※この記事は、10月23日【一部ご紹介】大飯原発:敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合の様子「科学的ではない判断をした場合は糾弾される覚悟を」の続報です。
大飯原発、活断層の可能性指摘 規制委、追加調査も示唆
共同通信(2012年11月 2日)
原子力規制委員会(田中俊一委員長)は2日、現地調査団を派遣して、関西電力大飯原発(福井県)の敷地内をほぼ南北に走る「F―6断層(破砕帯)」を調査した。延長部分とみられる断層が新たに確認され、調査団の専門家は活断層の可能性を指摘。団長役の島崎邦彦委員長代理は「必要であれば(関電に)再調査を求める可能性も選択肢の一つ」と述べ、追加調査を示唆した。
渡辺満久(変動地形学者)
★6月13日【内容起こし】渡辺満久教授:大飯原発、安全性はどこへ? 見逃された破砕帯問題【原発の地下に10本もの活断層の可能性・・・】@院内集会、
★7月20日【内容起こし】青木理×渡辺満久教授『原子炉の下に活断層?―原発の安全性について考える―』「活断層の事故が起きなかったのは、単なる偶然。運が良かっただけ」【前半】などに関連しています。
本日行われた第5回原子力規制委員会で、問題になっている原発敷地内の断層調査に派遣される専門家が決まりました。
メンバーと日程は以下のとおり。
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※この記事は、7月20日【内容起こし】青木理×渡辺満久教授『原子炉の下に活断層?―原発の安全性について考える―』「活断層の事故が起きなかったのは、単なる偶然。運が良かっただけ」【前半】の続きです。
<33:55頃から>
(青木氏)うーん。これね、もう一つ伺いたいんですけど、大飯原発ですよね。大飯原発のことなんですけれど、これ、渡辺先生、大飯原発についても今回調べられてますよね。行かれて入られてますよね。僕、その観察結果っていうのは、まさに掘れたわけじゃないんでしょうから、あくまでも観察ってことなんですけど、大飯原発に関しては、保安員なんかは「念のためやるんだ」と言っているようですけれども、実際に現地でご覧になって、なかなか実際に掘れたわけじゃないので断定しにくいところはあると思うんですけれども、どんなふうにご覧になってますか?
(渡辺教授)私は大飯原発に関しては、もともと活断層があると言ってるわけではないんですよ。可能性が否定しきれないものがあるので、それをまずチェックして、その可能性をつぶしたならば、つぶしてから稼働してくださいというふうに申し上げてるんです。
(崎山氏)順番が間違ってる。まず再稼働がありきではなくて、まず調査をするべきだと。
(渡辺教授)私たちの専門の分野からいうと、とても活断層の分野で安全性は確認されていないと思ったんですけど、政治的な理由とかいろんなもので動き始めてしまってですね、「これはここでちょっと何か言わないと、日本全国なし崩し的にいく」と思ったので、敢えて声を挙げたんです。
※この記事は、
7月17日 大飯・志賀原発の断層再調査へ【第19回地震・津波に関わる意見聴取会の様子とその報道】、
6月13日【内容起こし】渡辺満久教授:大飯原発、安全性はどこへ? 見逃された破砕帯問題【原発の地下に10本もの活断層の可能性・・・】@院内集会に関連しています。
2012.07.20 青木理 「原子炉の真下に活断層?」
TBSラジオ・Dig パーソナリティ:
青木理(ジャーナリスト)
江藤愛
ゲスト:
西川拓 毎日新聞科学環境部
渡辺満久(変動地質学)東洋大学社会学部教授
崎山敏也 TBS
【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】
続きを読むこちらと合わせてご覧ください。
※6月6日【内容起こし】渡辺満久氏:「原子炉の近くにずれる可能性がある活断層があるのは、大飯・美浜・もんじゅ・敦賀」「専門審査を担当している方々の専門性を疑うべき」@たね蒔きJ
【動画】
6月13日再稼働を止めよう! 市民・弁護士・超党派議員の集い
~大飯原発、安全性はどこへ? 見逃された破砕帯問題:渡辺満久・東洋大教授を迎えて~
① http://www.ustream.tv/recorded/23276279 (60:21)
② http://www.ustream.tv/recorded/23277632 (31:02)
【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】
<①26:45頃~>
※この記事は、6月6日 保安院:美浜原発2号機40年超10年運転延長認可へ・・・【大飯原発敷地内の断層によって地表がずれる指摘も無視】に関連しています。
