※この記事は、2月21日 【内容起こし】後藤政志氏:原発輸出と外為法の解説@CNIC『日本が原発輸出する体制にあるのか』【前半】に関連しています。

ベトナム原発建設、先送りも=日本受注、安全性に懸念-科技相
時事通信(2012/10/19-12:32)
 【ハノイ時事】ベトナムのオンライン新聞ベトナムネットは19日、ロシアと日本が受注したベトナム初の原子力発電所建設について、グエン・クアン科学技術相が着工時期の先送りを示唆したと報じた安全面での懸念やインフラ整備などの遅れが理由としている。

 同国は南部ニントゥアン省の第1原発をロシアに発注し、2014年着工、20年稼働を目指していた。また、第2原発は日本受注が決定し、15~16年着工、21~22年稼働の予定だった
 しかし、クアン科技相は同紙とのインタビューで「ベトナムが選択した原発は極めて高い安全性が保証されているが、東京電力福島第1原発の事故後、多くの意見がある」と指摘。また、インフラ整備や人材育成、関連法整備、資金調達計画などの準備が遅れているとし、「スケジュール通りスタートできるかを決めるべきではない」と述べた。
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012101900420

マレーシアの原発計画に遅れも エネ相「事故に懸念」
朝日新聞社 2012年10月22日17時53分
 【シンガポール=古田大輔】マレーシアのピーター・チン・エネルギー・環境技術・水資源相は22日、2021年の稼働を見込んでいる同国の原発建設計画に遅れが出る可能性を明らかにした。訪問先のシンガポールで、朝日新聞など海外メディアの取材に応じた。

 マレーシアは1千メガワットの原発2基の建設を計画しているが、同相は東京電力福島第一原発の事故によって「国民に原発事故への懸念が広がった」と指摘、「国民に情報を開示し、賛否を問う必要がある。時間がかかる」と語った。21年稼働とした当初計画について「変更は可能。遅れるかもしれない」と述べた。

 日本はマレーシアと10年9月に原子力に関する協力文書を交わした。だが、福島第一原発の事故後に行われた、建設に向けた事業化調査の入札に日本企業は参加しなかった
http://www.asahi.com/special/energy/TKY201210220267.html

これが普通の反応だと思います。
10月17日 シンガポール:当面原発導入を見送り方針へ】でもご紹介しましたが、アジア各国で福島原発事故の影響がこうやって出ているのですね。

それほどのインパクトがあったのです。

当事国の日本は、電気が足りないことを主な理由に原発を再稼働させ、「国内の原発は減らしていくけど、(儲かるし日本の技術のアピールになるから)原発輸出は続けます」と堂々と言ってのけています。

先日、細野大臣は「使えるものは使わせて」ともおっしゃっています。

日本はどこへ向かうのか、決めるのは誰なのか・・・。

・・・失礼します。
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【参考記事】
川内再稼働に理解求める=「安全性確認なら活用」-民主・細野氏
時事通信(2012/10/21-22:02)
 民主党の細野豪志政調会長は21日、鹿児島県薩摩川内市内で街頭演説し、同市内にある九州電力川内原発1、2号機について「厳しく安全審査し、(安全性を)確認できれば再稼働させていただきたい」と訴え、再稼働への理解を求めた。2030年代の原発稼働ゼロを目指す政府方針との兼ね合いで論議を呼びそうだ。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201210/2012102100180