※この記事は、11月13日 【内容起こし】野呂美加さんお話会「チェルノブイリからフクシマヘ」【その③】の続きです。
10月7日 今中哲二助教の2006年のチェルノブイリ20 年:事故の経過、汚染、被曝、影響をご紹介
5月30日UP 日本の暫定基準値がいかに異常か【暫定基準値を信じるか】などに関連しています。

<01:36:00頃~>
(野呂さん)
 今国が言ってる安全基準値っていうのは、ヨーロッパでも使うんですけど、それはもう、核テロとかですね、核戦争が起こった時の超緊急時対応の暫定基準値ですね。そんなものを毎日国民に食べさせていいわけないんですよ。
 ところが障害が現れてくるのは、ほとんどバラバラです。そして、本当に皆さんショックを受けるかもしれないけもど、この震災に関係なかった地域ですね、では、テレビではほとんど報道されてないので、
「もう福島原発の事故は終わった。福島の人たちだけちょっと放射能で大変なんだけど、今皆頑張ってるんだよね?」
っていうところで終わってるわけですね。「これから復興に向かっていくんだ」というですね。それで、市民で除染をして、放射能は無くなって頑張ってるんだという報道ばかりが流れているわけですね。
「すごいな、福島の人って。町内会単位でおじいちゃんおばあちゃんが素手で除染してるんだ」
って、そういう明るい情報しか流れていない。

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