ぼちぼちいこか。。。

「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう! 

いつもご覧いただきありがとうございます。
「これは!」と思う記事がありましたら、ぜひ身近な方に広めていただきたくお願いいたします。

著名な識者の方のカテゴリを作りましたので、文字起こしなど幾分探しやすくなったかと思います。基本的に私がやった内容起こしは転載OKです。

多の方に届くように願っております。

【全般・その他】事故処理状況

2017年7月22日 3号機格納容器内部、一部の様子がようやく撮影成功

福島第一原発3号機 格納容器底に「燃料デブリ」か
7月22日 23時00分
福島第一原子力発電所の3号機で22日行われた調査で、格納容器の底には「燃料デブリ」の可能性が高い塊や、上から落ちてきた構造物が堆積していることがわかりました。それらの厚みは場所によっておよそ1メートルから2メートルに上ると見られ、国と東京電力は今回得られた情報から、格納容器の中の状況を詳しく分析することにしています。
福島第一原発3号機の水中を進むロボットによる調査は21日の原子炉の真下に続き、22日は、多くの燃料デブリが残されていると見られる格納容器の底を対象に行われました。

その結果、格納容器の底には核燃料が溶けて構造物と混じりあった「燃料デブリ」の可能性が高い塊や、上から落ちてきた構造物そのものが堆積し、その厚みは場所によっておよそ1メートルから2メートルに上ると見られることがわかりました。
今夜、公開された写真には黒っぽい岩のような塊のほか、小石や砂のようなものが積もっている様子が写っています。また、脱落した作業用の足場や、壊れた配管のような構造物なども写っています。

22日の調査結果について、東京電力は「3号機の格納容器の中はかなりの損傷が見られ、原子炉内の構造物と思われるものなどが折り重なっている状況が確認できた」と話しています。

22日で今回の3号機の格納容器の中の調査は終わり、今後、国と東京電力は得られた情報から、格納容器の中の状況を詳しく分析し、今後の燃料デブリの取り出し方法の検討に反映させることにしています。

3号機の調査と今後の課題は
今回の3号機の格納容器の中の調査では、初めて燃料デブリの可能性が高い複数の塊が確認されましたが、こうした塊が機器に付着したり、格納容器の底に広がったりしていることも明らかになり、廃炉作業の最大の難関とされる燃料デブリの取り出しに向けた作業の難しさを改めて浮き彫りにしています。

今月19日から3日間にわたって進められた3号機の格納容器の中の調査では21日、原子炉の下にある装置に付着した黒っぽい塊や、原子炉を支える構造物の壁際に岩のような塊があるのが確認されました。
22日の格納容器の底の調査でも、原子炉の下の中央部に岩のような塊があったほか、別の場所には、小石や砂のような堆積物があったのが確認されています。
東京電力は、これらが燃料デブリの可能性が高いとしていて、1号機から3号機までの調査で初めて見つかったことになります。

また、原子炉の下にある制御棒を動かす装置を支える格子状の金具や、作業用の足場などが壊れて一部が格納容器の底に沈んでいることも明らかになりました。

東京電力は、燃料デブリと見られる塊とともにこうした構造物も原子炉の下の広い範囲に散らばっていて場所によっては1メートルから2メートルほどの厚みで堆積していると見ています。今後は、燃料デブリの取り出しだけでなく、こうした構造物をどのように除去するかも大きな課題になります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170722/k10011069811000.html

東京電力プレスリリースより
3号機格納容器内部1

3号機格納容器内部2


3号機格納容器内部3

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2017/images2/handouts_170722_05-j.pdf
※資料によると、作業による放射線影響はなかったそうです。

久しぶりの更新となります。
事故より6年が経ち、ようやく3号機の内部の一部が確認されました。現場で作業されている方々に深く感謝申し上げます。

3号機は1号機、2号機に比べると爆発や放射性物質の放出量は少ないと見られていますが、それでも内部はぐちゃぐちゃですね。この映像から、事故発生時、つまり冷却系全沈黙から冷却水投入までの時間でどのぐらいのパーセンテージでメルトダウンが進行してしまったのかが分かってくると、1号機、2号機の内部状況の推測の手がかりになるといいなと思いますが、そう簡単ではないでしょうね。

