※この記事は、
12月9日 原子力安全基盤機構:『ICが正常に動いていれば、メルトダウン回避』との解析結果を発表
10月26日 【動画・内容起こし】福島第一原発設計技師(田中三彦氏、渡辺敦雄氏、後藤政志氏):地震の揺れで機能喪失を指摘【その①】
9月12日 【文字起こしUP】後藤政志氏解説「東電黒塗り文書について」@CNIC
7月13日 後藤氏:ストレステストについて【ストレステスト・格納容器・緊急提言】@CNIC【その①】
6月24日後藤氏「1号機のベント『失敗』について」解説@CNIC
6月7日後藤氏:東電・保安院の報告書を解析@CNIC
5月31日後藤先生が水蒸気爆発のメカニズムについて解説@CNIC
5月27日後藤先生の解説:事故の進展と情報伝達@CNIC
5月24日後藤氏が東電データを解説@CNIC
【追記あり】5月23日参議院行政監視委員会のまとめ(小出氏・後藤氏・石橋氏・孫氏が参考人)などに関連しています。

3号機、運転員が冷却停止 水素爆発の前日、福島原発
2011/12/17 00:47   【共同通信】
 東京電力福島第1原発事故で、3号機が水素爆発を起こす前日の3月13日に、運転員が操作し原子炉を冷却する「高圧注水系」と呼ばれる装置を停止させていたことが16日、関係者への取材で分かった。政府の原発事故調査・検証委員会や東電も経緯を把握。事故調は26日に公表する中間報告書で言及するもようだ

 東電の事故調査報告書によると、3号機では3月11日に電源が断たれた後、原子炉隔離時冷却系(RCIC)を起動。12日午前11時36分に停止した後、約1時間後に高圧注水系(HPCI)が自動起動し、13日午前2時42分に停止した。
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011121601002401.html

原発幹部、非常用冷却装置作動と誤解 福島第一1号機
朝日新聞社 2011年12月18日3時0分
 東京電力福島第一原発の事故で最初に炉心溶融した1号機の冷却装置「非常用復水器」について、電源が失われると弁が閉じて機能しなくなる構造を原発幹部らが知らなかったことが、政府の事故調査・検証委員会(畑村洋太郎委員長)の調べで分かった。委員会は、機能していると思い込んでいた幹部らの認識不足を問題視している。また、その結果、炉心溶融を早めた可能性があるとみて調べている
 このほか3号機について、委員会は、緊急時に炉心を冷やすための注水装置を3月13日に停止させたことが事故拡大につながった可能性があるとみている。こうした点をまとめた中間報告を26日に公表する。
 非常用復水器は、外部電源や非常用発電機などの交流電源を使う通常のポンプを動かせなくなった時に炉心を冷やす手段。原子炉圧力容器内の蒸気を冷やして水に戻し、再び炉心に入れるのに使う。装置は2系統あり、水を満たしたタンク内に通した配管に蒸気を送る。直流電源(蓄電池)を失うと、操作不能になって外へ蒸気とともに放射性物質が漏れるのを防ぐため、蒸気を送る配管の弁のうち格納容器の内側の弁が自動的に閉じ、蒸気が通らなくなる設定になっていた。
http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY201112170568.html

後藤政志さんは、ずっとおっしゃっていました。
過酷事故というのは、単一的な事象だけではなく、それに多重要素が重なったて至ってしまうものだと。
何かどこかが壊れてしまって、それに対処できればそれでOKですが、同時多発的にエラーが出て、しかもそこにヒューマンエラーが重なって、どんどん進行してしまって食い止めることができなくなってしまう。

制御不能です。

今まさに、福島第一原子力発電所の1号機~3号機、さらに4号機の燃料プールというのは、制御不能状態です。

水を入れることができているから冷温停止状態で保てているなんて、原子力の専門家が見たら「???」なんじゃないですかね?

ヒューマンエラーは必ず起こると思っています。たとえどんなに精密にして工夫したとしても、やっぱり起こるときは起こると思います。

それをカバーできるように何重にも防護しているはずでも、こうして突破されてしまえば、言葉は悪いですが、虚しく感じてしまいます。

こんなものに頼らずとも、私たち日本人は十分にやっていけると信じています。

失礼します。
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