ぼちぼちいこか。。。

「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう! 

いつもご覧いただきありがとうございます。
「これは!」と思う記事がありましたら、ぜひ身近な方に広めていただきたくお願いいたします。

著名な識者の方のカテゴリを作りましたので、文字起こしなど幾分探しやすくなったかと思います。基本的に私がやった内容起こしは転載OKです。

多の方に届くように願っております。

原発作業員

7月28日 保安院:4月に厚生労働省に被曝線量の運用変更を要望していた【被曝労働をどう考える?】

※この記事は、7月27日 東電:3月末時点で保安院に100mSV超えが480人と試算に関連しています。

保安院「千~2千人技術者不足」 作業員被ばく限度の変更要望
2011/07/28 13:14   【共同通信】
 東京電力福島第1原発事故の作業員の被ばく線量をめぐり、経済産業省原子力安全・保安院は28日、従来の運用では「千~2千人の熟練技術者が不足し、事故の処理や全国の原発の運用に重大な支障が生じる」との文書を4月に厚生労働省に提出し、運用の変更を要望していたことを明らかにした

 平常時の放射線業務従事者の被ばく線量限度は「年間50ミリシーベルト、かつ5年間で100ミリシーベルト」。厚労省は福島第1、第2原発での作業に限り限度を250ミリシーベルトに引き上げた。
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072801000467.html

5月11日の時点で文書が出ているので、そういうことなんんだろうと思います。

これを見てください。それを見れば、作業員の方々の思いや、厚生労働省、文科省などの考え方がよく判ります。
7月26日 【動画あり】経産省:「被曝線量50mSV超えの作業員は約1600人」と試算

被曝前提の労働を認めて、それで経済最優先で原発動かし続けたいですか・・・?

失礼します。

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7月27日 東電:3月末時点で保安院に100mSV超えが480人と試算

※この記事は、5月30日厚労省:作業員被ばく線量「年50ミリ」上限撤廃(怒)に関連しています。

100ミリ超480人と試算 東電、保安院に3月報告
2011/07/27 23:47   【共同通信】
 東京電力は27日、福島第1原発事故で被ばく放射線量が100ミリシーベルトを超える作業員が480人に上ると3月末時点で試算し、経済産業省原子力安全・保安院に報告していたことを明らかにした。

 7月13日時点で実際に100ミリシーベルトを超えたのは111人。ただその後の再評価で線量が低い人が判明したため、人数はさらに少なくなる見通し。

 試算の内訳は東電社員が160人、下請け会社など関係企業が320人。50ミリシーベルト超と試算した作業員の総数は2160人となった。
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072701001232.html

この試算が何を意味するのか、Bochibochiにはいまいちピンときません。
「予想よりも少ないでしょ?」っていうことなら、大きな間違いですね。
線量が小さい理由は、何だと思いますか?
皆がきちんと線量管理されていましたか?

失礼します。

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7月26日 【動画あり】経産省:「被曝線量50mSV超えの作業員は約1600人」と試算

※この記事は、5月30日厚労省:作業員被ばく線量「年50ミリ」上限撤廃(怒)に関連しています。

福島第1原発:被ばく50ミリ超1600人 経産省が試算
毎日新聞 2011年7月27日 2時36分(最終更新 7月27日 9時02分)
 東京電力福島第1原発事故の収束作業にあたる作業員について、経済産業省が「被ばく線量50ミリシーベルトを超える作業員は約1600人」と試算していたという内容の文書があることが26日、市民団体による情報公開請求で明らかになった。

 文書は厚生労働省の内部資料で被ばく労働問題に取り組む「全国労働安全衛生センター連絡会議」が公開請求し、6月に開示された。文書には経産省からの情報として、「今後50ミリシーベルトを超える者が約1600名と試算される」などと記されていた

 資料作成の日付は4月25日。多くの作業員が50ミリシーベルトを超えて被ばくすると予想されることから「50ミリシーベルトを超えた者にも放射線業務に従事してもらわなければ他の原発の安全性の確保が困難となる」と懸念。その上で「5年間で100ミリシーベルトを超えないよう指導する」と、線量管理の方針について記載されていた

 放射線業務従事者の被ばく上限は法令上、通常時で年間50ミリシーベルトと規定。東電によると13日現在、緊急作業時の上限となる250ミリシーベルト超の被ばくが確定したのは同社社員の6人。50ミリシーベルト超は東電と協力企業の作業員計416人。経産省原子力安全・保安院は「実際に試算をしたかも含め、すぐには確認できない」としている。【池田知広】
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20110727k0000m040161000c.html

110726福島第一原発で働く労働者の安全衛生に関する要請  (146:25)
http://www.ustream.tv/recorded/16248254
※30分あたりからは、必ず見てください。厚生労働省の被曝労働者への考え方がよく表れています。

1110727東電会見午後 (103:03)
http://www.ustream.tv/recorded/16267743

まだ、動画を全て見ることが出来ていません。
今日の東京電力会見でも、この件について東電がどのように経産省へ報告したのか質問が相次いだようです。
東電、厚生労働省などの関係がいまいち分からないので、また追って内容の趣旨を上げたいと思います。

失礼します。

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7月25日 統合対策室:作業員のための「放射線管理・健康管理チーム」新設

