ぼちぼちいこか。。。

「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう! 

いつもご覧いただきありがとうございます。
「これは!」と思う記事がありましたら、ぜひ身近な方に広めていただきたくお願いいたします。

著名な識者の方のカテゴリを作りましたので、文字起こしなど幾分探しやすくなったかと思います。基本的に私がやった内容起こしは転載OKです。

多の方に届くように願っております。

世界各国の動き

国連人権専門家:日本政府はいまだ放射線の懸念が残る福島への帰還政策を中止せよ


ご無沙汰しております。
久しぶりにこのようなニュースが出たので、記事にしておきます。
このブログを御覧になった方は私個人の考えをある程度理解していただいてるかと思いますが、私の一番の願いが国連人権理事会で日本政府に要請されました。今の日本では、国として、政府として実行されるのぞみが非常に薄いことではありますが、私にとってしごくまっとうな意見と思えます。
自主的に避難されている方々への言及もあり、これが風評被害を生むとは私には思えません。

国連人権理事会のHPに記事になっていたので、下手ながら翻訳して載せておきます。

【NEW】会見動画(英語)→http://webtv.un.org/search/mr.-baskut-tuncak-special-rapporteur-on-the-implications-for-human-rights-of-the-environmentally-sound-management-and-disposal-of-hazardous-substances-and-wastes-press-conference-25-october-2018/5853390478001/?term=&lan=english&page=4

国連人権専門家:日本政府はいまだ放射線の懸念が残る福島への帰還政策を中止せよ
ジュネーブ(2018年10月25日);
 国連人権専門家は、7年前の原子力事故以前に安全または健康に影響のないと考えられていた放射線レベル以上の状態にある福島地域に、妊娠時期の女性や子供たちを帰還させる政策を中止するよう日本政府に要請した。
 
 有害物及び廃棄物に関する国連特別報告者、トゥンジャク氏は、本日ニューヨークで行われた総会で報告書を提出し、近年注目されている有害汚染の被害者の主なケースについて強調した。トゥンジャク氏は、事故前の被ばく線量許容レベルを20倍にまで引き上げている日本政府の決定は非常に深刻であり、特に過度な放射線による子供の健康と福祉への深刻な影響を強調した。

「2017年の国連人権監視機構の事故前までの被ばく線量レベルまで基準を戻すべきだという勧告を日本政府が無視しているように見えるのは、非常に残念である」と氏は述べた。

 巨大地震と津波によって引き起こされた2011年の原発事故後、日本政府は福島住民の被ばく許容線量を1ミリシーベルト/年から20ミリシーベルト/年へ引き上げた。国連データベースによると、1ミリシーベルトへ戻すようにという勧告はドイツ政府によって提言され、日本政府はそれを受諾したはずだった。しかし、専門家の見解によると、この勧告は実施されていないという。

 日本政府は、小児期の被ばく線量を最小化する責務があると、専門家は小児期における有毒被ばくに関するレポート(2016)を付け加えた。日本が締約国である児童の権利に関する条約には、最善の利益を考慮し、子どもの生命、最大限の発達、達成可能な最高水準の権利を尊重し、保護し、履行するという明確な義務が含まれている。これは、日本のような締約国に対し、放射線やその他の有害物質による被ばくを最小化し防ぐことを要求していると専門家は述べた。

 被ばく限度を20ミリシーベルト/年に設定された経緯や、避難指示解除を含め、福島第一原発事故に関する政策がどのように決定されたかを日本政府は詳細に明らかにすべきだとトゥンジャク氏は述べた。

 トゥンジャク氏は、近年、国連人権理事会で彼の懸念を述べてきた。関係機関による日本政府への開示要求及び権限委任者の公式訪問の嘆願もしているという。日本政府はいつでも訪問可能としているが、危険物及び廃棄物の権威者が公式訪問する予定はない。

 原発事故後7年がたち、福島の復興は全力で進められているが、ほとんどの地域では避難指示が解除され、これから5年の間に高い汚染が残る地域でも避難指示が解除されていく計画だという。2017年3月、報道によれば、政府が指定した区域外の自主避難者に対する住宅助成金が打ち切られたという。

「度重なる日本政府の避難指示解除決定や県当局の住宅助成金補助終了は、多くの自主避難者にとって、福島帰還の巨大な圧力となっている」と同氏は述べた。

「段階的な避難指示解除は、今世紀最悪の原発事故によってすでに人生に影響を及ぼされている人々に非常に大きな負担となっている。その多くは、安全ではない地域―日本政府がこれまでは安全であると考えていた放射線量レベルを超えている地域も含め―に強制的に帰還させられていると思っている。」

