※この記事は、7月8日【内容起こし】No Nukes 2012での双葉町長のお話【その①】の続きです。

<40:40頃~>
(舩橋監督)細野大臣がクローズアップ現代だったと思うんですけども、一回失言しましたよね。
「福島の方には被曝していただく」
って言っちゃったんですよね。「いただく」という謙譲語の使い方がだいぶ間違ってるんですけれども・・・あ、尊敬語か。
 そこの根底にあるのは、やはり文科省との20ミリシーベルトにこだわった時期が2011年の5月頃にあったんですけど、そのときにやっぱり官僚が口を滑らせて、
「いや、学校締めるわけにはいかないから」
って言っちゃったんですよね。
「命が大事じゃないですか!」
って福島の親御さんは一生懸命言ったら、どんどん突き詰めていくと、
「いや、だけどそんなに厳しくしたら、学校締めなきゃいけないでしょ。」
<苦笑>
(平野氏)バランスがおかしい話ですよね。
(舩橋監督)だから文科省は学校を締めることが、命を守るよりも一大事なんですよね。
 という話になっちゃってるんですけど、要するに、「社会の混乱をきたしてしまうから、大量に福島県から避難するということを起こすというのは得策ではない」という考え方がどこかにあるんです。
 だからその根底にあるのは、「一部の方に犠牲になっていただく」というのは絶対口が裂けても言いませんよ?誰かがちょっと言っちゃいましたけど、口が裂けても誰も言いませんけども、沖縄も福島も同じ論理で、一部の方の犠牲を強いるシステムを作ってる。
(井戸川町長)あの、ちょっとね、このシーベルトの感覚と、先ほどのC区域との相関をちょっとご説明させていただきますけど、4万から40万のエリアっていうのは、この辺からですね。ここからここまでですね。そうすると2~0.15くらいでしょうか。0.2くらいですかね。
15

 0.2から2くらいのマイクロシーベルト/時のところはC区域になるということで、マスクをつけなければ居てはいけない地域ということで、以前は言われて、その通り東京電力はその通り守って、作業員を守ってきたわけですけれども、今回は、もう作業どころではなくて、とんでもない地域がいっぱい発生してしまったと。これはお金の問題じゃなくて、人命、いわゆる日本国民を尊重する義務が政府にはあると思うんですね。隠ぺいするんじゃなくて。
 もっともっとこんな形で更に人災を重ねるのではなくて、ここは思い切って県民の健康を最優先にして、どのような費用が掛かろうが、もうこういう状況に福島県はなってしまったんですよ。これは認めるべきだと思うし、これを全然認めないで、いつまで頑張れるか?っていうのは、もう時間の問題だと思うんですね。
 ここまで皆さんに判っていただければ、もう時間の問題になってきていると思っていて・・・
(平野氏)この黄色いところが全て・・・18歳未満が入ってはいけない、そして10時間以上いてはいけないという基準ではされている。
2

 これはちょっと中継見てる方でちょっと誤解されてる方が居たみたいなんですけど、「こんなに管理区域があるのか」とおっしゃってる方が結構多いんですけれども、そうじゃないんですよね。
 これ、管理区域にしなくてはいけない線量がある地域がこれだけあるということで、管理区域にもされていない。普通に皆さん住まわれているということなので、ちょっと更に驚かれる方もいるかと思うんですけど、そういうことになってます。
(井戸川町長)これは私が作ったんじゃなくて、いわゆる政府発表のデータを置き換えただけですので、全然手を加えたものではありません。
(さいこ氏)舩橋さん、さっき「交付金の話を私からしましょうか」みたいな話を小声でされてたかと思うんですけれども、結構その話がソーシャルストリームでも出てるんですけど。
(舩橋監督)町長には一つ伺いたいことがあるのは、やっぱり双葉町、大熊町っていうのは、交付金を貰ってた。今、こういう目に遭うっていうのは、自分たちで選んだ道なわけだから、自業自得なのではないかという意見があるんですけれども、それについてはどう思われますか?
(井戸川町長)否定は致しません。
 しかし、肯定するわけにもいきません。
 これはやはり、国策ということで、安全だということは信じておりましたので、いわゆる国策に則ってやったものであって、我々大熊と双葉だけで決められるものではありません。福島県も入って全体で立地を決めたわけですので。
 ただ、事故を起こすということの断わりの中で誘致するのであれば、本当に私どもの先輩たちが誘致することは無かったと思いますけども、私も起きるまでは安全を信じておりました。国のいうことを信頼しておりまして、我々のところは長年出稼ぎの町でありましたので、確かに原子力発電所を誘致して、皆さんは出稼ぎをしなくなった。安心して住めるところではあったわけですね。だから、効果というのは認めますが、責任といわれると認めたということになるのかもしれませんが、何ともそのことを言われると、切ない思いをするわけですね。
(舩橋監督)年間、最初ですね。町長が町長になるずっと前に双葉町が原発を誘致した時、1960年代後半、70年代に入ってからですね、最初は交付金は年間どれくらい貰ってたんですか?