それにしても……、つまらないことが気になることをご容赦ください。
このフォント、ひどくないです?
しばらく東電の記者会見などがチェックできておらず、どういう状況なのかは分かっていませんが、プレスリリースの資料に使うフォントとは思えず、初見のときに驚きました(何より読みにくい)。これが東電広報が適切だと思って報道各社、各人に配布されていると思うと、F1現場とは全く異なる緊張感のなさというか……。しょうもないことですいません。つっこまずにはいられませんでした。

失礼します。

2015年10月19日 3号機のベントで大量の放射性物質排出の推計発表。

3号機も高濃度汚染源…ベント後、北西に放出か
読売新聞 10月19日(月)3時10分配信
無題 2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故で、原発の北西方面を放射性物質で高濃度に汚染したのは、格納容器が損傷した2号機からの大量放出に加え、3号機で格納容器からの排気(ベント)の操作をした後の放出だった可能性があるとの推定結果を、日本原子力研究開発機構の研究グループがまとめた。
 東電の「ベントに伴う放出量は全体の1%未満」との見解は再検討を迫られそうだ。
 研究グループは、観測された放射線や気象条件などから、大気中の放射性物質の動きをコンピューターで計算し、東日本を中心に広い範囲の汚染につながった大量放出の時間帯を絞り込んだ。福島県浪江町を含む原発の北西20キロ・メートルまでの汚染は、15日夕~16日未明の放出が主因と推定された。
最終更新:10月19日(月)3時12分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20151018-OYT1T50097.html

今更ながら、このような研究が発表されたようです。
HPをチェックしたのですが、まだUPされていませんでした。資料が見つかり次第、また追記していきたいと思うのですが、ベントをするということは、(ウェットにせよドライにせよ)多かれ少なかれ放射性物質を外部に放出するということです。
どれだけの量が放出されるのかということを私たち一般人が前もって知ることは、ほぼ現状不可能でしょう。
SPEEDIも公開しない方針のようですし。

全てが後出しというわけです。それにしても、この放出量の推計、③は1100兆ベクレルくらいでしょうか? 飯舘村方面へ飛んでいるということになっています。
既に汚染地図はある程度作られているため、汚染状況の結果としては変わることはあまりないと思いますが、『ほとんどが2号機からの放出』と発表されつづけてきていたわけですので、3号機の格納容器内の状況は予想されていたよりもずっと酷いことになっていそうです。。。

 

2015年5月14日分 おしどりマコさんが語る福島第一原発の危険な状況-錆びた排気筒&外洋に漏れる汚染水


おしどりの話したいこと「1・2号機排気筒」「最高値を更新続け!汚染水...

宮澤エマ:おしどりさんの話したいことは、こちら。
①1,2号機の排気筒ですね。そして2番目が②最高値を更新しつづける地下&海の汚染水。そして、最後は③原発事故の記事がなぜニュースに出てこないかという3項目なんですが、アーサーさん、ねぇ、三つともかなり盛り上がりそうなネタになってますけども。
 
アーサー氏:そうですね。まぁ、これは全て取材しなければ判らないことなんですね。ニュースって黙っててもやってくるものだと、みんな思っちゃうし、僕もそういうきらいがあるんですけれども、でも、本当に取材していろいろしつこく、嫌われながらしつこく聞いて出てくる話なので、それが聞きたくて今日来ました。
 
宮澤エマ:仕事です、これは(苦笑)「聞きたくてきました」じゃないです。お仕事です。
 はい、じゃあアーサーさんのは?
 
アーサー氏:はい、一つ目は、ちょっと英語でなんていうのかな?って。『積極的平和主義』の英語について。実はちょうどこの番組開始と同時に、安倍総理の記者会見も始まったらしいんです。僕はそっち全然チェックしてないんですけど、できないんですけど、でもその『積極的平和主義』に基づいて、これからどんどん法律を変えて、自衛隊の海外派兵ができるようにするっていう話なので、それをちょっと英語で考えて何が見えるか、ということと、それからカヤック目線。
 
宮澤エマ:「カヤック目線」これはどういうことでしょう?
 