終了

トゥンジャク氏に関して
環境に配慮した有害物質および廃棄物の管理および処分に関する人権の影響に関する特別報告者。特別報告者として、彼は人権理事会の特別手続として有名な一員。国連人権制度における独立した専門家の最大の機関である特別手続は、世界各地の特定の国の状況やテーマの問題に対処する理事会の独立した事実発見と監視の仕組みの総称である。特別手続専門家は自主的に行動する。彼らは国連のスタッフではなく、給料の受け取っていない。彼らはいかなる政府や組織から独立しており、個々の能力で働いている。

日本での報道です。参考まで。

子ども帰還見合わせ要請 国連報告者「年間1ミリシーベルト以下に」
東京新聞2018年10月26日 朝刊
 【ジュネーブ=共同】国連人権理事会で有害物質の管理・処分などを担当するトゥンジャク特別報告者は25日、東京電力福島第一原発事故で避難した子どもや出産年齢の女性について、事故前に安全とされた被ばく線量を上回る地域への帰還を見合わせるよう、日本政府に要請する声明を発表した。
 在ジュネーブ国際機関日本政府代表部の担当者は声明に対し「非常に一方的な情報に基づいており遺憾だ。風評被害にもつながりかねない」と批判した。
 福島では避難指示が解除された地域から住民の帰還が進んでいる。日本政府は被ばく線量が年間20ミリシーベルト以下を解除要件の一つとしているが、トゥンジャク氏は事故前に安全とされていた年間1ミリシーベルト以下が適切だとの見方を示した。
 声明は、日本政府には「子どもの被ばくを防ぎ、最小限にする義務がある」と強調した。
 また、原発事故の避難者にとって、住宅無償提供の打ち切りなどが「帰還への多大な圧力になっている」と指摘した。
 トゥンジャク氏ら人権理の専門家3人は8月、原発事故の除染作業員ら数万人が被ばくの危険にさらされているとして、緊急対策を求める声明を発表。日本政府は一方的な情報に基づくとして「緊急対応が必要とは考えていない」と反論した。

12月16日 衆議院選挙の結果:APの記事をご紹介【日本はより右傾化、憲法改正も・・・】

衆院選投票率59.32% 戦後最低の記録更新
朝日新聞社 2012年12月17日11時12分
 総務省は17日、今回の衆院選(小選挙区)の投票率が59.32%となった、と発表した。戦後最低だった1996年の59.65%を下回った
 政権選択選挙として関心を集めて民主党が大勝した前回09年は69.28%で、小選挙区比例代表並立制が導入された96年以降では最高を記録していた。今回は10ポイント近く下落して、03年以来の60%割れとなった。
 当日有権者数は1億395万9866人で、このうち6166万9473人が投票した。

この投票率の低さに、異様な空気を感じます。
野田首相の『冷温停止状態』、事故収束宣言からちょうど1年、日本はまさに混沌を迎えました。

ここまで自民党が大勝してしまうと、全て自分たちで押し切ってしまえますので、
「選挙にも勝ったし、もう国民に意見を聞く必要はない」
と言うのだろうと思います。
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12月4日 アメリカの原発:コスト競争で劣勢、前倒しで閉鎖へ

アメリカでも、原発は経済的に考えてもコストに見合わないということが明確になってきています。
原発という発電そのものよりも安全面に莫大な費用がかかる発電方法は、経営者としての観点からみても継続リスクがあると思うのですが、日本の経済界はまだまだ目先の電力が大事なんでしょうね・・・。
アメリカには「シェールガス」というエネルギー資源があり、当面はエネルギー需給についての問題が無いですし、政府と電力会社との関係も日本とは状況が違うとおっしゃる方がいると思いますが、日本のエネルギー供給にもさまざまな可能性と選択肢があります。
一刻も早くそちらへシフトした方が、日本にとっても国益は大きくなると思うんですが・・・。

米原発、コスト競争で劣勢-維持・改修もままならず

IMG
(ニューヨークで発行されている日本語フリーペーパー・Daily Sunニューヨーク11月29・30日号より)

失礼します。
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11月30日 国連人権理事会特別報告者アナンドグローバー氏の声明と東電のTV会議映像の追加公開に関するexaminerの記事をご紹介

