保安院:規制庁に引き継ぐ行政文書142件不明
毎日新聞 2012年09月18日 19時11分
 経済産業省原子力安全・保安院は18日、原子力規制委員会の発足に伴って、事務局となる原子力規制庁に引き継ぐ行政文書142件が不明になっていると発表した。業務移管で、1万3411件の文書管理簿と現物を照合し判明した。
 不明文書は大別すると2種類。うち1種類は、01年の保安院発足時に旧科学技術庁から移管された使用済み核燃料の再処理施設の検査結果など136件もう1種類が、03年に経産省経済産業局から業務が引き継がれた東京電力福島第1原発の運転開始前の検査報告書など6件
 保安院の森山善範・原子力災害対策監は「引き継ぎ時の確認作業が不十分だった可能性がある。いずれもかなり古い文書で、業務に支障はない」と語った。【西川拓】
http://mainichi.jp/select/news/20120919k0000m040026000c.html

【保安院の会見をまとめてくださっています。】
2012/9/18・16:00開始 経済産業省原子力安全・保安院による記者会見(定例最終)

どうしてこういうことが平気でできてしまうのか、理解に苦しみます。

現在、日本は福島第一原発事故を受けて、原子力政策をどうするのかを真剣に考えている最中です。その中で、一部資料を紛失している・・・。しかも一部は福島第一原発の運転開始前の検査報告書・・・。のちのち検証するときに必要ないとは言い切れないものもあるのではないでしょうか?

「古い文書で業務に支障はない」
こういうことの積み重ねで、大飯原発の断層スケッチの原本なども紛失してしまっているではないですか。
【参考記事:6月13日【内容起こし】渡辺満久教授:大飯原発、安全性はどこへ? 見逃された破砕帯問題【原発の地下に10本もの活断層の可能性・・・】@院内集会

例え古い資料であっても、こと原子力政策に関するものなどは保管期限を決めずに半永久的に保存すべきです。

私たちは、今「原発でエネルギーがあるんだから、それを使えばいい」と言ってどんどん使っています。

しかし、その使い終わった廃棄物や原発を廃炉にする作業をするのは、私たちだけではなく、私たちの子供や孫、その先の世代です。

その未来の子どもたちにも、どういう経緯で私たちの世代が原子力に頼ったのか、知る権利は十二分にあると思います。

私は、何の責任も果たせない、恥ずべき世代になりたくありません。

失礼します。
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