ぼちぼちいこか。。。

「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう! 

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「これは!」と思う記事がありましたら、ぜひ身近な方に広めていただきたくお願いいたします。

著名な識者の方のカテゴリを作りましたので、文字起こしなど幾分探しやすくなったかと思います。基本的に私がやった内容起こしは転載OKです。

多の方に届くように願っております。

原発作業員

2015年10月20日 福島原発事故後、初の被ばく労災認定。

原発事故後の被曝、初の労災認定 白血病の元作業員男性
朝日新聞 大岩ゆり2015年10月20日20時34分
 厚生労働省は20日、東京電力福島第一原発事故後の作業で被曝(ひばく)した後に白血病になった元作業員に対し、労災を認定したと発表した。原発事故への対応に伴う被曝と作業員の疾病に一定の因果関係があるとして労災が認められるのは初めて。被曝を伴う作業は長期間続き、被曝に伴う労災申請の増加が予想される。
 労災が認められたのは北九州市在住の男性(41)。男性によると、2012年から13年まで、東京電力の協力企業の作業員として、3号機や4号機周辺で、構造物の設置や溶接の作業に当たり、14年1月に急性骨髄性白血病と診断された。累積の被曝線量は福島第一原発で約16ミリシーベルト、定期点検の工事で12年に約3カ月間働いた九州電力玄海原発で約4ミリだった。
 男性の労災申請を受けた富岡労働基準監督署(福島県)が業務内容や被曝実態を確認し、被曝の専門家らで構成する厚労省の検討会で被曝と白血病の因果関係を検討、「業務上(業務由来)」と結論づけた。これを受け同労基署が20日付で労災と認定した。医療費と休業補償が支払われる。
  1976年に定められた国の放射線業務従事者の労災認定基準では白血病の場合、年5ミリシーベルト以上被曝し、最初の被曝を伴う作業から1年超経って発症した人は、白血病を引き起こす他の要因の影響が排除できれば労災が認められる
 厚労省は20日の会見で、「今回の認定により科学的に被曝と健康影響の関係が証明されたものではない。『年5ミリ以上の被曝』は白血病を発症する境界ではない」とした。白血病の認定基準については「労災保険の精神に基づき、労働者への補償に欠けることがないよう配慮し、また、76年当時の一般公衆(住民)の被曝限度が年5ミリだった点も考慮して決まった」と説明した。
 福島第一原発事故の対応にあたった後、被曝と関係する病気になった人の労災申請は今回を含め8件。3件は不支給、1件は本人が取り下げ、3件は調査中で、がんの種類など詳細は明らかにされていない
 東京電力によると、事故から今年8月末までに福島第一原発で働いた約4万5千人のうち、約2万1千人は累積被曝量が5ミリを超え、20ミリ以上も9千人を上回る今年4月から8月末までの5カ月間に働いた約1万5千人でみても、約2200人が5ミリ超の被曝をした。現場では被曝を伴う作業が長期にわたって続き、労災申請が増える可能性がある。(大岩ゆり)