アーサー氏:まぁあの、今日僕が日焼けして無精ひげできたのも実は、カヤックにずっと乗ってたんです。瀬戸内海で。
 
宮澤エマ:何ですか、オープニングトークでおもしろいネタがあったじゃないですか!?
 
アーサー氏:でも、なんかもっと暴露的な・・・。カヤックに乗って、祝島とか周防大島とか、瀬戸内海の山口のを巡ってたんですけど、カヤックに乗ってみると、やっぱり海のことが全然違う角度からとらえられる。その話をしたいと思います。
 
宮澤エマ:はい。わかりました。
 それではまず、おしどりさん。本日話したいこと一つ目!お願いします。
 
おしどりマコ:はい。①1,2号機の排気筒。
 これなんぞやと思いますけど、福島第一原発の1,2号機の排気筒のことなんですね。まぁ、まず写真を見ていただきましょうか。なんぞや?というものですからね。
 大きく出していただきました。
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おしどりケン:煙突ですよね。
 
おしどりマコ:そうですね。これ、福島第一原発を今年の1月上空から撮った写真なんですね。『Days JAPAN』という雑誌の元編集長・広河隆一さんが今年1月ヘリで撮ったんですけど、まるで書いてるところ。これが排気筒というものです。
 これは何をするためのものかといいますと、1号機、2号機の中に原子炉があって、そこの中の圧力が高くなったときに、ほっとくと爆発しちゃうから気体を外に出すための煙突なんですね。ベントと言われる。一応この中の気体は汚れてるから、放射性物質をとってから外にパーッと出すんですけど。
 で、高さは大体120mあって、これ、何が問題かっていいますと、ここの根元が今福島第一原発の敷地内で最も線量が高いところなんですよ。
 どれくらいかっていうと、2013年12月に判ったんですけど、毎時25シーベルトと毎時15シーベルト。『ミリ』とか『マイクロ』とか付かない、【シーベルト】なんですね。
 人間は7シーベルト被曝すると100%の人間が死んじゃうと言われてるので・・・
 
宮澤エマ:すごい量ですよね。
 
おしどりマコ:はい。絶対人間近づけられないですよ。
 
アーサー氏:30分居たら死ぬ・・・
 
おしどりマコ:30分じゃなくて、15分くらいだって。
 まぁ、ここ絶対人が近づけられないんですけど、2013年12月、その線量が判って、2013年9月に判ったことが、この120mの真ん中らへん、66mの付近に東西南北のところに切れ目とか劣化してる部分が見つかったんですね。どういう切れ目かというと、こちら。
3

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 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_131007_06-j.pdf

宮澤エマ:あぁ・・・・
 
おしどりマコ:もうぶっつり切れてる。
 

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10月20日 あのメガフロートの行方・・・ (11月10日追記あり)

※この記事は、
5月21日東電:1SVの瓦礫と2号機・3号機の汚染水と、メガフロート<追記あり>
6月30日 東電:5,6号機の低濃度汚染水をメガフロートへ移送開始に関連しています。

静岡県から約5億1000万円で東京電力が買い受けたメガフロート。
ふっと「あの大騒ぎしたメガフロートって、今どうなってるんだろう・・・?」と思い、さらっと調べてみました。

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10月18日 ロスアラモス研究所:ミュー粒子で原子炉建屋内部の透過撮影技術を開発【溶けた燃料がどこにあるか判明する可能性!?】

※この記事は、1月17日 東電:素粒子で炉心透視・・・!?、電圧低下でプール冷却が停止、2号機格納容器を内視鏡作業に関連しています。

原子炉内の溶けた核燃料位置把握 宇宙線使い画像化、米研究所開発
共同通信(2012年10月18日)
 【ワシントン共同】昨年3月の事故で核燃料が溶けた東京電力福島第1原発で、宇宙から降り注ぐ素粒子の散乱現象を使い、溶けた燃料が現在原子炉のどこにあるか正確に知る方法を開発したと、米ロスアラモス国立研究所が17日発表した。

 原子炉建屋を挟んで複数の検出器を置き、1~2カ月観測すればエックス線撮影のように内部の画像が得られる仕組み研究所のチームは今年5月に第1原発を訪れ、1号機や2号機の原子炉建屋付近に検出器を設置できることを確かめた

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5月12日 東京電力:1~3号機の冷却設備を2016年までにコンパクト化へ

