今日もお仕事お疲れさまです。
ヤバいブログに来てしまったと思った方も、ちょっと息抜きにお付き合いください。
見終わった後、読み終わった後に、自分の置かれている状況や世の中を、今までとはちょっと違うように感じられるかもしれないですよ。


10月28日大分市 山本太郎 街頭記者会見

【以下文字起こし、読みやすいように若干の編集をしています】
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山本:
 生活保護とかもそうですよね。不正受給は1.8%しかいなくて、98%は適性受給なのに、自分も本当は生活保護を受給するぐらいの状況にあるのにもかかわらず。だから捕捉率が非常に低い生活保護を受けるべき人たちがほとんど受けられていないっていうのが現在の日本なわけです。
 その中で、本来ならば受けていいはずなのに、受ける立場にあるということを自分が知らなかったり、知っていたとしても受けることを拒否したり、そんなことはもう恥だと思っちゃったり、そういうことで自分はこんなに働いているのに彼らは楽をしているというような、人間の尊厳を最低限守るための権利であるにもかかわらず、そこを否定しちゃって、それを受けている人たちを攻撃しちゃったりとか。
 そういったものを、やっぱり私は根本の部分から引き上げていくということによって、もっとちゃんと政治に関心を持ってもらったり、自分自身……。

男性:
それだったら、なんで参議院出なかったの。

山本:
なんですか。

男性:
あなたは偽善者だよ。

山本:
どうぞ。マイクでどうぞ。

男性:
偽善者だよ。じゃあ参議院でちゃんと出れば良かったんだよ。なんであの2人を出したんだよ。

山本:
ごめんなさい。どの2人ですか。ご自身は頭の中では理解されているけど。

男性:
あなたは偽善者だよ。

山本:
それの根拠を話してください。どうぞ、せっかくですから。

男性:
偉そうなことばかり言ったって、票をとるだけじゃないか。そうじゃない? 違う? あの2人を。

山本:
ちょっと待って。せっかくマイクを渡してるんですから、説明していただいていいですか。いいですよ。お話してください。

男性:
所詮あなたはタレントだよ。格好つけんじゃねえよ。格好つけるんじゃないよ。

山本:
2人とは何ですか。参議院に出なかったとは何ですか。そこからみんなに分かるように説明をしてください。

男性:
あなたは、介助が必要な人2人が当選しましたよね。なんでですか。あの心理は何なの。あなたが最初から出れば良かったわけじゃない?

山本:
ちゃんと議論をしたいんです。だから、ちゃんと話してください。

男性:
最初からあなたが出れば良かった。

山本:
私は選挙に出ましたよ。出たんですよ。
 ちょっと周辺の方、やめてもらっていいですか。この方の意見は、多分他の今までの中で出てこなかった意見なので、ぜひお話いただきたいと思います。

男性:
あなたが党首として、そして今回当選した人たちがいますよね、2人障害のある方とかいますよね。あなたが最初にまず当選をして。

山本:
ちょっと申し訳ないんですけど、途切れ途切れにしゃべられるとよく分からないので、ちゃんと私に対してメッセージをください。

男性:
いや、だから参議院で、あなたがまず当選をして、それから一つの党を作って、それからああいう障害のある人たちを当選させるっていうのが、順序が逆じゃないかなと思って。

山本:
ちょっと申し訳ないんですけど、基本的な理解として補足させてください。その2人の重度障害を負った方々と、私は同じように立候補をしました。票が足りなくて、ちょっと待ってください。

男性:
だから、あなたが党の一つの党を作って、それからいろんな障害のある方とか、いろんな人たちをこれから先当選させるっていうことのほうが大事じゃないですか。あなたは何なんですか。結局何もない、国会議員でも何でもないじゃないですか、今。

山本:
そうですよ。落ちましたから。

男性:
それよりも、あなたがまず国会議員として当選して、それから障害のある人たちとかいろんな人たち、あなたが今言ってること全然逆じゃないですか。

山本:
何が逆なんですか。

男性:
生活保護とか何とか言ってるけど、あなたがまず党首として、それから障害のある人たちとか弱者の人たちを助けて、そういう人たちを国会議員として仲間を増やすっていうのが、まずは先じゃないんですか。違いますか。あなたは格好つけてるばっかりじゃないですか。