原発事故の作業員が白血病 初の労災認定
NHKニュース 2015年10月20日 16時10分
東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束作業などにあたった当時30代の男性作業員が白血病を発症したことについて、厚生労働省は被ばくしたことによる労災と認定し、20日、本人に通知しました。4年前の原発事故に関連してがんの発症で労災が認められたのは初めてです。
労災が認められたのは、平成23年11月からおととし12月までの間に1年半にわたって各地の原子力発電所で働き、福島第一原発の事故の収束作業などにあたった当時30代後半の男性作業員です。
厚生労働省によりますと男性は、福島第一原発を最後に作業員をやめたあと、白血病を発症したため労災を申請したということです。白血病の労災の認定基準は、年間5ミリシーベルト以上被ばくし、1年を超えてから発症した場合と定められていて、厚生労働省の専門家による検討会で被ばくとの因果関係を分析してきました。その結果、男性はこれまでに合わせて19.8ミリシーベルト被ばくし、特に、福島第一原発での線量が15.7ミリシーベルトと最も高く、原発での作業が原因で発症した可能性が否定できないとして労災と認定し、20日、本人に通知しました。
厚生労働省によりますと、原発作業員のがんの発症ではこれまでに13件の労災が認められていますが、4年前の原発事故に関連して労災が認められたのはこれが初めてです。
労災申請 今後増える可能性
厚生労働省によりますと、福島第一原発の事故後、被ばくによる労災は今回の件以外に10件が申請されていて、このうち7件では労災は認められませんでしたが、3件は調査が続いています。福島第一原発で事故からこれまでに働いていた作業員は延べおよそ4万5000人で、年間5ミリシーベルト以上の被ばくをした人は2万1000人余りに上っていて、今後、労災の申請が増える可能性もあります。
専門家「今後も被ばく量に注意」
今回の労災認定についてチェルノブイリ原発の事故の際、被ばくの影響を調査した長崎大学の長瀧重信名誉教授は「労災の認定基準は、労働者を保護するために僅かでも被ばくをすれば、それに応じてリスクが上がるという考え方に基づいて定められていて、今回のケースは年間5ミリシーベルト以上という基準に当てはまったので認定されたのだと思う。福島第一原発での被ばく量は15.7ミリシーベルトとそれほど高くはないので、福島での被ばくが白血病の発症につながった可能性はこれまでのデータからみると低いと考えられるが、今後も、作業員の被ばく量については、十分注意していく必要がある」と話しています。

「福島で働いたこと悔いない」 被曝で労災認定の作業員
朝日新聞 2015年10月21日05時24分
 厚生労働省は20日、東京電力福島第一原発事故後の作業に従事し、白血病になった元作業員に、労災を認定したと発表した。原発事故への対応に伴う被曝(ひばく)と疾病に一定の因果関係があるとして労災が認められたのは初めて。認定された北九州市の男性(41)は朝日新聞の取材に「他の作業員が労災認定を受けられるきっかけになればうれしい」などと語った。
 1976年に定められた放射線業務従事者の労災認定基準では白血病の場合、年5ミリシーベルト以上被曝し、最初の被曝を伴う作業から1年超経って発症した人は、白血病を引き起こす他の要因の影響が排除できれば労災が認められる。
 厚労省は20日の会見で、「今回の認定により科学的に被曝と健康影響の関係が証明されたものではない。『年5ミリ以上の被曝』は白血病を発症する境界ではない」とした。白血病の認定基準については「労災保険の精神に基づき、労働者への補償に欠けることがないよう配慮し、また、76年当時の一般公衆(住民)の被曝限度が年5ミリだった点も考慮した」と説明した。
 元作業員の男性は20日午前、労働基準監督署から労災認定の知らせを電話で受けたといい、「ほっとした」と話した。
 急性骨髄性白血病の診断を受けたのは2014年1月。福島第一原発から戻った約2週間後の健康診断でわかった。真っ先に3人の子どもと妻のことが頭に浮かんだ。「被曝が原因とは考えなかった」という。
 抗がん剤の治療で免疫力が落ち、重い感染症で一時は危篤状態に陥った。家族のために「死んでたまるか」と自らを鼓舞した。水を一口飲むだけでも吐き気がするなか体力をつけるため、みそ汁1杯を30分かけて飲んだこともあった。
 現在、病状は落ち着き、検査でがん細胞が検出限界以下の「寛解」状態になったが、再発の恐れは消えず、本職の溶接の仕事に復帰できるかもわからない。それでも男性は「被災地で何か役に立てればという気持ちで福島行きを決めた。後悔はしていない」と話す。
 知人からは、原発で長年働いた後に白血病になった元作業員が、勤務先から「(業務と白血病には)因果関係がない」と労災申請を断られた、という話を聞いた。「自分はラッキーだった。がんになった他の原発作業員が労災認定を受けられるきっかけになればうれしい。がんになった福島の人がもしいるのなら、ちゃんと補償を受けられるよう願っている」と語った。

