福島原発事故初日に炉心溶融指摘 対策本部、政府が議事公開
共同通信(2012年3月 9日)
 東京電力福島第1原発事故発生の昨年3月11日夜、首相官邸で開かれた政府の原子力災害対策本部の第1回会議で、原子炉の冷却機能が喪失して炉心溶融(メルトダウン)に至る可能性があるとの指摘が既に出ていたことが、政府が9日に公開した同本部の議事概要で分かった

 最悪の事態を想定しながら、国の情報公開が不十分だったことがあらためて裏付けられた。

 公開したのは昨年12月26日までの議事概要と、政府・東電統合対策室の全体会議の内容など。当時は議事を記録していなかったが、経済産業省原子力安全・保安院や他省庁の出席者らが残したメモや録音、大臣用発言要領を集め、出席者に内容を確認して作成した。

 第1回会議は11日午後7時すぎから官邸で開かれ、菅直人前首相が原子力緊急事態を宣言。発言者は不明だが「電池で動く冷却(装置)だけ動いている」「8時間を超えて炉心の温度が上がるようなことになると、メルトダウンに至る可能性もあり」と記載されていた。

 12日正午すぎの会合で、玄葉光一郎国家戦略担当相(当時)が避難区域10キロの再考を促し、同日午後に20キロに広げられた。

 菅前首相は16日の会合で「撤退はありえない。何としても冷却しなければならない」と発言。東電の現場撤退問題を念頭に置いたとみられる。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/03/post-4997.html


議事概要公表:玄葉氏「これは戦争だ」3月17日対策会議
毎日新聞 2012年3月10日 1時28分
 「これは戦争だ」。9日に公表された原子力災害対策本部の議事概要では、福島第1原発での水素爆発後、玄葉光一郎国家戦略担当相(当時)が悲壮な決意を述べる場面もあった。
 対策本部では事故発生当日の第1回会議(昨年3月11日)以降、繰り返し炉心溶融(メルトダウン)への言及があり、実際に3基で炉心溶融が発生、昨年3月12~15日にかけて1、3、4号機の原子炉建屋で水素爆発が起きた。玄葉氏の発言は、最後に発生した4号機の爆発から2日後の同17日夕の第10回会議でだった。玄葉氏は「既に局地戦では負けているが、これから先、いかに負けを少なくするかだ」と述べ、最悪の事態を想定して住民を避難させるよう主張した。
 一方、当初から炉心溶融が指摘されていたことについて枝野幸男経済産業相は9日夕、記者団に対し「当時そのことを伝えられなかったのか、いろいろな評価があるだろう」と述べた。
 枝野氏は炉心溶融の指摘が「誰の発言か記憶がない」と繰り返し、理由について「直接、住民の健康に影響する放射線量のことにかなり私の関心は集まっていた」と説明した。
 事故当初、官邸内の指揮系統や東電との連絡の混乱も描かれている。昨年3月15日午後に開かれた第8回会議では、消防庁を所管する片山善博総務相(当時)が「実務オペレーションの統率がとれていない」と発言。菅直人首相(同)は「(海江田万里)経産相と細野(豪志)補佐官を(東電に)張り付けている。しかしやりとりの歯車がうまく回っていない」と釈明していた。【和田憲二、西川拓】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120310k0000m010093000c.html

原子力災害対策本部会議の議事概要、配布資料

回 数日 時議事概要、配布資料
第23回平成23年12月26日議事概要  配布資料
第22回平成23年12月16日議事概要  配布資料
第21回平成23年9月30日議事概要  配布資料
第20回平成23年9月11日議事概要  配布資料
第19回平成23年8月26日議事概要  配布資料
第18回平成23年8月9日議事概要  配布資料
第17回平成23年7月19日議事概要  配布資料
第16回平成23年6月7日議事概要  配布資料
第15回平成23年5月17日議事概要  配布資料
第14回平成23年5月6日議事概要  配布資料
第13回平成23年4月11日議事概要  配布資料
第12回平成23年3月31日議事概要  配布資料
第11回平成23年3月21日議事概要  配布資料
第10回平成23年3月17日議事概要  配布資料
第9回平成23年3月16日議事概要  配布資料
第8回平成23年3月15日議事概要  配布資料
第7回平成23年3月14日議事概要  配布資料
第6回平成23年3月13日議事概要  配布資料
第5回平成23年3月13日議事概要  配布資料
第4回平成23年3月12日議事概要  配布資料
第3回平成23年3月12日議事概要  配布資料
第2回平成23年3月12日議事概要  配布資料
第1回平成23年3月11日議事概要  配布資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/genshiryoku/index.html