山本:
ちょっと意味が。

男性:
意味が分からなくても、あなたは。

山本:
ちょっと待ってください。基本的な部分をご理解していただきたいです。

男性:
あなたは今回の参議院で落ちたかもしれんけども、衆議院でも何でもいいんだけども、あなたが一つの党首として、それからいろんな人、仲間を増やすっていうことが大事じゃないんですか。

山本:
いや、それを今やってるんですけど。

男性:
それだったら、最初から当選すればいいことじゃないんですか、あなたが。

山本:
すいません。「当選すれば良かった」、確かにそうなんです。

男性:
そうでしょ。

山本:
私は落ちるつもりで選挙に出てません。

男性:
それだったら、落ちるに決まってるじゃない。

山本:
なんで決まってるんですか。

男性:
なんでこんなとこでぬけぬけと抗議やってるわけ? あなたは大学教授でも何でもないわけでしょ。何なの?

山本:
いや、あなたと一緒です。一般人です。あなたと一緒の一般人です。

男性:
まずは、あなたが当選して、それからでしょ。

山本:
当選してって、当選するのを決めるのは誰ですか。

山本:
その結果落ちたんですよ、私は。

男性:
あなたは2人の人たちに票を分け合ってやったわけでしょ。

山本:
それを格好つけだって言ってるんでしょ。どこが格好つけなんですか。格好なんてつけてませんよ。

男性:
格好つけてるじゃないですか。それよりも、あなたがまず当選をして、それからでしょ。いろんな仲間の人を、いろんな人をすれば、3人でも5人でも。

山本:
自分の一議席のことだけ、あのね、結果、党になったんです。結果政党になったんです。

男性:
こんなところで格好つけてる場合じゃないだろ。

山本:
格好なんてつけてませんよ。格好つけずにしゃべっていただきたいんです。

男性:
あなたはそんなことばっかり言ってるじゃない。

山本:
ちょっと待ってください。会話になってないので、具体的に言っていただきたいんです。

男性:
会話じゃない。あなたは、あんまり利口じゃないから、言わしてもらうけど。

山本:
そりゃそうですよ。利口だったら政治なんか関わらないですよ。利口だったら選挙なんか出ませんよ。なんでこんなしんどいことやるんですか。300万かけて九州回るわけないでしょ。休みたいですよ。面倒くさい。だって、面倒くさい人に絡まれるんですもん。
 でも、やりますよ。変えたいから。

男性:
私は、はっきり言わしてもらいますけど、山本さん、あなたがまず当選をしてもらって、それから仲間を増やしていくことが大事でしょ。

山本:
もちろん、仲間増えましたよ。

男性:
あなたが一番。

山本:
すいません、ちょっと。器物破損ですよ。マイク投げて。警察呼んでください。今のはない。警察呼んでください。器物破損です、今のは。
 どうしてあなたの物じゃないマイクを地面に叩きつけるんですか。すいません。これはちょっと看過できない。ちゃんと発言の機会を与えてっていうことをやってるんですよ、申し訳ないんですけど。物に当たるのはなしです。
 今あなたが投げたマイクは、みんなが献金、いや無理です。みんなが献金してくれて買ったマイクなんです。申し訳ないです。

 「どうしてあなたが受からずに障害者を受からせるような格好つけをやるんだ」と、「あなたが中にいなきゃ意味がないでしょ」っていうお話をされていたと思います。そういう見方もあると思います。私が国会議員になれずに、重度障害の方を2人送り込んだことに対して、「あざとい」っていう言葉を投げられたこともありました。「あざとい」って何ですかっていうことです。「あざとい」も何もないっていうことです。
 私は国会の中で確実に物事が動くような人材を送り込みたい、これが一つ。動いたじゃないですか、確実に。国会のバリアフリー化。それだけじゃなくて、今2人は重度障害の方々が働けるように、学校で学べるように。学べないんですよ、働けないんですよ、国から補助出ないんですよ。どうしてかって? 基本的に、障害者は家にいろっていう考え方なんです。それを重度訪問介護っていうサービスを使えるように、広げるように今動いてくれているのがお2人なんですね。

