がれき広域処理 自治体調査へ
NHKニュース 10月12日 4時15分
東日本大震災で発生したがれきを被災地以外で受け入れる広域処理を進めるため、環境省は、全国の自治体を対象に受け入れの意向や条件について詳しく調査し、被災地と受け入れ側の自治体との調整を積極的に行っていくことになりました。続きを読む
「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
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東日本大震災:がれき受け入れ…東京都に抗議が殺到
毎日新聞 2011年9月30日 23時07分(最終更新 10月1日 13時17分)
東日本大震災で発生した岩手県や宮城県のがれきを東京都が受け入れることについて、都庁に「汚いから持ち込むな」などと抗議や苦情の電話が殺到していることが30日、都への取材でわかった。
ツイッターに反対呼びかけの書き込みがあり、29日だけで約150件の電話があったほか、都庁のホームページに同日だけで苦情メール約40件が寄せられた。
東京都によると、ツイッターには、都の担当者の名前と電話番号とともに「抗議が殺到すれば(受け入れを)止められるかもしれない」との書き込みがあった。これを見た人たちから電話が相次いでいるという。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111001k0000m040124000c.html
※この記事は、
8月31日 東電:格納容器を水で満たして燃料取り出しを試案!?【水棺無理だったのに・・・?】、
8月27日 環境省:10万ベクレル以下の汚染廃棄物でも埋立化の方針を検討会に提示・・・、
8月27日 菅首相:福島県で長期間戻れないことを陳謝、汚染廃棄物の中間貯蔵施設の受け入れを要請・・・、
8月11日 【追記:クリアランスの問題点】小出氏:スクラップ金属加工、学校では教えない原発・放射能と2度目の炉心溶融の可能性@たねまき、
8月20日 政府、首相謝罪へ:高濃度汚染地域、長期住めないと判断【やっと・・・、そして・・・】、
7月24日 【動画で見る炉心溶融】をご紹介【追記あり】に関連しています。
今日はたねまきジャーナルに久しぶりに小出先生が出演されました。
関連記事にもあるとおり、汚染廃棄物の処理については、Bochibochiにとっても、苦しい考えを話されています。
音源が見つかり次第、追記します。
では、どうぞ。
【追記】
20110901 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=pp4pMb921sw&feature=channel_video_title
【以下、時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】
※この記事は、8月27日 菅首相:福島県で長期間戻れないことを陳謝、汚染廃棄物の中間貯蔵施設の受け入れを要請・・・、8月28日 細野担当相:福島大熊町長と会談「中間貯蔵施設、とても受け入れられない」に関連しています。
永続化する帰宅制限 被災住民に募る疑念
産経新聞 8月30日(火)7時55分配信
「国はやっぱり、原発の周辺に最終処分場を造るつもりなんじゃないか。帰宅制限の延長はその布石だと思ってしまう」
東京電力福島第1原発が立地する福島県双葉町の主婦、吉田サダ子さん(76)はそう話す。自宅は原発から約4キロ。現在、福島市内の仮設住宅で夫の義雄さん(85)と2人で暮らす。静岡県に嫁いだ娘から同居の誘いもあったが、義雄さんの「双葉が恋しい。先が長くないなら、生まれ育った故郷の近くで死にたい」という言葉で、仮設住宅への入居を決めた。
続きを読む※この記事は、8月11日 環境省:セシウム8千~10万Bq/kgの焼却灰も埋立て可の方針【止めて!】に関連しています。
8千ベクレル超も埋め立て容認 汚染対策や長期管理が条件
2011/08/27 19:21 【共同通信】
環境省は27日、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレル超10万ベクレル以下のがれきや汚泥の焼却灰、ばいじんについて、地下水の汚染防止対策や跡地の利用制限など長期的管理を条件に、埋め立てを認める方針を有識者検討会に示した。
10万ベクレル超についても、セメントで固化した後の濃度が10万ベクレル以下になれば埋め立て可能とした。8千ベクレル以下は住宅地利用しないことを条件に埋め立てを認める方針を既に示している。
方針によると、地下水の汚染防止対策が取られた管理型最終処分場で埋め立てる。埋め立て場所の下部には厚さ50センチ程度の土壌層を置くとした。
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011082701000609.html
あ、大事な箇所に下線を引くようにしていたのですが、全部でした・・・。
もう、これを読んだ時は、本当に終わったと思いました。
「マニュアルをつくるから、10万ベクレル以下は各自治体で保管してね」ということです。
その土地を捨てて、放射線管理をする人をそこに常駐させ、そういう作業をする方を増やすということです。持っていくところが無いからです。
10万ベクレル以上のもので、薄められないようなものは未だにどうするか決まっていません。
8月27日 菅首相:福島県で長期間戻れないことを陳謝、汚染廃棄物の中間貯蔵施設の受け入れを要請・・・で書いたとおりですが、Bochibochiは、悲しいけれど、人の住めなくなった場所にこういった施設を作って保管するしかないだろうと考えています。この施設の規模と受け入れる汚染廃棄物の量にも大きく関わってきますが、でも、そうすることでしか他の土地を守れないと思うからです。
これが実現されれば、日本の国土、少なくとも東日本にはそういった埋立地が点在し、人がその場所に寄り付けないような管理区域がたくさん生まれることになります。
感情を前に出してしまったら、Bochibochiだってこんなこと言いたくないです。
でも、言わなきゃいけない・・・。
既に8000ベクレルの廃棄物処理も、なし崩しで自治体に保管されていっていますし、それが今後一体どうなっていくのか、もうこのことを考えるだけで、無力感でいっぱいです。
原発を動かしてきた代償は、いったいどれほどになるというのでしょう・・・・。
失礼します。
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タニガキ トキコ