(井戸川町長)私どものほうはですね、原発を誘致するのが早かったものですから、交付金は今ほどはもらえませんでしたけど、最初の頃は数百万だったと思う。一番最初は数百万だったと思います。それから数千万になって、数億円になっていくということで、私が町長になった時はですね、だいぶ減ってきて、いろいろ合わせても17億円くらい。年間ですね。いただくようになりました。当然これをいただくと、交付税が減らされます。交付税の方は3億円でした。一方、町村名は言えませんけれども、福島県内で全く原発のない町が五十何億円の交付税が国からきておりました。原発なくてもですね、双葉町の収入を上回ってたんですね。
 なかなかここは、国民の皆さんに??しないと理解はされないと思うんですけれども、これは制度上お金が別なところから入ると、交付税というのは減らされるという仕組みになっておりますので、全体としては収入は伸びないようになっております。基準財政需要額というのが政府で決めますので、それを越えたものは余分なものということで、過去に数十億円福島県のほうに戻した歴史もありますので、全部が全部、金額を今いただいたということではなくて、制度の中に入ってますから、トータル的には変わらないということになると思いますね。
(舩橋監督)原発による固定資産税というのがあるんですけど、一時期は交付金、そして固定資産税、そして電力関係の収入、税金などなどから、双葉町の歳入は半分以上がそういう電源関係のものだと。それで潤った時代があったわけですよね。
(井戸川町長)はい。ありましたね。
(舩橋監督)それは1980年初頭くらいのことですけれども。
 実は、減価償却が、原発っていうのは減価償却するんです。固定資産税というのが、大体15年でほぼなくなって、16年目からはないんですよね。
(井戸川町長)でもそれは制度を改正していただいて、5%だけは残してもらいましたけど、ほとんどゼロになるところだったんですね。
(舩橋監督)ですよね。だから交付金は最初一杯もらったのをぎりぎりほとんど無くなる。80年代に潤ってた双葉町っていうのが2000年代に入ると財政破たん寸前になっちゃう。
「次の夕張か?」
って言われてたんですね。完全に借金で、借金まみれになって、全国のワースト10に入ってた。夕張ショックっていうのがあったと思うんですけど、夕張が日本で財政破たんの町ということになってしまった夕張市ですから市なんですけど、「次は双葉町ではないか」と言われた。それだけ財政破たん寸前になってた。
(さいこ氏)最初はいいけど続けていくのがすごい難しい仕組みっていうのを聞いてましたし、あと、人口分布でいくと出稼ぎに行かざるをえない形だから、原発を誘致するという話でしたけど、さっき舩橋さんと少し話してたんですけど、結局こうして事故が起きたりとか、あと逆に言うとこの事故を見ている原発がある地域の方とかの原発から離れようっていう意識が結構強くなってきてるのかなという気がしていて、双葉町の場合は、今若い人がすごく出ているっていう話を聞いたので、出稼ぎで大変だった時代と今の大変さっていうのは、どのようなものなのかというか、大変さの度合いというのか・・・
(井戸川町長)ホームタウンがあるというのと、ホームタウンがないというのの違いは大きいと思いますね。しかも原発に職場を頼ってましたから、これからどうやって過ごすのかっていうことが、今は事故の収束のために住民も働いてますけども、まもなく人がいらない時期に入ってきますから、そうすると彼らの職場を新たに今度どうしようかという悩みが出てきますので、出稼ぎの時代にまた戻る危険性は十分あるんですね。
(さいこ氏)なおかつその地元が、「もうどうなの?」って、みんなが安心して帰れる地元ではない状態になっていて、っていうところですよね。
(井戸川町長)そうですよね。要するに、この放射能の最終処分とか放射能を無害化するという技術を開発しないまま、発電所をいっぱい作ってきました。この地球上にいっぱいありますけども、一番大事な『無害化をする』或いは『最終処分できるような技術』と一緒に発電所の技術が高まってくれば良かったんでしょうけど、我々の地域が今、更に放射能の置き場にされようとしております。『住めなくなること』が本当に見えてきてますので、私たちの町として、或いは町民としてのこれからの家計・生計をどうするかということに対しての相談に、国にしても東電にしても、そういうところまで至ってないですね。これもまた自分たちで避難を決めるのも私たちがやってるんですけども、これから先も、政府も東電も手を引くのかどうなのか、ちょっと判らないとこでですね、不満も、それから不信も多く住民にはありますね。
(舩橋監督)そういった体験をされてるのを日本中で今原発が再稼働されようと、今刻々としてます。現に先ほど一個されました。鹿児島でありました。
