ぼちぼちいこか。。。

「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう! 

いつもご覧いただきありがとうございます。
「これは!」と思う記事がありましたら、ぜひ身近な方に広めていただきたくお願いいたします。

著名な識者の方のカテゴリを作りましたので、文字起こしなど幾分探しやすくなったかと思います。基本的に私がやった内容起こしは転載OKです。

多の方に届くように願っております。

石橋克彦(地震学者)

12月11日 《関連動画追記》【内容起こし】石橋克彦氏講演会「『若狭原発震災』前夜の私たち」@名古屋市女性会館ホール【その③】

※この記事は、12月11日 【内容起こし】石橋克彦氏講演会「『若狭原発震災』前夜の私たち」@名古屋市女性会館ホール【その②】の続きです。

<01:26:15頃~>
(石橋氏)
 それで、これは1号機。この下の記録は、さっきと同じです。南地点の地中、深さ200mの東西成分で、ここが355ガル。

12


 上は1号機の基礎版、地下1階の原子炉建屋の記録で、やっぱりここで途切れてます。
 1号機の場合はですね、最大600ガルに対する最大応答加速度は489ガルというので、それに比べれば、実際観測された実測値は447ガルで収まってますけれども、この後どうなったか判らないし、とにかく揺れが長く続いたのは確かです。

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12月11日 【内容起こし】石橋克彦氏講演会「『若狭原発震災』前夜の私たち」@名古屋市女性会館ホール【その②】

※この記事は、12月11日 【動画・内容起こし】石橋克彦氏講演会「『若狭原発震災』前夜の私たち」@名古屋市女性会館ホール【その①】の続きです。

<40:50頃~>
(神戸大学名誉教授・石橋氏)
 「福島原発事故で亡くなった人はいないじゃないか」
という人が居ますけれども、作業員で被曝じゃなくても何人かいらっしゃいますし、それから、双葉病院とかでは、強制的に避難しなきゃなんなくて、50人も途中で命を落としたということは、これは明らかに原発災害で命を落としたわけです。
 それから、大熊町とかああいうところで津波で被災して、まだ息があっていた人が救出されずに見捨てられて、遺体もまだ収容されないという方も居るわけだから、これも本当に原発震災です。
 そういうことが若狭湾で起こりかねないというわけで、これちょっとまとめみたいなもので、この後説明することも含んでまとめていうと、これまで言ったことも含めてですけど、若狭湾周辺は、アムールプレート東縁変動帯の地震活動帯で密集していて、過去にM7以上の地震が発生していて、その間に大地震空白域っていうのがあって、そこに原発が林立して、活断層の真上にもあると。13基+もんじゅですね。そういうものがあって、この基準地震動Ssはこのあと説明しますけど、どんな地震が原発の近くで起こるかどうか。それに対してどの程度の揺れに対して耐震設計をすればいいだろうかという、そういう想定がですね。地震そのものに対する想定自身も不十分だし、それがもたらす揺れ、耐震設計の基準とする地震動の過小評価の恐れがかなり強い。
 これ、ガルっていうのは、地震による揺れの強さを加速度っていうので見た時に、地面が揺れ動く加速度の最大値をよくこうやってガルというのは、加速度の単位なんですけど、それの時々刻々加速度の値が変わりながら地面が動いて揺れているわけだけど、それの最大値がここに出した数字で、敦賀では800、もんじゅ760、美浜が750、大飯700、高浜550。こういうのが耐震設計の基準にする地震動。
 地震動っていうのは、地震の揺れですね。想定されている。

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12月11日 【動画・内容起こし】石橋克彦氏講演会「『若狭原発震災』前夜の私たち」@名古屋市女性会館ホール【その①】

※この記事は、
【追記あり】5月23日参議院行政監視委員会のまとめ(小出氏・後藤氏・石橋氏・孫氏が参考人)
6月23日「危険な原発はいらない〜京都のすぐ北にも14基の原発が〜池島芙紀子さん講演@京都①(若かりし石橋先生が出演されているドキュメンタリー映画があります)、
7月16日 【静岡】浜岡原発を考えるNW:石橋神大教授(地震学)を招いて講演会
10月26日 【動画・内容起こし】福島第一原発設計技師(田中三彦氏、渡辺敦雄氏、後藤政志氏):地震の揺れで機能喪失を指摘【その①】などに関連しています。

本当に、もう、本当に、心の底から即刻原発を止めていただきたい。
これを見た後に、あなたはそれでも原発を動かし続けたいと思いますか・・・?

【動画】IWJ 愛知より

111211石橋克彦講演会1-本編
http://www.ustream.tv/recorded/19102691 (132:30)
111211石橋克彦講演会2-質疑応答編
http://www.ustream.tv/recorded/19105563 (21:20)

【動画】Youtubeより


【以下、お時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】
※一部資料は、石橋克彦氏HP私の考えより拝借しております。

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【質問事項】5月23日参議院行政監視委員会のまとめ(小出氏・後藤氏・石橋氏・孫氏が参考人)

では、先ほどUPした記事の質問事項を挙げておこうと思います。
質問者の横に時間を併記しておきますので、時間がない方は気になった箇所だけでも御自身で確かめられてください。
※議員の方のお名前に誤りがあるかと思います。お手数ですが、わかる方、ご指摘いただければと思います。