非常に荒い翻訳で申し訳ありません。
この記事で紹介されている署名は、こちらのHPから行うことができます。
⇒ http://www.save-children-from-radiation.org/petitions/
   **署名は二つありますので、ご注意ください。

Fukushima worst confirmed, radiated children need evacuation
福島で最悪の事態確認、被曝させられている子供たちは避難が必要
Examiner.com November 30, 2012 By: Deborah Dupre

Evidence has been released Friday showing new radiation is leaking at Fukushima's nuclear power plant as its operator TEPCO disclosed more video recordings of its in-house teleconferences in the early phase of the 2011 catastrophe, showing employees' tense communications before radioactive water was released into the sea. The UN calling for TEPCO and the government to observe health rights earlier this week has prompted an urgent international petition to evacuate radiated children.
東電が2011年の大参事当初のTV会議映像が金曜日に公開したことにより、福島原発から新しい放射性物質が漏えいしているという証拠が公開された。映像には、汚染水が海洋放出される前の緊張したやりとりの様子が映し出されている。国連が今週の早々に東電と政府に対し、心身の健康を享受する権利(以下『健康権』と訳します)を順守することを要求したことにより、被曝をしいられている子供たちの避難の緊急国際的署名が広がっている。

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11月2日 【写真追記】ハリケーン・サンディの影響をモロに受けております。

ご無沙汰してしまって申し訳ありません。
 タイトルどおり、10月29日にヒットしたハリケーン・サンディの影響を受け、11月2日現在も停電中でございます。停電ですので、インターネットのルーターも完全アウトとなっており、非常に不安定な回線で時折つながる程度でしかアクセスができていません。今この記事は、家から10分程度離れた地区のスターバックスから書いています。
 10月29日の21時頃にテレビとインターネットが落ち、その後電気全体が落ちました。幸いにもガスと水道は供給されていたため、生活面で困ることはありませんでした。翌30日、外を見に行ってみると、ハドソン川沿いのお店はほとんど浸水して水が引いた後でした。残されたがれきでおおよその水位が分かりました。私の住む家は丘のほうにあるので、浸水には至っていません。もちろん街全体が停電状態で、今週はほぼ全ての学校がお休み状態です。 31日にどうしても手に入れなければいけないお薬があったのですが、薬局の処方箋ネットワークも落ちており、処方箋を受け付けてくれる薬局は私の住む街ではたったひとつでした。なんとか手に入れることができたのでホッとしましたが、ひやっとしましたね。
 そのころになると、非常用Generatorでなんとかローカルスーパーが開けてくれていたのですが、ここではコンセントの争奪戦(笑) 気を利かせた人がタコ足を持ってきたりしていましたが、みんなコンセントのあるところに座り込んで、ラップトップや携帯電話の充電を待っています。(かくいう私も、ただいま早起きして充電しながらこの記事をiPadで書いてるのですが(笑))
「どうやら長引きそう…」
と判ってきたころだったので、長期戦を見込んでみんなが動き出したころだと思います。
 11月1日になると、停電から復旧した地区でお店が営業しはじめ、なんとParamusのショッピングモールはほぼ通常営業! 学校が休みの子供達を連れた家族も多くみられました。恐らく、映画館もあいていました。そこらじゅうのコンセントの周辺に座り込む充電待ちの人々。普通に買い物してる人もたくさん(笑) いやー、たくましい…。あのショッピングモールの中にいたら、ついいつもどおりの気分になってしまいます。そのくらい別世界のように感じました。
 毎晩日が暮れる前に身支度をし、できるだけいろんな浪費を抑えて、のんびりするしかあるませんから、むしろ健康体になっているような気がします。タイミングの悪いことに、このサンディが去った後に寒波がやってきているようで、寒さが一段厳しくなりましたが、湯たんぽを炊いて暖をとっています。
 こちらでは信号機がつかなくなることはしょっちゅうあるので、車の運転もそれほど混乱していません。長期戦になるということで、今はガソリンスタンドの行列がピークになっていると思われます。営業しているガソリンスタンドには、警察が誘導しており、あの行列だと数時間は待たないとダメでしょう。
 11月1日あたりからNJトランジットのバスが動きだし、NY方面へ向かう道路は大渋滞。ラジオでは「5時間かかる」とも言っていました。「どうしても事務所の状況をチェックしなくちゃいけなくて」とインタビューに答えている男性がいましたが、本当に大変ですね…。
 このハリケーン・サンディで、100名近くもの死者が出たと聞いています。安全でいることを第一優先に、徐々に復旧が進むことを願います。

