福島県、収穫米は全袋検査へ 放射性測定機器は全額補助
2012/01/05 12:12   【共同通信】
 福島県産米から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが相次いで検出されている問題で、福島県は5日までに、今年秋に収穫される米から、出荷前に全袋検査する態勢を整備する方針を固めた
 福島県では昨年10月、米の抽出検査を終え、佐藤雄平知事が安全宣言したが、その後、農家の依頼による検査で基準値超えが発覚。県は県産米への信頼回復には全袋検査が必要と判断した。
 県は、JAや流通業者が高精度で迅速に検査できる測定機器を導入する場合に全額補助する。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012010501000661.html

いわき市産ユズから基準値超え 出荷前に調査
2012/01/07 20:54   【共同通信】
 福島県は7日、いわき市で栽培されていたユズ1個から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える930ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県によると、出荷前に調査され、市場には流通していない。県はいわき市に出荷自粛を要請した。
 県内では昨年8月に福島市と南相馬市、12月に伊達市と桑折町が産地のユズから基準値を超えるセシウムが検出された。4市町には引き続き出荷自粛を要請している。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012010701001412.html

お米の全袋検査、非常に大変だとは思いますが、大賛成です。その検査をしたなら、それを表示してほしいと思います。そうすることでしか、福島産に対する不安感は消えません。
暫定基準値や4月に設定される基準はもちろんんこと、どの段階でどの測定器でどの数値が出たかを恐れずに表示してほしいと思います。
一方で、柚子からの930ベクレルの検出。
柚子は、大体5月頃に開花し、それ以降に実がなりますので、3月・4月の大量のフォールアウトの影響は受けていないはずです。しかし、これだけの数値。

やはり食品は全量検査しないことには、いつまでたってもこういったことの繰り返しになり、どんどん福島産が敬遠されてしまうというループになってしまいます。
Bochibochiはこの状況を『風評被害』だとは思いません。
検査体制を早急に確立しようとしない行政のせいで、生産者も消費者もお互いに被害を受けています。

福島産だけではなく、食に対する信頼を取り戻すための唯一の方法、それは全品検査し、ベクレル表示をする以外に道はありません。
事故からまもなく10か月。
一刻も早く検査体制を整えさせなければいけません。
そのためにも行政や政府にどんどん声を挙げていきましょう。

失礼します。
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