NHKニュースの長瀧大先生がおっしゃっていることが矛盾ありすぎて、ちょっと意味がわからないのですが、労災というものは、「仕事に関連して引き起こされた病気である」ことを認めて補償するものだと思っていたのですが、労災認定する基準が低すぎるとおっしゃっていただければ判りやすいのですが。。。
要するに、被曝と白血病発症の関連性は約20ミリシーベルトでは低すぎるという見解だが、労災の基準があるので認めた⇒じゃあなぜこの労災基準が設定されているのか、矛盾がありますよね。。。

原発作業員の方々はこれからももっともっと増えていきます。
事故処理のための被ばくも、引き受けていかなければならないでしょう。
白血病というある意味わかりやすい病気の発症だけでなく、無気力、慢性的な疲労、心臓病、脳などへの影響も叫ばれています。認定される病気の後ろに、その何百倍、何千倍ものリスクがあることも忘れてはいけないと思います。

そういったリスクを背負いながら、それでも作業し続けていただいてる現場の方々に感謝しつづけなければならないと思います。
 

おしどりマコさん講演:日本では報道されない原発事故状況



司会:おしどりマコさんの講演会にようこそおいでくださいました。
みなさんご承知のとおり、2011年3月11日に東北大震災を私たち日本人は経験しました。その後の大震災としての津波、そして原発事故。私たち日本人、世界の人たちが未だ経験したことのない恐ろしい災悪となっております。そして、この事故は未だに何もコントロールされていないばかりか、更に危機的な状況が続いています。
 みなさまご承知のとおり、この間行われた東京都知事選でのいろいろな世論調査の関心度調査によれば、原発・脱原発、この問題は東京都民の関心度第3番目になっていますね。第一番目は例えば少子化だとか、そういう問題。
 ですから、どういうことかといいますと、それはメディアが操作されている、ということによって、こういう関心度が低く抑えられていることもあります。ただ、被災地の福島の声というのは、もう東京都民にまで届かない、そういう状況なわけです。
 今日は、しかしおしどりマコさんの口から、実際には福島では何が起きているのか、そのことについて、まず一番最初にその当事者の声を伝えていただくということで、今日お招きして、みなさんに来ていただいているわけです。これはもちろん、こういう声がまず外国に伝わっていくということは、非常に珍しいことであるので、その意味でも非常に貴重な講演になると思っています。
 おしどりマコさんは、Free Press Association of JAPAN(自由報道協会)という代表?
おしどりマコさん:理事です。
司会:理事でいらっしゃいます。この組織はそもそも日本で大震災の後に結成されたもので、今ちょっとお話しましたとおり、メディアの操作が行われている、そのメディアの操作が起きないようにメディアの操作を受けないで、正しい生の情報を伝える、そういう目的の元に結成されたジャーナリストの組織です。
おしどりマコさん:地震の少し前にできたんです。
司会:ごめんなさい。そういうことでした。偶然ながら。
 おしどりマコさんは、福島の事故が起きてから、それまでは吉本の漫才「おしどりマコ・ケン」として活躍していらしたんですが、これを機に脱原発についていろいろ発言されるようになりました。それと、本業でもお呼びがかからなくなってしまった。その代わりに、でも逆にジャーナリストとしての名前が知られるようになり、そしておしどりマコさんの質問があまりにするどいので、東電の人たちもたじたじとする、それで有名になったという、そういう経歴を持ってらっしゃいます。
 それで、マコさんはもちろんジャーナリストだけではなく、合わせて福島を訪れて、現地の人たちの声を伝えることもしてらっしゃいますし、それから東電の???の人たちにインタビューもして、その人たちのいろいろな情報を引き出したりもしています。
 では、これからおしどりマコさんのお話を聞いていただきます。みなさんと一緒にいろんなことを考えてみたいと思います。