放射線・健康管理チームを新設 政府・東電、体制変更
2011/07/25 20:51   【共同通信】
 政府・東京電力統合対策室は25日、福島第1原発事故の収束に向けた特別プロジェクトの体制を変更し、作業員の被ばくを防ぐための「放射線管理・健康管理チーム」を新設したと発表した。

 統合対策室が19日に改定した工程表では、廃炉に向けた燃料の取り出し作業開始を「中期的課題」として明記している。被ばくを防ぎながら作業を長期的に安定して進めるため、厚生労働省、文部科学省の協力で新チームをつくった。

 原子炉建屋のカバーや、高濃度汚染水が地下水へ流出するのを防ぐ「遮水壁」の設置はについては、燃料取り出しとは別チームで検討してきたが、連携する点が多いため一つにした。
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072501001035.html

遅い。
遅すぎる・・・。

遅すぎるけど、無いよりはいい。
Bochibochiには、そんなふうにしか思えません。
せめて浴びてしまった放射線の管理は厳密に、正確に行ってほしいと思います。

失礼します。

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7月24日 海江田経産相:線量計をつけずに作業した作業員を「日本の誇り」美談として語る

「線量計つけず作業、日本人の誇り」 海江田氏が称賛
朝日新聞社 2011年7月24日0時15分
 海江田万里経済産業相は23日のテレビ東京の番組で、東京電力福島第一原子力発電所事故後の作業に関連し、「現場の人たちは線量計をつけて入ると(線量が)上がって法律では働けなくなるから、線量計を置いて入った人がたくさんいる」と明らかにした。「頑張ってくれた現場の人は尊いし、日本人が誇っていい」と称賛する美談として述べた

 番組終了後、記者団に対し、線量計なしで作業した日時は確かでないとしたうえで、「勇気のある人たちという話として聞いた。今はそんなことやっていない。決して勧められることではない」と語った。

 労働安全衛生法では、原発で働く作業員らの健康管理に関連し、緊急作業時に作業員は被曝(ひばく)線量の測定装置を身につけて線量を計るよう義務づけられている。作業員らが被曝線量の測定装置をつけずに作業をしていたのなら、法違反にあたる。厚生労働省は、多くの作業員に線量計を持たせずに作業をさせたとして5月30日付で東電に対し、労働安全衛生法違反だとして是正勧告している。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107230699.html

こ、これは・・・。
海江田大臣、ちょっと軽率ではないですか・・・?
いくら番組後に弁明しても、放送中にその発言を見た人はどう思ったでしょう。

まるで作業員の被曝が起こることが当たり前にように感じているのではないですか?
美談ってなんですか?

これは悲劇です。途方もない悲劇です。

大臣がこんな発言をしてしまえるほど、平和ボケしてしまっている。
このことにどれほどの日本人が気付けるでしょう・・・。
普通なら、大臣は不甲斐ないと、申し訳なかったと土下座するところですよ。
それを美談だなんて・・・。

変えていきましょう、この国を・・・。

失礼します。

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7月13日 東電:作業員132人と連絡とれず・・・

【原発】福島第一の作業員132人と連絡取れず
テレ朝ニュース(07/13 23:21)
 福島第一原発で3月以降、事故の復旧作業にあたった作業員のうち、132人と連絡が取れていないことが分かりました。

 東京電力の厚生労働省への報告によりますと、4月中に新たに福島第一原発の作業に従事したのはおよそ4600人で、そのうちおよそ1300人が放射線の被ばく線量の測定を受けていません。そのなかで、118人は連絡先が不明だということです。東京電力では、3月に作業した14人とも連絡が取れておらず、連絡先が分からない作業員は合わせて132人になりました。厚生労働省は「大変、遺憾だ」として、東京電力に対して、今月29日までに追加の報告を求めています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210713062.html

東電では全く管理できていないようですね・・・。
残念すぎます。
連絡の取れない作業員の方々は、恐らく自らは連絡はされないのではないでしょうか・・・。
もしかしたら、再び原発で働くために・・・と想像してしまいます。

失礼します。

7月12日 長崎・被爆者5団体:8月9日に菅首相に対し原発被爆者に医療給付を要請へ

※この記事は、6月18日長崎:平和宣言に原発の危険性を盛り込む素案を提示に関連しています。

原発被ばく者に医療給付を 長崎原爆の日に要望へ
2011/07/12 19:47   【共同通信】
 8月9日の長崎原爆の日に、長崎の被爆者5団体が菅直人首相に対し、福島第1原発事故による避難勧告地域の住民や、原発の作業員が、被ばくに関連するとみられる病気になった際に医療給付を受けられるよう要望することが12日、団体への取材で分かった。受給のため、住民や作業員らに交付する「被ばく者手帳」を新たに作ることも求める。

 5団体の代表は例年、平和祈念式典出席のため長崎を訪れた首相や厚生労働相らと面会し要望を伝えているが、被爆者援護や核廃絶以外の内容を伝えるのは極めて異例
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011071201000926.html