 ということで、人間は学んでないんですね、今のところ。
 ただ、多くの人が「そうじゃないだろ」という声を挙げてくださってて、僕もそれは参加していきたいと思ってるんですけれども、やはり目先の欲に弱いんですよね。やっぱり地元になってしまうと。
 双葉町に起こったことというのは、まさしくそういうことだったんですよね。やっぱり一つ大事なのは、60年代後半、70年台前半に双葉町が5号機・6号機を作り出した時から、その時の町長はもう何代も前の町長であるし、実際そこで仕事を欲しいと思って働き出した人、原発誘致するべきだと言った人は、今働いてる世代=20代、30代、40代の世代の親の世代、またはおじいちゃんの世代なんですよ。その人たちの選んだ原発っていうのが、我々自分の身に置き換えて考えてほしいんですよね、本当に。
 今、避難しなきゃいけない。被曝して避難しなきゃいけない人たちに向かって、
「それがあんたたちの2代前が決めたことだから、責任を負うべきことかどうか。」
 それはちょっと考えていただきたくて、今の日本にある交付金がどんどん減っていって・・・固定資産税も減っていくというシステムもうまいこと考えられていて、目先の金に目がくらむようにできてるんですね。<苦笑>
(平野氏)そうですね。それはあきらかにそういうふうに作られているわけですものね。
(さいこ氏)頭いいですよね・・・そんなところに使ってほしくないですよね。
(平野氏)それは実際に調べれば調べるほど、本当に素人ながらにも調べれば調べるほど、本当に頭がいいなと・・・。悪い意味で思いますね。
(さいこ氏)そんなところに使わないでほしいですね。
(舩橋監督)僕の映画はですね、町長も出ていただいたんですけれども、そういう人たちを最初10か月見つめてみたんですけれども、皆さんにそれを見てちょっと考えていただきたいなと。なんていうか、映画の宣伝というよりも、これは本当に赤字でやってるんですけれども、できるだけ人に見ていただきたいと思って作ってるものなので、原発立地市町村でも見せていきたいと思ってます。
 やっぱり人間は学ばなきゃいけないということで、やってるんですけども・・・
(平野氏)映画はものすごくお金がかかりますよね。しかも赤字でやられている。
 僕、素朴にすごくなんか今、お話を聞いていて、なんか不思議な違和感というか思ったのは、こんな大事な話なのに、なぜこんなUstreamのこんな幕張メッセの会議室で、こんなパンをバックに話してるんだろう?と。タイムライン見てる方も、同じような意見が多くてですね、唯一の救いは、この町長をお招きしてお話しだしてから、今もう16,600人にどんどん増えてるんですね。今この話、どんどんツイッター、フェイスブック使って拡散して人が人を呼んでというので個々に人が集まっているわけですけども、もちろんいろいろな新聞、テレビ、各種メディアでそういうふうなメッセージ伝えていらっしゃいますし、ネットで検索すればすぐに町長のビデオは見ることができるんですけども、でもなんでこんな草の根でやんなくてはいけないんだろう?と。なぜ映画なんかって言い方へんですけど、なぜ映画なんかをやんなくちゃいけないんだろう?なんでこんなUstreamで一人ひとり「集めてください」って、ようやく16,700人集まったって
(さいこ氏)素人ナビゲーターがインタビューしているって、せっかくこんな機会をいただいたのに。
(平野氏)そうそう。僕なんかは、本当にここ数日間そんな気持ちになってるだけですけれども、もう本当に町長は長い1年以上もの間、毎日このような思いをされてるのかと思うと。
(井戸川町長)やっぱり当時被曝した。もうこれで終わりかなと思った想いを共有している人は、感じ方が違うと思うんですね。そういう想いをされてない方に、このチェルノブイリの話をしても、或いは被爆の問題をしても、なかなか同じ県内でも通じない部分があります。
 しかし、やはり前例に学ぶべきであってですね、私たちはこれからこの福島の原発事故をどういうふうに受けて、どういうふうにしていくのかっていうことが、非常に大切だと考えております。
 何を学んだのか?
 どういうふうに反省したのか?
 どういう行動をして、どうしたか?
ということが、これからちゃんとやっていかないと、何事も無かったようにするということは、決してあってはならないと思うんですね。
 そうしたらば、なんで私たちが避難をしなければならなかったかというのは、『無』になってしまうということに繋がります。
 そこで残念な話があるのですが、とある大学の教授さんが
「にこにこ笑っている人は、放射能の影響は受けません」
という言葉が、皆さんもご存じだと思いますけれども、これがまことしやかに県内では説明して歩いてる人が居るんですね。
(平野氏)本当に説明して歩いてるんですか?講演とか?