おしどりマコさん:Hello, everyone. My name is Mako Oshidori. I'm sorry, I speak in Japanese.
 今日は皆さんとお会いできて、こうしてお話する機会を与えていただいて、本当に感謝しています。そして嬉しいです。今回呼んでいただいた協会の方々や、そしてIPPNWという核戦争防止医師会議の方々にとても感謝しています。
 先ほどご紹介していただいたんですが、少しだけ訂正をさせてください。
 私は実は、ここに呼んでいただいてなんなんですが、脱原発活動をしているわけではなく、取材をしているんですね。原発事故の取材や水俣病やアスベストなど、日本にはたくさんの問題があって、その取材をしています。
 しかし、昨日まであったIPPNWの出席していた科学者や医者たちも言っていたんですけれども、
「自分は脱原発のactivist(活動家)ではないんですけれども、原子力に対して都合の悪い事実を研究して発表すると、脱原発の活動家と呼ばれてしまう」
と話していました。
 原子力のロビーに都合の悪い事実を研究したり、記事を書いたりすると、かなり圧力がかかるのですが、それに対してくじけずにずーっと仕事を続けると、いつの間にか脱原発の活動家として見られてしまうようです。
 もちろん私は原発は地球には必要ないと思っています。


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12月6日 東電:今年1月末までの福島第一原発の作業にあたった作業員の年代別被曝データを公開

※この記事は、
12月1日 東電:作業員522人の甲状腺被曝検査結果をWHOへ報告【最大は1万1800ミリシーベルト】に関連しています。

10代で最大56ミリシーベルト=作業員被ばく、最高齢は84歳-福島第1
時事通信(2012/12/06-21:17)
 東京電力は6日、福島第1原発事故の対応に当たった現場作業員の被ばく線量について、世界保健機関(WHO)に提出した年代別のデータを公表した。最も若い10代の作業員のうち最大の被ばく量は累積で56.89ミリシーベルト。最高齢の作業員は84歳だった。
 東電が公表したデータによると、事故対応で被ばくした作業員は約2万人。40代が最も多く5893人で、平均被ばく量は11.64ミリシーベルト。平均被ばく量が最も大きいのは20代で15.86ミリシーベルトだった。
 18~19歳は64人で、平均被ばく量は8.26ミリシーベルト。最大の56ミリシーベルト超は東電社員で、協力企業の最大値は44.34ミリシーベルトだった。

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12月4日 東京電力:福島第一の下請け原発作業員へのアンケート調査の結果【時給800円以下の作業員が150人以上、特別手当なしも1000人以上・・・】

※この記事は、
11月22日 除染の特殊勤務手当:日当1万円のはずが2千円に・・・【3次下請けでは100円・・・】
11月5日 1日3000人働く福島原発:先月時点で登録者は8000人のみ【除染作業よりも冷遇される原発作業員】
10月11日【冒頭部内容起こし】福島第一原発事故にともなう被ばく労働に関する関係省庁交渉「被曝超過後の生活補償を」「ハローワークで紹介します」
10月5日【内容起こし】原発作業員-その後:「宿代・食事代が出なくなった」「東電にしたら俺らは『使い捨て』」「日当2000円減額」@報道するラジオなどに関連しています。

【東京電力HPより】
『就労実態に関するアンケート』に関する結果および今後の対策案について(p.73より)

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12月1日 東電:作業員522人の甲状腺被曝検査結果をWHOへ報告【最大は1万1800ミリシーベルト】

甲状腺被曝、最高1万2千ミリシーベルト WHO報告書
朝日新聞 2012年12月1日5時56分
 【大岩ゆり】東京電力福島第一原発事故の復旧作業で、最高1万1800ミリシーベルトの甲状腺被曝(ひばく)をした作業員がいたことがわかった一般的に甲状腺がんのリスクが増えるとされる100ミリシーベルトを超えた作業員は少なくとも178人いた東電はこれまで、作業員の甲状腺被曝の詳細を公表しておらず、世界保健機関(WHO)の求めに応じて報告していた

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11月22日 除染の特殊勤務手当:日当1万円のはずが2千円に・・・【3次下請けでは100円・・・】

※この記事は、
11月5日 1日3000人働く福島原発:先月時点で登録者は8000人のみ【除染作業よりも冷遇される原発作業員】に関連しています。

除染手当ピンハネの実態調査訴え 元作業員会見
共同通信(2012年11月22日)
 東京電力福島第1原発事故を受け、福島県内の警戒区域などで国が直轄で進める除染事業をめぐり、作業員への特殊勤務手当(1日最高1万円)が支払われていない恐れがある問題で、手当の不払いにあった元作業員の30代の男性が22日、環境省で記者会見し、国による調査の徹底を求めた

