@たね蒔きジャーナル、
★5月16日 原発・核燃サイクル技術等検討小委員会:核燃サイクル政策決定を「保留」へ、当面直接処分・再処理の両方を進める併存案へ【国としての方針無しでは当然の結果】などに関連しています。
以前の記事、9月13日【内容起こし】小出裕章氏:日本学術会議の高レベル放射性廃棄物処理方法の提言と福島第一原発の失われゆく温度計について@たね蒔きジャーナルでご紹介したことがある日本学術会議の提言に深く関係しているパブリックコメントが募集されていることをご存知でしょうか?
原子力発電所から生み出される高レベル放射性廃棄物(再処理後のガラス固化体含む)の処理方法については、基本的に原子力委員会とNUMO(原子力発電環境整備機構)が中心となって進めてきた経緯があるようなのですが、今回は、原子力委員会が日本学術会議からの「回答」と今までの経緯を踏まえて、この高レベル放射性廃棄物の地層処分方針についての見解を出すにあたり、パブリックコメントを募集しています。
パブリックコメント
※この記事は、
★8月1日【動画あり】福島で行われたエネルギー・環境の選択肢(2030年までの原子力エネルギー比率)に関する意見聴取会の様子、
★8月4日 【原発どうする?】各地での意見聴取会終了と討論型世論調査の様子【8月12日締切のパブリックコメントであなたのご意見を!】、
★8月12日2030年の原発比率に関するパブリックコメントに8万9124件の意見、その取扱いと今後に関連しています。
パブリックコメント:原発ゼロ支持9割 7000件分析
毎日新聞 2012年08月22日 20時28分(最終更新 08月22日 20時46分)
政府は22日、新たなエネルギー政策の策定に向けて実施したパブリックコメント(意見公募)の意見の約9割が原発ゼロを支持しているとの分析結果を明らかにした。
同日開かれた、エネルギー政策への国民の意見を検証する政府の専門家委員会(座長・古川元久国家戦略担当相)で報告した。
寄せられた8万9124件のうち約7000件を分析したところ、「ただちに原発ゼロ」が81・0%、「段階的にゼロ」が8・6%だった。原発容認と支持は合わせて約4%にとどまった。残りの約8万件も集計が終わり次第、公表する。
原発の意見公募に8万件超 政府、検証へ専門家会合
共同通信(2012年8月13日)
政府は13日、2030年の総発電量に占める原発比率で提示した三つの選択肢に対する意見公募(パブリックコメント)で、8万件を超える声が寄せられたと発表した。原発政策の方向性を盛り込んだエネルギー・環境戦略に反映させる。各地の聴取会や討論型世論調査も含めて膨大な意見が出たことから、政府は週内にも専門家会合を設置し、検証の手法について助言を受ける。
意見は10日時点で約5万件だったが、締め切りの12日にかけて大幅に増え、世論の関心の高さを示した。意見集約は時間がかかるとみられ、エネルギー・環境戦略の策定は予定した8月中から9月以降にずれ込む見通しだ。
古川元久国家戦略担当相は記者会見で会合設置の狙いを「公正性を担保する」ためと説明した。会合は数回開き、内容はすべて公開する。
民主党は政策調査会に「エネルギー・環境調査会」(仮称)を新設し、次期衆院選マニフェスト(政権公約)のほか原発比率の選択肢についても議論する方針だ。政府との調整が課題となるが、古川氏は「政府、与党が一体となって政策を決めていく」と述べるにとどめた。
政府は意見公募を7月2日に始め、原発比率を「0%」「15%」「20~25%」とする3選択肢を示していた。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/08/post-6456.html
中長期エネ政策、意見募集に8万9000件 将来の原発比率巡り
日本経済新聞 2012/8/15 19:54
政府は15日、2030年の原子力発電への依存度を決める中長期のエネルギー政策に関するパブリックコメントに8万9124件の意見が集まったと発表した。有識者による検討会合で集計結果を分析し、8月中をメドにとりまとめるエネルギー・環境戦略に反映させる。
※この記事は、
★8月1日【動画あり】福島で行われたエネルギー・環境の選択肢(2030年までの原子力エネルギー比率)に関する意見聴取会の様子、
★7月15日 【動画ご紹介】エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会in仙台の様子、
★7月5日【超重要】2030年のエネルギー政策に対するパブリックコメント募集中!【国民の声を無視させないために出しましょう!】に関連しています。
7割が原発比率「0%」 意見聴取会の全日程終了
共同通信(2012年8月 4日)
政府は4日、将来のエネルギー・環境政策について国民から直接意見を聞く意見聴取会を高松市と福岡市で開き、全国11都市でのすべての日程を終えた。意見表明を希望した計1447人(福島市を除く)のうち、約7割に当たる983人が2030年の原発比率(総発電量に占める割合)「0%」に関する発言を求めた。