見ていられないですよね・・・。
許せないですよね・・・。

私も言えることなら、直接言いに行きたいです。
政府のしていること、恐らくやろうとしていることは、歴史が物語っています。

失礼します。

7月12日 5月に東芝協力会社作業員が心筋梗塞で死亡-労災認定申請へ

※この記事は、5月14日 東電:とうとう、作業員の方体調不良で死亡のニュースの続報です。

福島第1原発:東芝協力企業の作業員死亡 労災申請へ
毎日新聞 2011年7月12日 2時30分(最終更新 7月12日 3時55分)
 東芝(本社・東京都港区)の協力企業から派遣され東京電力福島第1原発事故の収束作業中に心筋梗塞(こうそく)で死亡した男性作業員の遺族が、「発症は短期間の過重業務が原因」として週内にも労災を申請することが11日、分かった。同原発事故の収束作業をめぐる労災申請は初めてとみられ、労働基準監督署の判断が注目される。【西嶋正信】

 ◇遺族「短期間の過重業務が原因」
 作業員は5月14日に死亡した静岡県御前崎市池新田、配管工、大角信勝さん(当時60歳)で、タイ国籍の妻カニカさん(53)が、東芝の労災保険窓口となっている横浜南労働基準監督署(横浜市)に労災申請する。

 東芝などの説明によると、大角さんは浜岡、島根原発などで作業経験があり、収束作業を請け負った東芝からみて4次下請けにあたる御前崎市内の建設会社の臨時雇いだった。

 5月13日から午前6~9時のシフトで集中廃棄物処理施設の配管工事などを担当し、2日目の14日午前6時50分ごろ、特殊のこぎりを運搬中に体調不良を訴えた。福島県いわき市内の病院に運ばれ、午前9時半過ぎ、心筋梗塞での死亡が確認された。作業の被ばく放射線量は計0・68ミリシーベルトと少なく、被ばくの影響はないとされた。

 一方、大角さんが体調不良を訴えてから病院に着くまで2時間以上かかるなど救急体制の不備が指摘され、以降、東電は現場に常時医師を配置する措置を取っている。東電、東芝からカニカさんに見舞金や補償は支払われていない。代理人の大橋昭夫弁護士は「大角さんは防護服とマスクを装着する過酷な環境で働いていた。命がけで作業に従事した大角さんにあまりに冷たい対応」と話し、遺族が証言する遺体の状況から死因もより詳しく調べてほしいという。カニカさんは「健康上の特段の問題はなかった」とも話し、東電と東芝に損害賠償を求めることも検討している。

 労災申請について東電は「(大角さんの死と)業務との関連性は高くないと考えている」と話している。また東芝広報室は「労働と心筋梗塞との因果関係は不明で、今の段階では労災だったかどうかは判断できない」としている。

 ◇「危ないと知らず送り出した」と悔やむ妻
 「危ないところとは知らずに夫を送り出してしまった」。大角さんの妻カニカさんは悔やむ。配管工として全国の原発を転々とし、溶接で作業服によく穴を開けて帰ってきた。福島へ行く前日の5月10日、カニカさんは新しい作業服2着と靴や帽子などを買い、旅行かばんに入れた。

 11日午後8時ごろ、福島第1原発の宿舎に到着した大角さんから電話があった。

 「寂しい?」

 「現場は暑いから気をつけてね」

 「僕を心配しないで、自分のことを心配しなさい。あと2年働く。お前は言葉(日本語の読み書き)も分からないから、2年後は一緒にタイで農業をしよう」。それが夫婦の最後の会話だった。

 「いつも私をかばってくれる思いやりのある夫でした」とカニカさんは声を震わせる。「最後まで私のことを心配してくれていました。たった3日で死んでしまうなんて……」

 15日朝、福島県内の警察署で夫の遺体と対面した。両耳が濃い紫色に変色、ほおやあごに傷があった。でも、病死とされ、遺族には何の補償もない。

 カニカさんは弁当製造のパートとして働いている。朝5時に家を出て職場に向かい、帰りは午後7時、残業があると午後10時ごろになる。1カ月の手取りは13万円ほどだ。家にはテレビはない。「夫がいないと道も分からない」と心細さに涙する。「ただいま」「おう、お帰り」という夫婦の会話を思い出す。

 今でもカニカさんは1人で暮らすアパートで「ただいま」と声をかける。でも、返事は返ってこない。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110712k0000m040148000c.html

あまりにもひどい対応だと思いました。
ひどすぎる・・・。
あくまで東電と東芝は心筋梗塞は、業務とは関係がないと主張しています。
あまりにひどすぎます。
読んでいて涙がこぼれました。

これは、皆さんに知っておいていただきたい記事です・・・。

・・・失礼します。

7月9日 東電:原発作業員1日で6名が熱中症、うち1名は入院【6名中5人が冷却ベストを不着用】

原発作業員6人熱中症か
NHKニュース 7月9日 22時11分 
 東京電力福島第一原子力発電所の事故の対応などに当たっていた作業員6人が、熱中症や熱中症の疑いがあると診断されました。1日としてはこれまでで最も多い数で、東京電力は熱中症の予防策を徹底したいとしています。
 福島第一原発では9日、1日で男性作業員5人が体調不良を訴え、熱中症や熱中症の疑いがあると診断されたほか、作業員が拠点としている施設「Jビレッジ」でも男性作業員1人が体調不良を訴えて病院に運ばれ、熱中症と診断されました。6人とも命に別状はなく、このうち病院に運ばれた男性は大事をとって入院したということです1日で熱中症などの診断を受けた人の数としては最も多く、これまでの合計は28人に上りました。東京電力は熱中症の予防策の1つとして、保冷剤を入れたベストをすべての作業員に行き渡るよう2500着用意していましたが、9日に診断を受けた6人のうち5人はこうしたベストを身に着けていなかったということです。東京電力はベストを身に着けたかどうかの確認が不十分だったとして、今後熱中症の予防策を徹底したいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110709/t10014101651000.html

なぜ?どうしてベストを身に着けないんでしょう。
着ないことによって起こるであろうことは見えていますよね?