福島原発、汚染水処理を改善 安定冷却を中長期維持
共同通信(2012年5月12日)
 東京電力は12日、廃炉に向けた作業が進む福島第1原発で、原子炉の安定冷却を中長期的に維持するため、各設備の信頼性を高める計画を公表した。2016年度までに、汚染水漏れが相次ぐ現行の大規模な冷却設備をコンパクト化し、1~3号機の各建屋内に収めるとしている
 政府は昨年12月に事故収束を宣言したが、その後もトラブルが続発、経済産業省原子力安全・保安院が今年3月、計画の作成を指示していた。続きを読む

4月26日 事故から26年目「チェルノブイリの教訓」

※この記事は、4月20日 チェルノブイリと福島事故の汚染状況等比較【資料集】に関連しています。

チェルノブイリ事故:26日で26年 大規模除染を断念
毎日新聞 2012年04月25日 00時09分(最終更新 04月25日 10時41分)

 史上最悪の放射能漏れを起こしたチェルノブイリ原子力発電所(旧ソ連・ウクライナ)の事故から26日で26年になる。東京電力福島第1原発事故後、日本政府は除染活動などの参考にしようと関心を示しているが、現地では効果が薄いとしてすでに大規模な除染は断念し、避難した住民の帰還も進んでいない。【チェルノブイリで大前仁】

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4月12日13日 東京電力:福島第一4号機プールの冷却装置停止、1~3号機窒素供給も一時停止

福島4号機のプール冷却が停止 第1原発、警報作動
共同通信(2012年4月12日)
 東京電力は12日、福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの冷却装置で午後2時44分に警報が作動し、装置が停止したと発表した。現場で水漏れの有無などを確認中。当時の水温は28度で、冷却停止中の上昇は毎時約0・5度とみられ、急激ではないとしている

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4月4日 東北電力:東通原発1号機で冷却ポンプが2度停止後、バックアップポンプも停止【原因は送電線の電圧低下・・・】

冷却ポンプ再三停止 東北電東通原発1号機
共同通信(2012年4月 4日)
 東北電力は4日、東通原発1号機(青森県東通村)で使用済み燃料プールを冷却するポンプが、低気圧による強風の中、送電線の電圧低下で2度にわたり停止、バックアップ用のポンプも同様に一時停止していた、と発表した。

 東北電は、装置自体の故障ではなく、短時間で再起動したため燃料プールの水温は保たれており、安全上影響はなかったとしているが、送電線の強風対策など設備面の備えがあらためて問われそうだ

 東北電によると、強風で電線同士が接触してショートした場合などに電圧が低下するという。冷却ポンプは故障防止のため、電圧に大きな変化が生じた際は自動停止する設計になっている。

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2月27日 【資料追記】第3回中長期会議:大気放出は1000万Bq/時に低減、汚水処理に新設備導入、2号機内視鏡も再トライへ

※この記事は、
1月23日 第2回政府・東京電力中長期対策会議について【毎時7000万ベクレル放出継続中】に関連しています。

放射性物質放出、1月の7分の1に減 福島第一原発
2012年2月27日22時57分
 政府と東京電力の福島第一原発の廃炉に向けた中長期対策会議が27日、開かれ、原子炉建屋からの放射性物質放出は先月の7分の1に減ったことなど、作業の進捗(しんちょく)状況を明らかにした。放射能汚染水を海に放出できるぐらいにまで浄化できる設備を9月までに新たに設置。3月上旬に工業用内視鏡による2号機格納容器内の2度目の調査をするという続きを読む

2月27日 中部電力:浜岡原発の津波対策工事現場公開【総工費1000億円・・・】

※この記事は、
1月23日 浜岡原発はいらない浜松の会:経産相へ11万人分の請願書提出
1月20日 中電:浜岡原発停止中の全電源喪失でも原子炉は3日で炉心損傷開始との試算を発表に関連しています。

浜岡原発、津波対策工事の現場公開 
(中日新聞) 2012年2月27日 21時52分
 中部電力は27日、全面停止中の浜岡原発(静岡県御前崎市)で12月の完成を目指している津波対策工事の現場を報道関係者に公開した。
 原発敷地南側の海岸線沿い約1・6キロにわたって建設する海抜18メートルの防波壁は、岩盤に達するまでの約10~30メートルを掘削し、鉄筋コンクリート製の基礎を造る工事を24時間体制で続けている。6メートル間隔で218カ所に分けて進め、うち70カ所の作業が終わった。

