※ この記事は、
2月4日 福島での狩猟者が30%減【大日本猟友会:野生鳥獣の汚染測定結果】に関連しています。

放射性セシウム:福島県川内村のミミズから検出
毎日新聞 2012年2月6日 2時30分(最終更新 2月6日 2時49分)
 東京電力福島第1原発から約20キロ離れた福島県川内村に生息するミミズから、1キロあたり約2万ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが、森林総合研究所(茨城県)の長谷川元洋主任研究員(土壌動物学)らの調査で分かった。ミミズは多くの野生動物が餌にしている。食物連鎖で他の生物の体内に次々と蓄積していく現象が起きている可能性も懸念される。3月17日から大津市で開かれる日本生態学会で発表する。
 昨年8月下旬~9月下旬、一部が警戒区域に指定された川内村、同県大玉村(同原発から60キロ)と只見町(同150キロ)の3町村の国有林で、40~100匹のミミズを採取した。
 その結果、川内村のミミズから1キロあたり約2万ベクレルの放射性セシウムが検出された。大玉村では同約1000ベクレル、只見町で同約290ベクレルだった。調査時の川内村の空間線量は毎時3.11マイクロシーベルト、大玉村で同0.33マイクロシーベルト、只見町で同0.12マイクロシーベルトで、線量が高い地点ほど放射性セシウムも高濃度になっていた
 一方、林野庁が昨年8~9月に実施した調査によると、川内村で土壌1平方メートルあたり約138万ベクレル、大玉村で約8万~12万ベクレル、只見町で約2万ベクレルあった。
 事故で放出された放射性物質の多くは落ち葉に付着している。落ち葉が分解されてできた有機物を、ミミズが餌とする土とともに取り込んだのが原因とみられる。【神保圭作】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120206k0000m040113000c.html

【Wikipediaより】
ミミズの働き
土壌改良
ミミズは土を食べ、そこに含まれる有機物や微生物、小動物を消化吸収した上で粒状の糞として排泄する
。それによって、土壌形成の上では、特に植物の生育に適した団粒構造の形成に大きな役割を果たしている。そのため、農業では一般に益虫として扱われ、土壌改良のために利用される。ただし、同じミミズとは言ってもシマミミズのように腐敗有機物を主食とするものと、フトミミズ類の多くのように腐植を含んだ土壌を主に摂食するものでは、土壌との関係も異なっているし、土壌の環境によって出現するミミズの種類も大きく異なってくる。また、ミミズは1日あたり体重の半分から同量程度の餌を摂取し、その糞が良質な肥料や土壌改良剤として利用できることから、積極的に生ごみ等の有機物をミミズの餌として与え、その糞を肥料として利用するミミズ堆肥化という手法がある。
進化論で有名なチャールズ・ダーウィンは、晩年、ミミズの研究もおこなっている。ミミズの土壌形成に果たす役割は人類社会において古くから知られていたが、それを最初に学術的に研究したのは彼であった[5]。最近では、このエピソードを紹介する子供のための絵本も出版された[6]。
ただし、ツリミミズ科のサクラミミズ Allobophora japonica のように、糞として排泄した土塊がイネの苗を覆って機械による稲刈りに支障を与えたり、ゴルフ場の芝生を汚損することから、害虫として扱われるものもある。また、北アメリカの北部では、ミミズの増加による森林地帯の土壌荒廃が問題となっている。即ち、北米大陸の高緯度地方では、1万年余り前まで氷床に覆われていたため、ミミズは分布しておらず、氷床が消失して回復した森林は、ミミズによる土壌変化が不要な形で形成されてきたが、近年、釣り客が捨てたミミズが増殖して土壌を荒らし、被害が出ている。

食物連鎖
動物界の食物連鎖の最下位に属し、鳥やモグラなどの小動物からイノシシのような大型のものまで、多くの動物の重要な食物として大きな役割を果たしている。

ミミズは、重金属や農薬などの薬剤に汚染された土壌に生息すると、それらの汚染物質を生物濃縮し、捕食した生物が中毒を起こす場合があるミミズ自身は、捕食者が死ぬような汚染濃度にも極めて強い耐性を示して生存し、毒ミミズ化することがある。このため、野生のミミズを捕まえて人間が食べる場合は注意を要する。また、このようなミミズを食べた鳥や魚の体内でさらに生物濃縮が進み、人間に害が及ぶこともある。
イギリスでは、この生物濃縮を逆に利用して、重金属に汚染された土壌の浄化を行っている

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%9F%E3%82%BA

まさか自分がミミズをWikipediaで調べることがあるとは想像していませんでした・・・。(実はうにょうにょ系、ものっすごく苦手で・・・)
ミミズが1kg・・・って想像するとちょっと気持ち悪くなっちゃうんですが、この数字凄まじいですよ。

8月下旬~9月下旬調査

空間線量

土壌汚染

ミミズ

川内村

3.11μSv/h

138万Bq/m2

20,000Bq/kg

大玉村

0.33μSv/h

8~12万Bq/m2

1000Bq/kg

只見町

0.12μSv/h

2万Bq/m2

290Bq/kg


上の記事を表にしましたが、環境汚染レベルとミミズの汚染度が比例していますね。
まさに毒ミミズ・・・。
生命力も強いですし、分裂して増えることもできますし、汚染に耐性があるということで、ミミズ自身は汚染されても生き延びることができるかもしれませんが、それを食べる鳥やモグラやイノシシや・・・。
食物連鎖においては、微生物よりも一段上くらいのクラスではないでしょうか。
これがどんどん上層へ引き継がれていき、どんどん循環していくのですね。
他のHPを見ると、モグラはミミズが大好物で、1日に50~60匹食べるということですが、モグラの捕食者であるきつねや蛇、猛禽類に引き継がれていくのでしょう。
生態系に及ぼすダメージというのは、どれほどになるのでしょうか。

【関連記事】
福島の放射性物質 米大学が調査
NHKニュース 2月4日 7時37分
東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質が、周辺に生息する生物にどのような影響を与えているのかについて調べるため、アメリカの大学の研究チームが、ことし5月から、福島県などで本格的な調査を始めることになりました
調査に当たるのは、アメリカ南部にあるサウスカロライナ大学のティモシー・ムソー教授の研究チームです。ムソー教授の研究チームは、チェルノブイリ原発事故で放出された放射性物質が、周辺地域に生息する鳥や虫、それに植物などの生物に、どのような影響を与えているのかを13年以上にわたり継続的に調べています。その結果、毎時1マイクロシーベルトから3マイクロシーベルトといった低い線量の地域でも、鳥や虫などの生物に個体数の減少や異常が見られたとしています。こうしたことから、研究チームは、福島第一原発の事故でも、鳥や虫などの生物を長期に渡って調査することで、低い線量の放射線の影響が分かるのではないかとみており、日本の研究者などの協力を得ながら、長期的に調査したいとしています。研究チームを率いるムソー教授は、調査に向けた準備のため、今月中旬から福島を訪れる予定で、「鳥などの生物は、世代交代のペースがヒトと比べて早く、放射線が遺伝に与える影響も調べることができる。ヒトへの影響を調べるうえでの手がかりになる」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120204/k10015775161000.html

失礼します。
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