※この記事は、9月4日 電事連・電力総連・日商・経済同友会らの政治へのプレッシャーと脱原発法全国ネットワーク【脱原発への道】に関連しています。
脱原発法案を国会提出=賛同議員100人超-大江健三郎さんら後押し
時事通信(2012/09/07-21:25)
遅くとも2020年から25年までの脱原発実現などを定めた「脱原発基本法案」が7日、新党「国民の生活が第一」や社民党など野党の国会議員によって衆院に提出された。通常国会は8日が会期末となるため、同法案は継続審議となった。脱原発を目指すノーベル賞作家の大江健三郎さんらが代表世話人を務める市民団体が法案提出を働き掛けていた。
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012090700705
「2025年までに脱原発」 超党派議員が法案提出
朝日新聞社 2012年9月7日19時26分
遅くとも2025年までに政府に脱原発を実行させるための「脱原発法案」が7日、超党派の議員により国会に提出された。
法案は、弁護士や作家らが設立した「脱原発法制定全国ネットワーク」の働きかけを受け作成。国民の生活が第一、新党きづな、社民などの国会議員13人が提出した。趣旨に賛同している議員は民主なども含め衆参の約100人にのぼるという。今国会は8日が会期末のため継続審議となる。
衆院第2議員会館で記者会見したネットワーク代表世話人の一人、河合弘之弁護士は「次の選挙で、脱原発か原発推進かを問うリトマス試験紙になるだろう」と語った。
http://www.asahi.com/special/energy/TKY201209070481.html
【動画】IWJ ch4より
2012年9月7日脱原発基本法案 今国会への提出が決定についての記者会見
●提出者が13名、賛成者23名で発議
●衆議院議員 計43名
(内訳)
民主党 39名
国民の生活が第一・きずな 3名
たちあがれ日本 1名
●参議院議員 計24名
(内訳)
民主党 16名
みんなの党 1名
社民党護憲連合 4名
みどりの風 1名
新党大地真民主 1名
無所属 1名
【合計 103名】
今回の国会では無理でしたが、継続審議が決定しているそうです。
上の記者会見の中で、原子力資料情報室の伴英幸共同代表が高木仁三郎さんの脱原発法運動について話されていた箇所がとても印象的でした。
脱原発を叫び続けてこられた、いわば先輩方は、もちろん今すぐにでも原発廃止できることはご存知なはずです。
しかし、それを形にすることは、日本の政治プロセスにおいて非常に難しい。
私は国民投票で先にゴールを決めてしまいたいとい想いが強く、国民投票をすれば間違いなく脱原発へ舵を切れると信じていますが、なかなかそれもうまくいきません。
判りやすく『脱原発法』を制定してしまうことが、国会議員や官僚に好き放題にさせないための唯一の方法になるということは自明です。
『遅くとも2020年から25年』では遅すぎるというのは私も感じます。
しかし、それなら先にこの法案を通させてからその期限を短くさせていく圧力をかけていく、そういうやり方もありだと思います。
甘いですかね・・・?
失礼します。
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