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 だって、もうパラリンピック来るんでしょ。障害者の権利条約を批准してるんでしょ。今この国には、はっきり言って、障害者の権利条約を批准した責任は果たせていないし、パラリンピックをこの国に呼ぶような資格はまだないです。それをやっぱり当事者の方々から言ってもらうっていうのが一つ。
 もう一つ一番重要なこと。ただでさえ生きづらい世の中じゃないかっていうことですよ。生産性で人間の価値はかられてるでしょ。
 あなたは会社でどんな役に立ってるの?
 あなたはこの国の役に立ってるのか? 
 常に問いかけられるような社会じゃないか。
 何かしらの利益を生み出さなければ、生きてていいってなかなか思えない社会ですよ。死にたい、消えたい。そんな社会の中で生きてるって、地獄じゃないですか。
 これを変えるためには、生産性で物事を語らせないっていうことを政治の場でしっかりと議論してくれるっていうような人たちに来てもらう必要がある。それは、まず「見た目に生産性が一見なさそうだよね。あんな人たち送ってどうするの?」って。「生きてるとは思えなかった、動かないから」とかいうようなことを言われるような人たち。でも、とんでもない。お2人はむちゃくちゃ生産性高い人たちですよ。事業所の副社長をやってるふなごさん。施設から地域で障害者が一人暮らしできるようにしていった、自分の地域でという木村さん。
 こういう方々が国会の中に入ることによって、生産性で人間の価値を決めさせないことを進めていくというのは、本当にある意味、国会の中にミサイル打ち込んだのと一緒ですよ。はっきり言ってね。
 人間を切り捨てるような社会をやめようぜっていう火蓋を落とすためには、この才能あふれるお2人は絶対的に必要な人材なんですよ。私はそう思ってるんですね。
 なぜならば、人間の価値を生産性ではかるような社会が加速していったら、人間が生きている期間、期限を決められるような社会になるっていうことですよ。あなたは役に立ってないんだから、まだ生きるつもりなんですか? 高齢化社会が加速していったときに、寝たきりじゃないか。あなたのせいでみんながコストかかるんだよ。そういうような社会になっていきかねないということを危惧してます

 そういう発言をされている政治家もいます。麻生副総理です。2016年6月、北海道小樽市での自民党の集会で、
「90歳になって老後が心配とか、訳の分からないことを言っている人がテレビに出てたけど、おまえ、いつまで生きているつもりだと思いながら見ていました。」
 こういうこと言うんですよ。自分はいつまででも生きていられるでしょ、高度な医療を受けながら、明日のことも心配せずに、代々続いてきたお金で。
 でも、そうじゃな人たちに対して、どういう社会がこういう人らを作っていくかっていったら、私は命の期限決められると思ってますよ。「いつまで生きているつもりだ?」って。
 今でさえ、おまえ生きてる価値あるのか?っていう空気の中で生きてる、苦しんでる人たちいっぱいいるじゃないか。年に2万人以上が自殺するっていう現実、これについて、どうしてこんな世の中なのかって、みんなが考えるときに来てるじゃないか。1年に50万人以上が自殺してる。数に上るだけでこれ。自殺未遂してる。このことに関して、世の中が壊れている、社会が壊れているってみんなで思わなきゃ駄目な瞬間じゃないか
 でも、そう思えない状況にある人たちがいっぱいいるじゃないか。
 なんでか。
 長時間働いて、政治に対してとか、世の中のことに対して、考える心のスペースが全く残ってない人たちがいっぱいいるじゃないか。だから、諦めたり、スペースがないっていうことで50%以上の人たちが票を捨てちゃうんでしょ。思うツボじゃないか。生産性で人間の価値がはかられるなんていうことがもうすでに始まってるんだよ。切り捨てられてるんじゃないか。
 非正規っていう働き方考えてみて。半年後の自分、1年後の自分をイメージできるような働き方じゃないですよ。企業がその労働者に対して責任を負わなくていいっていう働き方を、労働者の4割まで広がっちゃってるでしょ。非正規の人たち、どんな状況にされてるか。自分で家を持てない人たちがいっぱいいますよ。ネットカフェ難民、東京都で調べがあった。そのうち4人に1人は家がない人たちだった。家がない人たちがネットカフェに住む。そのうちの7割は非正規労働者ですよ。
 なんでこんな世の中になんねん。
 みんなが政治諦めて、政治を諦めない人たちがこの国をコントロールしてきたんだろ。コントロールしてきたのは誰? 政治を最後まで諦めずに、自分たちの議員を送り続けた人たちは誰?っていったら、企業側だよ。3割ですよ、3割。全有権者の3割の票を集めるだけで、企業側が最大限得するようなことを全部決めていかれるんだ

