※この記事は、
2月3日 原子力産業協会:1月の原発稼働率10.3%と発表【現在3基稼働中】
1月31日 原告1704人で玄海原発4基の運転差し止め提訴へ
1月25日【追記あり・内容起こし】小出裕章氏:伊達市9443人が年間10mSv超(うち33人は20mSv 超)、井戸謙一元裁判官と『原発裁判』@たね蒔きジャーナルなどに関連しています。

高浜原発3号機 定期検査で停止へ
NHKニュース 2月20日 4時5分 
福井県にある関西電力高浜原子力発電所3号機は、定期検査のため、原子炉を止める作業を20日夕方から始める予定です。
高浜原発3号機が止まると、関西電力の原発すべてが停止することになり、全国でも運転中の原発は54基中2基のみとなります

関西電力は、高浜原発3号機の定期検査に入るため、20日午後4時半ごろから原子炉の出力を下げる作業を始め、深夜に発電を止めたうえで、21日未明には原子炉を停止する予定です。
高浜原発3号機が止まると原発11基すべてが停止する関西電力は、来月23日まで去年より10%の節電をするよう家庭や企業に要請しています
また、全国では原発54基のうち52基が停止して、運転中のものは2基のみとなり、この2基も4月下旬までに止まることになっています。
一方、原発の運転再開を巡って、国の原子力安全・保安院は、関西電力の大飯原発3号機と4号機について、再開の判断の前提となる「ストレステスト」の「結果は妥当だ」とする最終評価を、今月13日、全国で初めてまとめています。
運転再開の是非は、政府が最終的に判断することになりますが、地元自治体の了解も必要です。
しかし、福井県などは「ストレステストの結果だけでは不十分だ」としているほか、東京電力福島第一原発の事故を踏まえた新たな安全基準を国に求めていて、国が地元にどのように示していくのかが問われています。
全国の原発の状況は、高浜原発3号機が停止したあと運転している原発2基は、
▽新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発6号機が、来月26日に定期検査に入るほか、
▽北海道にある北海道電力泊原発3号機も4月下旬に停止する予定です。
今後、運転を再開する原発がなければ、4月下旬に国内のすべての原発が止まることになります。
こうしたなか、電力会社によりますと、電力の供給量に対する使用率は、今月2日に各社でこの冬の最高を記録し、
▽四国電力で97%、
▽九州電力で96.7%、
▽関西電力で93%に上ったということです。
電力各社は、余った電力を互いに融通し合ったり、老朽化で止めていた火力発電所を再び動かしたりしていますが、火力発電所のトラブルも起きています。
一方で、運転の再開に向けた動きも進んでいます。
国の原子力安全・保安院は、福井県にある関西電力大飯原発3号機と4号機について「ストレステスト」の「結果は妥当」とする最終評価を原子力安全委員会に報告しています。
原子力安全委員会は、外部の専門家を含む会議を21日に初めて開き、保安院の評価が妥当かどうかの検証を始め、来月末までに検証を終えることにしています。
「ストレステスト」は、16基の結果が国に提出されていますが、政府が再開の是非を最終的に判断したり、地元自治体が了解したりしたケースはなく、運転再開の見通しはいずれも立っていません。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120220/k10013136341000.html


原発停止で水力稼働前倒し
2012年2月17日 00:05=2012/02/17付 西日本新聞朝刊=
 九州電力は16日、佐賀市富士町に建設した水力の嘉瀬川発電所(最大出力2800キロワット)の営業運転を開始した。当初予定は3月末だったが、管内の原発の全6基停止に伴う電力不足に対応するため1カ月半前倒しした
 同発電所はダム式で、国土交通省が建設中の嘉瀬川ダム(3月完成予定)に併設。有効落差は約70メートルで、最大毎秒5トンの水を利用して水車を回転させて発電する。最大出力2800キロワットは、九電が所有する141の水力発電所で、68番目の規模。稼働率は約70%を想定、年間の発電電力量は約1660万キロワット時を見込む。一般家庭約5千世帯の年間使用量に相当する。
 2008年7月に着工。今冬の厳しい需給状況を踏まえ、予定より1カ月半早い1月5日に試運転を始め、すでに送電していた。2月16日午前、水車や発電機など各種機器の試験を終え、営業運転に入った。建設費は非公表
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/287547


原発再稼働可否、意向反映を
'12/2/17 中国新聞
 中国電力島根原子力発電所の30キロ圏内にある出雲、雲南、安来市は15日、同原発の原子炉を稼働する際の島根県の事前了解に、3市の意向も反映させるよう県に申し入れた
 要望書では、県の事前了解に先立ち、3市への説明と意見照会を行うルールづくりを求めている。
 県と松江市が中電と結ぶ島根原発の安全協定では、原子炉の再稼働や増設の際に両自治体の事前了解を盛り込んでいる。しかし、3市に権限はなく、県を通じて島根原発の運転計画に意向を反映させる考えでいる。
 この日、長岡秀人・出雲市長、速水雄一・雲南市長、近藤宏樹・安来市長が県庁を訪れ、松尾秀孝副知事に要望書を手渡した。長岡市長は「県には、文書などによる照会で3市の意見を確認してほしい」と述べた。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201202170009.html

