ぼちぼちいこか。。。

「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう! 

いつもご覧いただきありがとうございます。
「これは!」と思う記事がありましたら、ぜひ身近な方に広めていただきたくお願いいたします。

著名な識者の方のカテゴリを作りましたので、文字起こしなど幾分探しやすくなったかと思います。基本的に私がやった内容起こしは転載OKです。

多の方に届くように願っております。

原子力関連機関

12月15日 IAEAに未報告の濃縮ウラン計4トンあることが判明【2月に指摘、今日報道・・・。】

国内廃棄物に大量の核物質 未計量で濃縮ウラン4トン
2011/12/15 02:09   【共同通信】
 政府が国際原子力機関(IAEA)の保障措置(査察)の対象となっている全国の262施設を調査した結果、計量や報告をしていない濃縮ウランやプルトニウムなど核物質が廃棄物から大量に見つかったことが14日、分かった。政府は国際社会の批判を避けるためIAEAへの申告を急ぎ、水面下で協議を始めた。複数の政府高官が明らかにした
 中でも政府系研究所で高濃縮ウラン約2・8キロ、原子力燃料製造企業で約4トンの低濃縮ウランがそれぞれ未計量だったケースを重視して調べている。中部、北陸、中国の3電力会社などにも未計量とみられる核物質があり、確認を進めている。
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011121401001888.html


政府、廃棄物から核物質認める IAEAへの報告漏れ
2011/12/15 14:08   【共同通信】
 藤村修官房長官は15日午前の記者会見で、国際原子力機関(IAEA)の査察対象施設の廃棄物から核物質が見つかり、IAEAへの報告漏れがあったことを認めた。今後、IAEA側に報告を急ぐ考えを示す一方、核物質の量などは言及しなかった。

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12月9日 原子力産業協会:11月の原発稼働率20.1%と発表【現在10基稼働中】

※この記事は、10月7日 原子力産業協会:9月の原発稼働率は20.6%に関連しています。

11月の原発稼働率20・1% 微増、12月は再び低下へ
2011/12/09 19:32   【共同通信】
 11月の国内商業用原発54基の設備利用率(稼働率)は20・1%だったとの調査結果を、日本原子力産業協会が9日までにまとめた。10月の18・5%からわずかに上昇、3月の東京電力福島第1原発事故後に続いていた低下が止まった。11月末時点で稼働中は10基。
 12月は定期検査とトラブルで既に2基が停止。さらに2基が定期検査に入り、再稼働する原発はないとみられる。12月末に稼働中の原発は6基になり、稼働率は再び下がる見通し。
 11月は、10月にトラブルで停止した九州電力玄海4号機(佐賀県)が運転を再開し、稼働率が上がった
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011120901001963.html

  3月 58.3%
  4月 50・9%
  5月 40・9%
  6月 36・8%
  7月 33・9%
  8月 26.4%
  9月 20.6%
 10月 18・5%
 11月 20.1% (10基稼働中/11月末時点)

このままいきますと、泊原発3号機が先日再稼働されてしまいましたので、来年の5月には全部停止することになりますが、日本政府の方針ですと、
『ストレステスト(事故シミュレーション)をやったので、もう安全です。再稼働します。電気足りませんから』
という論理で再稼働を進めていくことになってしまいます。

この冬、本当に電力が足りなくなるのかどうか、電力会社はどのように対応するのか、よく見てみる必要があります。

今は、ここまでの言及で止めておきます。

失礼します。
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12月9日 原子力安全基盤機構:『ICが正常に動いていれば、メルトダウン回避』との解析結果を発表

※この記事は、
10月2日 東電:原発への注水、38時間停止で炉心溶融しメルトダウンと有事に備えて試算分析
10月14日 保安院:原発事故後の防災地域分析、その後も生かさず「あくまで仮定の検討」・・・?
11月24日 小出氏:厚労省の乳児用食品基準、国会の事故調査委の委員長、非常用復水器が機能しなっかった原因とは・・・?@たねまき
12月3日4日 東電:16日に『冷温停止』宣言も約45トンの汚染水漏れ【ベータ線放射性核種が10万~100万Bq/cm3!?】
11月17日 【動画・内容起こし】上原春男氏記者会見『プラントの状況はワケわからん』@自由報道協会【その①】に関連しています。

