大飯再稼働で協議会新設を検討 京都、滋賀も「地元」に
共同通信(2012年5月12日)
 関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働問題をめぐり、政府が福井県に京都府、滋賀県を加えた安全規制監視のための協議会新設を検討していることが11日、政府関係者への取材で分かった。再稼働に慎重な両府県を「地元」として取り込み、安全性の確保に関わる新たな組織を設けることで、政府は早期の再稼働を実現したい考え。

 ただ、関西圏への電力供給を支えてきた福井県側には、電力消費地と同列に扱われることに強い反発があり、政府の思惑通り協議会が設置できるかは不透明だ。
 協議会に大阪府などは含まれない見通しで、再稼働を急ぐ政府の姿勢を批判してきた大阪市の橋下徹市長らの反発も避けられそうにない。
 政府は、原子力安全委員会が防災対策の重点地域を原発から30キロ圏に拡大する方針を決めていることを根拠に、協議会への参加自治体を、一部が30キロ圏に入る京都、滋賀の両府県にとどめたい意向
 協議会は、経済産業省原子力安全・保安院による安全規制を監視するほか、事故発生時の対策を連携して立案する。
 京都府の山田啓二知事と滋賀県の嘉田由紀子知事は、大飯原発の再稼働にあたっては両府県の理解を得るよう政府に要求。大阪市の橋下市長も、原発から100キロ圏内の自治体との安全協定締結を主張してきた
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/05/post-5608.html

首相、新規制組織待たない 大飯原発再稼働で
共同通信(2012年5月11日)
 野田佳彦首相は11日、内閣記者会のインタビューで、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)について、地元の一定の理解が得られれば、原子力規制の新組織発足前でも再稼働させる考えを示した。「規制組織を待つことなく判断することはもちろんある」と述べた
 大飯原発以外の再稼働も「従来の行政組織の中で粛々とやっていく」と強調。ただ、原子力安全委員会の安全確認作業が止まっている現状を踏まえ、枝野幸男経済産業相が大飯原発以外の再稼働は困難との見解を示したことは「現実論だ」と理解を示した。
 東京電力の総合特別事業計画に柏崎刈羽原発(新潟県)の2013年度の再稼働が盛り込まれたことについては「東京電力と原子力損害賠償支援機構の計画だ。政府が予断を持って対応するということでない」と述べ、安全確認や地元理解のプロセスを経た上で判断すると強調した。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/05/post-5607.html

需給検証委:関電に4社融通拡大 5%節電で制限令回避へ
毎日新聞 2012年05月12日 21時52分(最終更新 05月12日 23時35分)
1 政府は12日、今夏の電力需要や供給能力を精査する「需給検証委員会」(委員長・石田勝之副内閣相)を開き、夏の電力需給予測の数値を確定。需給見通しの最も厳しい関西電力への電力融通を拡充するため、10年並みの猛暑でも余裕のある中部、中国、北陸、四国の西日本の4電力に10年夏比で5%程度の節電目標を設定する方向で検討に入った。
 関電については、最終的に14.9%の電力不足を見込み、20%程度の節電が必要と想定した。西日本全体で節電を強化することで、原発を再稼働できない場合でも関電の不足分を補い、電力使用制限令の発動を回避する
 仮に関電管内の電力不足を西日本の4社からの融通や強制力を伴わない節電で解消できれば、大飯原発3、4号機の再稼働をめぐる政府の判断基準の一つ「再稼働の必要性」に疑問符がつく可能性もある
http://mainichi.jp/select/news/20120513k0000m020071000c.html
 枝野幸男経済産業相は先月、野田佳彦首相と3閣僚による会合の後、「非常に厳しいレベルの電力不足に直面していると言わざるを得ない」と強調し、大飯原発の再稼働への理解を求めていた。政府は引き続き再稼働を要請する考えだが、自主的な節電と電力融通で関電管内の電力不足を乗り切る方針を示すことで、原発再稼働の議論は混迷を深める可能性が出てきた。
 政府は週明けにも関係閣僚らによる「エネルギー・環境会議」を開き、今夏の節電計画について正式決定する。中部、北陸以西の6電力会社は電気の周波数が同じ60ヘルツで電力融通が容易なため、西日本全体で関電の電力不足を補う。電力使用制限令は工場や事業所などの需要を強制的に抑制するため、日本経済全体に悪影響を及ぼす恐れがあるとして産業界を中心に批判の声があがっていた。
 一方、東日本では1.9%の電力不足が見込まれる北海道で7%程度の節電目標を検討する。供給が需要を3%超上回っている東京と東北の両電力管内では、東日本大震災からの復旧・復興が進んでおり、節電目標は出さない方向だ。【久田宏、小倉祥徳】
http://mainichi.jp/select/news/20120513k0000m020071000c2.html

【図】需給検証委員会が認定した電力9社の8月の需給見通し
http://mainichi.jp/graph/2012/05/13/20120513k0000m020071000c/001.html

記録用です。

再稼働、必要ですか?

失礼します。
にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ
にほんブログ村

人気ブログランキング