(井戸川町長)当初の説明会で「100ミリシーベルト以上の被曝した方はいません」とか「100ミリシーベルト以下で今まで発症した事例がありません」とか、その後に「にこにこ笑っている人は放射能の影響は受けません」というようなことを県内では語られてること自体が、私はあってはならない非常に不見識な、しかもプロの方がですよ?そういうようなことを語るっていうのは、大変・・・おかしな話だなということで、私はもう福島県の恥だと思っています。
 福島県でそういう方が、もう居てもらっては困りますね。県内には。もっとやっぱりこういうことがあるわけですので、学んでいただかないと、却っておかしなことを県民に植え付けてしまったのではないかと、そんなふうに思っております。
 若い人は大変だけど、年寄りは発症するまで当初は30年かかるって言われてたんですよ。若い人はすぐだからということでしたけど、今は
「若い子供は代謝が早いからすぐ出ていくのも早いんだ」
って。これもまことしやかに話してるんですけど・・・
(平野氏)身体の代謝が活発だから放射性物質も出ていくんだ?
(さいこ氏)それは私が聞いてきた話とは真逆の論理ですね。
(井戸川町長)そういうことをこの方はしゃべってるのかもしれませんけどね。
 あとは、県外の大学病院に県民の「健康検査をするな」ということを文書で出してるんですね。
「検査をするな」
 私も何大学かには検査のお願いをしましたけど、実際断られました。
「できません」
 そういうことも、今県内では行われているわけですね。
(平野氏)それは何の?
(井戸川町長)これは「検査をしないように」という文書ですね。これが出されてる。
3

 このようなことは、新聞・テレビでは取り上げていただけません。今日はこういうことを取り上げていただいて、本当に嬉しいと思います。
(平野氏)
『自覚症状等が出現しないかぎり、追加検査は必要がないことをご理解いただき、十分にご説明いただきたく存じます』
(さいこ氏)言ってることがよくわからない。
(平野氏)これ、自覚症状が出た時には・・・
(井戸川町長)もう・・・もう・・・
(平野氏)ちょっと失笑っていうんですか、これが・・・。こういうことが本当に・・・
(井戸川町長)こういうことを地位のある方が文書を出して、各大学に出して・・・。
(平野氏)これは『福島県立医学大学 放射線医学県民健康管理センター長 山下』さん。
 という・・・。圧力とかかけられてる・・・
(井戸川町長)この方は長崎の方なんです。だから、福島県民はこういうことをされてて、本当に怒らなければ、怒りをもって帰ってもらいたいと思いますよね。
(平野氏)先ほどテレビとかでは流れないとおっしゃいましたけれども、本当にやはりこういうものは・・・?Ustreamだから?
(井戸川町長)今まで見たことないと思いますけど・・・
(平野氏)そうですね。ネットで回ってきたのを見て、申し訳ないですけど、正直、こう・・・うーん、すごく馬鹿みたいですけど、「そんなことがあるのか!」ってムカッとしたあとに、「いや、でも待てよ、そういうようなねつ造なんじゃないか?」と、そういう気持ちを行ったり来たりしながら。
 それをリツイート或いは誰かに教えると、
「そういうふうな不安を煽るな」
みたいな、知らない人から来て、シュンとなってやめてしまう。
 今日の話からすると本当に馬鹿みたいって、浅くてお恥ずかしい話なんですけど、そんなようなものでしか見ないんです。
(井戸川町長)そうなんですね。県民の健康調査を一手に引き受けられてる方ですね。
 じゃあ、今まで何人くらい放射線の健康チェックをされたかというと、3万人台なんですね。福島県民は200万人弱おりますので、その中の3万人。「2年に1回やればいい」とかですね。
 チェルノブイリはしょっちゅうやらなければなんないんですよ?だけど、「2年に1回やればいい」とか、「甲状腺の異常が見つかったけれども、それは全部良性だ」とか、すごい発信されてますよね。
(舩橋監督)双葉町は今のところ何人くらい、今のところでは?
(井戸川町長)ちょっと数字は忘れましたけど、当初ちょっとひどい子供さんもいましたよね。それも皆、彼の言葉に変わると
「異常がない」
ということに繋がっていくので、私も心から異常がないことを祈ってますけれども、これから発症することのないことを祈ってます。
(さいこ氏)データを一桁間違えてたという訂正なんかも出回ってましたよね?その一桁ってすごいよねっていうような・・・ネットで見ましたけど。
(平野氏)町長、この地図とこの表をできれば・・・ちゃんと見たいっていう方がいらっしゃるんですけれども、これって今ご覧になってるツイッターのところで見れるようにしても問題ないですか?また改めてご相談したほうがいいですか?
(井戸川町長)そうですね。
(平野氏)そういうことなので、ちょっとまたご相談してということになります。
(舩橋監督)あと、やっぱり避けて通れないのが、今双葉町の皆さんとか大熊町も入れた双葉郡という大きな皆さん、どうされているのかというお話をしたほうがいいと思うんですけど、時間とか大丈夫ですか?
