※この記事は、5月3日 小出裕章氏:「日本に帰る前に知っておきたい『放射能』のこと」in NY【その②】の続きです。(小出氏)本当にこの福島事故の影響って、どんなものだろうかと考えてみたいと思います。
まず膨大な土地が失われます。
私はここに「失われる」と書いた。皆さんなにがしかの土地をお持ちかもしれない。誰かに売れば皆さんはお金が懐に入る。買った人はその土地を使える。
それでも、福島の周辺で汚れてしまった土地は、誰が買おうとその土地はもう使えないんです。「失われて」しまった。
ニューヨーク

非常に単純です。お湯を沸かすということです。
皆さんもお湯を沸かすと思いますし、私もお湯を沸かします。私はやかんに水を入れて、ガスコンロにかけてお湯を沸かすというのが普通です。私が使っているやかんは、口のところに笛が付いていて、水が沸騰して蒸気が出てくるとその笛がピーッと鳴るんですね。そうすると「あ、お湯が沸いたな」と思ってコンロの火を消しに行くと、そういうことをやっています。続きを読む
※この記事は、5月3日に小出先生がNYで講演会!【日本に帰る前に知っておきたい「放射能」のこと】に関連しています。
まず、この講演会を実現するために小出先生を読んでくださった主催者、川井和子さん(MENA Music)に心からの感謝を申し上げたいと思います。
会場には、おおよそ300人ものNY在住日本人の方々が集まってくださり、小出先生のお話を聞き入っていました。
今回は、ボランティアとして当日お手伝いをさせていただいたのですが、行き違い等で不手際がありましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。
私は、Ustream等で小出先生のお話を何度も聞く機会があり、今回初めてお目にかかれて非常に光栄に思います。どなたに対しても誠実に、区別なくにお答えになる小出先生の姿、目に焼き付いています。
会場の反応を見ておりますと、初めて知ることがまだまだあったようで、先生がお話になるたびにため息や苦笑が漏れていました。
休憩中に回収させていただいた会場の皆さんの質問用紙、僭越ながら質問を選ぶ係を担当させていただいたのですが、非常に内容が濃く、切実な思いが伝わってまいりました。時間の都合上、全ての質問に答えていただくことはできませんでしたが、あの質問用紙の重みは、私には忘れられない感覚として今なお残っています。
小出先生から受け取ったお話、是非広めていただきたいと思います。
そして、誰かに頼ってやってもらうというのではなく、自分のできることを自分で見つけて行動する大人でありつづけたいと思っております。
では、どうぞ。
【動画】Hiroaki KOIDE Lecture in NYC
http://vimeo.com/41616418 (02:03:00)
http://cinemaforumfukushima.org/2012/05/05/hiroaki-koide-lecture-in-nyc-2/
子どもを放射能汚染から守れ NYで小出氏講演
共同通信(2012年5月 4日)
【ニューヨーク共同】40年以上にわたり反原発を訴えてきた京都大原子炉実験所の小出裕章助教が3日、ニューヨークで講演し、東京電力福島第1原発事故後の放射能汚染から子どもを守ることの重要性を強調、多くの日本人女性から「子どもと一緒に日本に帰って安全だろうか」と心配する声が出た。
小出氏は「日本に帰る前に知っておきたい『放射能』のこと」と題した講演で、放射線ががん死亡率に与える影響に関する海外の研究を引用し、0歳児は全年齢平均の約4倍の影響を受けるとのデータを紹介。
「子どもが泥んこになって遊ぶような場所が、放射線管理区域の基準を超える」レベルで汚染されたとし「子どもは放射線に対する感受性が強い。被ばくから守らなければいけない」と訴えた。
また「全ての原発を止めなくてはいけない」とあらためて強調。「(停止した)原発を再稼働させようとしている」日本政府を強く批判した。
講演後の質疑応答では、子どもを持つ女性から「帰国しても安全か」との質問が多数寄せられ、小出氏は「一人一人の判断だと思う。できれば小さな子どもは連れていかない方がいいが、おじいさん、おばあさんに(孫を)会わせるのも人間の営みとして必要だ」と答えた。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/05/post-5543.html
【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】
※とりあえずドラフトです。後程修正と画像をUPします。
※この記事は、9月8日 世界の原発老朽化事情@WSJ【米国、認可期間を80年を調査ですと!?】に関連しています。
米 各地で脱原発求める集会
NHKニュース 10月2日 6時54分
東京電力福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、アメリカでも市民の間で原発の安全性を疑問視する声が高まるなか、1日、脱原発を求める市民の集会が全米各地で開かれました。
原発の安全を最高水準に 首相の国連会合演説案
2011/09/19 02:02 【共同通信】
野田佳彦首相が22日にニューヨークの国連本部で開かれる「原発の安全性と核の安全保障に関するハイレベル会合」で行う演説案全容が18日、判明した。東京電力福島第1原発事故を受け「原発の安全性を最高水準に高める」と表明、同時に「安全でより信頼性の高い原子力エネルギーの確保は引き続き必要だ」と直ちに「脱原発依存」へ移行しない立場を明確にする。事故原因を徹底検証し、結果は国際社会への全面開示を約束する。
また、原発設備へのテロ攻撃は深刻な事態をもたらすと指摘、核物質や原子力施設の防護・保全を図る核セキュリティーに取り組む決意を表明。
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011091801000561.html
それでもまだ続ける気ですか・・・?