 男性は「作業員は声を上げにくく、手当が支払われていない人はほかにもたくさんいる。誰がピンハネをし、なぜこんな構造になっているのか明らかにしてほしい」と、不払いが常態化している実態を訴えた

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11月5日 1日3000人働く福島原発:先月時点で登録者は8000人のみ【除染作業よりも冷遇される原発作業員】

原発作業員が去っていく  福島第一原発“廃炉”の現実 投稿者 tvpickup

※上記の動画の内容は、ほぼこの記事でカバーされています。
原発作業員登録数 説明の3分の1だった
NHKニュース 11月5日 18時47分
東京電力が、福島第一原子力発電所の廃炉に向けて、現場で働く作業員として登録した人数が、先月時点で、これまで説明してきたおよそ2万4000人より少ない、8000人であることが、取材で分かりました

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10月11日【冒頭部内容起こし】福島第一原発事故にともなう被ばく労働に関する関係省庁交渉「被曝超過後の生活補償を」「ハローワークで紹介します」

※この記事は、
10月5日【内容起こし】原発作業員-その後:「宿代・食事代が出なくなった」「東電にしたら俺らは『使い捨て』」「日当2000円減額」@報道するラジオ
7月26日 【動画あり】経産省:「被曝線量50mSV超えの作業員は約1600人」と試算などに関連しています。

CNICで配信してくれていました。
先日ご紹介した【10月5日【内容起こし】原発作業員-その後:「宿代・食事代が出なくなった」「東電にしたら俺らは『使い捨て』」「日当2000円減額」@報道するラジオ】のことを考えながらご覧いただければ、よりいっそう、現場と関係省庁との認識のギャップが見えてくると思います。



 
要請書
http://www.cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2012/09/b5aaeb7b26c2a49a5689e01a693b1aec.pdf

【以下、お時間の無い方のために前半部分のみ要約という形でご紹介します。ご了承ください。】

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10月5日【内容起こし】原発作業員-その後:「宿代・食事代が出なくなった」「東電にしたら俺らは『使い捨て』」「日当2000円減額」@報道するラジオ

※この記事は、
3月5日 【内容起こし】たね蒔きジャーナル:福島原発作業員の方々の声【現状・被曝管理・賃金・待遇・・・届かない声】
9月19日 【内容起こしUP】原発作業員に聞く 福島第一原発事故の真実@スーパーニュースアンカーより「造血幹細胞知らない」「最期はがんで死ぬ」
2月23日BBC放送"This World 2012 Inside the Meltdown"のご紹介などに関連しています。

たね蒔きジャーナルが終了し、水野アナウンサーがメインとなっている報道するラジオが始まりました。
たね蒔きジャーナルとほぼ同じような印象を受けたのですが、今後はどうなっていくのかよく判りません。

事故を経て1年半の福島第一原発の作業員の方々の待遇は、こういう状況だそうです。

どうぞ。

20121005 報道するラジオ 「原発作業員が語る福島第一原発のその後」

【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】

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9月28日 厚労省:原発作業員の労災認定目安『胃がん・食道がん・結腸がんの被ばく線量は100ミリシーベルト、被ばくから発症までに5年』

※この記事は、
9月13日 厚労相:原発作業員の労災認定の指針作成へ・・・
2月24日 5月に福島作業中に亡くなった心筋梗塞の男性、労災認定へ【短時間過重業務による過労死】などに関連しています。

労災目安、被ばく100ミリ超=原発作業員の胃がんなど-厚労省
時事通信(2012/09/28-21:31)
 厚生労働省は28日、原発作業員を含む放射線業務従事者が発症した胃がんと食道がん、結腸がんの労災認定について、被ばく線量が累積100ミリシーベルト以上、潜伏期間は5年以上などとする判断の目安をまとめた

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7月21日 福島原発収束作業で下請け会社が2011年12月、被ばく線量ごまかしを指示【切られる下請会社と本質的な問題】

