※この記事は、
8月1日【動画あり】福島で行われたエネルギー・環境の選択肢(2030年までの原子力エネルギー比率)に関する意見聴取会の様子
7月15日 【動画ご紹介】エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会in仙台の様子
7月5日【超重要】2030年のエネルギー政策に対するパブリックコメント募集中!【国民の声を無視させないために出しましょう!】に関連しています。

7割が原発比率「0%」 意見聴取会の全日程終了 
共同通信(2012年8月 4日)
 政府は4日、将来のエネルギー・環境政策について国民から直接意見を聞く意見聴取会を高松市と福岡市で開き、全国11都市でのすべての日程を終えた。意見表明を希望した計1447人(福島市を除く)のうち、約7割に当たる983人が2030年の原発比率(総発電量に占める割合)「0%」に関する発言を求めた

 一方、政府は4日、参加者が議論し、意見の変化を探る「討論型世論調査」を東京都内でスタート。意見聴取会とともに、新たなエネルギー・環境政策の参考にする。ただ結果をどのように反映させるか明らかにしておらず、大詰めを迎えた「国民的議論」の行方は不透明だ。

 政府が示した原発比率「0%」「15%」「20~25%」の3選択肢に対する10都市の聴取会の発言希望者は、0%案が68%だったほか、15%案が11%、20~25%案が16%、その他が5%だった。

 選択肢ごとに意見表明の希望を募ったが、東京電力福島第1原発の被災者の出席も見込まれた福島市だけは選択肢に縛られない意見を求めた。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/08/post-6396.html


「原発0%」7割支持 政府の意見聴取会終了
朝日新聞 2012年8月4日21時13分
意見聴取会 政府が全国11カ所で開いたエネルギー政策の意見聴取会が4日終わり、2030年までに原発ゼロを求める意見が7割を占めた。政府は4日始まった討論型世論調査も含め、「国民的議論」を経てエネルギー政策を決めるとしており、脱原発を求める世論を受けとめるかどうかが問われる。

 政府は7月14日のさいたま市を皮切りに今月4日の高松、福岡市まで11カ所で聴取会を開いた。30年の電力に占める原発の割合について「0%」「15%」「20~25%」の三つの選択肢を示し、選択肢ごとに意見を言いたい人を募った。

 1日の福島市は選択肢を問わずに意見を言ってもらったため、これをのぞく10カ所での意見表明希望者1447人のうち0%支持が68%、15%支持が11%、20~25%支持が16%、選択肢以外が5%だった。福島市で意見を述べた30人のうち28人も原発ゼロを求めた。
http://www.asahi.com/politics/update/0804/TKY201208040443.html


福岡、高松でエネルギー意見聴取会=全国11都市の開催終了
時事通信(2012/08/04-20:59)
討論型世論調査 政府は4日、将来のエネルギー政策に関する意見聴取会を福岡、高松両市で開催した。両会場ともに抽選で選ばれた12人が、2030年の原発依存度として政府が示した0%、15%、20~25%の三つの選択肢などをめぐり発言。これで7月14日に始まった全国11都市での聴取会が終了した。
 古川元久国家戦略担当相は福岡の会場で、「11会場に約1400人が出席し、いろいろな意見をもらった。こうした意見と(討論型世論調査の)アンケート、パブリックコメントを踏まえ、エネルギー戦略を取りまとめたい」と表明。細野豪志環境相は高松の会場で記者団に、「(国民の)意見を受け止めた上で、総合的にどう(政策を)判断するかという段階にこれから入る」と語った。
 福岡では、東京電力福島第1原発事故で福島県二本松市から熊本市に母子避難中の主婦が意見表明。原発事故について「国が安全を確保していると信じ切っていた。本当に愚かだった」と述べた上で、「代替エネルギーをつくるにはもう少し時間が必要だ」などと15%の選択肢を支持した。一方、福岡県大牟田市の男性は「三つのシナリオを見て、15%への落としどころを狙ったように感じる」と政府の選択肢設定に疑問を呈した。
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012080400479


エネルギー政策、280人議論=初の討論型世論調査-政府
時事通信(2012/08/04-20:36)
 今後のエネルギー政策を決めるための「国民的議論」の一環として、政府が主催する初の「討論型世論調査」の討論会が4日、東京都内で始まった。全国から286人が参加し、小グループでの議論や専門家との質疑応答を行った。討論会は5日も開催。政府は参加者の討論会での熟議を経た意見を、政策決定に役立てるとしている。
 初日は、エネルギー政策を選択する際の判断基準として、「安全性」「コスト」「安定供給」「地球温暖化防止」のどれを重視するかをめぐり、15人程度の小グループ別に1時間半討論した。
 あるグループでは、「コストと安定供給は技術で変わる。原発事故が起きれば土地を離れなければならない。安全が第一だ」「代替エネルギーの技術進歩は時間がかかり、原発の安全性を高める方がより早く(安定供給の)問題を解決できる」と異なる立場の意見が交わされた。
 その後、全体で集まり、各グループが討論の中で決めた質問を一つずつ提出。専門家4人が原発の安全性や、放射性廃棄物の処分、再生可能エネルギーの効率性などの問いに答えた。
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012080400345

8月4日 エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査 討論フォーラム【全体説明】 http://www.ustream.tv/recorded/24457139


8月4日 エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査 討論フォーラム 【全体会議】 http://www.ustream.tv/recorded/24459833



各地での意見聴取会が終了しました。

既に政府は「討論型世論調査」なるものを開催しており、それが済めば国民の意見は「聴取し終えた」ことになります。

私たちに残された正規の方法は、8月12日締切のパブリックコメントのみになります。

記事には「7割の人がゼロを求めた」ということしか書いていませんが、その中には「即時停止」を求める方、「ある一定の猶予をもって無理のない程度で原発からシフトしていく」方が含まれています。いずれにしてもここでゼロを選べないようであれば、日本という国は『脱原発する気が無い』と思われても仕方がないということだと認識しています。

2030年ということは、あと18年。
現状、原発は2基稼働していますが、この真夏、猛暑の中、皆さんの節電の効果でなんとかなっています。それでも町は明るいし、テレビや娯楽施設も動いています。あとは工夫次第だとは思いませんか?

様々な理由で「いや、それでも原発が必要だ」と思う方がいらっしゃること、それはもう止めません。

しかし、まだ意見を出していない方へ、是非一言でいいので8月12日までのパブリックコメントを出されるよう、お願い申し上げます。

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1月8日【内容起こし】小出裕章講演会:『山梨と福島はつながっている~子供の未来のために知ってもらいたいこと』《即刻原発は止められる!》【その③】より

失礼します。
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