ここからひっくり返していくのは、私たち大人の仕事だと思っています。
失礼します。

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※この記事は、9月12日 政府・原子力災害対策本部:IAEAに追加報告書提出・・・、9月6日 野田新首相:9月下旬の国連総会や原発の安全基準に関する首脳級会合に出席へに関連しています。
国連、福島事故「想定甘すぎた」 原子力安全で報告書
2011/09/15 09:41 【共同通信】
【ニューヨーク共同】国連は14日、福島第1原発事故を受けた原子力安全に関する報告書を公表し、同事故の教訓として、起き得る事故の想定が「甘すぎた」と指摘した。一方、国際原子力機関(IAEA)が地球規模でリアルタイムの放射線量をまとめる観測システムを構築することを提言した。
報告書はIAEA、世界保健機関(WHO)、国連食糧農業機関など16の国連関係機関がまとめたもので、同事故をめぐる国連各機関の包括的な報告書は初めて。22日に米ニューヨークの国連本部で開かれる原子力安全に関する首脳級会合での議論のたたき台となる。
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011091501000182.html
「甘すぎた」なんてそんなこと、もうBochibochiも知ってますよ・・・。
各国がどういった反応を見せるのか、どちらの意味でも22日の会合がちょっと怖いです。
失礼します。
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※この記事は、
8月10日 8万7千人なおも避難生活、日和幼稚園の遺族、認定死者-これからも生きつづける私達、
8月11日 3.11から5ヶ月・・・に関連しています。
死者不明者1万9800人=避難所に依然6800人―11日で半年・東日本大震災
時事通信 9月10日(土)18時42分配信
東日本大震災は、巨大地震の発生から11日で半年を迎える。警察庁によると、10日現在で死者・行方不明者は1万9867人。このほか、不明のまま死亡届が受理され、死者・不明者に含まれない人もいる。避難生活者は47都道府県で約8万2000人。学校や公民館などの避難所には依然、約6800人が生活を続けている。
警察庁によると、死者は12都道県で1万5781人、行方不明者は6県で4086人。死者数は発見、収容された遺体の数で、行方不明のまま死亡届が出された場合は死者数に含まれないが、行方不明者から除かれる。
2011/09/06 23:31 【共同通信】
野田佳彦首相は6日夜、国連の潘基文事務総長と電話で会談し、9月下旬にニューヨークの国連本部で開かれる国連総会や、原発の安全基準に関する首脳級会合に出席する意向を表明した。東京電力福島第1原発事故の状況を説明し、事故の早期収束に向けた決意を表明する考えだ。
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※この記事は、8月23日 【追記あり】アメリカNorth VerginiaでM5.9の地震!!【昼寝してた!!】に関連しています。
「アイリーン」死者20人、被害額767億円に
(2011年8月29日14時57分 読売新聞)
【ニューヨーク=柳沢亨之】ハリケーンから熱帯暴風雨となって米北東部を襲った「アイリーン」は28日、ニューヨークを直撃した後、北上し、米ハリケーンセンターは28日夜(日本時間29日午後)、米カナダ国境付近で熱帯暴風雨としての勢力を失ったと発表した。
タニガキ トキコ
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