東電の安全確保策「妥当」 冷温停止維持で保安院
2011/12/09 17:21   【共同通信】
 経済産業省原子力安全・保安院は9日、東京電力福島第1原発事故の収束作業に関し、東電が提出した今後3年程度の施設運営計画について「公衆や作業員の安全を確保する上で妥当」との評価をまとめた。
 保安院は近く評価書を原子力安全委員会に報告。これを受け、政府は16日に事故収束の工程表の「ステップ2」終了を決定する方針。
 保安院は、原子炉の温度計の誤差を見込んでも圧力容器底部で100度以下という冷温停止状態の条件を維持できるとの東電の報告を認め、溶けた燃料が格納容器に漏れている場合でも格納容器内の温度から冷却状態は把握できるとした
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011120901001937.html

復水器継続でメルトダウン回避 1号機解析、東電「困難」
2011/12/09 21:59 【共同通信】
 東電福島第1原発事故で、独立行政法人「原子力安全基盤機構」は9日、1号機の非常用復水器(IC)が津波襲来後も早期に作動し、蒸気の冷却に必要な水が補給できていれば、原子炉の水位が維持されて炉心溶融(メルトダウン)を防ぐことが可能だったとの解析結果を公表した。

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11月15日 IAEA専門家T:放射性廃棄物や計画的避難区域などに関する最終報告書を政府に提出・・・【都会部の廃棄物は放射線量低い!?】

※この記事は、
10月14日 【除染】IAEA専門家T:環境相に報告書提出「最終処分場の確保必要」一方で「過度に慎重になる必要なし」「年間1mSv以上の除染基準、非常に野心的だが問題ない」
10月11日 IAEA:除染による放射性廃棄物「十分手厚く行われていた」「除染の実証実験は非常に有益な取り組み」
10月9日 IAEA除染チームが福島入り・・・
9月18日 WHO:原発の人体影響を担当した放射線健康局を09年に廃止していた【WHOとIAEAの力関係】@毎日新聞
9月18日 日本経済新聞【社説】:「IAEA行動計画を見る限り、力不足は否めない」
9月14日 国連:「想定が甘すぎた」と指摘、IAEAは放射線観測システム構築を提言・・・。
9月12日 政府・原子力災害対策本部:IAEAに追加報告書提出・・・などに関連しています。

福島第1原発:IAEAチームが最終報告書を提出
 毎日新聞 2011年11月16日 0時39分
 東京電力福島第1原発事故で、日本の除染計画を支援するため10月に来日した国際原子力機関(IAEA)の専門家チームが15日、放射性廃棄物の最終処分施設の確保や、計画的避難区域の位置を示す標識の設置などの必要性を指摘する最終報告書を日本政府に提出した
 報告書は一方、都市部の放射性廃棄物の大部分は放射線量が非常に低く、中間貯蔵をしなくてもよい可能性があると指摘。既存の産業廃棄物処理施設の活用を促した。森林の除染で高い効果が期待できない場合は、より効果的な場所に力を注ぐべきだとした続きを読む

11月11日 トルコとアルメニア原発の状況をご紹介・・・【アルメニアはイランと経済連携へ】

※この記事は、
11月1日 【動画・内容起こし】ニュースの深層「トルコ地震とアルメニア原発」【アルメニアの状況とロシアの原発事情】<その①>
10月24日 トルコの地震とアルメニア原発の続報【ひとまず影響なしとのアルメニア当局の発表】などに関連しています。

Nuclear plant is safe: Armenia’s response to Turkey
NEWS.am November 05, 2011 | 11:59
YEREVAN. - Safety of Armenia’s Nuclear Power Plant is at the center of international organizations’ attention, and there is no problem concerning safety, Armenian Energy Ministry Press Secretary Lusine Harutyunyan told Armenian News-NEWS.am, in response to the news spread in Turkish media that Turkey’s Minister of Energy and Natural Resources had petitioned to the International Atomic Energy Agency (IAEA) with the request to shut down the Plant. Harutyunyan also noted that Turkey makes such statements often and they are compelled to respond to them every time.