 政治に関心を持てない、関心を持たないことによって、自分で自分の首を締め続けてたんですよ

 こんな地獄みたいな世の中になってるって、私何も知らなかった。16歳のときから芸能界。そこから一回も経済的にこけたことないんです。失敗したことないです。安定してたんです。でも、自分の周りはどうだったか。ロストジェネレーションですよ。知らなかった。大学出たらいい会社入れる。それで安泰の人生だって言われてたような世代ですよ。
 でも、社会出たら違った。何が起こったか。97年に消費税5%に上げた途端、日本の経済傾いたでしょ。世界の通貨危機起こったでしょ。それでどうなったかって、次の年から20年以上のデフレを本格的に始める年になったんですよ。
 みんな就職できない。
 就職できなくなってどうなったか。
 初めて就いた職が非正規、アルバイト。
 そこからいつ正規になれるんですか。
 いつ正規になれるんですか。
 景気が持ち直して、非正規になれるのは新卒でしょ。
 そんな地獄みたいな思いしてきた世代が、今も苦しんでるんだっていうことに気付いたのが、僕は大人になってからなんですよ。

 悔しいわ。

 あの人にも分かってほしいんですよ。申し訳ないけどね。あの人だって、裕福な人じゃないでしょ、どう見ても。決して裕福じゃない人たちが、裕福じゃない者同士で石投げ合ってどうするんですか。分断に加わってどうするんですか。結局見過ごされるのは、それを決めた政治や大企業じゃないですか。

 政治で変えられるんだよ。
 それを放棄してどうするんだよ。
 いつまでもつんだよ、あなたのラッキーは。
 いつまでもつんだよ。
 今たとえそんな生活困窮におちいってない状況だったとしても、あなた、いつまで勝てるんですか。
 親がよっぽど金持ちなんですか。
 海外に資産逃してるんですか。

 いつまででもそんな勝ち続けられるような約束がない世の中なんだから、あなたが丸腰でも生きていけるような世の中にするしかないじゃないか、政治を使って。
 私は不安しかないですよ、将来に。
 今、自分落ちてますよ。
 今、党代表できてますよ。
 でも、先は分からない。私だって生活困窮に足を踏み入れることがあるかもしれない。そのときに、真っ先に国が手を差し伸べてくれて、行政が助けてくれるような国であってほしいよ。

 だから、変えたいんだよ。
 自分のために変えるんだ。
 みんなのためでもあるけど、自分のためにやりたいんだよ。

 自分勝手でごめんね。でも、自分にはそんな自信がない。スーパーマンじゃない。芸能人だった。でも、今芸能人じゃない。芸能界に戻れるなんて思ってない。竹中平蔵ろくでもないとか、経団連がどうしたとか言っているような人間が、東電を潰せ、国有化だとか、原発を全部国有化してしまえとか言ってる人間を芸能界に戻してもらえるようなあまい世界かっていうことです。あり得ない。
 じゃあ変えるまでやるしかないじゃないか。
 変えるっていう希望を見せてくれる皆さんがいる限り、続けるしかないでしょ。
 変えたいんだよ。
 こんな嫌な社会にしていたくないんだよ。
00:19:40