※この記事は、4月3日 首相:大飯原発3,4号機再稼働について『暫定』安全基準作成を指示・・・の続報です。

大飯原発:再稼働の安全基準を了承 津波対策など3本柱
毎日新聞 2012年04月05日 21時29分(最終更新 04月06日 01時17分)
 野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら3閣僚は5日夜、定期検査で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を巡り首相官邸で2回目の関係閣僚会合を行い、再稼働のために必要な安全性の判断基準を大筋で了承した。6日に再度会合を開き、基準の詳細な内容を協議、安全基準に照らして大飯原発の再稼働が妥当と判断できれば、来週にも枝野経産相が福井県を訪れ、西川一誠知事に対し再稼働を要請する

 枝野経産相は協議終了後、記者団に対し、「大飯原発への当てはめも必要。関西電力にしっかり対応させないといけない」と述べ、大飯原発に追加対策を求める可能性を示唆した。
 この日了承した判断基準の骨子は、経産省原子力安全・保安院が福島第1原発事故の教訓を踏まえて作成した30項目の対策をもとに策定した。当初、暫定基準と呼ばれていたものだが、この日の骨子では「新たな安全規制を前倒しする」と明記、新基準と位置付けた
http://mainichi.jp/select/news/20120406k0000m020064000c.html

大飯原発再稼働:「これで十分」 福井・原子力委員長
毎日新聞 2012年04月06日 02時40分(最終更新 04月06日 02時44分)
 原発の再稼働を巡り、野田佳彦首相と関係閣僚による5日の会合で示された新たな安全基準案の骨子について、福井県に技術的な助言をする県原子力安全専門委員会の中川英之委員長(福井大名誉教授)が同日、毎日新聞の取材に応じ、「私自身はこれで十分だと思う」と答えた。同委員会は、県が関西電力大飯原発3、4号機の再稼働の可否を判断する際、政府が提示した安全基準を審査する。西川一誠知事や県議会は同委員会の意見を尊重するとみられ、委員会で「妥当」と判断されれば、「同意」への手続きが急速に進むことも予想される。
 中川委員長は、この日示された基準案の骨子について、「これで一応、原発の安全性は確保されると思う」と評価した。その上で、「経済産業省原子力安全・保安院が示した30項目の安全対策を判断基準にするなら、『これまで達成すれば安全だ』と判断できるものにしないといけない」と指摘し、基準の数値化を求めた
http://mainichi.jp/select/news/20120406k0000m040134000c.html

原発運転再開判断 来週も協議か
NHKニュース 4月6日 4時47分
福井県にある関西電力大飯原子力発電所を巡り、野田政権は6日、3回目となる関係閣僚会議を開き、運転再開の前提となる新たな安全基準を了承する方針です。
ただ、運転再開の判断については、安全性の確認に、なお必要な作業があることから、来週も会議を開催し、協議を続けるものとみられます。

大飯原発の運転再開を巡り、野田政権は5日夜、2回目の関係閣僚会議を開き、新たな安全基準の案について協議しました。
案では、福島第一原発を襲ったような地震や津波が来ても全電源喪失という事態の進展を防ぐ対策が取られていること、ストレステストの1次評価の結果を国が確認していること、さらにストレステストで一層の取り組みを求められたことなどについて電力会社が実施計画を示していることの、3つの基準を示しました。
これについて、出席者からは「表現が難解だ」という指摘が出されましたが、内容は、おおむね了承されました。
これを受けて政府は、5日夜の案を、より分かりやすい文章に修正したうえで、6日に3回目の関係閣僚会議を開き、運転再開の前提となる新たな安全基準を正式に了承することにしています。
ただ、大飯原発の運転再開の判断については、新しい安全基準をクリアしているのかなど、安全性を確認するのに、なお必要な作業があることから、来週も関係閣僚会議を開催し、協議を続けるものとみられます。
一方、こうした政府の動きに対し、大阪市の橋下市長や滋賀県の嘉田知事らは「安全基準づくりには時間をかけるべきだ」とか、「見切り発車だ」などと批判しており、政府の対応に地元や周辺の自治体の理解が得られるかどうかは不透明な情勢です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120406/k10014253871000.html

原発再稼働、地元同意義務ない 藤村官房長官 
共同通信(2012年4月 5日)
 藤村修官房長官は5日午前の記者会見で、定期検査により停止中の原発の再稼働に関し、地元の同意は必ずしも前提条件にならないとの認識を示した。「法律などの枠組みで同意が義務付けられているわけではない」と述べた。これまで原発の再稼働には地元の同意が必要としてきた姿勢を軌道修正した形で、原発の地元や周辺自治体などの反発は必至だ。

 政府は、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向けた手続きを進めているが、周辺自治体が反対・慎重な立場を崩していないためとみられる。引き続き原発再稼働の安全性などを地元に説明して「理解」は求める一方、法律上の「同意」は不要との立場を強調し、再稼働実現への地ならしを図る狙いがあるようだ

 藤村氏は「仮に原発を再稼働する場合、地元の要請に基づいて政府の立場をしっかり説明する」とも指摘した。地元の「同意」と「理解」の違いについては明確な説明を避けた

 枝野氏は5日午前の参院予算委員会で「事故に至った行政、政治、社会的要因は第三者に検証してもらう必要があるが、事故の技術的なプロセスは一定の見解がまとめられている」と述べ、政府や国会の事故調査委員会の調査結果が出る前でも、技術的な安全確保は可能との認識を示した。社民党の福島瑞穂氏への答弁。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/04/post-5277.html

【経産省HPより】
東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓を受けた我が国の具体的な対応策
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/backdrop/pdf/app-chap11.pdf
※恐らくこれがベースだと思います。ほとんど根本的な対策は現状とられていません。

筋書きどおりでしょうね。
 一応『暫定』安全基準を作って、それをシレッと『新安全基準』に転換。
 枝野経産相が「まともっぽいこと」を発言するも、一気にトーンダウン。
 挙句、藤村官房長官は「地元同意は必ずしも前提にはならない」と発言。
 枝野経産相も「事故調の調査結果を待たなくてもOK」との認識。
 念のための『地元』の福井県の原子力安全委員長が『新安全基準』で十分との見解。

どうしても再稼働させたいという意図が見えます。
 電力は足りています。
 何をそんなに急ぐのか。
 何をそんなに恐れているのか。

ここまで外堀を固めて、市民・国民を無視して政府は何をしようとしているのでしょう。

この流れを止める効果的な方法を私たちは知らない。
日本には、その方法が今は存在していない。

やろうとすれば過激な方法になってしまいます・・・。

どうしたらいいのでしょうか・・・。

失礼します。
にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ
にほんブログ村

人気ブログランキング