Turkey and Azerbaijan were recently alleging that the October 23 earthquake in Turkey had damaged the Plant. And in response to these allegations, Armenian Minister of Energy Armen Movsisyan had noted that the Plant was constructed to withstand a minimum magnitude-9 quake, and that the tremor in Turkey had measured a mere magnitude 3 nearby the Plant. The Minister also recalled that an IAEA OSART (Operational Safety Review Team) mission had visited the Plant and concluded that its operational risks are manageable.
http://news.am/eng/news/80764.html
【要約】
『原発は安全』:アルメニアがトルコに回答
トルコエネルギー省がIAEAにアルメニア原発を閉鎖するよう働きかけたことを受けて、アルメニアエネルギー省が答えた。
トルコは何度もそのような声明を出してる。
トルコは10月23日の地震で原発が破損していると主張。それに対し、アルメニアエネルギー省はM9まで耐震設計があり、今回はM3だったと応戦している。

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11月9日 日本原子力研究開発機構:除染技術公募で25社選定【東芝も選定・・・】

※この記事は、
8月31日 産業技術総合研究所:土壌のセシウム除去技術を開発【回収率98.2%はすごい!】
8月7日 ㈱ネオナイト:福島・上真野小のプールを除染【政府はどこを向いている?】などに関連しています。

除染技術公募で25件選定 原子力機構、年度内に試験
2011/11/09 21:14   【共同通信】
 東京電力福島第1原発事故を受け、除染技術の実証試験事業を公募していた日本原子力研究開発機構は9日、民間企業や大学法人など国内25の組織の技術をそれぞれ選定したと発表した。委託契約を結び、2月末までに各組織で実証試験を実施。結果は内閣府に報告される。
 優れた技術を発掘し、効率的に除染を進められるようにするのが狙い。10月中に計305件の応募があった。
 選ばれた技術は、新潟県長岡市の機械メーカー「マコー」の「ウェットブラストによる道路の除染」、宇宙航空研究開発機構(東京)の「バクテリアによる汚染植物の減容化」など計25件。
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110901000788.html

平成23年11月9日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

平成23年度「除染技術実証試験事業」公募結果について(お知らせ)

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11月4日 日本原子力研究開発機構:もんじゅのストレステストに有識者検討委員会を設置へ

※この記事は、
10月30日 日本原子力研究開発機構理事長:もんじゅ「発電の実用化とは別の研究開発に軸足を移す方針」を明言・・・
10月14日 文科副大臣:もんじゅを視察「(安全検証の委員会組織について)安全評価もあるが、年内に初会合を」などに関連しています。

もんじゅ 安全性評価で検討委員会
NHKニュース 11月4日 20時36分 
福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」の安全性を評価するためのストレステストについて、日本原子力研究開発機構は、外部の有識者による検討委員会を設置して、内容のチェックを受けたうえで、年内にも結果を取りまとめることになりました続きを読む

10月30日 日本原子力研究開発機構理事長:もんじゅ「発電の実用化とは別の研究開発に軸足を移す方針」を明言・・・

※この記事は、
10月14日 文科副大臣:もんじゅを視察「(安全検証の委員会組織について)安全評価もあるが、年内に初会合を」
7月23日 小出氏講演:「原爆・原発と憲法9条」@堅田9条の会【その③】の続報です。

もんじゅ、研究開発に軸足 原子力機構理事長
2011/10/30 18:58   【共同通信】
 核燃料サイクルの中核を成す高速増殖炉の原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)を運営する日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長は30日までに共同通信のインタビューに答え、実証炉や実用炉の建造を目指す従来路線は「なかなか国民には理解してもらえない」との認識を示し、発電の実用化とは別の研究開発に軸足を移す方向性を明言した。

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10月14日 【除染】IAEA専門家T:環境相に報告書提出「最終処分場の確保必要」一方で「過度に慎重になる必要なし」「年間1mSv以上の除染基準、非常に野心的だが問題ない」

※この記事は、10月11日 IAEA:除染による放射性廃棄物「十分手厚く行われていた」「除染の実証実験は非常に有益な取り組み」に関連しています。

「最終処分場所の確保を」 IAEAチームが中間報告
2011/10/14 22:33   【共同通信】
 東京電力福島第1原発事故で、日本政府の除染計画を支援するため来日した国際原子力機関(IAEA)の専門家チームは14日、放射性廃棄物の最終処分場所の確保や、計画的避難区域に表示設置などの必要性を指摘する中間報告書を政府に提出した。