民主党・藤原委員 01:09:00-
・(孫氏へ)主権在民がないがしろになっている現状で、原発を進めるにあたり、安全の確保は絶対必要なことであるが、斑目委員長は「事故は想定を超えたものだった」と言う発言もあった。国民の利益はどこへいったのか?原子力安全委員会や、その監視委員会が機能してはじめて成立する。が、その2つの機関は既に機能していない。その2つを監視する役割は国会が担うはずである。こういった話について、主権在民についてよく発言されている孫氏に意見を聞きたい。
自民党・赤石委員 01:16:00-
・(小出氏へ)一基あたり水素(水蒸気と質問者は言っているが)爆発が起こるとどのくらいの放射性物質が出てくるのか。
・(小出氏へ)炉内にある燃料棒は、一基あたりどのくらいの二酸化ウラン・核燃料が入っているのか。
・(後藤氏へ)圧力容器・格納容器が最悪の状態になったときはどのような事態が想定されるか。できれば放射線量で示して欲しい。
・(後藤氏へ)現在の避難区域の設定の妥当性は?
・(石橋氏へ)具体的に原発のリスクの順位を検証したことはあるのか。公表されているか。
・(孫氏へ)脱原発戦略にあたり、エネルギーの貯蔵技術の可能性はどう考えているか。
公明党・タニアイ委員 01:30:20-
・(小出・後藤・石橋氏へ)政府にではなく、国会に原発事故調査委員会(第三者機関)を作ることを提言している。事故自体の検証や原子力行政の在り方も取り上げて行きたい。何を優先して議論されるべきか?
・(孫氏へ)省エネには限界があると感じた。両輪を担う必要がある。Negawatの概念(100w節電したら100w発電したと同義にとること)。ご意見は?
みんなの党・寺田委員 01:48:00-
・(小出氏・後藤氏へ)第二次大戦を体験したが、また日本が世界に対して大きな罪を犯してしまった。政府、各省庁による情報開示が徹底してなされなかった。その度合いは見ていてどうだったか。
・(石橋氏へ)これだけ財政が破綻している中、復興に向けてあのような大きな防潮堤が本当に必要なのか、地震学的観点で意見が欲しい。
・(孫氏へ)銭の使い方のプロですから、税の使い方など復興に向けて意見をほしい。
日本共産党・田村委員 02:08:30-
・(石橋氏へ)浜岡原発の停止について、国会では議論があった。震源域上に原発を作ったことが間違いだったので、廃止を前提に考えているが、政府は耐震改善などして再稼動を目指しているようだ。ご意見をください。
・(後藤氏へ)原発の設計は各部位ごとにやっているとのことだったが、最悪の事態など原発全体を見て判断できる部署が東電にはたしているのか?
・(小出氏・石橋氏へ)原発について法的権限を持って規制する第三者機関が必要であると思うが意見をほしい。
中山委員 02:21:40-
報道で解説する人々はどの話を聞いても本当かどうか疑ってきた。政府やメディアについて専門の方が自信を持って発言していれば、また自分の持っている情報を持っていれば、その判断は同じ方向に行くと思う。日本人の質は高いと思っている。どうすれば良かったのか。
安全に対する哲学が日本の中に存在しないということをみんなで考え直すには?
・(小出氏へ)福島全域の土地が使えなくなるとの指摘があったがもう少し詳細に説明をお願いしたい。収束できる可能性はあるのか。
・(後藤氏へ)人為的ミスについてもう少し詳しく説明してほしい。
・(石橋氏へ)今後の地震に対する原発の備えは?
・(孫氏へ)希望の持てる話をありがとうございます。太陽光の心配点は?水力発電は難しいのか?
大島委員 02:37:00-
・(小出氏・後藤氏へ)最初の段階で炉を生かそうしたことで、海水注水を止めた・止めないとのことがあったが、そのあたりについての意見は?
・(石橋氏へ)浜岡原発を止めたあと、次に止めた方がいい原発は?
・(孫氏へ)今日本の電力は各自然エネルギーを小さくてもそれぞれ導入していくために、動いていって欲しいのだが、意見をほしい。
・(田島政務官へ)日本の新エネルギー政策についての意欲は?
松村理事 02:46:15-
・(石橋氏へ)若狭湾地域の危険性を示す為の根拠を地元で説明する為にはどうしたらいいのか。
風間理事 02:50:15-
・(小出氏へ)3月15日の東京の放射線量を計測されていて、その数値が発表と異なったとのことだが、具体的にその数値を公開してほしい。
・(孫氏へ)SBでも事故当時の放射線量を計っていたなら、その数値を教えて欲しい。
・(田島政務官へ)地震が起きた3/12と3/13に院内で政府から党へ上がってくる原発報告を聞いていたが、これらの情報が正しく正確であったかどうかは(私本人の感触では)怪しいと推測している。原子力村(東電や保安院等)から正確な情報が上がってこない理由が、構造的な問題があると思う。そのような機関が政府へ情報を提供していることはまずいのでは?どのような組織再編が望まれるか。
・(小出氏へ)同様の内容で、なにか意見があるか。
・(石橋氏へ)浜岡原発について、東海地震の想定震源域の真上に浜岡があるということだが、これを止めることが必要と思うが、政府はた防潮堤の建設を発表している。どうしてこうなったのか。
横山委員 05:20-
・(孫氏へ)今までの電力会社とは違い、個人レベルで電力を生み出そうとする電田プロジェクトはどのような社会をイメージして考えられたのか。
山瀬委員 07:35-
・(石橋氏へ)日本列島にある原発には、本質的安全が必要とおっしゃったか、その概念を説明して欲しい。

【提案】藤原委員 08:50-
今建設的で課題的な話がたくさん出たが、一刻を争う状況が続いている中、この委員会の各委員からの発言をまとめて、政府へ正式なルートで申し入れをおこない、回答を得て欲しい。


とりあえず、流れはこのようになっています。
是非ご参考にされてください。

そして、みんなで子供たちのために脱原発目指しましょう!


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