続きを読む

2月25日 東京電力:サリーから高濃度汚染水漏れ、ERSSがまた一時不通に・・・

※この記事は、
1月19日【内容起こし】小出裕章氏:ストレステスト意見聴取会、2号機の内視鏡の成果、ERSSのケーブル未接続放置について@たね蒔きジャーナル
1月12日 【内容起こし】小出裕章氏:原子力安全委の5㎞ヨウ素剤配布、韓国ウォルソン原発のトラブル、仏原発周辺の子供達:白血病発病率が2倍、保安院:ERSS不備はメモリー不足@たね蒔きJに関連しています。

福島第1原発:高濃度汚染水漏れる 海への漏えいはなし
毎日新聞 2012年2月25日 19時43分(最終更新 2月25日 19時57分)
 東京電力は25日、福島第1原発の汚染水処理施設にある放射性セシウム除去装置「サリー」の配管から高濃度汚染水約10リットルが漏れたと発表した。漏えい水の濃度は1立方センチ当たり31万ベクレルで、海への漏えいはなかった。

続きを読む

2月26日 東京電力:定期検査中の柏崎刈羽5号機の熱交換建屋・ポンプ軸受から白煙・・・【一応放射能漏れは無しとの発表】

柏崎刈羽原発で白煙 “外部影響なし”
NHKニュース 2月26日 3時51分 
新潟県にある定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所5号機で、25日夜遅く、熱交換器建屋の中の装置から白い煙が出ているのが見つかり、東京電力は詳しい原因を調べています
東京電力によりますと、外部に放射性物質が漏れるなどの影響はなかったということです
25日午後11時半すぎ、柏崎刈羽原発5号機の原子炉建屋などに送る水を海水で冷やす熱交換器が入っている建屋で、異常があったことを示す警報装置が作動しました。続きを読む

2月21日 東電:海底の放射性物質拡散防止のためセメント・粘土で覆う工事開始へ【50年の効果見込み・・・】

※この記事は、12月2日【追記あり】東電:海底土からセシウム134・137計160万ベクレル検出、東電事故調査の中間報告書・・・に関連しています。

放射性物質の拡散防止に海底工事 福島第1原発港内で
共同通信(2012年2月21日)
 東京電力は21日、福島第1原発の周辺の海底に積もっている高濃度の放射性物質の拡散を防ぐため、セメントや粘土で海底を覆う工事を開始すると発表した。
 第1原発では昨年4月、高濃度汚染水が流出した影響などで、港内の海底に放射性物質が堆積している。東電は昨年11月、1~4号機近くの海底の土から1キログラムあたり約160万ベクレルを検出したが、今後、船の出入りや波浪などで放射性物質が拡散する恐れがあるという続きを読む

2月8日 東京電力:福島第二原発を県が立ち入り調査、公開された福島第二原発の様子

福島第2原発:県が立ち入り調査 震災後初
 毎日新聞 2012年2月9日 1時56分(最終更新 2月9日 2時31分)
 福島県などは8日、冷温停止状態となっている東京電力福島第2原発に立ち入り調査した。調査は東日本大震災後初めてで、復旧状況を確認した。
 第2原発は震災で自動停止後、全4基中3基が一時冷却機能を失っていた。国の原子力災害対策本部は昨年末、原子炉が安定したとして原子力緊急事態宣言を解除。東京電力も1月、冷温停止状態を維持するための復旧計画を原子力安全・保安院に提出した。

続きを読む

2月3日 中国電力:建設中の島根原発3号機の制御棒トラブルの原因を説明【仕上げ加工不十分と水量調整ミスによる異物・・・】

※この記事は、
1月20日 柏崎刈羽5号機、もんじゅで制御棒関連で不具合発生【核分裂をコントロールする要部分】に関連しています。

島根原発のトラブル原因公表
中国新聞 '12/2/3
 中国電力は2日、建設中の島根原子力発電所(松江市鹿島町)3号機で、2010年11月に発生した制御棒駆動装置のトラブルについて原因を発表した。金属部品の加工ミスに加え、誤った方法で作動試験を実施したのが主な要因とした
 制御棒駆動装置は、制御棒を燃料棒の間に挿入することで核分裂を抑制し、原子炉の運転を停止することができる。10年11月、装置の試験をしていた3号機で、205本ある制御棒のうち18本がスムーズに挿入できない不具合が発生した。続きを読む