一方、政府は4日、参加者が議論し、意見の変化を探る「討論型世論調査」を東京都内でスタート。意見聴取会とともに、新たなエネルギー・環境政策の参考にする。ただ結果をどのように反映させるか明らかにしておらず、大詰めを迎えた「国民的議論」の行方は不透明だ。
続きを読む※この記事は、
4月11日【内容起こし】第18回総合資源エネルギー調査会~基本問題委員会~【その③】、
5月26日【内容起こし】エネルギー選択肢の意味【『原子力35%の選択肢』は噛ませ犬】@VideoNews.com、
6月8日 エネルギー・環境会議:市場原理の選択肢を外し、『0%、15%、20~25%』の三つへ【国民的議論はパブリックコメント?】などに関連しています。
今、大事なテーマのパブリックコメントが募集されています。
以前からご紹介してきたとおり、エネルギー・環境会議で7月2日よりパブリックコメントの募集が始まりました。
残念ながら、政府の指す『国民的議論』というのは、
②エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会
⇒国民が意見を表明する聴取会を全国11 カ所で開催
③エネルギー・環境戦略に関するパブリックコメントの募集
⇒7月2日(月)から7月末まで
④エネルギー・環境戦略の選択肢に関する討論型世論調査(下記資料p.17より)
⇒8月上旬に無作為抽出で募集した多様な意見を持つ少人数グループを組成、委員会が作成した資料に基づき学習し、その上でグループ討議を実施
ということになってしまいました。
ご紹介しているのは、③のパブリックコメントです。
パブリックコメントというのは、誰でも政府の政策に対して意見できる公式かつ正当な手段となります。
私は3.11以前にパブリックコメントを出すなどしたことはありませんでしたが、「これは黙ってはいられない」ということで、以降何度も出させていただいております。
食品の暫定基準値改正の際のパブリックコメントは3000件程度だったと記憶していますが、それでも異例のことだったようです。
今回のこのエネルギー政策に関するパブリックコメント、正直めちゃくちゃ大切です。 私にとっては、ある種の国民投票に思えるくらい。
検出機器の下限、25ベクレルに 食品検査で厚労省
2012/01/27 17:29 【共同通信】
厚生労働省は27日、野菜や肉など一般食品の放射線量を調べる検査機器の性能について、検出できる下限値を、現在の1キログラム当たり50ベクレルから、同25ベクレルまで厳しくする方針を決めた。
4月1日に予定している食品中の放射性セシウムの新基準値適用に向けた対応。一般食品の基準値は、現行の1キログラム当たり500ベクレルから、同100ベクレルまで引き下げられる。
下限値の変更について、厚労省はパブリックコメント(意見公募)を実施する。郵送か同省ホームページで受け付けており、締め切りは2月13日必着。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012701002644.html
厚生労働省/食品衛生
「食品中の放射性セシウムスクリーニング法の一部改正」に関する意見の募集について
意見・情報受付開始日 2012年01月27日
意見・情報受付締切日 2012年02月13日 続きを読む
12月22日 厚労省:食品の新基準を部会で了承【測定器の精度問題も・・・】、
12月20日 厚労省:一般食品100ベクレル、牛乳・乳児用品50ベクレル【基準値の意味と子供を守るために必要なこと】の続報です。
8月12日 食品安全委員会にパブリックコメントを送りました【生涯100mSvの件】に関連しています。
さて、少々出遅れてしまいましたが、厚労省へパブリックコメントを提出するために準備をしています。
乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物質に係る基準値の設定)(案)等に関する御意見の募集について
案の公示日 2012年01月06日
意見・情報受付開始日 2012年01月06日
意見・情報受付締切日 2012年02月04日
意見公募要領(提出先を含む)、命令等の案
意見公募要領
改正の概要(別添)
関連資料、その他
食品中の放射性物質に係る基準値の設定
薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会報告書
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495110333&Mode=0
要するに何のことかといいますと、
『これでいいですか~?』
っていうことです。
被ばく年1ミリシーベルト以下に 除染作業で住民ら
2011/11/04 20:10 【共同通信】