政府・東京電力統合対策室 (旧:福島原子力発電所事故対策統合本部)
政府・東京電力統合対策室 (会議全体)

※本議事概要は、基本的には政府側に保存されていた当時の記録等を基にして、政府関係者の確認を得て、平成24年3月1日付けで整備したものです。
  平成23年3月分議事概要
  平成23年4月分議事概要
  平成23年5月分議事概要
  平成23年6月分議事概要
  平成23年7月分議事概要
  平成23年8月分議事概要
  平成23年9月分議事概要
  平成23年10月分議事概要
  平成23年11月分議事概要
  平成23年12月分議事概要

政府・東京電力統合対策室 (特別プロジェクト)

※本議事概要は、基本的には政府側に保存されていた当時の記録等を基にして、政府関係者の確認を得て、平成24年3月1日付けで整備したものです。
  平成23年3月分議事概要
  平成23年4月分議事概要
  平成23年5月分議事概要
  平成23年6月分議事概要
  平成23年7月分議事概要
  平成23年8月分議事概要
  平成23年9月分議事概要
  平成23年10月分議事概要
  平成23年11月分議事概要
  平成23年12月分議事概要
http://www.nisa.meti.go.jp/gensai/index.html

この議事録を読みながら、「あぁ・・・この発言があったときにそうしてくれていれば・・・」と何度思ったことでしょう。特に際立つのは、やっぱり玄葉国家戦略担当大臣の発言ですね・・・。
第3回、つまり12日のお昼の段階で「住民避難を広げるべきだ」という発言があり、第7回の14日には、福島県知事との協力についても指摘し、さらに当時とられていた避難措置で十分とする方針に対し、「違う意見の専門家もいる」と進言、「専門家と一緒に住民避難の案を作っている」とここまでやってくれていたのに・・・。

この声が届かなかったことが非常に残念でなりません。

それにしても、この議事録が出されるまでに1年を要しているとは・・・。
アメリカが出したのが大きかったですかね・・・。

どこまでも言われなければやらない、周りの様子をみて動く国だなとひどく情けなく思います。

以下、3月11日~17日までの上記の原子力災害対策本部会議議事内容より抽出してご紹介します。

第1回原子力災害対策本部会議議事概要
1.日時
平成23年3月11日(金) 19:03~19:22
5.議事概要
○枝野幸男内閣官房長官から開会を宣言。
○菅直人内閣総理大臣から東京電力(株)福島第一原子力発電所に係る原子力緊急事態宣言を発令。
○それまでに報告されている経緯について説明があった。
・16時36分に、東京電力福島第一原子力発電所において、原子力災害対策特別措置法第15条第1項第2号の規定に該当する事象が発生した。
・外部への放射性物質漏えいの情報は確認されていない。直ちに特別の行動は不要。防災無線、テレビ、ラジオ等で情報を。
炉を止めて冷却用の緊急ディーゼル発電機を動かす必要があるが、津波でこれが動かない。電池で動く冷却等だけ動いている。これで8時間はもつ
8時間を超え炉心の温度があがるようなことになると、メルトダウンに至る可能性もあり。陸路及び空路でディーゼル発電機の代わりになるものを輸送中
・10km範囲の人をどこかの時点で避難させる必要があるかもしれない。その準備のために宣言を、と経産大臣から上申。日本で初めてのことで波紋も呼ぶ。
・8tくらいの電源車を輸送するためには大型ヘリが必要。米軍に頼む可能性も。
海江田万里経済産業大臣からこれまでの経過を含めて原子炉の状況について報告。
・最初は非常用電源が立ち上がったが、その後停止し全電源が喪失した。
・炉は当初制御棒が挿入され停止したが、現在、冷却できなくなっている