※この記事は、
3月5日 【内容起こし】たね蒔きジャーナル:福島原発作業員の方々の声【現状・被曝管理・賃金・待遇・・・届かない声】
12月15日 【日本外国特派員協会主催】元福島第一原発作業員 鈴木智彦氏(ジャーナリスト)の告発会見
9月19日 【内容起こしUP】原発作業員に聞く 福島第一原発事故の真実@スーパーニュースアンカーより「造血幹細胞知らない」「最期はがんで死ぬ」などに関連しています。

線量計に鉛カバー強要 収束作業で被ばく線量偽装図る
共同通信(2012年7月21日)
 東京電力福島第1原発事故の収束作業をめぐり、作業を請け負った福島県内の建設会社の役員が昨年12月、作業員が個別に装着する警報付き線量計(APD)を鉛板のカバーで覆うよう強要していたことが21日、関係者への取材で分かった。これまでにカバーの使用を認めた作業員はいない。

 役員は遮蔽効果が高いとされる鉛で線量計を覆い、被ばく線量を偽装しようとしたとみられる。厚生労働省は労働安全衛生法違反の疑いもあるとみて調査を始めた。

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3月5日 【内容起こし】たね蒔きジャーナル:福島原発作業員の方々の声【現状・被曝管理・賃金・待遇・・・届かない声】

※この記事は、
9月19日 【内容起こしUP】原発作業員に聞く 福島第一原発事故の真実@スーパーニュースアンカーより「造血幹細胞知らない」「最期はがんで死ぬ」
2月23日BBC放送"This World 2012 Inside the Meltdown"のご紹介などに関連しています。

たね蒔きジャーナルで上田アナウンサーが現場で作業されている方々の声を取材してくれました。
テレビではなかなか報道されない、本当の声です。

何度も言いますが、現場業員の方々がいるから、私たちの生活があること、忘れてはいけないと思います。

どうぞ。

2012年3月5日 TVでは報道しない原発事故末端作業員の驚きの証言

※9:00頃からです。

【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】
(水野氏)今日の特集です。東日本大震災から1年。今日から続けてこの震災関連の特集を組ませていただきますけれども、その初日です。今日のテーマは『原発事故その後を支えてきた作業員』。今日は実際に福島で実際に福島第一原発事故収束のために一生懸命働いてらっしゃる作業員の方々のいろいろな証言をインタビューしてまいりました。上田崇順(たかゆき)アナウンサーの報告です。上田さん、どうぞよろしくお願いします。

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2月24日 5月に福島作業中に亡くなった心筋梗塞の男性、労災認定へ【短時間過重業務による過労死】

※この記事は、
7月12日 5月に東芝協力会社作業員が心筋梗塞で死亡-労災認定申請へ
8月30日 【動画あり】東電:40代作業員が急性白血病で死亡・・・【問われる東電の姿勢】
10月6日 【動画・まとめ】東電:作業員1名が死亡・・・【東電「被曝と関係なし」?】に関連しています。

福島第1原発:収束作業死で労災認定…横浜南労基署
毎日新聞 2012年2月24日 20時49分(最終更新 2月24日 23時05分)
 昨年5月、東京電力福島第1原発事故の収束作業中に心筋梗塞(こうそく)で死亡した静岡県御前崎市の配管工、大角信勝さん(当時60歳)について、横浜南労働基準監督署は24日、「短時間の過重業務による過労死」だったとして労災認定することを決めた。連絡を受けた遺族の代理人弁護士が明らかにした。これまで同原発の収束作業中に大角さんら4人が死亡しているが、労災認定されたのは初めて。

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1月21日 厚労省:原発作業員の生活時被曝を考慮せず【作業員も除染ボランティアも居住している方々も・・・】

※この記事は、
11月14日 厚労省:作業員の被ばく線量、ステップ2達成後に引き下げへ・・・
9月19日 【内容起こしUP】原発作業員に聞く 福島第一原発事故の真実@スーパーニュースアンカーより「造血幹細胞知らない」「最期はがんで死ぬ」
7月26日 【動画あり】経産省:「被曝線量50mSV超えの作業員は約1600人」と試算などに関連しています。

