※この記事は、
12月11日 【追記あり】ウクライナのステパノワ医学博士の講演@福島市【子供を守るために何をすべきか】
11月14日 福島県:36万人の18歳以下の甲状腺検査が川俣町からスタート・・・
10月14日 【内容起こしUP】菅谷松本市長『チェルノブイリから学ぶこと』講演会@福島【その①】
10月4日 【動画追記あり】福島の子供たち130人中10人に甲状腺機能に変化・・・に関連しています。

子ども26人に良性のしこり 甲状腺「事故の影響なし」
2012/01/25 19:58   【共同通信】
 東京電力福島第1原発事故を受け、18歳以下の子ども約36万人の甲状腺検査を進めている福島県は25日、専門家による検討委員会を開き、先行実施した避難区域の3765人のうち、26人に一定の大きさのしこりなどが見つかったが、全て良性だったとする結果をまとめた。検討委座長の山下俊一・福島県立医大副学長は「原発事故に伴う悪性の変化はみられない」としている。
 結果がまとまったのは、原発事故で警戒区域や計画的避難区域に指定された浪江町、飯舘村、川俣町山木屋地区の子どもで、超音波による画像診断の結果、3739人には異常が見つからなかった。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012501002019.html

ベラルーシでの甲状腺がん発生の推移ベラルーシからのグラフが分かりやすいので、再掲させていただきますが、これが甲状腺ガンの発生の推移です。
86年にチェルノブイリの事故があてから、およそ4年後あたりから、爆発的にガンの発症が増えています。

日本で同じことが起きるのか、起きないのか。

私だって、起きてほしくない、起きないでほしいと願っています。
しかし、そのためにはヨウ素剤すら飲めなくて防げなかったヨウ素の被曝だけではなく、子供たちが今もって空間線量の高いところで生活していたり、食品から守られていない政策の中、親御さんたちの手にかかっています。

もちろん感受性や個人差がありますから、同じ量の被ばくをしていても発症する子もいれば、そうでない子もいるでしょう。
はっきりいって、言葉は悪いですがロシアンルーレットです。

もし、発症してしまった時に、誰が責任を取れるでしょう。
今回の事故が原因だと誰が証明できるでしょう。

政府も山下先生も、さらさら認めるつもりはありませんよ。

誰も助けてはくれませんし、お子さんだけでなく親御さんの傷というものを想像すると、何としても子供だけは守りたいと思います。

私には子供は居ませんが、私が直接知らない子供たちでもやっぱり守りたいのですが、今のままでは方法が見つかりません。

どうか、親御さんにはお子さんのために最大限の努力をしてあげてほしいと思います。

失礼します。
にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ
にほんブログ村