※この記事は、7月24日 検察が原発事故に関する国・東電への刑事告訴を順次受理へ【事故調の結果を待っていた】に関連しています。

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論
共同通信(2012年8月31日)
 最高裁が開いた原発訴訟をめぐる裁判官の研究会で、国の手続きの適否を中心としてきた従来の審理にとどまらず、安全性をより本格的に審査しようという改革論が相次いでいたことが30日、共同通信が情報公開請求で入手した最高裁の内部資料などで分かった

 裁判所はこれまで原発訴訟のほとんどで「手続き上適法」などとして訴えを退けてきたが、東京電力福島第1原発事故を踏まえ、このままでは司法の信頼が揺らぎかねないとの危機感があるとみられ、原発訴訟の審理の在り方に変化が起きる可能性がある。

 最高裁は今年1月26、27の両日、全国各地の裁判官35人を集めて特別研究会を開催。裁判官は自分で問題を設定して対応策を記した報告書を提出した。

 原発訴訟について報告書を出した7人のうち5人が、これまでの訴訟の在り方について問題を提起したり、安全審査を進める具体的手法について意見を述べた。研究会の関係者は、裁判所が安全性の審査により踏み込む必要性については、ほかの参加者にも異論はなかったとしている

 内部資料によると、ある裁判官は「放射能汚染の広がりや安全審査の想定事項など、福島事故を踏まえ、従来の判断枠組みを再検討する必要がある」と提案。安全性の審査・判断を大きく改めるべきだとの考えを示した。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/08/post-6592.html

2012.1.26(木)ニュース解説 眼 原発事故の裁判所の責任を問う!
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3258774.htmlより

2012年1月26日時点 原発裁判の状況

非常に重要な記事だったので、ご紹介しておきます。
今までありとあらゆる原発訴訟が起こされ、今日にも玄海原発に対する運転差し止め訴訟が起こされました。

しかし、今までの訴訟の判決を見てみると、一目瞭然です。
すべて敗訴。
1審・2審で勝てたとしても、最高裁で負けてしまう。

その最高裁が「判断基準を見直す」と言い出しているのです。
これは大きい。

今現在も、特に福島事故以来、日本各地で原発に対する訴訟は住民主体となって起こされており、恐らくですが訴訟を抱えていない原発はないのではないでしょうか。

訴訟も国民に残されている一つの大事な手段です。

やはりこれは大きい。

しかし、国の安全審査が信用ならないということになれば、何を基準にどんな専門家を招へいして判断するのかという大きな課題もあるわけで、こういう話が出てくる時点で、要するに日本は無法地帯になっているということなんでしょうね。

とにかく大事な記事だったので、ご紹介させていただきました。

失礼します。
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【参照記事】
玄海原発訴訟で追加提訴 原告4923人、最多更新
2012/08/31 17:46 【共同通信】
 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)全4基の運転停止などを、周辺住民らが国や九電に求めている訴訟で、さらに671人が31日、佐賀地裁に追加提訴した。脱原発活動を続けている俳優の山本太郎さん(37)も新たに加わり、原告は41都道府県で計4923人となった。弁護団によると、原発訴訟としての過去最多を更新した。
 提訴後の報告集会で、山本さんは「福島の原発事故で原発が存在する理由はなくなった。原発を止めるためにも多くの人がこの訴訟に目を向けて参加してほしい」と訴えた。12月にも追加提訴する方針。
http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012083101001912.html