新安全基準再検証と説明を 関西広域連合が提案検討
共同通信(2012年4月26日)
 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向け政府が決めた新たな安全基準について、関西広域連合が妥当性の再検証と同連合への結果説明などを求める方向で検討していることが25日、関係者への取材で分かった。26日の広域連合会合で最終調整し、合意すれば政府に申し入れる方針だ。

 原案は6項目で
(1)第三者も交えた今夏の電力需給見通し作成と情報公開
(2)原子力規制庁の早期設置
(3)中長期的なエネルギー計画作成と見通しの提示―なども盛り込んだ。

 福井県の西川一誠知事は3、4号機の再稼働について電力消費地の理解を得るよう政府に要請しており、広域連合が提案をまとめれば重要な指標となりそうだ。

 滋賀県の嘉田由紀子知事と京都府の山田啓二知事は17日、脱原発依存社会への工程表を示すことなど7項目を政府に求める共同提言を発表。橋下徹大阪市長も24日、「原発100キロ圏内の都道府県との安全協定締結」などを盛り込んだ8提案を藤村修官房長官に申し入れた。

 牧野聖修経済産業副大臣は23日、滋賀県庁と京都府庁を訪問し再稼働へ理解を要請。これに対し嘉田、山田両知事は政府の説明は不十分だとの認識を表明し、再回答に期待を示した。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/04/post-5485.html

【関西広域連合HPより】

4月26日 広域連合6項目


<政府が進める原子力発電所再稼働に関する申し入れ・6項目>
1 大飯原発の再稼働に関し、このたび公表された安全基準の各項目がどのようなレベルで満たされているのかを原子力安全委員会が判断し、政府として関西広域連合に説明すること
2 原子力発電に関し、中立性が確保され、科学的、客観的な判断を行いうる体制を早急に構築すること
3 世界的に見ても最高水準といえる安全対策を講じること
4 万が一の事故に備え、政府や事業者のとるべき対策を速やかに講じるとともに、防災指針、防災基本計画や原子力防災体制を緊急に整備すること
5 我が国の将来のエネルギー政策の姿とそこに至るプロセスを示すこと
6 今夏の電力需給について徹底した検証を行うとともに、その全てを公開すること
http://www.kouiki-kansai.jp/data_upload/1335432801.pdf
http://www.kouiki-kansai.jp/contents.php?id=664&preview=on

原発再稼働中止を申し入れ 岐阜の団体「被害明白」
共同通信(2012年4月26日)

 風船を飛ばして関西電力美浜原発(福井県美浜町)で事故が起きた際の放射性物質の拡散状況を調べた結果、岐阜県が被害を受けるのが明白になったとして、同県の市民団体が26日、大阪市の関西電力本店に停止中の原発を再稼働しないよう申し入れた。

 申し入れでは「岐阜県は、福井県の原発の地元だ」として関電大飯原発(福井県)を再稼働しないよう要望。岐阜県や愛知県などでの住民説明会の開催や、立地自治体並みの安全協定の締結を求めた。

 市民団体「さよなら原発・ぎふ」の石井伸弘代表は「風船の多くが岐阜県の人口が多い地域で見つかった。関電に誠意ある回答を求めたい」としている

 風船調査は市民団体などが実施。拾った人に連絡を呼び掛けるメモを風船千個に付け3月3日に美浜原発の近くから放たれた。約2時間後に南東約60キロの岐阜県垂井町で見つかったのを皮切りに、4月15日までに98個が見つかり、うち81個が岐阜県内だった

 250キロ以上離れた静岡県富士市で見つかった風船もあった。ほかに見つかったのは長野県や愛知県、滋賀県。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/04/post-5488.html

再稼働で説明会開く 町民から不安の声相次ぐ
毎日新聞 2012年04月26日 21時44分(最終更新 04月26日 22時03分)
 定期検査のため停止している関西電力大飯原発3、4号機の再稼働問題で、立地自治体の福井県おおい町は26日夜、参加者を町民に限定した説明会を同町総合運動公園体育館で開いた。全町民約8800人のうち約700人が出席し、柳沢光美副経済産業相らが再稼働の安全性と必要性について説明。住民からは安全性に対する不安の声が相次いだ。