生活時の被ばく合算せず 原発作業員の健康管理に批判も
2012/01/21 17:38   【共同通信】
 東京電力福島第1原発事故の収束に当たる作業員の放射線被ばく線量管理で、厚生労働省が作業時の被ばくだけを算出し、避難の際や日常生活での被ばく分を合算していないことが21日、分かった。今後本格化する除染作業も同様に合算しない
 原発、除染とも作業員の線量限度は「5年で100ミリシーベルトかつ1年で50ミリシーベルト」。厚労省は「作業と日常生活では被ばく量低減のための対策が異なるため管理上、分けて考える」と説明する続きを読む

1月11日 3.11から10ヶ月・・・。【各社の報道の様子と作業員の方が死亡・・・】

※この記事は、
1月9日 【動画あり】東電:60代男性、作業中心肺停止で搬送【なぜ記者は質問しないのか(怒)!?】
10月16日 【動画】3月22日衆議院予算委員会 高階恵美子議員の質疑【被災者遺児が遺体回収ボランティア!?】
9月22日 カゴメ・カルビー・ロート製薬が震災遺児の高卒後の進学支援基金「みちのく未来基金」を設立
7月25日 孫氏:東日本大震災復興支援財団で子供たちへ長期支援へ
7月11日 川崎市医師会:遺児の教育支援を目的とする「桃・柿育英会」へ1000万円寄付
6月24-25日 福島:「震災孤児に100万円」「飯野の側溝で6.65μSV」「郡山市学校疎開を求め仮処分申し立て」
12月11日 3.11から9ヶ月・・・などに関連しています。


原発賠償に憤り、不安 東日本大震災あす10ヵ月
京都新聞【 2012年01月10日 09時33分 】
 市民団体が開いた原発事故賠償の相談会で、京都へ逃れた経緯や現在の暮らしぶりを弁護士に説明する自主避難者たち(昨年12月17日、京都市伏見区) 福島第1原発事故で京都へ逃れた自主避難者が、事故に伴う政府の損害賠償方針に憤りと不安を募らせている。遠隔地への避難で仕事を失ったり、持ち家を手放した人もいるが、政府は避難の有無にかかわらず、一律の賠償額を示しただけだ。避難者の多くは「低額で経済的損失に見合わない」とし、提訴を検討する人も出てきた。11日で東日本大震災の発生から10カ月。賠償問題に揺れる避難者の姿を追った。

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1月9日 【動画あり】東電:60代男性、作業中心肺停止で搬送【なぜ記者は質問しないのか(怒)!?】

福島第1原発:60代男性が作業中、心肺停止状態に
毎日新聞 2012年1月9日 20時37分(最終更新 1月9日 21時13分)
 東京電力は9日、福島第1原発で作業をしていた協力企業社員の60代男性が作業中に倒れて意識を失い、心肺停止状態になったと発表した。この日の被ばく線量は52マイクロシーベルトだった。原発での作業に携わった期間や、これまでの累積被ばく線量は確認中という。
 男性は同日朝から、原子炉冷却によって生じる汚染水処理で出た放射性物質の貯蔵タンク製造のため、コンクリートを流し込む作業をしていた。午後2時20分ごろ体調不良を訴え、同原発内の医療室で医師の治療を受けたが、回復しないため同4時半ごろ福島県いわき市内の病院へ搬送された。同原発ではこれまでに3人の作業員が病気などで亡くなっている。【野田武】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120110k0000m040051000c.html

作業員が心肺停止で搬送=福島第1原発で建設工事中-東電
時事通信(2012/01/09-19:59)

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1月5日 厚労省:福島第一原発事故の作業員、被ばく線量紹介可能な体制に。

厚労省で被ばく線量照会可能に 離職した原発作業員対象
2012/01/05 19:31   【共同通信】
 厚生労働省は5日、東京電力福島第1原発事故の収束作業に携わり、退職や転職で既に職場を離れた作業員らが、自身の被ばく線量を確認できる仕組みを作ったと発表した。
 今も働く作業員は就労先で確認できるが、職場が変わった人は照会が困難なため。
 厚労省によると、収束に関わった作業員は昨年3月の事故以降、約2万人。同省は長期的な健康管理のため、被ばく線量や健康診断の結果などのデータベース化を進めており、昨年9月分までの被ばく線量データの登録作業が済んだという
 照会の受け付けは1月10日から。問い合わせは同省労働衛生課、電話03(5253)1111の内線5499。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012010501001334.html