 つまり、まだ避難生活が続いてる方々がたくさんいらっしゃるということですよね。一番の根底は、賠償です。賠償問題で、賠償を受けてない人がたくさんいるんですよね。ADRっていう原子力災害の損害賠償解決センターがあって、それは政府が損害賠償を訴える一般の皆さん、福島県の人と東電の間に入って、スピード解決を図りましょうという機関を作ったんです。仲介になってやってる。
 僕は最新の情報は持ってないんですけど、先月末に調べたところですね、たくさんの訴訟件数、和解を求めるリクエストはたくさんあるんですけれども、それじゃない方もたくさんいるんですよ。それでない枠で東電に直接請求をする方もいるんですけど、そこのADRという解決センターで申し込まれた方で2,600件申し込みがあって、最初に9月から始まったんですね。
 一番最初に解決ができたのが2月の末。
 つまり半年くらいかかるんです。そうですね。
 2月の末に1件目。
 先月末で2,600件中、100何件が解決。
 つまり、それ以外、2,500件、2,400何件が未解決のまま。まだ紛争中なんですね。
 僕、これ正確な数かどうかわからないですよ。だけど双葉町の方々にいろいろ聞いて、僕の体感なんですけれども、2割とか1割の間くらいじゃないかと思うんですよ。賠償のいただいた方っていうのは。感覚的に。
(井戸川町長)東電が賠償を支払うのは、合意書にハンコを押さないと払いません。次の賠償請求しても、前の解決して東電が言うような数字に納得しなければ、次の請求も払わないということになってますので、事故を起こした反省が本当に東京電力はされてるのかどうか判りません。
 最近テレビでね、双葉郡のある町長さんが非常に怒りをもって表現してましたけど、あちらのほうではよく映ってるのかもわかりませんけど、私らの方には牙をむいてるのかな。弱みに付け込んで、更にまた被害を我々に与えてるのかなと、そんなところも感じられますね。
 ここは国が介入したということになるので、国がもういい加減にして代行払いするとか、抜本的な取り組みをしないと、いつまでも都合のいいところは誰、都合の悪いところは誰と、そういう・・・対応の分け方をされてるような感じしますので、
「賠償については東電がやりなさい。こちらの除染とかそういったものについては国がやります。」
ということで、これが明確に我々に仕分けの整理っていうか、そういったことの説明は一回も受けたことありませんし、我々のところに、じゃあ生活支援班とかなんとかって国にはありますけど、その人たちが来て
「何を要求したいんですか?何を困ってますか?どうすればいいんですか?」
と聞かれたことは1回もない。だから、私、ときどき『棄民』という言葉を使ってますけど、まさに『棄民』ということで、だんだんと事故が無かったかのように片づけられる心配が非常にあります。
 もう、本当に避難されている方は賠償問題では困っていますので、なんで困らせられるのかな?と、そんなことあってはならないですよね?法治国家っていうのは、法で治める国家なんですが、逆に放置される我々は国民なんですかね。放置っていうのは放たれる・置かれる。いい加減なことで放置される放置国家の国民ということで、被曝はしてるわ、そういう意味では本来であれば住むところでもなんでも、事故を起こしたところが用意してですね、全てをまかなうのが加害者だと思うんですけど、事故の責任が無いがごとく、津波だといって東電の事故報告ありましたけど、あの事故報告を受けた時に、我々のことの記述が無かったんですよ。事故によって私たちがどういうふうになったか。福島県内の県民の人たちがどうなったかという、その記述が無くってですね、目次を付け加えるように私は返してやりました。だけでもそんなこと直すこともなく発表しましたけど、こういうことはやっぱり監督官庁がしっかりしないと、こういうふうになるんじゃないでしょうかね。
 国がしっかりしないと、こういうふうにいろんな問題が我々に更に覆いかぶさってくるということを私は痛切に感じるんですね。
(平野氏)あの、タイムラインでも初めて聞くという方が多いようで、非常に国や大臣や、様々な今日名前が出た方に対して、「許せない」であるとか「最低だ」というふうなことをもちろん、それは僕もそういうふうに思いますけれども、ただ一つ今ご覧になっている、もう18,000人に増えてるんですけど、18,000人の恐らく9割以上の方は・・・僕ももちろん含めてです。
 選挙に行ってそういうふうな気持ちで政治に参加してきたか?
 或いは行政・国、或いは地域のいろいろなコミュニティでもそういうふうなことを意識していたか?
 エネルギーに対してそういうふうに考えていたか?