本当によくわからないです。
作業員が仮にもし「着たくない」と言っても、東電には着せる義務があると思います。

どうしてこんなことを繰り返すんでしょう・・・。

失礼します。

6月30日 東電:作業員連絡取れず【3月は32人、4月は1295人】

※この記事は、6月20日 東電:「新たに1人被曝限度越える」「30人作業員の特定できず」に関連しています。

1300人と連絡取れず=4月以降の原発作業員-被ばく量、最高で150ミリ・東電
時事ドットコム (2011/07/01-00:25)
 東京電力は30日、4月以降に福島第1原発で収束作業に当たった作業員のうち、内部被ばくの評価が終わった2242人の被ばく量をまとめ、厚生労働省に報告した。被ばく量が最も多かったのは100ミリシーベルト超~150ミリシーベルト以下の1人だったが、現時点で協力企業の作業員1295人と連絡が取れていないという
 東電によると、4月から同原発で作業したのは東電社員565人と協力企業作業員3760人の計4325人。このうちホールボディーカウンター(WBC)で検査を受け、内部被ばく量の1次評価が終わったのは2242人だった。既に検査していたり、検査予定を調整中の人を除くと、協力企業の作業員1295人と連絡が取れないという。
 東電は、3月から同原発で作業をしている協力企業作業員の被ばく量調査でも32人と連絡が取れていない。同社は4月15日以降、本人確認をした上で個人線量計を渡していると説明。協力企業を通じて作業員と連絡を取っているが、企業側からの回答が遅れているケースや、既に退職しているケースもあるという。
 厚労省は東電に対し、30日までに4325人全員の被ばく量を報告するよう求めていたことから、改めて検査を急ぐよう指示。7月13日までに残りの作業員について報告するよう求めた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011063001054

管理体制というより、なんでしょう?
作業員の方々を追いかけられないような状態なのか、身分を隠した作業員が大勢いたのか、両方なのか・・・。
もう判らないでしょう・・・。

何かの補償がされるとはっきりしないかぎりは、誰も名乗り出ることはないのではないでしょうか・・・。

失礼します。




6月30日 福島原発行動隊9月中にも始動へ-リタイア組み400人志願

※この記事は、6月7日小出氏x岩上氏インタビュー@IWJ②に関連しています。

「福島原発行動隊」、始動へ=収束作業で現場視察―リタイア組400人志願
時事通信 6月30日(木)18時59分配信

 福島第1原発事故の収束作業を志願している「福島原発行動隊」が7月中旬に現場の状況を視察することが決まった。元技術者らリタイア組約400人が参加を表明しており、政府や東京電力との打ち合わせ、1カ月程度の訓練を経て、「9月中にも作業に就きたい」という。
 同原発では、高い放射線量で被ばくする作業員が相次ぎ、人手不足が深刻化している。元技術者の山田恭暉さん(72)が「若い人よりも被ばくによる影響が小さいわれわれ引退組が作業に当たった方がいい」と呼び掛けたところ、6月末現在で、60歳以上の約400人が参加を表明したほか、約1200人が支援を申し出た
 山田さんらは5月末、細野豪志首相補佐官(現原発事故担当相)や東電幹部と接触。細野氏らから「行動隊を受け入れたい」との意向が示されたため、志願者の経歴、能力を記載したリストを手渡したという。
 参院議員会館で30日に開かれた行動隊の説明会には、約150人が出席。山田さんは、元放射線管理士、元原子炉設計技術者ら計5人で7月中旬に現地に入り、同原発の吉田昌郎所長とも意見交換する予定であることを報告した。実際にどのような任務に就くかは視察を踏まえて検討するが、当面は原発周辺のがれきを重機で除去する作業などを想定しているという。
 奈良県生駒市から駆け付けたというプラント工事の元技術者(66)は「循環注水冷却の配管の水漏れは、完全な素人仕事。頭数だけそろえて素人ばかり集めたためだ。早く現場に入れるようにしてほしい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110630-00000110-jij-soci

これを読んでいると涙が出てきます。

こうして名乗りをあげていただいている福島原発行動隊(=シニア決死隊)の方々の志、伝わってきます。若い作業員をこれ以上被曝させたくないという気持ち、私も同じです。

シニア決死隊として、かなり早い段階から活動されていたことは知っていました。小出先生もその一員です。

若い作業員をとるのか、福島原発行動隊をとるのか、究極の選択・・・というより、もう他に道はあまり残されていないと言った方がいいでしょう。

ご本人たちは「死にに行くつもりはない」とはっきり断言されていますので、その点は信じていますが、若い作業員のために被曝を引き受けるという決意をされた方々です・・・。

見送ることしかできないBochibochiを許してください。

・・・失礼します。

6月20日 東電:「新たに1人被曝限度越える」「30人作業員の特定できず」

新たに1人被ばく限度超え 福島原発事故、計9人に
2011/06/20 18:26   【共同通信】
 東京電力は20日、福島第1原発事故で新たに社員1人が被ばく線量限度の250ミリシーベルトを超えた可能性が高いと発表した。限度超えは計9人となった。