 報告書は一方で「過度に慎重な対応は避けるべきだ」とし、都市部の放射線レベルが低い廃棄物は「中間貯蔵しなくてもよい可能性があり、産廃処理施設の活用が効率的」と指摘、また「森林などを必要以上に除染しても住民の被ばく量低下につながるわけではなく、効果の大きい場所に注力すべきだ」とした。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101401000854.html

【原発】IAEA視察団「除染に慎重になり過ぎるな」
テレ朝ニュース(10/15 00:48)

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10月11日 IAEA:除染による放射性廃棄物「十分手厚く行われていた」「除染の実証実験は非常に有益な取り組み」

※この記事は、10月9日 IAEA除染チームが福島入り・・に関連しています。

清掃事業もお手上げ。“燃やせない”放射能汚染ゴミはどこに行く?

週プレNEWS 10月11日(火)12時40分配信

  福島第一原発事故により放射能に汚染されたゴミの処理問題が、東日本の各自治体で深刻化している。なかでも、放射線量が高いとされる千葉県の流山市は9月29日、同市を訪れた東京電力の担当者に、市の清掃工場内にたまり続ける汚染されたゴミの焼却灰への対策を求めた。
 流山市が保管している焼却灰は、すでに約400トン以上。10月末頃には保管できる限界量に達してしまうという。保管費用はどうするのか、最終的な処分はどうするのか。東電はいまだに具体的な回答を示していない。

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10月9日 IAEA除染チームが福島入り・・・

IAEA除染チームが福島入り 国の実証試験を視察
2011年10月9日21時33分
 国際原子力機関(IAEA)の専門家で構成する国際除染ミッションのチームが9日、福島県を訪れ、南相馬市で国が進める放射性物質を除染する実証試験の現場を視察した。チームは除染方法や成果を検討し、国に助言する

 スペイン原子力安全委員会のフアン・カルロス・レンティーホ放射線防護部長が率いる、放射線計測や除染、廃棄物管理の専門家ら12人。9月のIAEA年次総会で細野豪志原発相が「専門的な知見を得るため」としてミッションの受け入れを表明していた。

 森林の影響を調べるため国が試験を進める自然体験施設「ハートランドはらまち」を視察した。除染を委託された日本原子力研究開発機構の担当者が事前のモニタリング結果や今後の進め方を説明した。実験的に山林で落ち葉や腐葉土を取り除くと放射線量が毎時3.4マイクロシーベルトから同1.6に下がったという
http://www.asahi.com/national/update/1009/TKY201110090201.html

大きい線量のものほど、最初はその降下率は高いかもしれませんが、その後が問題だと理解しています。
偉い学者さんたちが、有効で実行可能な方法を持ち合わせていらっしゃればいいのですが・・・。

除染をするにしろ、必ず避難が第一優先です。
IAEA、言ってくれないでしょうか・・・。

失礼します。
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10月9日 東海原発:福島第一事故で廃炉の工程遅れの見通し【クリアランスと廃炉・・・】

※この記事は、
9月19日 セメント協会:汚泥等のセメント原料利用について対応状況をご紹介・・・
9月1日 小出氏:新政権誕生、東電の廃炉工程表、環境省の汚染廃棄物処理(クリアランス)、福島の『中間貯蔵施設』@たねまきなどに関連しています。

福島第1原発:東海原発の廃炉遅れ 放射性廃棄物増加で
毎日新聞 2011年10月9日 10時19分(最終更新 10月9日 11時11分)
 東京電力福島第1原発事故の影響で、日本原子力発電東海原発(茨城県、出力16.6万キロワット)の廃炉工程がずれ込む見通しとなった。周辺の放射線量が上昇したため、想定を上回る放射性廃棄物が生じる恐れがあるためだ。原電は放射性廃棄物かどうかを測定・分別する作業を中断し、測定方法を見直しており、作業再開は年明け以降になる見通しだ

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10月7日 原子力産業協会:9月の原発稼働率は20.6%