実は今週末日本に一時帰国するのですが、飛行機はちゃんと飛ぶんでしょうかね?(笑)

【追記】11月6日
今さらですが、当時の写真をアップします。
電力は11月5日に復旧し、一応ライフラインは元通りとなりましたが、依然ガソリンの給油が難しい状況のようです。また、どうやら次のストームがNYへ向かっているようですね・・・。
私は無事帰国しています。

10月30日時点での日系スーパー近辺の様子
写真5
お店の前までがれきが来ていました。ハドソン川沿いにあるRiver Roadは、10月29日時点でおそらく水没していたと思われます。
写真4
散乱したがれきと、下に敷き詰めてあったブロックがはがれてしまっています。ゴルフ場の打ちっぱなしのネットもぼろぼろに破れてしまっていました。
写真3
右側にボルトで固定してあったベンチが移動してしまっていました。
写真2
日系スーパーの向かい側に建設中のマンション。地下部分は完全に水没。見えているのは1階部分が水没している様子です。完成がまた遅れそうですね・・・。
写真
ここはまたちょっと違うブロックなのですが、ホテルの前の駐車場が完全に水没しています。水が引いてもこの状態のままでした。ピークの時は、このSTOP表示があるところも余裕で水没していました。

と、やはり津波を彷彿とさせるような状況。
人の力では遠く及ばない自然の力です。
できるだけうまく付き合っていくしかありませんね。

しかし、今回の停電で思ったのは、やはり情報源をいかに確保するかということです。
ネットが不安定になった段階で、私の情報源は車のラジオだけという状態になってしまい、こんなブログをやっているにもかかわらず、水の確保と非常食程度の防災対策しかできていないと実感しました。(電気がない生活は苦ではなかったのですが・・・)
もし、このタイミングで原発事故が起こっていれば、私は逃げ遅れていただろうと思います。

あらためていろいろと考えさせられるハリケーン・サンディでした。

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10月25日 原発を取り巻く各国の様子をご紹介【ブルガリアの国民投票、ドイツ大手企業の原発事業撤退、チェルノブイリのシェルター】

※この記事は、
4月26日 事故から26年目「チェルノブイリの教訓」
10月15日 リトアニアの原発国民投票成立、政権交代も濃厚!などに関連しています。

ブルガリア、原発建設で国民投票 来年1月にも
共同通信(2012年10月25日)
 【ウィーン共同】ブルガリア議会は24日、国内2カ所目となる原子力発電所建設の是非を問う国民投票を行うことを賛成多数で決定した。今後、プレブネリエフ大統領が投票日を決めるが、来年1月に行われるとの見方が浮上している。欧米メディアが伝えた。

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10月22日 ベトナム、マレーシア:福島事故がアジア各国の原発建設計画に及ぼしている影響

※この記事は、2月21日 【内容起こし】後藤政志氏:原発輸出と外為法の解説@CNIC『日本が原発輸出する体制にあるのか』【前半】に関連しています。

ベトナム原発建設、先送りも=日本受注、安全性に懸念-科技相
時事通信(2012/10/19-12:32)
 【ハノイ時事】ベトナムのオンライン新聞ベトナムネットは19日、ロシアと日本が受注したベトナム初の原子力発電所建設について、グエン・クアン科学技術相が着工時期の先送りを示唆したと報じた安全面での懸念やインフラ整備などの遅れが理由としている。

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10月17日 シンガポール:当面原発導入を見送り方針へ

シンガポール、原発導入見送り リスク大きいと判断
朝日新聞 2012年10月17日8時41分
 【シンガポール=古田大輔】シンガポール政府は、検討を進めてきた原子力発電の導入を当面は見送る方針を決めた。電力のほぼ全てを火力発電でまかない、燃料を輸入に頼る現状からの脱却を目指していたが、リスクが大きいと判断した。
 イスワラン第2貿易産業相が15日、国会で与党議員の質問に「原子力発電の技術は、国内での利用にいまだ適していない」と答えた。リー・シェンロン首相が2010年に「原発は選択肢」と明言し、建設の可能性を探る事前調査を進めたものの、東京電力福島第一原発の事故の後、国内で慎重論が強まっていた。
http://www.asahi.com/international/update/1017/TKY201210160765.html

私から見ると、これが普通の感覚です。
本当に国の将来のことを考えている人が、国の存亡を賭けて原発をやることを選ぶとは思えません。
ましてや、シンガポールは国の面積が非常に小さい国・・・。
福島級の放射能漏れが起こってしまえば、国が無くなってしまう恐れが大きいはず。
本当に原発が必要なのでしょうか?

