※この記事は、2月28日 東京電力:自主避難の妊婦と子供にプラス20万円賠償【それでも月6万円】、震災遺児の保護者も厳しい状況・・・に関連しています。

東電、親戚宅に避難も賠償 1泊2千円
共同通信(2012年3月 5日)
 東京電力は5日、福島第1原発事故の個人向けの損害賠償で、政府などが指定した原発周辺の避難区域から親戚宅や知人宅に避難した場合でも1世帯当たり1泊2千円を目安に支払うと発表した。1カ月6万円を上限とする。16日から受け付けを始める3回目の賠償の対象とする。これまではホテルや旅館などに宿泊した際の実費を対象にしていた。

 また、原発周辺から自主避難の賠償対象となった23市町村に避難した妊婦と18歳以下の子どもには40万円を支払う。警戒区域が見直された後、昨年4月23日から昨年12月末までに避難した妊婦らを対象にする。

 東電は3回目の賠償受け付けから明細書の添付を不要とするなど手続きを簡略化する。9日に請求書類を発送し、4月上旬にも支払いを開始する。

 このほか事故当時、福島県伊達市の特定避難勧奨地点に住んでいた妊婦や子どもに40万円を、それ以外の人には8万円を支払う。法人などの賠償については3カ月ごとの請求を見直し、より長期間の請求にも対応する。

 詳しくは東電の福島原子力補償相談室、(0120)926404まで。
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/03/post-4950.html

もう私も何が何だかわからなくなってきました。
それにしたって、親戚宅や知人宅泊で1世帯あたり2000円・・・。しかも上限6万円って1ヵ月30日で計算するだけの話ですよね・・・?1世帯あたりで2000円で何ができるでしょう?なんか「出してやってるぞ」的な感じがするのはなぜでしょう・・・?

やっぱり根本が間違ってるから、この賠償にしたって第三者の私から見ても納得できないんだろうと思います。

賠償する側が金額を決めていること、そのものが異常です。
だから何を言われたところで、自分たちの払える分というのが大前提にあって算出したものなんだろうなという思いが消えません。

実際に賠償請求される方からすれば、こんな提示で納得できるはずがないだろうと想像します。

なんでこんなことがまかり通っているのか・・・。

・・・失礼します。
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