※この記事は、9月9日 原子力産業協会:8月の原発稼働率=26.4%に関連しています。

原発稼働率:9月は20.6%で過去最低を更新
 毎日新聞 2011年10月7日 20時03分(最終更新 10月8日 1時03分)
 日本原子力産業協会は7日までに、9月の国内の商業用原発54基の設備利用率(稼働率)は20.6%との調査結果をまとめた。同協会や電気事業連合会が記録している1977年4月以降では、今年8月の26.4%を下回り、過去最低を更新した。
 原発の停止が長期化し、再稼働した原発はない一方、九州電力川内2号機(鹿児島県)と四国電力伊方1号機(愛媛県)が定期検査に入った。
 稼働率は3月の58.3%から下がり続けている。再稼働には、国に地震や津波に関する安全評価の結果を報告し、認められる必要があるが、安全評価を終えた原発はまだない。10月に入っても4日に九州電力玄海4号機(佐賀県)がトラブルで自動停止し、稼働率低下は今後も続く見通し。
 東電が廃炉を表明した福島第1原発1~4号機は現役の原発として調査対象にしている。本年度上半期(4~9月)の稼働率は34.9%。2010年度は67.3%だった。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111008k0000m020056000c.html?inb=ra

当然です。
再稼働なんて、させられるわけがありません。

失礼します。
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10月5日 日本原子力研究開発機構:高速増殖実験炉・常陽、放射線管理区域で火災【照明スイッチから煙】

高速増殖実験炉:「常陽」旧建屋で火災報知機作動 茨城
 毎日新聞 2011年10月6日 11時51分(最終更新 10月6日 12時38分)
 5日午後10時10分ごろ、茨城県大洗町の高速増殖実験炉「常陽」の旧廃棄物処理建屋内(放射線管理区域)で、火災報知機が作動した。日本原子力研究開発機構によると、壁に設置してある照明用スイッチから煙が上がっているのが見つかり、作業員が約10分後に電源のブレーカーを切断し煙は消えた。作業員の被ばくや外部環境への影響はないという。
 同機構によると、煙の発生時にスイッチの照明は使っていなかった。スイッチ下部の壁に水が流れたような痕跡があり、雨水が流れ込んだのが原因とみられるという。同建屋は放射性廃液の処理などを行っていたが、95年から稼働していなかった。
 常陽は07年から運転停止しているが、原子炉内は現在も、水と激しく反応するナトリウムが冷却剤として循環している。【大久保陽一】
http://mainichi.jp/select/science/news/20111006k0000e040050000c.html

一瞬ヒヤッとしました。
照明の火事だったんですね。もし火事が拡大していたらと思うと・・・。

やはり恐ろしい・・・。

失礼します。
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9月23日 国連原子力会合:天野事務局長「原子力利用の拡大を意図している」潘国連事務総長「福島を教訓に、人々の信頼回復を」、一方NY国連本部前で反原発デモ

※この記事は、9月22日 IAEAで行動計画正式承認、野田総理の演説とこの国の政府に関連しています。

フクシマの教訓共有し原発推進 国連原子力会合が閉幕
2011年9月23日18時13分
 ニューヨークの国連本部で開かれていた原子力安全に関するハイレベル会合は22日午後、福島第一原発事故の教訓を踏まえた世界最高水準の安全対策を共有することを確認して閉幕した。国際社会は今後も原子力利用を推進していくことで事実上、合意した。

 会合の冒頭、ビデオ出演した国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は、安全強化のための行動計画が承認されたことを報告。「福島事故は原子力の終わりを意味するものではない。多くの国が依然としてエネルギー需要の高まりや気候変動への懸念から原子力利用の拡大を意図している」とし、行動計画の実行が欠かせないと訴えた

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9月21日 IAEA:2050年の世界の原発依存度予測を発表、EU諸国から行動計画の実効性に疑問の声

原発依存度、40年後半減も=IAEA予測
2011年9月21日17時6分[時事通信社]
  【ウィーン時事】国際原子力機関(IAEA)は20日、世界の総発電量に占める原発の割合が、2050年には現在の半分に減る可能性があるとの見通しを明らかにした。福島第1原発の事故でエネルギー政策を見直す動きが加速したため、昨年の予測を下方修正した。
 予測では、50年の原発の割合は最低で6.2%。最高でも10年時点と同じ13.5%にとどまる。昨年は、09年の13.8%から50年には7.1~17.0%になると予測していた。 
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201109210097.html


世界の発電、原発の割合半減も IAEAの将来予測
2011/09/21 08:42   【共同通信】

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9月19日 原子力学会:シンポジウムで相次ぐ自己批判【学者と政治家と国民】