日本を教訓にして、原発をやらなくても成り立つ国を目指してほしい、『当面』とはいわず、永久的に導入しないでほしいと思います。

失礼します。
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10月15日 リトアニアの原発国民投票成立、政権交代も濃厚!

※この記事は、
2月21日 【内容起こし】後藤政志氏:原発輸出と外為法の解説@CNIC『日本が原発輸出する体制にあるのか』【前半】
3月22日 私が原発国民投票をすべきだと思う5つの理由に関連しています。

リトアニアの原発建設計画、国民投票で反対が優勢
ロイター 2012年 10月 15日 19:08 JST
 [ビリニュス(リトアニア)15日 ロイター] リトアニアで14日実施された原発建設の是非を問う国民投票で、国民の多くが建設反対の意思を示した。昨年の福島での原発事故が影響したとみられる
 今回の国民投票の結果は強制力を持たず、原発建設計画の白紙撤回にはつながらないものの、ロシアへのエネルギー依存度を和らげることを目指した将来の原発政策に大きな疑問を残すものとなった

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8月20日 去年の動画ですが・・・

政治的・経済的なことでぶつかっていても、いざ向き合ってみると人ってこういうことができてしまう。その壁をひょいっと超えてしまったりできる。

去年の動画ですが、今だからこそご紹介させていただきます。



彼の行動力に感服します。

失礼します。
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5月3日 日本ペンクラブ:チェルノブイリを視察「絶望的。大人は未来に責任を」

※この記事は、4月20日 チェルノブイリと福島事故の汚染状況等比較【資料集】に関連しています。

「チェルノブイリ、まだ被害渦中」日本ペンクラブが視察 
朝日新聞社 2012年5月3日10時40分
 日本ペンクラブの理事ら8人は4月中旬、チェルノブイリ原発事故の影響を旧ソ連ウクライナなど現地で視察した。「福島と子どもたちの未来を考えるため」という。25日に会見した浅田次郎会長は「処理作業にはキリがない。絶望的だ。大人は未来に責任をもたないといけない」と話し、原発反対を改めて表明した。

 ペンクラブは昨秋「脱原発を考える集い」を開き、今春は福島を訪れ、大飯原発再稼働に反対する声明も出している。森絵都理事は「原発事故から26年たったチェルノブイリに教えを請う気持ちで行ったが、まだ被害の渦中だということがわかった」と話す。

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4月27日 EUストレステストの様子

EU、原発審査報告書やり直し 具体性欠くと欧州委員
共同通信(2012年4月27日)
 【ブリュッセル共同】東京電力福島第1原発の事故を受け、欧州連合(EU)が昨年6月から実施している域内全原子炉を対象としたストレステスト(耐性評価)の最終段階が終了し、報告書が26日公表された。

 しかし、EUのエネルギー政策を統括するエッティンガー欧州委員は「数字など具体性を欠く」と批判し、専門家チームに報告書を作り直すよう要請。6月中にまとまる予定だった最終報告書の公表は秋以降にずれ込む見通しとなった。

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4月26日 事故から26年目「チェルノブイリの教訓」

※この記事は、4月20日 チェルノブイリと福島事故の汚染状況等比較【資料集】に関連しています。

チェルノブイリ事故:26日で26年 大規模除染を断念
毎日新聞 2012年04月25日 00時09分(最終更新 04月25日 10時41分)

 史上最悪の放射能漏れを起こしたチェルノブイリ原子力発電所(旧ソ連・ウクライナ)の事故から26日で26年になる。東京電力福島第1原発事故後、日本政府は除染活動などの参考にしようと関心を示しているが、現地では効果が薄いとしてすでに大規模な除染は断念し、避難した住民の帰還も進んでいない。【チェルノブイリで大前仁】

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3月24日 政府:トルコとの原子力協定を実質合意発表・・・