このハイテクの時代に、こういうこと今までしてなかったことの方がちょっと驚きというか・・・。
被ばく線量を下げるために、いろいろ現場では行われているようですが、そうだとしてもこの管理は非常に重要だと思います。
12月15日 【日本外国特派員協会主催】元福島第一原発作業員 鈴木智彦氏(ジャーナリスト)の告発会見

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11月28日 東電:吉田所長が病気療養で移動【詳細は『プライバシーの観点で・・・』】

福島第1原発吉田所長が病気療養 東電、病名など非公表
2011/11/28 17:31   【共同通信】
 東京電力は28日、福島第1原発の吉田昌郎所長(56)が病気療養のため、12月1日付で原子力・立地本部に異動する人事を発表した。既に入院している。3月の事故後、収束に向けた現場作業の陣頭指揮を続けてきた。
 最近受けた検査で病気が見つかったが、東電はプライバシーを理由に病名や被ばく線量は公表していない。被ばくとの因果関係は指摘されていないという。後任は高橋毅原子力・立地本部原子力運営管理部長(54)。
 吉田所長は作業員に宛てに「震災以来一緒に仕事をしてきた皆さんとこのような形で別れることは断腸の思い」とのメッセージを出した。
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011112801001353.html

記録用です。

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11月14日 厚労省:作業員の被ばく線量、ステップ2達成後に引き下げへ・・・

※この記事は、
10月24日 厚労省・労働政策審議会分科会:作業員の被ばく限度を11月にも100mSvへ引き下げへ
10月20日 【締切:10月24日】経産省:原発作業員250mSvに関するパブリックコメントを募集中などに関連していします。

作業員の被ばく線量限度引き下げ 第1原発で、ステップ2達成後に
2011/11/14 18:36   【共同通信】
 小宮山洋子厚生労働相は14日、東京電力福島第1原発事故の収束作業に携わる作業員の被ばく線量限度を、政府が年内の終了を目指す工程表の「ステップ2」達成後、原則として通常時の「5年で100ミリシーベルト」「1年で50ミリシーベルト」に引き下げる方針を明らかにした
 現在の上限は3月の事故発生以降の累積で100ミリシーベルトとなっている。
 ただ、作業上重要な知識や経験を持つ東電社員約50人については、来年4月30日までに限り250ミリシーベルトを維持するなど例外も定める
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011111401000616.html

ステップ2は、そもそも『砂上の楼閣』工程表ですが、政府がステップ2達成を認めた段階で、作業員の方々の被曝線量限度を下げるということなんですか・・・。
虚構の上に積み重ねた工程表に、なんの意味があるのか・・・。
作業されている方々のためにも、なんとか意味のある、より効率的な事故対応と被曝線量管理を、是非ともお願いいたします。

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10月24日 厚労省・労働政策審議会分科会:作業員の被ばく限度を11月にも100mSvへ引き下げへ

※この記事は、
10月20日 【締切:10月24日】経産省:原発作業員250mSvに関するパブリックコメントを募集中に関連しています。

被ばく線量の限度引き下げへ 11月から、原発事故作業員
2011/10/24 19:45   【共同通信】
 労働政策審議会分科会は24日、東京電力福島第1原発事故の緊急作業で、特例として250ミリシーベルトにしている作業員の被ばく線量限度を、本来の100ミリシーベルトに引き下げる省令改正について小宮山洋子厚生労働相から諮問を受け、同日、改正を認める答申をした。厚労省は11月1日にも施行する
 改正案によると、施行後に新たに緊急作業に入る作業員には100ミリシーベルトの限度を適用するが、重大なトラブルが発生した場合の緊急対応に限り、新規の作業員でも上限を250ミリシーベルトとする。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102401000831.html

経産省のパブリックコメントは、今日まででした。
そのタイミングで、厚労省はこういった動きをしていて、なんだかよくわからないですね。

ほんと、よくわからないです。

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