柏崎刈羽原発:再稼働問う住民投票条例案、市民団体が署名提出 法定数大きく上回る 直接請求へ /新潟
毎日新聞 2012年11月14日 地方版
 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う住民投票実施のため、市民団体「みんなで決める会」が13日に提出した署名数は7万人分を超え、知事へ住民投票条例案を直接請求するのに必要な法定署名数約4万人を大きく上回った。だが同様の条例案は東京都や大阪市、静岡県ではいずれも議会で否決されている。この日、記者会見を開いた同会の橋本桂子共同代表(40)は「知事や県議に条例案を理解し、納得してもらえるよう説明していきたい」と強調した。
 同会は6月23日から2カ月間、署名活動を実施。新潟市西蒲区では、期間中に県議補選が実施されたため一時延期され、補選と知事選後の10月23日から署名集めを再開した。同区では今月3日までに約6100人分を集め、仮提出していた約6万6000人分と合わせ、13日に計7万2027人の署名を各選管に正式に提出した。
 今後、各選管で署名に重複や誤りがないか審査があり、同会は12月中にも知事に住民投票条例案を直接請求する予定。【塚本恒】
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20121114ddlk15040165000c.html

すばらしいです。
法廷署名という非常に規制が多い署名をしっかりと集められ、この数の署名数があれば、間違いなく必要署名数は超えるでしょう。

しかし、次のハードルは高く険しいものです。

大阪市、東京都、静岡県でいずれも否決。
原発立地地域であり消費地域でもある静岡県に至っては、知事は賛成との意見だったにもかかわらず、修正案の内容でもめてしまい、結局否決。

今回は新潟県ということで、原発立地地域ではあるものの、消費地域ではなく、大阪市・東京都とはまた違ったスタンスになります。しかも、新潟県内では、巻町や刈羽村などで原発に絡む住民投票が実施された歴史があります。

住民の方がやるべきだということが明確に示されているのですから、議員の方々はそれを無視しないで、誠実に対応し決議してほしいと願います。

失礼します。
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