※この記事は、
2月21日 【内容起こし】後藤政志氏:原発輸出と外為法の解説@CNIC『日本が原発輸出する体制にあるのか』【前半】
11月11日 トルコとアルメニア原発の状況をご紹介・・・【アルメニアはイランと経済連携へ】
11月1日 【動画・内容起こし】ニュースの深層「トルコ地震とアルメニア原発」【アルメニアの状況とロシアの原発事情】<その①>
11月4日 三菱重工執行役員:トルコ原発の計画に関心を抱いている」「関電が運営主体の可能性」などに関連しています。

トルコとの原子力協定 実質合意
NHKニュース 3月24日 0時37分
政府は、トルコとの間で行われていた、原子力関連の技術を輸出できるようにする、原子力協定の締結を巡る交渉が、実質合意に達したと発表しました。
東日本大震災後に再開された原子力協定の締結交渉が実質合意に達したのは初めてです。続きを読む

2月17日 アメリカNRC:11の原発で事故モデルに欠陥の可能性について言及【燃料棒の経年劣化を考慮せず・・・】

※この記事は、
2月2日 アメリカ・サンオノフレ原発:検査中の2号機で数百もの配管損傷の兆候、作業員がプールに転落、3号機の放射性ガス漏えいの続報
12月23日 アメリカNRC:新型原発建設を承認へ・・・【航空機の衝撃でも大丈夫な原発・・・?】
12月20日 細野大臣:NRCに対し、『冷温停止状態』までの協力に感謝、NRC委員長:「ステップ2完了は作業の一部にしか過ぎない」【『冷温停止状態』って何?】
10月19日 アメリカ:サンオノフレ原発について地震や津波に耐えうる設計上の見直しをNRCへ、電力会社は地震調査へ
9月8日 世界の原発老朽化事情@WSJ【米国、認可期間を80年を調査ですと!?】
9月1日 米North Anna原発:使用済燃料保管容器が地震でスライドしていた…【「Unbelievable」で済むのか?】
8月14日 【動画あり】7月13日放送アメリカNRCの緊急総点検の様子を取材「万全でないことも指摘」などに関連しています。

Nuclear Regulatory Commission says accident models could be amiss
(アメリカ原子力規制委員会が事故モデルに欠陥の可能性を言及)

By Mike M. Ahlers, CNN
updated 8:23 PM EST, Fri February 17, 2012
Washington (CNN) -- The Nuclear Regulatory Commission has asked 11 nuclear power plants for information about the computer models they use to test different accident scenarios, saying those models may underestimate how much nuclear fuel will heat up during cooling system failures.
(NRCは11の原発に対し、異なる事故シナリオをテストするために使われるコンピュータモデルについての情報を求め、いくつかのモデルは冷却システムの障害時にどのくらい燃料が加熱されるかを過小評価しているモデルがあった)

続きを読む

2月17日 Whiteny Houstonを偲んで―The New Hope Baptist Churchへ行ってきました―

原発とは全然関係のない記事です。

今日、Whitneyの遺体が安置されている教会へ行ってきました。
この教会では、彼女が幼い時に初めて歌った教会として知られているそうです。
こちらでは毎日ほぼトップニュースで死因の究明が報道されており、恐らくは処方された薬とお酒を合わせて飲んだのではないかといった方向で調べが進んでいるようです。
また、18日のこちら時間正午よりFuneralが行われるとのことです。

【動画】
2012/2/17 Whitney Houston追悼(ちょこっと私が撮った動画があります)
http://www.ustream.tv/recorded/20517668 (30分程度)続きを読む

2月2日 アメリカ・サンオノフレ原発:検査中の2号機で数百もの配管損傷の兆候、作業員がプールに転落、3号機の放射性ガス漏えいの続報

※この記事は、
2月1日 アメリカ・バイロン原発停止の続報とカリフォルニア・サンオノフレ原発3号機で『漏えいの可能性を検知』の続報です。

San Onofre: tiny gas release, more damage
Orange County Register Communications February 2nd, 2012, 10:38 am
As workers prepared Thursday to inspect a leaky tube in one of the San Onofre nuclear plant’s reactors, federal regulators said sensors showed a tiny amount of radioactive gas may have leaked out of a building near the reactor, which was shut down late Tuesday.
And a spokesman for the Nuclear Regulatory Commission said there were also signs of damage to hundreds of tubes in a second reactor, which is offline for maintenance.
(NRCの広報はメンテナンスで停止中の2号機の数百もの配管に損傷の兆候があると述べた)

