※この記事は、
8月12日 【まとめ動画】東電会見:水漏れ発見続く汚染水処理装置と、海洋放出推定4750兆Bq・・・と制御棒の警報などに関連しています。

柏崎原発5号機の制御棒が動作不良 東電「安全性に問題なし」
新潟日報2012年1月20日
  東京電力は20日、運転中の柏崎刈羽原発5号機で19日夜、制御棒の動作確認試験中に1本が指示通りの挿入位置で止まらない動作不良を起こしたと発表した。原因は調査中だが、原子炉緊急停止(スクラム)機能に異常がないことを確認し、安全性に問題はないとしている
 東電によると、今回の試験対象は92本。制御棒の全長は約4メートルで、操作範囲約370センチのうち、約15センチまで挿入する試験だが、問題の制御棒は予定位置で止まらず、約168センチ進んだところで自然に止まった
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/31351.html


もんじゅに一時トラブル 制御棒駆動装置動かず
2012/01/20 19:49   【共同通信】
 日本原子力研究開発機構は20日、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で昨年末、制御棒を駆動させる装置2体が一時的に動かなくなるトラブルがあったと明らかにした。機構は20日までに正常に駆動することを確認、モーターなどに異常があったとみて原因を調べている。

 トラブルがあったのは「後備炉停止棒駆動機構」と呼ばれる制御棒を駆動させる装置の一つ。定期点検を済ませた1体を取り付けた後、昨年12月12日に確認作業をしたところ、制御棒が上がらなくなった。もう1体でも同様のトラブルが見つかった
 経済産業省原子力安全・保安院は原因と再発防止策を報告するよう指示した。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012001002350.html

制御棒だけは、本当に絶対に不具合があってはダメです。
制御棒の全てがアンダーコントロールされていないといけません。
チェルノブイリだって、制御棒のコントロールができなかったことで進行していったと知られています。核分裂時の中性子をコントロールするには、制御棒でコントロールするしかありません。
これは深刻ですよ。

制御棒のことが分からない方はこちらを。
概要 《Wikipediaより》
原子炉の出力制御のためには原子炉内の中性子数を調整して反応度を制御することが必要である。停止状態の原子炉には中性子を吸収(吸収断面積の高い)する制御材でできている制御棒が差し込まれており、核分裂反応に伴う中性子を吸収して臨界状態にならない様にしている。原子炉の起動時、制御棒を徐々に引き抜く事で炉内の中性子数を増加させ、臨界から定格出力になるまで反応を上げてゆく。緊急時には全て挿入され、原子炉を停止(原子炉スクラム)させる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%B6%E5%BE%A1%E6%A3%92

失礼します。
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