○北澤俊美防衛大臣から米軍からの支援の申し出について報告。
・ルース大使からもオファーあり。
・発電機は何機あればいいのか。
・照明も必要。

第2回原子力災害対策本部会議議事概要
1.日時

平成23年3月12日(土) 9:15~(9:34までには終了)
5.議事概要
○枝野幸男内閣官房長官から開会を宣言。
海江田万里経済産業大臣から原子力発電所の状況について下記のとおり報告。
・福島第一原子力発電所では、原子炉格納容器の圧力が高まっているおそれがあることから、本日未明、原子炉格納容器の健全性を確保するため、内部の圧力を放出する措置を東京電力が講じる予定との報告を受けている。仮に放出が行われたとしても、現在とられている10km以内からの避難により、住民の安全は十分確保されている。
・圧力放出の措置としては、安全弁をあけることで蒸気が外に出る。人力でバルブを開ける作業中である。
福島第二原子力発電所については、原子炉の圧力を抑制する機能を喪失したことから、原子力災害対策特別措置法第15条第1項の特定事象が発生したが、現在のところ、発電所の排気筒モニタ及び敷地周辺のモニタリングポストの指示値に異常はなく、放射性物質による外部への影響は確認されていない
・したがって、緊急事態応急対策を実施すべき区域内の居住者、滞在者その他公私の団体等は、現時点では、直ちに特別な行動を起こす必要はない状況。

第3回原子力災害対策本部会議議事概要
1.日時
平成23年3月12日(土) 12:08~(12:41までには終了)
5.議事概要
玄葉光一郎国家戦略担当大臣から「メルトダウンの可能性がある。避難地域は10kmでいいのか。考え直す必要はないのか。」との発言。

第4回原子力災害対策本部会議議事概要
1.日時
平成23年3月12日(土) 22:05~(22:28までには終了)
5.議事概要
海江田万里経済産業大臣から原子力発電所の現状について下記のとおり報告。
本日15時36分過ぎに、激しい縦揺れとともに、福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋とタービン建屋の周辺において、爆発音と白煙を確認したとの情報が入った
・発電所の境界領域で、モニタリングカーが500μSv/hを超える線量を計測した旨の報告を東京電力から受けており、これを受け、17時39分に原子力災害対策特別措置法第15条に基づく原子力緊急事態が発生した旨の告示を行った。
・その後に中央操作室内の線量が上昇しているという情報も入っているが、15時30分頃、測定した線量の一部には、1015μSv/hまで上昇したものがあったが、その後低下傾向にあり、必ずしも直ちに危険な水準ではない
・こうした事態の進展もふまえ、引き続き、国民の安全に万全を期すため、17時39分に福島第二原子力発電所事故にかかる避難地域を半径10kmに拡大するとともに、18時25分に第一原子力発電所にかかる避難地域を半径20kmに拡大したが、落ち着いて対応して欲しい。

第5回原子力災害対策本部会議議事概要
1.日時
平成23年3月13日(日) 10:04~(10:20までには終了)
5.議事概要
海江田万里経済産業大臣から原子力発電所の現状について下記のとおり報告。
昨日午後、1号機の建屋で爆発が生じるなど厳しい状況が続いているが、原子炉は頑丈な鋼鉄製の格納容器の中に納められており、深刻な破損はない旨報告を受けている
・昨日20時20分から、1号機の原子炉圧力容器内に海水の注水を開始し、炉心冷却を実施。これまで圧力容器の満水相当の海水を注入し、注水は継続している。
・電源確保のため、電源車からの接続作業を進めている。
・3号機についても、今朝、すべての注水機能が失われる事態に至っており、電源と注水機能の回復と、ベントの実施に向けた作業が行われている。
・福島第一、第二原子力発電所敷地境界周辺の放射線量についても、一時上昇したが、その後低下したものの、直近では再び急上昇しており、注意が必要
・一部の住民が避難中に被ばくしたとの情報もあるが、被ばくが確認された場合には、そのレベルを測定し、除染などの措置を行っていく。


第6回原子力災害対策本部会議議事概要
1.日時

平成23年3月13日(日) 21:35~(21:39までには終了)
5.議事概要
海江田万里経済産業大臣から原子力発電所の現状について報告。
・福島第一原子力発電所1号機については、引き続き、海水を原子炉圧力容器内に注入中。電源の接続作業中。
・2号機については、ベントするための弁の開操作を完了していると聞いている。
3号機については、13時12分から海水を注入。炉心が露出し、燃料損傷が生じているおそれがある。この結果、建屋内に水素が滞留している可能性があり、水素爆発を防止するべく、水素を建屋外に排気する方法を検討している
・東北電力女川原子力発電所については、本日午前0時頃に施設周辺に設置したモニタリングポストで、5.7μSv/hを計測したことから、事業者から原子力災害対策特別措置法第10条に基づく通報があった。女川原子力発電所の排気筒モニタに異常はないこと、その後、測定値は下がっていること等から、福島第一原子力発電所1号機で発生した爆発による一時的なものではないか、と判断している。