続きを読む

2月1日 アメリカ・バイロン原発停止の続報とカリフォルニア・サンオノフレ原発3号機で『漏えいの可能性を検知』

※この記事は、
10月19日 アメリカ:サンオノフレ原発について地震や津波に耐えうる設計上の見直しをNRCへ、電力会社は地震調査へ
1月31日【内容起こし】小出裕章氏:米・バイロン原子炉の異常停止とトリチウムの問題、放置された伊方原発3号機の内部告発@たね蒔きジャーナル
1月30日 アメリカ・イリノイ州のバイロン原発、機器故障で停止【減圧のためトリチウムが含まれる蒸気をベント】に関連しています。

Testing At Byron Nuclear Plant After Power Outage
KWQC News Updated: Jan 31, 2012 05:45 PM EST

The state of Illinois sent agents to the scene a day after a nuclear incident in northern Illinois. On Monday, officials at the Byron Nuclear Power Plant reported an "unusual event" that caused the plant to lose power.

続きを読む

1月30日 アメリカ・イリノイ州のバイロン原発、機器故障で停止【減圧のためトリチウムが含まれる蒸気をベント】

Ill. nuclear reactor loses power, venting steam
(イリノイ州の原子炉で電源消失、蒸気をベント中)

AP Associated Press January 30, 2012

イリノイ州BYRON, Ill.—A nuclear reactor at a northern Illinois plant shut down Monday after losing power, and steam was being vented to reduce pressure, according to officials from Exelon Nuclear and federal regulators.
(バイロン、イリノイ州―エクセロン社と連邦規制当局の発表によると、月曜日、イリノイ州北部の原子炉が電源を失った後にシャットダウンし、減圧のために蒸気がベントされている。)

Unit 2 at Byron Generating Station, about 95 miles northwest of Chicago, shut down at 10:18 a.m., after losing power, Exelon officials said. Diesel generators began supplying power to the plant, and operators began releasing steam to cool the reactor, but from the part of the plant where turbines are producing electricity, not from within the nuclear reactor itself, officials said.

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1月28日 フランスからのニュース【『冷温停止状態』批判と選挙とエネルギー】と山梨県での震度5弱

※この記事は、
10月29日 フランス放射線防護原子力安全研究所:セシウム137の放出量を2万7千テラベクレルと推計
12月16日 『冷温停止状態』『廃炉』『除染』『水漏れ』・・・
12月15日 【日本外国特派員協会主催】元福島第一原発作業員 鈴木智彦氏(ジャーナリスト)の告発会見
12月20日 細野大臣:NRCに対し、『冷温停止状態』までの協力に感謝、NRC委員長:「ステップ2完了は作業の一部にしか過ぎない」【『冷温停止状態』って何?】
12月21日 小出氏:廃炉に向けた中長期工程表、『冷温停止状態』『事故収束』、燃料がウランの毒性に戻るまでに100万年、各自治体の瓦礫受入れについて@たねまき
2011年12月28日 【内容起こし】原口一博×上杉隆 2012年 日本社会の動向を読む~東日本大震災後の日本~(ゲスト:日隅一雄氏、木野龍逸氏、上原春男氏)【その③】
1月1日 【内容起こし】ニュースの深層SP『2012年原発の運命』【その①】~隠され続けている真相~
1月12日 【内容起こし】小出裕章氏:原子力安全委の5㎞ヨウ素剤配布、韓国ウォルソン原発のトラブル、仏原発周辺の子供達:白血病発病率が2倍、保安院:ERSS不備はメモリー不足@たね蒔きJ
1月23日 IAEA:「再稼働はあくまで日本政府の責任」大飯原発ストレステストの視察開始などに関連しています。

原発冷温停止:仏研究機関所長が批判 首相宣言「不正確」
毎日新聞 2012年1月28日 12時43分
 【パリ小倉孝保】フランス放射線防護・原子力安全研究所(IRSN)のジャック・ルプサール所長は27日、パリの同研究所で一部の日本メディアとのインタビューに応じ、東京電力福島第1原発事故後の野田佳彦首相による「冷温停止状態」宣言(昨年12月16日)について、「政治的ジェスチャーであり、技術的には正しい表現ではない」と語った。
 ルプサール所長は、「(野田首相は)日本人を安心させるため、重要な進捗(しんちょく)があったと伝えたかったのだろう」と述べたうえ、「正しい表現ではない。専門家はわかっている」とした。「冷温停止状態」と言えない理由について、原子炉が破壊されたままで通常の冷温装置も利用できていないことをあげ、「問題は残ったままだ」とした

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