2月3日 東京電力:汚染水貯蔵タンクからベータ線2000mSvの漏れ【ストロンチウム抽出技術は開発段階―物質・材料研究機構の開発状況】

福島原発水漏れで2千ミリSv 「海への流出なし」
2012/02/03 21:04   【共同通信】
 東京電力は3日、福島第1原発の汚染水貯蔵タンクから水漏れが見つかり、タンク底部で毎時2千ミリシーベルトの高いベータ線が検出されたと発表した。漏れは1リットル以下で、海への流出はないという
 東電によると、ベータ線は汚染水から除去できない放射性ストロンチウムが原因。ストロンチウムは体内に取り込んだ際の被ばくが問題となる。東電は現場をアクリル板で遮蔽、ベータ線は毎時15ミリシーベルトまで低下した。続きを読む

2月2日 アメリカ・サンオノフレ原発:検査中の2号機で数百もの配管損傷の兆候、作業員がプールに転落、3号機の放射性ガス漏えいの続報

※この記事は、
2月1日 アメリカ・バイロン原発停止の続報とカリフォルニア・サンオノフレ原発3号機で『漏えいの可能性を検知』の続報です。

San Onofre: tiny gas release, more damage
Orange County Register Communications February 2nd, 2012, 10:38 am
As workers prepared Thursday to inspect a leaky tube in one of the San Onofre nuclear plant’s reactors, federal regulators said sensors showed a tiny amount of radioactive gas may have leaked out of a building near the reactor, which was shut down late Tuesday.
And a spokesman for the Nuclear Regulatory Commission said there were also signs of damage to hundreds of tubes in a second reactor, which is offline for maintenance.
(NRCの広報はメンテナンスで停止中の2号機の数百もの配管に損傷の兆候があると述べた)

続きを読む

2月1日 アメリカ・バイロン原発停止の続報とカリフォルニア・サンオノフレ原発3号機で『漏えいの可能性を検知』

※この記事は、
10月19日 アメリカ:サンオノフレ原発について地震や津波に耐えうる設計上の見直しをNRCへ、電力会社は地震調査へ
1月31日【内容起こし】小出裕章氏:米・バイロン原子炉の異常停止とトリチウムの問題、放置された伊方原発3号機の内部告発@たね蒔きジャーナル
1月30日 アメリカ・イリノイ州のバイロン原発、機器故障で停止【減圧のためトリチウムが含まれる蒸気をベント】に関連しています。

Testing At Byron Nuclear Plant After Power Outage
KWQC News Updated: Jan 31, 2012 05:45 PM EST

The state of Illinois sent agents to the scene a day after a nuclear incident in northern Illinois. On Monday, officials at the Byron Nuclear Power Plant reported an "unusual event" that caused the plant to lose power.

続きを読む

1月30日 アメリカ・イリノイ州のバイロン原発、機器故障で停止【減圧のためトリチウムが含まれる蒸気をベント】

Ill. nuclear reactor loses power, venting steam
(イリノイ州の原子炉で電源消失、蒸気をベント中)

AP Associated Press January 30, 2012

イリノイ州BYRON, Ill.—A nuclear reactor at a northern Illinois plant shut down Monday after losing power, and steam was being vented to reduce pressure, according to officials from Exelon Nuclear and federal regulators.
(バイロン、イリノイ州―エクセロン社と連邦規制当局の発表によると、月曜日、イリノイ州北部の原子炉が電源を失った後にシャットダウンし、減圧のために蒸気がベントされている。)

Unit 2 at Byron Generating Station, about 95 miles northwest of Chicago, shut down at 10:18 a.m., after losing power, Exelon officials said. Diesel generators began supplying power to the plant, and operators began releasing steam to cool the reactor, but from the part of the plant where turbines are producing electricity, not from within the nuclear reactor itself, officials said.

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