※この記事は、
12月14日 小出氏:政府の避難区域再編【20mSv以下はインフラ整備し順次解除!?】、滋賀県のSPEEDI使用要請を受け入れない文科省など@たねまき
10月20-22日 原子力安全委のEPZ見直しの各地の反応と、京都・滋賀が原子力安全協定を関電と締結へ
7月20日 鳥取県:自然エネルギー先進県を目指して―小規模発電への課題
などに関連しています。

鳥取、原発安全協定を締結 重点地域圏外で初
2011/12/25 11:53   【共同通信】
 鳥取県と同県米子、境港両市は25日、中国電力と、島根原発(松江市)をめぐる安全協定を締結した。県によると、原発から約8~10キロの国の防災対策の重点地域(EPZ)圏外で、安全協定を結ぶのは全国初。
 鳥取県と米子、境港両市は7月から、中国電力と協定締結に向けた協議を始め、両市を含む県側が提案した項目に対する中国電力の回答が11月下旬までに出そろった。県側は内容を検討した後、早期締結の方針を決めた。
 米子市の一部と境港市の全域は、島根原発から30キロ圏内。
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011122501001168.html

鳥取県HPより
鳥取県の危機管理
島根原子力発電所に係る鳥取県民の安全確保等に関する協定等

  3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所事故において、30キロ圏内に多大の被害を与え、今現在もその影響は続いています。

  島根県には、島根原子力発電所があり、30キロ圏内には米子市の一部及び境港市全域が入ります。万が一、今回と同規模の災害が発生した場合には、鳥取県にも甚大な影響が出てくることとなります。
 県民の安全確保及び環境の保全を図ることを目的として、5月から中国電力との安全協定締結に向け調整した結果、全国初の「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲(EPZ)」外での安全協定締結となりました。
【安全協定概要】
島根原子力発電所に係る鳥取県民の安全確保等に関する協定及び運営要綱の概要(PDF:129KB)
http://www.pref.tottori.lg.jp/176205.htm

島根原発:中国電力と鳥取県など原子力安全協定を締結
毎日新聞 2011年12月25日 20時20分(最終更新 12月25日 20時38分)
 鳥取県などは25日、中国電力島根原発(松江市)に関する原子力安全協定を中国電と締結した。県は協定に基づいて入手した情報を、関西広域連合に必要に応じて提供することを明らかにした。26日の同連合の会合で平井伸治知事が報告する予定。県によると、情報は関西広域連合広域防災局に提供する。
 鳥取県は、同原発から30キロ圏内に境港市全域と米子市の一部が含まれる。協定は、両市を含む4者で結ばれた。【田中将隆】
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111226k0000m040049000c.html

鳥取県、やりましたね。
全国でこの動きが加速していけばと思います。
再稼働についても、隣接県として意見できるようになるのですから・・・
【訂正】
申し訳ありません。Bochibochiはてっきり稼働に関して自治体が発言権を認められた内容かと思っておりましたが、「事前連絡」止まりでした。この場を借りて訂正し、お詫び申し上げます。

この原子力安全協定、非常に重要です。是非ご自身の自治体がどのように動かれているか、確認されてみてください。

失礼します。
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【参照記事】
鳥取「年内に協定締結を」 初協議、中国電力は慎重
産経ニュース 2011.7.5 21:50
 鳥取県と同県米子、境港両市は5日、島根原子力発電所(松江市)をめぐる安全協定の締結などを中国電力と話し合う第1回協議会を鳥取市内で開催、「年内には何らかの協定を結びたい」と要望した。中国電力側は「行程ありきでは進められない」と慎重姿勢に終始。今後は月1回のペースで開催する方針を確認した。
 協議会では双方が原発に関する安全対策の取り組みを説明。県は救急車や消防車が島根原発に入った際、中国電力が県に連絡することを協定書に盛り込むよう提案した。
 城平守朗県危機管理局長は協議会後、記者団に「相手があり分からないが、島根県や松江市の安全協定に準じたものの締結を目指す」と話した。境港市と米子市の一部は島根原発の30キロ圏内にあり、鳥取県は島根県と連携して、島根原発事故を想定した住民避難計画を作成している。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110705/trd11070519240016-n1.htm