ということでいうと、そうじゃないと思うんですね。だからこれは、悪い人を懲らしめようということではなくて、自分たちが作ってきてしまった今状況のなので、
(さいこ氏)テレビもですよね。ずーっと無意識に見ていたテレビも、そういうものが視聴率が取れるからそういう番組になってきたわけだし。
(平野氏)だから、これを見てる・・・ワイドショーだとここで「けしからん!」で終わるんですよね。<涙されています>ほんっと最低だと思うんだよ。
 見てる皆さんも問題があったし、僕にも問題があったし、
(さいこ氏)私にも問題あったし・・・
(平野氏)そういうふうにせめてこれはテレビじゃないので、Ustreamなので、そして坂本龍一さんのやってる脱原発フェスで、そして坂本龍一さんが
「この時間は是非町長の話を流してくれ」
というふうに頼まれてやった責任者の僕としては、是非18,221人見ている皆さんにも責任があるということで、この放送を受け止めていただきたいと思います。
(さいこ氏)だからなんか、町長がね、交付金を受け取ったのがどうこうとかいろいろ書いてる方がいるんだけど、それって東京の電気のためだったわけだし、それでオール電化ですごく便利な暮らしをしていたオール電化をディスるのかといったらそうでもなくて、でも本当はそうであるべきで・・・。やっぱりおかしいなとか思った人から変わっていく。誰が悪いとか犯人捜しじゃなくて、自分が今変われることが何なのか、出来ることが何なのか。
 自分の生活が如何に変えられるかが今すごく肝だなと思いますし・・・
(井戸川町長)今事故を受けて避難している私から言わせていただければ、この事故から何を国民の皆さんが学ぶかにかかってくると思います。
 その学んだことをどういうふうに日本を変えていかなければならないかに繋いでいただかないと、単に我々が事故を受けてニュースになって終わってしまうことのないように、是非国民の皆さんには、正しい目で我々を見て、判断をされて、どんな判断でもいいんですけど、事故から学んで、そして自分に置き換えて、自分はこうあるべきだと。
「もっともっと自分の意見を出すことも大事なんだな。政治の世界にも出さないといけないな。」
 『お任せ民主主義のなれの果て』が今みたいなことになってしまうので、是非これから日本を想う方は積極的に参加されて欲しいと思います。
 自分の意思を出せるくらい、力をつけていただきたい。
 お願いしたいと思います。
(舩橋監督)一つあるのはですね、僕たちが求めていきたいのは、市民が参加できる政治との議論の場ですね。それを市民が市民の方で、政治は政治の方でと二極化するのではなくて、政治の方に作らせて市民が参加して、いろんな方々が参加する形で、円卓会議のようにして議論する場というのを作っていかなければいけないんじゃないかと思うんですね。
 やはり、この原発事故の福島の方の根底にあるのはですね、これだけの被害を受けてて、1年4カ月が経とうとしてるのに、賠償もろくにもらってなくて、ずっと引き伸ばして、ずっと待たされてて、それで被曝してても検査されないという状態がずっと起きてるんだけども、国はそういった状態で放置してるんですよね。
 そういった状態で放置している、言ってみたら成績表では20点か30点くらいしか取れないような生徒に、
「今度のテストは頑張るから」
っていって再稼働をお願いしているようなもので、
「いや、だけどあんた、20点、30点しか取れない成績でしょ?だって賠償もろくにできないし、国民もろくに守れないのに、あんたこれできるはずないじゃない」
っていうことを本当に突きつけていかなければいけないと思うんですよね。
 つまり言ってみたら、大飯再稼働、今度は玄海、伊方ってなってくると思うんですけど、実際事故が起きた時に、本当にフルに賠償してもらえるんですか?
 決して国は縦に振らないと思うんですよ。そういう議論が全然されてないんですよね。
 2月に先ほど1番最初の損害賠償の解決センター=ADRのほうで解決したケースがあると言いましたけど、大熊町の男性なんですね。4600万円くださいって言ったんです。4600万円、僕が見たところではそれでも少ないんじゃないかと思うんですけれども、自分の土地、家、財産、もろもろあわせて4600万円。
 それが2300万円。
 半額くらいに叩かれてます。
 半額くらいに叩かれて、大熊の男性は渋々了承したんですけど、そしたら同じ家も同じ土地も買えないんですよね。ダウングレードしただいぶ下のもので人生再スタートしなきゃいけない。しかも60何歳の定年された後ですから、働く手もない。
 ってことは、原発事故で全部吹き飛んだ後に、だいぶダウングレードしたところから人生再スタートしなきゃいけない。なんでなの?
 大飯原発、佐賀の玄海原発で、
「じゃあ事故があったら、あなたは人生半分以下でダウングレードしますが、それでいいですか?」
という質問を本当には投げかけてないと思うんですよ。実際それは起きてることなんですよ。
(さいこ氏)一ついいですか?今、いろんな地域が再稼働Yesと言ってますけど、町長がもし逆の立場だったとしたら、どういう情報があったらNoって言えましたか?周辺地区町村らが今Yesって言っちゃってるということが信じがたいですけど、逆の立場だったらどうだったでしょうか?