東海第2原発差し止め提訴へ 住民・弁護士ら、5月にも
2012/02/19 16:47 【共同通信】
 日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)は施設の老朽化が激しく、安全性に懸念があるとして、同県の住民や弁護士、東京の弁護士らが運転差し止めを求める訴訟を水戸地裁に起こすことが19日、分かった
 原告には常総生活協同組合(同県守谷市)の組合員らも加わり、100人近くに上る見通し。早ければ5月にも提訴する方針という。
 東京電力福島第1原発事故後、防災対策の重点地域は原発の半径8~10キロから約30キロ圏内に拡大。東海第2原発の30キロ圏内には県庁所在地の水戸市も含まれており、対象となる人口は全国最多の約94万人に上る。
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021901001444.html

福井の全原発運転差し止め求め提訴へ 県民ら約40人
2012年2月20日6時37分
 国内最多の原発15基(1基は廃炉中)がある福井県の住民らが、県内の原発の運転差し止めを求めて福井地裁に提訴する方針を決め、準備会をつくった。「従来の国の基準では原発の安全を保証できないことが、福島第一原発の事故で分かったため」としている。準備会の笠原一浩弁護士らによると、約40人が原告になる意向。電力事業者に運転中止を求めることを検討しており、3月中にも提訴したいという
 福島第一原発の事故後、全国の原発立地自治体や周辺の住民らが原発の運転差し止めを求める訴訟を起こしている。福井県の原発については、昨年8月、隣の滋賀県の住民らが、定期検査で停止中の7基の再稼働を認めない仮処分をするよう大津地裁に申し立てた。(山田理恵)
http://www.asahi.com/national/update/0219/OSK201202190044.html

このほうが一連の流れがわかりよいだろうと思い、一気に記事をご紹介させていただきました。

まず本日高浜3号機が定期検査に入り、残りは柏崎刈羽6号機と泊3号機の2基になります。
その中でやはり電力会社は節電を呼びかけており、私はその話に乗って節電をすることは良いことだと思います。お財布にもやさしいですし、無駄な電力を極力使わない、エアコンの設定温度を調整する、寒いなと思ったら1枚でも多く着込んでみるとか、気持ち次第でできる節電で十分だと思います。それで電気代が安くつくなら、私たちも嬉しいですし。
九州電力が新しく2800kw規模の水力発電を前倒しで営業しはじめたとありますので、また少し状況も変わるかなと思います。(しかし、建設費は非公表って・・・)

そんな中、やはり再稼働問題。
今月、来月と恐らくこの問題が主要なものになるはずです。
原子力安全協定を結べていない出雲、雲南、安来市は、意向を反映するよう県に要請したようです。もしもの時は、あれだけ広範な地域に影響が出ることが明白なのですから、当然のことと思います。立地地域や知事だけが判断することでは無いですね。

そして、東海第2と福井への運転差し止め訴訟のニュース。
今までの原子力政策の中、差し止め裁判で勝つのは非常に難しいということは、何度かご紹介していきましたが、福島事故以後の訴訟がどうなっていくのか、本当に注目しています。
原子力安全委員会の斑目委員長は、国会事故調で「現行の安全審査指針に瑕疵がある」ことを明確に認めています(2月15日【内容起こし】第4回国会事故調、斑目氏の発言部分「『SPEEDIが生きてたらば、もうちょっとうまく避難できた』というのは、全くの誤解」【前半】)し、立地審査も「甘々の評価をしてきた」(2月15日【内容起こし】第4回国会事故調、斑目氏の発言部分「立地指針も実は非常に甘々の評価で強引な計算をしている」【後半】)とも述べています。

そんな中での稼働差し止め訴訟の動きです。3.11以降も既に多くの差し止め訴訟の話がありました。
(ほかにもあると思いますが、
1月31日 原告1704人で玄海原発4基の運転差し止め提訴へ
11月9日 滋賀県住民ら40人:日本原電の敦賀原発1,2号機の再稼働差し止め仮処分申請を申し立てへ【老朽化と地殻変動で深刻な事故の可能性を指摘】
8月2日 原発立地県外168人が関電に7基を再稼動させないよう仮処分申請!
8月1日 北海道の主婦ら38人が国を訴訟:北電泊原発3号機の再稼動の件
7月17日 全国の弁護士90人あまりが『脱原発弁護団』結成、初会合「全ての原発を止めるまで闘い続ける」
6月16日全国弁護団が原発訴訟へ:福岡県糸島市も「脱原発」意見書可決

どうなるか、本当に注目しています。

失礼します。
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