第7回原子力災害対策本部会議議事概要
1.日時
平成23年3月14日(月) 9:53~(10:16までには終了)
5.議事概要
海江田万里経済産業大臣から原子力発電所の現状について報告。
・福島第一原子力発電所については、海水ピットの水量が減少したため、これを補給するために、本日1時10分に1号機及び3号機の原子炉への給水を一旦停止した。補給後、3時20分に3号機への給水を再開した。
3号機の原子炉格納容器の圧力が上昇したため、東京電力は、本日6時50分に屋外作業員に対して一時避難命令をかけ、追加的なベントの可能性を検討した。しかし、その後格納容器圧力が下がり、ベント作業の必要がなくなったので、今は屋外作業を再開している。
・1号機については格納容器圧力が安定しており、今後、状況を見つつ、必要に応じて給水を再開する予定。
玄葉光一郎国家戦略担当大臣から「悪い情報も含めて情報を100%福島県知事と共有することが大事。知事と話したが、現地の保安院の課長を通じて県に情報提供すべき。知事と大臣レベルで話をするべきではないか。次の段階に進むときも、知事と一緒に決めるべき。」との発言。
○海江田万里経済産業大臣から「今朝時点で、20km圏内の避難がほぼ終了した。」との発言。
菅直人内閣総理大臣から「基本的には20km、10km圏から確実に避難いただければ、一番厳しい状況を想定しても大丈夫。20kmを超えて設定することは最悪の事態であって、20kmで十分というのが専門家の一致した見方。」との発言。
玄葉光一郎国家戦略担当大臣から「違う専門家の意見もある。」との発言。
○枝野幸男内閣官房長官から「情報発信について正確かつ迅速に。刻々と変わるので随時行う。評価・判断はあいまいにしないで決定の段階で公表。」との発言。

第8回原子力災害対策本部会議議事概要
1.日時
平成23年3月15日(火) 12:53~13:14
5.議事概要
海江田万里経済産業大臣から原子力発電所の現状について報告。
今朝、6時14分頃、福島第一原子力発電所2号機の圧力抑制室付近で異音が発生し、圧力抑制室の圧力が低下したとの連絡を東京電力より受けた。原子炉格納容器の圧力抑制室に何らかの異常が生じたものと思われる。
他方、原子炉圧力容器内の圧力等の各種指標からは、原子炉圧力容器の健全性は維持されていると考えられる
・また、4号機でも9時40分に原子炉建屋3階で火災が発生したとの報告があり、消火活動が続けられている
鹿野道彦農林水産大臣から「食品の放射性物質の基準を決めて欲しい。」との発言。
片山善博総務大臣から「実務オペレーションのリーダーは誰か。東電の要望への対応や、各省への協力要請に関連して、私のところにも様々な要請や依頼が入るが、趣旨のわからないものが多すぎる。それは何のためかと聞いても「わからない」という回答がある。消防活動への要請も断片的かつ子供っぽい印象だ。実務的オペレーションの統率がとれていない。誰が中心になっているのか。中心は地下のセンターでいいのか。」との発言。
○菅直人内閣総理大臣から「総理室隣の部屋でやっている。生データの90%は東電。今、経産大臣と細野補佐官を張り付けている。しかし、やりとりの歯車がまだうまく回っていない。」との発言。
○北澤俊美防衛大臣から「自衛隊でもモニタリングを行う。モニタリングのポイントを調整しよう。」との発言。
○中野寬成国家公安委員長から「警察も動いている。」との発言。
○髙木義明文部科学大臣から「モニタリングは一緒になって行い、そして公表すること。」との発言。
○枝野幸男内閣官房長官から「単位揃えてモニタリング数値を。」との発言。