(井戸川町長)そうですね。事故を起こしても完全な復旧から賠償も含めて、トータルコストを蓄える必要があると思いますね。その蓄えることができない、対応ができない電力会社は原発を持ってはいけません。運転してはいけません。その辺のきちっとしたものが、今国民の皆さんは求めるべきだと思います。
 能力です。
 持つ能力と倫理観というのは大事だと思いますので。
(平野氏)そしたら、YMOのステージが始まるということなので、町長、ほんとうに、ものすごくこの18,858人の方、是非今日の町長のお言葉、そしてまたこのステージの後にも『フタバから遠く離れて』の映画の話、我々のほうで予告編もお見せします。
 是非このあとYMOが終わっても見ていただければと思います。
 それでは、YMOのステージ、どうぞご覧ください。
(井戸川町長)ありがとうございました。
(平野氏)ありがとうございました。
【以上】

失礼します。
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【追記】
【動画】双葉町町長+舩橋監督からのメッセージから番組終了まで
http://www.ustream.tv/recorded/23851105

<13:30頃~>
(さいこ氏)最後に、ちょっとUstreamでは聞けなかったので、一つ質問があって、先ほどステージで井戸川町長がお話された際に、最後に
「若い人は放射能とどう付き合うか、また付き合えないのか、若い人が架け橋となって声を挙げてくれ」
というお話がありましたけど、私はツイッターなんかでいろいろ見ていて、声挙げていると
「福島の人の気持ち考えろよ」
とかツイッターでそういう会話がよく飛び交うんですね。なので、ちょっと言い方が悪いですけど、腫れ物にさわるというか、簡単に声も・・・福島の人にどうかけていいのかもわからないし、そういう人の気持ちを考えろと言われたら、声挙げるのも迷っちゃうし、っていうのがずっと悶々とこの1年4カ月ある中で、どういうふうに声を掛けるとか、声を挙げるっていうのが当たり障りないっていったらまた変ですけど、どういう意味で町長がその一言をおっしゃったのかなっていうのをお聞きしたかったんですが。
(井戸川町長)はい。先ほども申し上げましたけれども、真実を語っていかないといけない時期に来てるなと思っております。
 そういう意味では、皆さんもこの真実に対して目をそむけないで、今はこれを語っていく時期だと、もう福島県内の方から
「寝た子を起こすな」
ということが、明日きっと私のところに抗議のいろんなメールから手紙からくると思いますけど、
「じゃあそれで本当に良いと思うんですか?」
というのを私はその方達に言い続けたいと思っています。
 将来の子供の結婚の問題。或いは、発症した時の保証の問題も確立されてないんですよ。そんなに無責任な状態でいるんであれば、やはり
「そんなとこに住んでんじゃないよ」
って私は叱られても言い続けなければなりません。
 その時に、
「そのとおりだ。そのとおりだよ。本当はやっぱり住んじゃいけないんだよ。」
っていう声を、今日いた会場の方達が挙げていただくことによって、私も助かるんですね。
 だって、今ですね、全国で私みたいな発言する首長っていませんよね。
(さいこ氏)あの、初めて聞きました。
(井戸川町長)絶対触らないように、みんなしてるんですよ。「寝た子を起こさない」ようにしてるんですね。
 ところが子供たちは、毎日被曝をしてるんですね。
 絶対必ず被曝してるんですよ。
 そういう環境に住まわされてる子供のことを考えて、福島県の子供たちは全国の他所の子供たちより遥かにハンディキャップを背負っちゃってるんですね。
 発症したらなんとかするんじゃなくて、今からでも発症させない取り組み、避難をさせるべきだと、そういう意味でですね、私はこれからもっともっとこのことをしゃべっていきますので、うーん・・・まぁ「頑張れ、井戸川、負けんな」という声がいただきたい。
(さいこ氏)なるほど。井戸川町長をまず応援するという。
 なんか、その・・・直接できることが無くても、頑張ってる人を応援するっていうのは、すごく簡単にできることですよね。
(井戸川町長)応援のメールをいただくとか、手紙は面倒くさいですから、メールでもいただくなり、或いはどこかでつぶやいていただければ、どこかでつながりますから、是非今の日本の現状というのは、今回の事故から何を学ぼうかというこの議論もされてませんよね。何もなかったように今されようとしてますので、これも私は訴えていきたい。
 何としても、今回の事故は事故なんですよ。
 起きてしまったんですね。
 だから、正しい納め方。歴史的にもやがて批判されないような、処理の仕方を求めていきたいなと考えています。
(舩橋監督)僕はですね、どういうふうな声を掛けたらいいのかっていう話でしたけども、実際僕が東京の人間だったので、取材した時はまさに同じ質問を自分で自問自答したんですけれども、一番素直なのは、先ほどおっしゃったように自分が電気を使ってきたと、ただとても気の毒な状態にあられて「がんばってください」という言葉はかけていいのかどうか判らないんだけれども、
「とてもすまない気持ちでいる。皆さんは今どうお感じになってるのかちょっと知りたい」
という気持ちを素直に話せば、そのまま話してくれますよ。それはやっぱり実際にそこまで心を開いて相手の目を見つめて話したら、僕の知っている双葉郡の皆さんは、本当に素直に話をしてくれました。
 やはり、皆さんがお話されるのは、
「双葉はとてもいいところだよ」
 僕も実際行ったんですけど、とても自然が豊かで綺麗なとこなんですよ。山も川も本当に綺麗です。東京では想像できないくらい綺麗な山と川で、ここを穢してしまっていいのかっていうのは、本当に向こうに行くと思います。
 そこでずっと住まれていた方が、自分たちの生活を再建できずに路頭に迷・・・言い方悪いですけどそういうような状態になってしまっているというのがずっと続いているわけですよね。彼らのために何かしてあげられるのかっていうのは、本当に個人レベルではそういうふうに話してあげるっていうのがセラピー的なところもありますし、感情を共有するということも大切だと思います。
 あと、やはりもっと絶対的に・・・できることはですね、こういったツイッターとかフェイスブックとかいろいろなことを使ってですね、情報を拡散してほしいと思うんですよ。
 つまり、原発っていうのは、目の前のお金に眩んで・・・やってしまうシステムで、うまいこと構築されてるんです。それは経済的にも・・・そして仕事の面でも、全ての面で、生活に完全に密着してるんですね。それは調べていただければ十分わかると思うんですけど、そのシステムは十何年後かに
「それは違ったかもしれない」
とやっと気づくように構築されてるんですよ。それをちょっと自分でも調べていただいて、すぐgoogleすれば判ると思いますんで、それをやっていただいてもいいですし、この映画でも十分それもやってますんで、『知る』というところからまず始めていただきたいです。
 『原発を自分たちが持つ』ということは、どういった町にメリットがあるのか?