必聴です。
活断層の専門家、東洋大学教授の渡辺満久(変動地形学)氏のお話です。
20120606 [1/2]たね蒔きジャーナル「原発と活断層~その実態を聞く」
http://www.youtube.com/watch?v=67Zpv8YGYJg
20120606 [2/2]たね蒔きジャーナル「原発と活断層~その実態を聞く」
http://www.youtube.com/watch?v=iYNAJvdZ1Ck&feature=youtu.be
【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】
続きを読む美浜2号、40年超運転「妥当」 保安院が専門家会議に提示
共同通信(2012年6月 6日)
経済産業省原子力安全・保安院は6日、7月で運転開始から40年となる関西電力美浜原発2号機(福井県)に関し、40年を超えて運転を続けても安全を確保できるとした関電の評価を妥当とする案を専門家会議に提示した。東京電力福島第1原発事故後、40年超の運転を認める判断は初めて。
事故原因の解明が終わらないまま、40年超の運転を認めることには批判があるが、保安院側は「老朽化した原発の評価は現行制度で決められており、粛々と実施する必要がある」と説明し、専門家に理解を求めた。
続きを読む7月16日 【静岡】浜岡原発を考えるNW:石橋神大教授(地震学)を招いて講演会、
【追記あり】5月23日参議院行政監視委員会のまとめ(小出氏・後藤氏・石橋氏・孫氏が参考人)に関連しています。
青森、東通原発下に活断層か 研究者「審査見直しを」
2011/10/24 19:25 【共同通信】
東北電力東通原発(青森県)の敷地内に複数の活断層が存在するとの調査結果を、東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)らが24日までにまとめた。東北電と、隣接地に原発建設中の東京電力は「断層は地層が水を含んで膨張してできた(膨潤作用)」などとして、敷地内に地震を起こす活断層は存在せず、原発の安全性に影響はないとしている。
活断層を示す事例が新たに判明したことで研究者は審査見直しを求めており、停止中の同原発の運転再開や、他の原発の耐震安全性審査にも活断層を示す事例が新たに判明したことで研究者は耐震安全性審査の見直しなどを求めており、停止中の同原発の運転再開や、他の原発の審査にも影響しそうだ。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102401000681.html
日本中活断層だらけだということ、石橋先生の「地雷原の上でカーニバル」という言葉が頭で鳴り響きます。
失礼します。
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※この記事は、
8月30日 保安院:福島原発・東海第2・東海再処理施設に新たに14箇所の活断層・・・、
7月16日 名古屋大鈴木教授(変動地形学)が浜岡原発真下に400キロもの活断層を確認、
6月9日地震調査委員会:「全国の活断層を再評価」、
6月6日保安院:「湯ノ岳断層」震災以降に出現、
【追記あり】5月23日参議院行政監視委員会のまとめ(小出氏・後藤氏・石橋氏・孫氏が参考人)などに関連しています。
海底活断層が起こした可能性も 東日本大震災
2011/09/23 16:44 【共同通信】
3月の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)は、岩手県から茨城県沖まで400キロ以上に及ぶ「海底活断層」が引き起こした可能性があるとの調査結果を、東洋大や広島大などの研究グループが24日までにまとめた。
また千島海溝と日本海溝の接続部が地震の空白域となっていることも判明。空白域に約120キロの海底活断層があり、グループの渡辺満久・東洋大教授は「マグニチュード(M)8級の地震発生の可能性がある」としている。
東日本大震災は海溝型地震だが、これまで、海溝型はプレート境界の地下深くで起こっており海底活断層とは直接関係ないとされてきた。
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092301000466.html
後になってわかることの方が多そうですね。
やっぱり人間はほんの一握りのことしか知り得ていないこと、大前提で肝に銘じておくべきだと思います。
失礼します。
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bukachu
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