 東電によると、社員は20代の男性。線量は外部被ばくが34・9ミリシーベルト、内部被ばくが300・5ミリシーベルトで両方を合わせた線量の1次評価は計335・4ミリシーベルト健康上の影響はないという。放射線医学総合研究所で20日に健康診断を受けており、今後、線量を確定する。
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011062001000853.html


福島第1原発:作業員30人特定できず…被ばく線量検査
毎日新聞 2011年6月20日 20時52分(最終更新 6月20日 21時16分)
 東京電力福島第1原発の復旧作業に従事した作業員を対象に東電が進めている被ばく線量検査を巡り、厚生労働省は20日、3月中に従事した約3700人のうち30人前後の下請け作業員の身元が特定できていないと発表した。東電が線量計の貸し出し台帳に記載された作業員名を協力企業に照会したところ「そのような社員はいない」との回答だったという。厚労省は「管理がずさんで遺憾だ」として同日、作業員を特定して検査するよう東電を指導した。【井上英介】

 ◇3月に従事
 厚労省労働基準局計画課などによると、3月中の緊急作業従事者は3639人で、このうち3514人の被ばく線量の暫定値が東電から20日までに報告された。残り125人は同日現在も内部被ばく線量の測定を受けておらず、このうち近く検査を受ける者や病気などで当面受けられない者を除く69人について、東電は協力会社を通じて検査を受けるよう呼びかけている

 厚労省によると、東電は震災発生時から4月半ばまで線量計貸し出しの紙台帳で作業員を管理。福島第1原発の免震重要棟など計2カ所で線量計を貸し出す際、線量計の番号と社名、氏名を作業員に手書きで記入させていた。だが、69人のうち30人前後は書かれた会社に氏名を問い合わせても該当者がおらず、残りは協力会社からの回答待ちという

 「該当者なし」の作業員からはいずれも線量計が返却され、外部被ばく線量も記入されており、限度(250ミリシーベルト)を超えた者はいないという。4月半ば以降はバーコードなどで管理されているが、それ以前に作業員を把握する手段は紙台帳以外になく、東電は複数の協力会社に問い合わせしたが身元が分からないままという。

 労基局計画課は「該当者がいない理由は不明だが、台帳も線量計も東電の管理で、ずさんというほかない」と話している。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110621k0000m040069000c.html

どうしてこういうことになってしまったんでしょう。
ずっと言い続けてきました。
作業員を大事にしなければ、この原発を作業する人が居なくなってしまうと・・・。
どうして・・・?
なぜ、こんな基本的なことができないのですか・・・。

何度も、何度でも言います。

東電に、政府に、日本に原発を取り扱う資格も何もない。

本当に無いです。

・・・失礼します。

6月15日 東電:作業員がマスクを外し喫煙

作業員がマスク外し喫煙=被ばく検査では低レベル―福島第1
時事通信 6月15日(水)19時7分配信

 東京電力は15日、福島第1原発の敷地内で同日午前11時5分ごろ、協力企業の50歳代の男性作業員がクレーン車の操縦席で全面マスクを外して喫煙しているのを東電社員が発見したと発表した。作業員は小名浜コールセンター(福島県いわき市)で検査を受け、同日の内部被ばくは0.24ミリシーベルト、外部被ばくは0.13ミリシーベルトと比較的少なかった。
 作業員は3月20日から同原発で働いており、この日は1号機原子炉建屋にカバーを設置するためのクレーン組み立て作業を行っていた。東電は作業員をこの担当から外した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110615-00000121-jij-soci

なぜ、このようなことが起こると思いますか?
あなたは、作業員が悪いと思いますか?

この記事を読んでください。
6月14日原発の現場作業員、安全管理の現実を語る@WSJ

敢えて、Bochibochiの思いは書かないことにします。
どう感じるか、しっかり読んでみて下さい。

失礼します。

6月14日原発の現場作業員、安全管理の現実を語る@WSJ

こちらも読んでいただくだけで結構です。あなたの読むお時間をBochibochiにください。

原発の現場作業員、安全管理の現実を語る
ウォールストリートジャーナル日本版 2011年 6月 14日  21:52 JST

原発付近の休憩所を使う際には、作業員は外側の防護服を廃棄する必要がある。作業に戻る際に再び身支度をする

   【大垣】坂本正之さんは3月、世界で最も危険な原子力発電所に降り立った。そのとき、防護服について30分間説明を受けたが、それ以外はほとんど準備がなかった。

 坂本さんは56歳。30人の従業員を抱える中部地方の建設会社、北陸工機の代表取締役だ。福島第1原子力発電所の原子炉が煙を吐き、ガンマ線がにじみでていた頃、がれきを撤去し、泥を運び出すために雇われた。坂本さんはそれまで防護服を着たこともなかったし、線量計を使ったこともなかった。平常時であれば、原発で働く際に必要とされる事務手続きもまだ行っていない。


続きを読む

6月14日 東電:作業員の被曝線量と27日から建屋を覆うカバー設置を発表と汚染水の処理実績と思惑

23人に作業離脱を指示 福島第1 内部被曝100ミリシーベルト超え
産経ニュース 2011.6.14 20:56
 東京電力福島第1原発の作業員計8人が被曝(ひばく)線量限度の250ミリシーベルトを超えた問題で、厚生労働省は14日、内部被曝暫定値が100ミリシーベルトを超えた作業員23人について、作業から離れるよう同社に指示した。細川律夫厚労相が同日の会見で明らかにした。