 ということを自分で一回学んでみることによって、逆に原発を誘致する人々の気持ちになれるということです。
 だから単に原発はダメだというふうにして、Noということではっきり言うことは簡単なんですけど、するといつまでたっても二元論になっちゃう。Noという人。Yesという人。だけどYesという人がなぜそういうふうな気持ちになってしまうのかっていうところを考えるところからスタートしなければいけないんじゃないかなと思ってます。
(さいこ氏)さっきステージで七尾旅人さんが
「Noと言いたいけど、Noとだけは言いたくない」
って言ってたんですよ。
「今まで僕が便利な暮らしをさせてもらってたのはそのおかげだから、そういう人に会っちゃったから」
っていう話をされてて、すごい印象的だったんですね。
 さっき舩橋さんと打ち合わせの時に少しお話しましたけど、
「双葉の人が最初カメラを向けたら嫌がるんじゃないか。撮影受けてくれないんじゃないかと思ってたけど、そうじゃなかった」
って話されてたので、それを少しいいですか?
(舩橋監督)僕は最初はですね、双葉町の避難所で埼玉県加須市にある旧騎西(きゅう・きさい)高校で取材をさせていただいたんですけども、双葉町の方々に話をしたら、思いの外皆さん受けてくださるんですよね。
 それはテレビが来たとかカメラが来たからというような、ちょっと興味本位というわけじゃなくて、腰を落ち着けてじっくり話を聞いてみると、やっぱりこれは僕はすごいなと思ったんですけれども、皆さん自分の状況を客観視されてるんですよね。
 自分たちが大変な思いをしている。
 ただとても矛盾に満ちた状況に陥っている。
 ずっと賠償もされないまま、ずっと長い間待たされ続けている。
 自分が辛い思いをしてるんだけども、それをいろんな人に見ていただくということが大切なんじゃないか。
という面も同時に持ってる。
 とても寛容だなと僕は驚いたんですけども、あるおばさんとかは、
「いや、私ほんと大変で、お金もこうこうこうで、こういう状況なんだけど」
っていってぶっちゃけで話してくれるんですけど、
「自分だけじゃなくて、ここの人みんなだから」
って言うんですよね。
 その皆さんが
「そういう状況になってるということを、???の状態で町ごとそうなってるというということをいろんな人に教えてもらってほしいと。政府は全然言わないけれども、日本中でそういった状況になってるということを広めてほしい」
という気持ちから、そういうおばさんは僕に話してくれたんですけど、とても人間はこういう状況で寛容になれるもんだなと思って感動しました。
(井戸川町長)決して寛容ではありませんよ。決して寛容ではありません。
 本当に無理して我慢してるんですよ。寛容ではありません。
 だから、私は叱られるんですよ。或いは「頑張れ」と言われるんですよ。会うたびにですね、毎日町民から「頑張れ、頑張れ」って言われてますよ。
「健康、大丈夫なの?」
 健康大丈夫かと言われるのは、「頑張れ」っていう裏の言葉ですよね。健康に注意して頑張れという意味で、
「健康はどうなの?身体大丈夫?」
と声かけられるのは「頑張れ」ですよ。本当は我慢してるんです。本当は辛い思いの中で頑張ってるんですよ。
 すいません、ではちょっと。
(さいこ氏)すいません、無理にひっぱってしまいまして。
(井戸川町長)いえいえ、ありがとうございます。今日はね、素晴らしい時間をいただいて感謝申し上げます。
 坂本さんにも御礼申し上げたいと思います。
 ありがとうございました。
(さいこ氏)どうもありがとうございました。
【追記以上】