第9回原子力災害対策本部会議議事概要
1.日時
平成23年3月16日(水)16:40~16:55
5.議事概要
海江田万里経済産業大臣から福島第一原子力発電所の概況について下記のとおり報告。
・これまで、水素爆発等で建屋に影響が生じたりしているものの、原子炉圧力容器の健全性は維持されていると考えられる
・周辺の放射線濃度は上昇し、一部には非常に高い数値も観測されている。こうした状況も踏まえ、昨日、20km以内の住民に対しては避難、20~30km以内の住民に対しては屋内待避を指示した。引き続き、監視対象地域を全国に拡大し、監視を強めていく。
現地対策本部は、これまで福島県大熊町のオフサイトセンターに設置してきたが、今後事態が長期化することが予想されること、現地では、電源や通信、物資の確保に困難が生じていたことなどから、昨日、福島県庁内に移転した。あわせて、松下経産副大臣が現地対策本部長に命じられた。
・3号機と4号機の使用済み燃料プールの水温も上昇してきており、早急な対応が必要。可及的速やかに注水を行うよう、東京電力に対し、措置命令を行った。
・さらに、今朝5時45分頃、4号機の原子炉建屋で再び出火が確認された。現場には近づけないが、その後、炎は自然に消えた模様
・また、3号機からも水蒸気と思われる白煙が発生している。
班目春樹原子力安全委員長から(食品の放射性物質に関する基準について)「既に基準はある。」との発言。
細川律夫厚生労働大臣から「原安委の数値を暫定規制値として食衛法に基づく措置を取ることを検討する。」との発言。
蓮舫食品安全担当大臣から「緊急的にそういう措置をとりたい。」との発言。
○髙木義明文部科学大臣から「20km以遠のモニタリングは今日から計6台になった。」との発言。
菅直人内閣総理大臣から「福島第一原子力発電所の状況はすべての原子炉に使用済み燃料を保管しているプールがある。原子炉は止まっているが、すべての使用済み燃料も冷やし続ける必要がある。4号機のプールは温度が上昇し、懸念される状況にある。5号機、6号機、福島第二原子力発電所も含めて同じことが懸念される。撤退なんてありえない。量からいうとチェルノブイリよりも多い物質がさらされることになる。何としても1~4号機を冷却しなければならない。これがうまくいってもまだまだ続く。」との発言。

第10回原子力災害対策本部会議議事概要
1.日時

平成23年3月17日(木)18:13~18:25
5.議事概要
海江田万里経済産業大臣から福島第一原子力発電所の概況について下記のとおり報告。
・使用済み燃料プールについては、自衛隊ヘリから確認したところ、4号機のプールにはある程度水が残っていると見られることから、3号機の使用済み燃料プールへの注水を優先して行うこととしている
・本日午前、自衛隊ヘリコプターによる上空からの散水を実施。さらに、機動隊の高圧注水車が現地に到着しており、まもなく地上からの放水を実施する予定。
・平行して、外部電源の復旧に向けた作業を実施しているところ。
大畠章宏国土交通大臣から「外国人は一斉に日本から退出している。」との発言。
○北澤俊美防衛大臣から「11ある放水車のうち強力な5輌で注水。17:37に現地着。」との発言。
細川律夫厚生労働大臣から下記のとおり発言。
放射能の影響を受けた食品への対応については、農林水産大臣との協議の結果を受け、原子力安全委員会が設定した指標を暫定基準とし、食品衛生法に基づいて必要な措置をとるよう通知を発出
福島県の住民が多数、他県へ移動している。聞くところによれば、この大量移動の受け入れに関して、一昨日福島県知事から麻生知事会長に協力依頼があり、昨日官房副長官から麻生知事会長に連絡があったそうであり、これを受けて、本日、知事会事務局から当省事務局に、「国として、避難者に万全の対応をしていただきたい」との連絡があったとのこと。避難所経費などできることは最大限取り組むこととしているが、福島県からの住民の大量移動は、厚生労働省の範疇を遥かに超えるものであり、政府全体として取り組むべき課題
○鹿野道彦農林水産大臣から「食品衛生法上の規制が行われた。農水省では、全面的に協力していく。」との発言。
○野田佳彦財務大臣から「G7会合で説明。」との発言。
○自見庄三郎金融担当大臣から、現金輸送車への燃料供給について発言。
○北澤俊美防衛大臣から、遺体の収容の仕方の指示について発言。
○松本龍防災担当大臣から「これをしなければ、という問題点のシミュレーションを。」との発言。
○中野寬成国家公安委員長から振り込め詐欺について発言。
玄葉国家戦略担当大臣から「これは戦争だ。勝つか負けるかだ。既に局地戦では負けているが、これから先、いかに負けを少なくするかだ。3つの『スリーマイル事故』が重なって起きているようなもの。最悪の事態を想定して住民を避難させるべきである。自分は専門家を交えてそのための住民避難の案を作ってある。」との発言。

失礼します。
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