 東電は、外部と内部を合わせた被曝線量が200ミリシーベルトを超えた作業員について作業から外しているが、作業員の被曝線量検査が遅れており確定値も出ていない。厚労省は「作業員の健康管理を優先する」として、確定値が出るまで作業から外すよう指示した。

 東電によると、内部被曝が100ミリシーベルトを超えた恐れがある作業員は29人。うち6人は既に現場から外されている。今後、現場から外れる作業員の数が増えれば、収束のための作業に影響が出る可能性もある。

 これとは別に東電は14日、原子炉建屋などにたまっている放射性物質を含んだ汚染水を浄化するシステムのうち、米キュリオン社のセシウム吸着装置に低濃度の汚染水を入れた試運転を実施し、セシウムの濃度が約3千分の1程度にまで下がったと発表した。

 東電は「所定の能力は発揮できている」としている。15日には放射性物質を薬剤で沈殿させる仏アレバ社の除染装置の試運転を行い、17日に浄化システム本格稼働を目指す。本格稼働されれば1日1200トンの処理が可能で、放射性物質濃度を1千~1万分の1に低減させることが期待される。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110614/dst11061420580014-n1.htm

福島第1原発:建屋覆うカバー 設置計画を発表
毎日新聞 2011年6月14日 22時03分(最終更新 6月14日 22時16分)
 東京電力は14日、福島第1原発で原子炉建屋全体を覆うカバーを設置する計画を発表した。27日から原発敷地内で組み立て工事を始める

 カバーは南北約47メートル、東西約42メートル、高さ約54メートルで、鉄骨と、ポリエステルの樹脂に塩化ビニールをコーティングした壁面で作られる水素爆発で原子炉建屋が大きく破損した1、3、4号機に設置し、原子炉や建屋内にあるプールの水蒸気などから放射性物質が飛散したり、雨水が建屋内に入って汚染水になることを防ぐ。地震や風圧に対する安全性も確認しているという

 カバーは4月に発表した事故収束の工程表で計画されていた。設置作業は作業員の被ばくを防ぐため、福島県いわき市の東電施設内で数十メートル規模のユニットに組み立ててから船で運び、原発敷地内でクレーンを使って組み立てる。

 また東電は14日、試運転を始めたキュリオン社製のセシウム吸着装置で処理した水の分析結果を発表した。それによると、セシウム134、セシウム137がいずれも約3000分の1に減少。東電は「期待した能力を発揮している」としている。今後、薬剤で放射性物質を沈殿させる仏アレバ社製の除染装置を試運転し、17日から装置全体で本格運転を開始する。【関東晋慈】
http://mainichi.jp/select/science/news/20110615k0000m040087000c.html


一つ目、厚生労働省から、東電へ指導が入りました。
遅い・・・。遅すぎます・・・。
一刻も早く現状を把握してほしいです。
もっと言うと、東電では、被曝線量コントロールは無理だと思っています。そもそも、被曝、特に内部被曝は、評価が未知数です。はっきり判ったのは、この記事でまとめた時でした。(6月8日名古屋大沢田昭二名誉教授×岩上氏@IWJ【その④】
無理なんですよ・・・。全部を測るのは・・・。
仮に出来たとしても、それはかなりの時間と費用がかかると思います。

人間に、放射線をコントロールなんて出来ないんです・・・。

二つ目、建屋をやっぱりカバーで覆うのですね。
うまくいってくれればいいと願うばかりです。

三つ目、汚染水処理実績がそれぞれ上がってきています。
なぜ二社使っていると思いますか?
性能の問題ももちろんあるでしょう。
しかし、私には、その本位は「汚染水処理能力のアピール合戦」にしか見えません。
原発を続けるために、「これだけ処理能力のある装置があれば、安心」とでも言いたげに見えます。
これで、濃度が薄まり、多少の汚染なら海へ放出してしまえという流れになると、愚かな人間はすぐに解決したと思い込んで、また原発を続けることを選んでしまう
そんなあらすじが、垣間見えます・・・。

今までの歴史を考えると、こういうことがあっても全然おかしくないと思っています。

取り越し苦労ならいいのですが・・・。

失礼します。


6月13日 東電:作業員の方々の被曝状況が・・・

被曝量上限超の可能性の原発作業員、計8人に
読売新聞 6月13日(月)19時19分配信

 東京電力は13日、福島第一原子力発電所の事故で、緊急作業時に認められている被曝(ひばく)量の上限250ミリ・シーベルトを超えた恐れのある作業員が、計8人になったと発表した。

 このほかに6人が200~250ミリ・シーベルト、88人が100~200ミリ・シーベルトを被曝した可能性がある。厚生労働省は同日、3月中に同原発で作業を行った3700人全員の測定と被曝量の評価を今月20日までに終えるよう、東電に指導した。

 3月中に同原発で働いた社員・作業員3726人のうち、5月中に一次検査を終えた2367人について同社が暫定調査結果をまとめたもので、同日、厚生労働省に報告した。報告によると、8人はいずれも同社の男性社員。うち2人はすでに600ミリ・シーベルト以上の被曝量が確定している。残る6人は、放射線を体外から浴びる外部被曝と、放射性物質を体内に吸引する内部被曝を合わせた数値が265~498ミリ・シーベルトだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110613-00000717-yom-soci

