※この記事は、9月11日 【動画・文字起こしUP】武田先生の講演会@江戸川区 「こどもたちのみらいのために」【その①】の続きです。
【放射性物質とDNA損傷の影響】の続き
<30:10頃‐>
(武田氏)
そういうことで、私なんかの場合はほとんど遺伝子が傷ついても気が付かないんです。
これ、全く怖がらずに聞いてくださいね。これ煽るとかじゃないですから。
チェルノブイリの時に、甲状腺がんが出たのは0.5歳から7歳だったんです。10歳くらいの女の子は何も起こらなかったんです。それで、
「10歳くらいになると、さすが防御能力が上がって何も起こらないな」
と思ってたんです。
チェルノブイリ
※この記事は、9月8日 【動画あり】武田先生の一関市長に対する返事【武田先生の子どもを守る信念と確固たる決意】、7月23日 【追記あり】完全に間違った優先順位に関連しています。武田先生関係の起こしは各講演・映像まとめ一覧の中にいくつか入っています。
9.11のいろいろな催しの中、武田先生の江戸川区での講演会をUstream配信していただいたのを見ることができました。配信者のgakuさん、ありがとうございました。音源も確保できたので、文字起こしをしています。まだ完成していませんが、ぼちぼち上げていきます。
武田先生は明快ですね。優先順位が明確で、聞いているBochibochiの迷いも少し整理ができたように思います。Bochibochiも第一優先は子供の健康ですから。
ちょっと言い切ってしまわれるところが不安になる個所もいくつかありますが、一度ご覧になってみてください。
では、どうぞ。
2011/09/11 武田邦彦教授 講演会@江戸川区
「こどもたちのみらいのために」
http://www.ustream.tv/recorded/17204168 (118:04)
【以下、時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】
※この記事は、8月26日 【院内集会動画あり】福島:玄米から微量の放射性物質検出【子供を守るために必要なこと】、8月2日 日本土壌肥料学会会長:米の放射能の影響は「よくわからない」【移行係数?】などに関連しています。
放射性物質:野生キノコの一部出荷停止へ 福島県の2町
毎日新聞 2011年9月5日 21時07分
福島県棚倉町と古殿町のチチタケから高濃度の放射性セシウムが検出されたことを受け、政府は5日、原子力災害対策特別措置法に基づき、2町の野生キノコの一部を出荷停止とする方針を固めた。近く原子力災害対策本部で決定する。
福島第1原発:土壌汚染マップ 大熊町でセシウム最高値
毎日新聞 2011年8月29日 20時20分
文部科学省は29日、東京電力福島第1原発から放出されたセシウム137(半減期約30年)の蓄積分布を、原発からおおむね半径100キロ圏内で示した「土壌濃度マップ」を初めて作った。最も高かったのは、原発がある福島県大熊町で土壌1平方メートル当たり1545万ベクレル。南相馬市と富岡、大熊、双葉、浪江の各町、飯舘村の6市町村34地点で、チェルノブイリ原発事故(86年)の際に居住が禁止された同148万ベクレルを上回った。
続きを読む長かったですが、見てよかったと思います。ご紹介しておきます。
いつもどおり、内容を起こしてますので、時間の無い方はご参照ください。(①~④)
6月4日 田中優氏の講演@八王子市民講座①
http://www.ustream.tv/recorded/15154890 (177:38)
八王子市民講座②
http://www.ustream.tv/recorded/15157102 (12:28)
八王子から始める原発に頼らない社会(05:00-)
【現状の簡単な解説】
今、原発は青空原発になってしまった。
従来の原発事故と比較すると、チェルノブイリ、スリーマイル共に一基ずつだったが、今回は1,3,4号機は水素爆発が起こり、2号機は内側で爆発があったため建屋こそ残ってはいるものの、放射能が漏れてきている。この4基が一斉に放射能を出している。しかも5,6号機については、水素爆発の危険があったため、天井に穴を開けてしまっている。そこから微量ながらも放射能は出ている。
【このあとどうなるか】
まだ水蒸気爆発やメルトダウンと再臨界の危険性がないわけではない。確率は下がったと思うが。爆発の危険性はこれからも数年続く。放射能は、毎日飛んでくる。東電は9月ころに蓋ができればと言っているが、どんどん計画は遅れているので、今年いっぱいは放射能は漏れ続けるだろう。じわじわずっと危機感を持ち続けなければいけない事故。
最悪の事故に比べれば、まだましだと言えるが、それでも放射能は十二分に撒き散らされている。
bukachu
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