原子力学会 自己批判相次ぐ
NHKニュース 9月19日 19時14分 
原子力に携わる研究者で作る日本原子力学会の大会が、東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと初めて開かれ、パネルディスカッションでは、「原子力のさまざまな問題があることを知りながら、あいまいにしていたことが事故につながった」など、これまでの学会の姿勢をみずから批判する声が相次ぎました

日本原子力学会には、大学や研究機関、それに電力会社などで原子力に携わる人たちが所属していて、福島第一原発の事故のあと開催が見送られていた大会が、19日から北九州市で始まりました。

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9月19日 細野原発相:ステップ2完了の前倒し、除染の専門家派遣を要請、再稼働評価の協力要請、廃炉協力を米仏に要請@IAEA年次総会

※この記事は、
9月18日 WHO:原発の人体影響を担当した放射線健康局を09年に廃止していた【WHOとIAEAの力関係】@毎日新聞
9月16日 東電:2号機取水口付近でセシウム不検出、2・3号機で注水量増加→「冷温停止」へ・・・。に関連しています。

細野原発相「年内に冷温停止」 IAEA演説で前倒し表明
中国新聞 '11/9/20
 【ウィーン共同=大倉喬之】細野豪志原発事故担当相は19日、ウィーンで開幕した国際原子力機関(IAEA)の年次総会で演説し、東京電力福島第1原発事故の収束の目安となる原子炉の冷温停止について「年内をめどに達成すべく取り組む」と決意を述べ、従来「来年1月中旬まで」としていた「ステップ2」完了の前倒しを表明した。

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9月18日 日本原子力学会:原発の津波リスク評価・手順書の原案を作成【津波対策だけ?】

※この記事は、
9月9日 日本原子力学会:津波リスクの評価基準を作成へ【やってたんですけどね・・・。】
9月12日 【文字起こしUP】後藤政志氏解説「東電黒塗り文書について」@CNIC
8月23日 【動画・起こし追記】事故調検委:東電・政府関係者から延べ126人から約300時間の聴取実施を報告に関連しています。

原発の津波リスク評価、手順書原案を作成 原子力学会
朝日新聞社 2011年9月18日22時15分
 原発が津波に襲われたとき、炉心損傷などの重大事故が起きる確率を数値で表すリスク評価の初めての手順書案を、日本原子力学会がまとめた。これまで地震に対するリスク評価の手法はあったが、東京電力福島第一原発の事故を受けて、津波でも作ることにした。国や電力会社には、この手順に基づいて評価を実施し、実際の安全対策に役立ててもらいたいという。続きを読む

9月18日 WHO:原発の人体影響を担当した放射線健康局を09年に廃止していた【WHOとIAEAの力関係】@毎日新聞

※この記事は、
9月18日 日本経済新聞【社説】:「IAEA行動計画を見る限り、力不足は否めない」
8月12日 食品安全委員会にパブリックコメントを送りました【生涯100mSvの件】に関連しています。

この記事は長いですが、非常に重要です。ECRR2010の中でも批判されていたので、Bochibochiも知っているつもりではいたのですが、より分かりやすく毎日新聞がまとめてくれています。
何もご存じなかった方には、ちょっとショックかもしれません・・・。

では、どうぞ。

お先に失礼します。

WHO:放射線健康被害の専門部局を廃止
2011年9月18日 2時30分 更新:9月18日 6時10分
 【ジュネーブ伊藤智永】国連専門機関の世界保健機関(WHO)が、2年前に放射線の健康被害に関する専門部局を廃止し、財政難を理由に今後も復活する予定がないことがわかった。WHOトップのマーガレット・チャン事務局長が5月、WHOによる東京電力福島第1原発事故後の健康被害調査などを求めた、欧州各国の非政府組織(NGO)約40団体の連絡団体「WHOの独立のために」代表らとの面会で認めた。
 
 ◇IAEA主導権 原発推進側の兼務に批判
 核による健康被害などの調査の主導権は1959年以降、WHOが国際原子力機関(IAEA)と締結した協定でIAEA側に移行されてきており、NGO側は「IAEAは(福島事故の後)各国に原発の推進と監視の分離を求めながら、自分は両方を兼務しており、矛盾がある」などと批判、現在の国際的な原子力監視体制の限界を指摘している。
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