被曝限度超え計8人に 福島第1原発で作業の男性社員 最大497ミリシーベルト
日本経済新聞 2011/6/13 21:28
 東京電力は13日、福島第1原子力発電所で作業していた男性社員中、新たに5人が今回の事故対応の被曝(ひばく)限度量である250ミリシーベルトを超えたと発表した。3月中に原発施設内で被曝した可能性がある約3700人中、約2300人を調べた暫定値。作業員の安全管理が不十分だった可能性がある。累積被曝量が増え続ければ、作業の遅れにつながる恐れもある。
 東電は同日、被爆者の情報を厚生労働省などに報告した。5人の線量の暫定値の最大は497.6ミリシーベルト。すでに2人の社員で被曝限度の2倍を超えたことがわかっており、1人が超えた可能性が高い。新規判明分を加えると計8人となった。いずれも同原発で作業していた当直長や運転員、放射線の管理担当ら。
 事故直後に中央制御室などで作業していたとされ、空気中の放射性物質を吸い込むなどして被曝したとみられる。新たな5人のマスク着用の有無や、体内取り込みを防ぐヨウ素剤を服用していたかどうかについては不明
という。
 今後、正確な被曝量を算定するため、日本原子力研究開発機構で詳細な被曝量の検査を受ける。東電の現在の規定では、170ミリシーベルトを超えると現場作業を禁止し、200ミリーベルト超で同原発の敷地内の作業から外している。
 東電によると被曝した可能性があるのは計3726人。約1400人はまだ測定できていない。測定機器が不足しているほか、連絡が取れない協力会社の作業員もいるという。厚労省は遅くとも20日までに報告するよう指導した。経済産業省の西山英彦審議官は「極めて遺憾だ。東電には徹底した原因究明や再発防止策の策定を指示していきたい」と述べた。
 このほか6人が、200~260ミリシーベルトの被曝の可能性がある。4人は東電社員で、建屋内で足を水につかりながら作業していた関電工の社員2人も含まれるという。100~200ミリシーベルトの可能性がある人も88人いた
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E3E1E2E7E78DE3E1E2E4E0E2E3E39180EAE2E2E2

どうしてここまでの状況になっても、政府は東電にまかせっきりなのですか?
どうして?
東電では管理しきれていないことが明白なのに、どうして政府が介入しないのですか?

これは何度でも何度でも言います。
作業員の方々の健康を奪いながら、私たちは日々の生活をつづけています。

彼らのことは、常に私の心の中にあります。
何をしていても、どこにいても。

その彼らをまだ東電に放置しようというのですか・・・?

何度、意見したらいいのでしょう。
いや、諦めちゃだめです。諦めないで続けないと・・・。

失礼します。

6月10日東電:作業員の被曝状況と小佐古氏の報告書

※この記事は、6月3日東電:被ばく線量580mSVと570mSV内閣官房参与の辞任の続報となります。

東電2社員、被ばく限度2倍以上 福島第1原発で
2011/06/10 20:45   【共同通信】
 経済産業省原子力安全・保安院は10日、福島第1原発で作業をしていた東京電力の社員2人が多量の被ばくをした問題で、30代男性の被ばく線量は678ミリシーベルト、40代男性は643ミリシーベルトに達したと発表した。いずれも今回の事故に限って設定された線量限度250ミリシーベルトの2倍以上。放射線医学総合研究所(千葉市)の分析で判明した。2人の健康状態について保安院は「将来的に何らかの健康影響が出る恐れがあり、国としてフォローしていく必要がある」としている。保安院はまた、他に50代の男性社員1人が上限を超える被ばくをした恐れがあることも明らかにした
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061001001022.html

初動ミスで余分な被ばくと批判 小佐古氏提出の報告書
2011/06/10 19:57   【共同通信】
 東京電力福島第1原発事故で、政府の対応を批判して4月末に内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘東大教授(放射線安全学)が、辞任直前に菅直人首相に報告書を提出し、「不適切な初動」で放射性物質の拡散予測結果が十分に活用されず、住民に「余分な被ばく」を与えたと指摘していたことが10日、分かった

 小佐古氏は報告書で首相官邸の指導力不足や原子力安全委員会の機能不全を挙げ初動を批判。「小児甲状腺がんの発症が予想される」ことから福島県と近県で「疫学調査が必須」としている。今後の検討事項として、被ばく者手帳の発給やメンタルケア対策を挙げた。
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061001000977.html

お願いですから、政府の方々、「人」を守ってください。
「利権」を守ることをやめてください。
「お金」を守ることをやめてください。

「人」を見てください。

・・・失礼します。

6月10日東電:協力企業の作業員が意識不明

福島第1原発、協力企業の男性作業員が意識不明
日本経済新聞 2011/6/10 13:04
 東京電力は10日、福島第1原子力発電所で働いていた40代の協力企業の男性作業員が福島広野町の宿舎で意識不明になり、ドクターヘリでいわき市内の病院に搬送されたと発表した。男性は、発熱の症状があり、医師の値用を受けているが、詳しい病状は分かっていない。
 東電によると、男性が同日朝、起床してこなかったため、同僚が様子を見に行ったところ、意識が混濁した状態で発見された。同僚の車で復旧作業の拠点となっている「Jヴィレッジ」に運ばれた後、ドクターヘリで搬送された。
 男性は、前日午後に福島第1原発で放射性物質の飛散防止剤を散布する作業をしていたという。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E2E2E38A8DE3E2E2E4E0E2E3E39191E2E2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000