東京電力福島第1原発事故に伴う除染作業で、厚生労働省が住民やボランティアの被ばく線量を年1ミリシーベルト以下に抑えるべきだとする案を検討していることが4日、分かった。同日開かれた文部科学省の放射線審議会で厚労省が報告した。続きを読む
※この記事は、
9月19日 【内容起こしUP】原発作業員に聞く 福島第一原発事故の真実@スーパーニュースアンカーより「造血幹細胞知らない」「最期はがんで死ぬ」、
7月26日 【動画あり】経産省:「被曝線量50mSV超えの作業員は約1600人」と試算に関連しています。
経産省が、原発作業員の方々に対する臨時措置的な250mSv被曝限度に関するパブリックコメントを募集しています。
平成二十三年東北地方太平洋沖地震の特にやむを得ない緊急の場合に係る実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則の規定に基づく線量限度等を定める告示の一部を改正する告示案に対する意見の募集について
所管府省・部局名等
(問合せ先) 経済産業省原子力安全・保安院原子力安全技術基盤課
案の公示日 2011年10月18日
意見・情報受付開始日 2011年10月18日
意見・情報受付締切日 2011年10月24日
環境省、除染基本方針で意見募集 26日まで
2011/10/17 18:18 【共同通信】
環境省は17日、東京電力福島第1原発事故を受け、来年1月に全面施行される放射性物質汚染対処特別措置法に基づく廃棄物処理や除染の基本方針案について、一般からの意見募集を始めた。期間は26日までで、意見を踏まえ11月上旬にも閣議決定する。
基本方針は、自然界からの被ばくを除いた年間の被ばく線量が1ミリシーベルト以上の地域を環境相が汚染状況重点調査地域に指定し、市町村が除染実施計画を策定することなどを定める内容。除染作業などに対しては国が財政措置を行う。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101701000693.html
平成23年10月17日「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」等に対する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)【締切10月26日】
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14327
9月15日 枝野経産相:東電を破綻させない理由@ロイターインタビュー、
9月6日 経営・財務調査委:東電料金高めに設定【総括原価方式の破綻】、
9月6日 原子力損害賠償支援機構:各社の出資額が判明【国も70億円出資】、
8月31日 東電原発事故賠償基準について、毎日新聞をご紹介、
8月30日 東電:中間指針に基づいて賠償の詳細を発表【東電の体力は・・・?】、
8月14日 文科省:原発事故賠償の中間指針パンフレットと学校に配られる放射線副読本などに関連しています。
このパブリックコメントが募集されているのを知ったのは、飯田哲也さんのツイートをどなたかがリツイートされていたからです。
募集されていることすら知りませんでした。続きを読む
※この記事は、
8月26日 【院内集会動画あり】福島:玄米から微量の放射性物質検出【子供を守るために必要なこと】、
8月25日【動画あり】肉牛出荷停止解除、会津の早場米は不検出、問われる日本の食の基準【パブリックコメント締め切り間近】、
8月19日 牛肉:宮城県は解除も福島は解除できず-500Bq を受け入れますか?【食品安全委員会に意見を出そう!】、
8月18日 政府:福島・宮城の肉牛出荷を19日にも解除へ・・・【これでいいのか?】、
8月14日 東大:予測より進行早いセシウム汚染、小麦の影響と食品安全委員会、循環する汚染、
8月12日 食品安全委員会にパブリックコメントを送りました【生涯100mSvの件】、
8月3日 農水省:米のセシウム検査2段階実施も基準は500Bq/kg・・・、
8月2日 日本土壌肥料学会会長:米の放射能の影響は「よくわからない」【移行係数?】、
8月1日 農水省:収穫時の米検査方法を指示も強制力はなし?【食品安全委員会へコメントを出そう】などに関連しています。
生涯累積放射線量に意見殺到 国民の関心高く、答申遅れ必至
2011/09/04 19:02 【共同通信】
食品中の放射性物質の健康影響をめぐり、内閣府の食品安全委員会が7月にまとめた「生涯の累積放射線量の限度は100ミリシーベルト」とする評価書案のパブリックコメント(意見公募)に、8月末までの約1カ月で3千件を超える意見が寄せられたことが4日、食安委への取材で分かった。
タニガキ トキコ
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