 原発再稼働を巡り政府が住民に直接説明するのは初めて。再稼働の可否を判断するにあたり、住民が政府から直接説明を聞く必要があるとして、町が要望した。時岡忍町長は説明会で出された住民の意見を再稼働の判断材料にする。

 説明会は、安全確保を理由に町民だけの参加とし、会場では、金属探知ゲートを設けるなど厳重な警戒が敷かれた。

 説明会で、ある男性は、事故時の拠点となる免震事務棟がまだ完成していないことに触れ、「建ててから再稼働の話をしてもらいたい。原発が動かないことによる雇用問題も緊急対策をしてほしい」と話し、女性は「消費地と立地地区で温度差がある。国が責任を持って説明し、納得してもらえる対策をとってほしい」と要望した。
http://mainichi.jp/select/news/20120427k0000m040094000c.html
 会場周辺では、二十数人が再稼働反対を訴えた。今月6日から大飯原発近くでテント生活を送る埼玉県川口市のウェブデザイナー、臼田敦伸さん(37)は「夜になるとカップラーメンやおにぎりを差し入れに来る人がいる。そんな地域の人たちを私たちは応援したい」と呼び掛けた。

 同原発3、4号機を巡っては、野田佳彦首相と関係3閣僚が今月13日、政府の決めた「安全性の判断基準」を満たしていると確認し、夏場の電力不足緩和のためにも再稼働が必要と結論付けた。翌14日、枝野幸男経済産業相が福井県を訪れ、西川一誠知事と時岡町長に再稼働を要請した。【松野和生、安藤大介、橘建吾、安部拓輝】
http://mainichi.jp/select/news/20120427k0000m040094000c2.html

大飯原発説明会 慎重意見相次ぐ
NHKニュース 4月26日 21時32分
関西電力・大飯原子力発電所の運転再開を巡り、地元の福井県のおおい町で住民説明会が26日午後7時半から開かれました。参加した町民からは「運転再開に協力したい」という意見がある一方で、「原発は経済面と安全面を切り離して考えるべきだ」、「安全対策が住民にはわからない」といった運転再開に慎重な意見が相次ぎました。

大飯原発3号機と4号機の運転再開を巡っては、枝野経済産業大臣が、今月14日、福井県とおおい町に運転再開への理解を求めていて、おおい町では、26日午後7時半から町民およそ550人が参加して住民説明会が開かれました。
説明会では、まず柳澤経済産業副大臣が「専門家の技術的評価を踏まえ、大飯原発の運転再開について安全性が存在すると判断した」としたうえで、「関西圏の生活や国民生活への影響を最小限にするためにも、大飯原発は重要だ」と述べ、運転再開の必要性を訴えました。
これに対し参加した町民からは「運転再開に協力したい」という再開に賛成の意見がある一方で、「原発は経済面と安全面を切り離して考えるべきだ」、「安全対策が住民には分からない」といった運転再開に慎重な意見が相次ぎました。また、「独立した原子力規制庁ができないと国民は信用できません」といった政府の対応を批判する意見も出ていました。住民説明会は、予定時間を10分過ぎた午後9時10分に終わりました。
おおい町の時岡忍町長は「運転を再開するには町民の理解が大切だ」と主張し、町民の意見を踏まえて再開を判断するとしていて、26日の住民説明会を受けて、おおい町がどう判断するのか注目されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120426/k10014752411000.html

【説明会動画】
大飯原発3・4号機 再稼働に​関する町民説明会
http://live.nicovideo.jp/watch/lv90500459?ref=grel

【説明会資料】経産省提示
http://www.town.ohi.fukui.jp/sypher/open_imgs/info//0000000152_0000003676.pdf

記録用です。

失礼します。
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