作業員、意識不明で病院に=前日は飛散防止剤散布-福島第1
時事ドットコム (2011/06/10-12:32)

 東京電力は10日、福島第1原発で働いていた協力企業の40代男性作業員が同日朝、意識不明となり、ドクターヘリで福島県いわき市内の病院に運ばれたと発表した。発熱もあるという。
 この作業員は9日午前、防護服に全面マスク姿で放射性物質飛散防止剤を散布する作業をしていたが、宿舎で10日朝、意識混濁状態になっているのを同僚が発見した。9日の被ばく放射線量は0.07ミリシーベルトだったという。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011061000396

どうしてこういうことが起きるのか、東電はわかっているのですか?
あなたたちの態度を見ていると、腹が立ってしょうがないです。
心を殺しているのですか?それも心がないのですか?

あまりの怒りに、またエコボックスへメールしてしまいました。
東電:エコボックス
https://www4.tepco.co.jp/info/custom/service/echob_s-j.html
「お願いします。何度目でしょうか。どうか作業員の方々の待遇を改善してください。倒れられた方々は、みんな原発の作業中に倒れたのですよ?完全に労災じゃないですか?持病だと言って、責任回避するのをやめてください。お願いします。
作業員の方々の健康を犠牲にして、私たちの生活が成り立っていることを忘れないでください。それをちゃんと国民に伝えてください。お願いします。」

今読み返すと、とても感情的で恥ずかしいのですが、言わずにはいられなかったです・・・。
皆さんも思うところがあれば、ご意見されてはいかがでしょうか・・・。

とにかく、彼の無事を祈って、続報を待ちます。

失礼します。

6月8日東電:吉田所長の処分

※この記事は、吉田所長、独断で1号機の海水注入と報道とその他の事実6月6日福一、吉田所長のインタビュー記事の続報です。


東電清水社長、吉田所長を口頭注意
読売新聞 6月8日(水)22時23分配信
 東京電力は8日、福島第一原子力発電所の吉田昌郎所長を口頭で注意したことを明らかにした。
 東日本大震災発生翌日の3月12日、東電は1号機の炉心を冷やす海水注入の作業を一時中断すると決めたが、実際は吉田所長の判断で注入を続けていた。
 清水正孝社長が6日、吉田所長に対し、事実を2か月以上本店に適切に報告していなかったことを注意したという。人事上の処分には当たらないとしている。
 海水注入の継続について、菅首相は「正しい判断だった」と述べ、責任を問う必要はないとの考えを示していた。 .最終更新:6月9日(木)0時14分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110608-00001036-yom-bus_all

吉田所長を口頭注意=独断で注水継続、報告せず-福島第1原発事故・東電
時事ドットコム (2011/06/08-23:45)
 福島第1原発1号機の海水注入をめぐる問題で、東京電力は8日までに、震災発生翌日に本社とのテレビ会議で中断を決めながら独断で注水を続けた同原発の吉田昌郎所長について、口頭注意とした。東電は注水継続の判断自体は問題とせず、報告が2カ月以上遅れたことなど「不適切な報告」を理由とした。
 東電によると、清水正孝社長が6日、吉田所長に口頭で注意。懲戒処分ではないという。
 この問題は、政府・東電統合対策室が5月21日に海水注入の中断を公表。同24、25日に行われた本社の事情聴取に対し、吉田所長が独断で注水を継続していたことを初めて認め、中断の事実自体が取り消された。
 東電は、注水継続について「権限は所長にあり、原子炉や作業員の安全を考えたやむを得ない措置」と判断。人事上の処分とせず、注意にとどめた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011060800998

とりあえず、一言だけ、「良かった」と言っておきます。

失礼します。



6月7日厚労省:原発立ち入り検査-作業員の労働環境を調査

厚労省、原発へ立ち入り調査…線量限度超え問題
(2011年6月7日22時04分  読売新聞)
 福島第一原発で作業していた東京電力の社員2人の被曝(ひばく)量が、緊急時の線量限度の250ミリ・シーベルトを初めて超えたとみられる問題で、厚生労働省は7日、同原発への立ち入り調査を行った。

 同省は労働安全衛生法に違反していた可能性が高いとみて、同社に是正勧告する方針。

 調査は職員4人で実施。社員2人が3月11~15日にかけて作業していた免震重要棟などでの労働環境を調べた。2人は12日に1号機が水素爆発した際、「マスクをいつ着けたか記憶が定かではない」と話しており、同原発でのマスクの着用状況も確認したとみられる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110607-OYT1T01043.htm

お願いですから、作業員の方々の作業環境と待遇をを一刻も早く改善してください。

彼らを悪者にするような報道を一切やめてください。

彼らのおかげで、今の日本人は支えられていることを隠さないでください。

そして、多くの日本人がそれに気づいて、彼らに感謝できるような、自分のすべきことを考えられるような、そういう日本にしていかないと、この国は終わってしまいます。

自分の生活だけを考えるような人ばかりになっては、未来に残せない・・・。

厚労省のこの調査で、少しでも改善されるように願います。

・・・失礼します。

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