関電、計画停電の回避確実 原発再稼働で需給安定
共同通信(2012年8月31日)
 関西電力は31日、節電要請期間の最終週となる9月3~7日の電力需給見通しで、使用率90%未満の安定した状態が続くとの見通しを発表した。発電所で大規模なトラブルなどが起きなければ、計画停電の実施が回避されるのは確実となった。

 7月に大飯原発3、4号機(各118万キロワット、福井県おおい町)が再稼働して供給力が上積みされ、電力需給の安定につながった。関電は、管内の企業や家庭に呼び掛けた節電に対する協力も効果があったとみている。

 節電要請期間が始まった7月2日から8月30日までに、使用率95%超の日は1日もなく、90%以上は4日間だけだった。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/08/post-6599.html


関電、需要ピーク時も原発不要 今夏、大飯再稼働に疑問
共同通信(2012年8月31日)
 関西電力管内でこの夏(7~8月)の最大電力需要となった8月3日は、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が再稼働していなくても、他の電力会社から融通すれば十分に供給できたことが、共同通信の分析で31日、分かった

 政府と関電は「再稼働しないと大幅な電力不足になる」として再稼働させたが、当初から政府の需給見通しを疑問視する声は強かった。再稼働は必要ないと反対する声が多い中、「私の責任で判断した」と強調した野田佳彦首相への批判も高まりそうだ

 関電によると、最大需要は8月3日の2682万キロワット。この日の供給力は、大飯原発3、4号機の計237万キロワットを含む計2991万キロワットだった。

 供給が需要を309万キロワット上回っていたが、関電は「大飯原発がなければ、火力発電所のトラブルや気温の急な上昇があった場合に需給が非常に厳しくなっただろう。不測の事態が重なることもあり、安定供給のために再稼働は必要不可欠だった」とする。

 だが周波数が関電と同じ60ヘルツで電力を融通しやすい中部電力以西の電力5社への取材で、この日の供給余力が計約670万キロワットあったことが判明2基が稼働していなくても、供給力に問題ない状況だった。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/08/post-6603.html

関電社長「秋以降も運転したい」 営業運転中の大飯原発
共同通信(2012年8月31日)
 関西電力の八木誠社長は31日、福井県おおい町のオフサイトセンターで経済産業省の牧野聖修副大臣と面会し、営業運転中の関西電力大飯原発3、4号機について「秋以降も電力の安定供給の要として運転していきたい」と述べた。

 八木社長は大飯3、4号機の再稼働に関して「今夏の電力供給を安定させる上で不可欠だった。計画停電のリスクを大きく低減できた」と意義を強調牧野副大臣も「東京電力福島第1原発事故後、閉塞状態だった日本のエネルギー政策を解決する分岐点になった」と述べ、安全運転を継続するよう求めた。

 また、牧野副大臣は同日、オフサイトセンターで福井県の満田誉副知事やおおい町の時岡忍町長らと意見交換した。国と県、関電などでつくる「特別な監視体制」を満田副知事は「迅速な情報共有、対応ができた」と評価。時岡町長は「蓄積したノウハウを、新たに発足する規制庁に引き継いでほしい」と要望した。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/08/post-6598.html

こうやって並べてみると、政府も電力会社も立地自治体も、原発を手放す気はないんだなとよく判りますね。

夏前から脅しのように言われてきた計画停電は回避できる・・・というか、なぜ計画停電という手段しかないような対応をするのか、ずっと疑問でした。電力が仮に足りなくなった場合に備えて、すべきことはもっともっと他にもあったのは間違いありません。「生命にかかわる」装置が電力で支えられているケースには、非常用電源の配布などもあっただろうし、まったく電気をストップするやり方ではなく、需要量をコントロールする方法は多くの方々から提案されてきました。

もちろん、皆さんの節電という大きな協力があった上でわかった事実ですが、無意識に使ってきた電気を意識することによって、どれだけ浪費してきたかということがそれぞれ認識できたのではないでしょうか。

こういう話をすると、「エネルギー問題は足りる・足りないだけの問題じゃない」という方もたくさんいらっしゃいます。さんざん「電力が足りないから再稼働する」と宣言しておきながら。

ここで分岐点。
電気の大事さが分かったからこそ、
  『電力は必要で、国民の需要に答えるために原発も必要だ』
  『これだけ節電するだけでなんとかなるなら、原発はいらない』

政府と電力会社は、前者に答えるために原発はこれからも必要だと言います。

今までのスタイルを変えたくない方々が如何に多いか。
福島事故から何を学ぶか。

今日も大きな地震が起こりました。

あなたは何を学びますか?

失礼します。
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